平成27年度 前期 生物基礎プリント NO.1(解答)

前期 生物基礎プリント NO.1(解答)
教 P.34 真核細胞の DNA はどこにあるのか?(学 P.38)
)といい,核をもつ細胞を(2 真核
生物体を構成する基本単位を(1 細胞
真核細胞の(3 DNA
)は,細胞の(4 核
(6 メチルグリーン
)の中の(5 染色体
)細胞という。
)にある。
)によって,DNA が含まれている核の部分が(7 青緑
) 色に染色される。
教 P.36,37 DNA はどのような物質からでき,どのような形をしているのか?(学 P.38,39)
1953 年,(8 ワトソン
)と(9 クリック
(10 二重らせん構造
)は,DNA が
)であることを提唱した。
右図は,DNA の構成単位である(11 ヌクレオチド
)の構造
の模式図を表している。
図の(ア)にあたる物質は(12 リン酸
),図の(ウ)に当たる物質は(14 塩基
は糖の(13 デオキシリボース
塩基には,(15 アデニン( A )
の(19 4
),図の(イ)にあたる物質
),(16 チミン( T )
),(17 グアニン( G )
)種類がある。
DNA の構造で,A,T,G,C の塩基の並び方を(20 塩基配列
)と(23 T
)が結合し,(24 G
)と(25 C
),(18 シトシン( C )
)性という。
)が結合する。
4 つの塩基の合計は,(26 100
) %である。また,結合している塩基どうしの割合は(27 等しい
(29 A + T + G + C
) = 100 %
ある試料から塩基の割合を調べ,A が(28 26
(30 A = T
) ,(31
よって (33 A + G
G=C
) = 50 %
)
)といい,これが遺伝情報となる。
DNA の塩基どうしは,結合する相手が決まっているという性質を(21 相補
(22 A
)である。
)。
) %である場合,
) より, (32 A + A + G + G
したがって G = (34 50% - A
) = (35 50% - 26%
T = (37 A ) = (38 26
)%, C = (39 G ) = (40 24
) = 100 %
)= (36 24
)%
)%
教 P.40 ゲノムとは何か?(学 P.42)
遺伝子(gene)という語に,全体を意味する(ome)を合わせた,遺伝子全体を意味する語は(41 ゲノム
)である。
教 P.42 メンデル(学 P.36)
(42 メンデル
)は,(43 エンドウ
)を使った長年の実験から,(44 遺伝
)の法則を発見した。
教 P.42 グリフィス
(45 グリフィス
)は,(46 肺炎双球菌
肺炎双球菌には,病原性がある(47 S
)を使って,マウスに感染させる実験を行った。
) 型菌と,病原性がない(48 R
[実験1]S 型菌を感染させると,マウスは(49 発病する
[実験2]R 型菌を感染させると,マウスは(50 発病しない
)。
) 型菌がある。
)。
[実験3]加熱殺菌した S 型菌を感染させると,マウスは(51 発病しない
)。
[結 論]加熱殺菌した(53 S
) 型菌に移入し,(55 R
[実験4]R 型菌と,加熱殺菌した S 型菌を混ぜたものを感染させると,マウスは(52 発病する
型菌が(56 S
) 型菌に残っていた熱に強い物質が,(54 R
) 型菌に(57 形質転換
)した。
この形質転換を起こす物質が,(58 遺伝物質
1
)である。
)。
)
教 P.42 エイブリー
(59 エイブリー
)は,肺炎双球菌の S 型菌の抽出物を分解酵素で処理したものを,R 型菌と混ぜて培養
する実験を行った。
)。
[実験1]S 型菌の抽出物を,DNA 分解酵素で処理すると,形質転換が(60 起こらなかった
[実験2]S 型菌の抽出物を,タンパク質分解酵素で処理すると,形質転換が(61 起こった
)。
[実験3]S 型菌の抽出物を,RNA 分解酵素で処理すると,形質転換が(62 起こった
[結 論]肺炎双球菌の形質転換を起こす物質が(63 DNA
)であり,(64 DNA
)。
)が形質発現にはたらく
遺伝物質である。
教 P.42 ハーシーとチェイス
(65 ハーシー
)と(66 チェイス
)は,(67 バクテリオファージ
)を(68 大腸菌
)に
感染させる実験を行った。
バクテリオファージは,(69 DNA
)と(70 タンパク質
)だけからなる(71 ウイルス
)である。
[実 験]放射性同位体を用いて,タンパク質と DNA を標識したバクテリオファージを大腸菌に感染させると,
大腸菌体内から放射性同位体を含んだ(72 DNA
放射性同位体を含んだ(73 DNA
)が検出された。また,増殖した子ファージから,
)が検出された。
[結 論]大腸菌体内から放射性同位体を含んだ DNA が検出されたことから,(74 DNA
)だけが大腸菌体
内に入る。
増殖した子ファージから,放射性同位体を含んだ DNA が検出されたことから,大腸菌体内に入った
(75 DNA
)が自己複製する。
大腸菌体内に入った(76 DNA
たことから,(78 DNA
)のはたらきで,子ファージの(77 タンパク質
)が形質の発現にはたらく,遺伝子の本体である。
2
)が合成され