エンタープライズICT総合誌月刊ビジネスコミューニケーション(Webサイトへ) 特集シームレス ICT ソリューションでお客さまの経営改革に貢献 ∼ＮＴＴコミュニケーションズ第二営業本部の支店における取り組み∼ お客さま事例① 東北支店／株式会社ジンコーポレーション様コールセンターと基幹システムの一部をクラウドへ移行し、高い柔軟性を確保美容脱毛サロンとして多くの若い女性の支持を集める「ミュゼプラチナム」を運営する株式会社ジンコーポレーション。同社は事業において重要な役割を担うコールセンターのシステム、そして基幹系システムの一部でクラウドの活用を進めている。同社のクラウド活用をサポートし、高い評価を得ているのが NTT コミュニケーションズだ。季節要員による需要の変動に対応するためクラウドを活用しているのが特徴だ。そのジンコーポレーションの IT 環境において、長お客さま主義を徹底し、適正価格で年の課題となっていたの安心感のあるサービスを提供するこは季節ごとに変動する需とで成長を続けている株式会社ジン要への対応だった。需要のコーポレーションを中核に、幅広い事大きい季節に合わせてシ業を展開しているのがジングループステムを選定すると、コスである。同グループは、不動産仲介業ト負担が大きくなる上、そや飲食店経営を行う株式会社ジンコれ以外の季節では無駄なミュニケーションズや、ミュゼプラリソースが生じることになる。さらソースの調整ができるクラウドサーチナムの海外出店と運営・管理を担に事業は年々成長を続けているたビスであれば、需要の増減に柔軟かつう株式会社ジンインターナショナルめ、翌年の需要を予測することも難迅速に対応できる。そこで選ばれたなど、各グループ企業が領域を越えてしい。のが、 NTTコミュニケーションズ（以株式会社ジンコーポレーション【左】戦略企画本部　開発部　部長　佐藤義博氏【右】コールセンター事業本部　コールセンター事業部コールセンター長　石島謙作氏連携し、トータルで顧客をサポートこうした背景から、同社はクラウド下、NTT Com）のクラウド型コールするためのネットワーク体制を構築サービスの利用を検討する。柔軟にリセンターサービスである「Arcstar Contact Center」と「Bizホスティン海外拠点・店舗グ Enterprise Cloud」である。クラウドの活用により席数の増減にも迅速に対応インターネット Arcstar Contact Center データセンター Bizホスティング BHEC Enterprise Cloud サロンの予約受付などを行うコールセンターは、同社にとって重要な経営資源であり、その活動を支える Arcstar Universal One PBX などのインフラにも高い信頼性が求められる。従来はオンプレミコールセンター（札幌）コールセンター（東京）図１クラウドサービス構成イメージ 40 スで構築したシステムを利用してい国内店舗たが、それでは事業の成長に追従できないと判断し、クラウドサービスビジネスコミュニケーション　2015 Vol.52 No.8 エンタープライズICT総合誌月刊ビジネスコミューニケーション(Webサイトへ) である Arcstar Contact Center の導問い合わせを増やしたり、入を決意した。サービスを導入後、事前のカウンセリングにかまだ半年だが、既にクラウドのメリかる時間を短くして全体のットを実感しているという。戦略企所要時間を短くするなど、画本部開発部の佐藤義博部長は「オお客さまにも現場スタッフンプレミスのシステムでは、PBX なにもメリットが出るようなどのハードウェアの移設、回線の手工夫をしていきたいです」配などに相応の日数を要します。しと展開を述べた。かし、今回、繁忙期の受付業務集中化を目的に、札幌のコールセンターの席数を増強し、他の業務を東京にシ株式会社ジンコーポレーション【左】コールセンター事業本部　コールセンター事業部ネットワークを一体的に提供されることのメリット部長　竹内香苗氏【右】戦略企画本部　開発部　開発課高野仁利氏ジンコーポレーションではコールセているのが、クラウドとデータセンンターシステムのクラウド化に加え、ターのサーバーを直結できる Biz ホコールセンター事業本部コール基幹系システムで必要となる開発環スティング Enterprise Cloud のコロセンター事業部の石島謙作コールセ境や検証環境のクラウド移行も進めケーション接続オプションだ。パフンター長は「やはり、Arcstar られている。そこで使われているのォーマンスが必要なデータベースを Contact Center に切り替えたことが Biz ホスティング Enterprise Cloud 物理サーバーで運用しつつ、そこにで、席数を急きょ増やしたい場合に、だ。このサービスのメリットについて、クラウド上のサーバーからアクセス数日で対応できることが大きいです戦略企画本部開発部開発課の高野する形にすれば、柔軟性と性能を両ね。またオペレーターを新たに採用仁利氏は「当社では他のクラウドサー立できる。「こういった使い分けがでした際には約 1 カ月のトレーニングビスも併用しています。それらと比較きる点も Biz ホスティング Enterprise を実施していますが、その期間だけしたときのBiz ホスティング Cloudのメリットだと考えています」教育用の環境を設けるなど、柔軟に Enterprise Cloud のメリットは、専用と佐藤部長は期待を寄せた。コールセンターの運用ができるよう線で直結されていて、ネットワークもジンコーポレーションは「世界でになったのも大きなメリットです。含めて提供されるという点です。トラいちばん、女性に親切なグループへ」さらに NTT Com には、私たちからブルが起きた際に、原因がネットワーをスローガンに掲げており、スタッの要望や相談に真摯に対応してもらクなのか、クラウドなのかといった問フに対しても働きやすい職場であるい、一緒にコールセンターシステム題の切り分けを行う必要がなく、一元ようにさまざまな取り組みを重ねてを作り上げている仲間だと感じてい的に対応してもらえるところが魅力でいる。それはコールセンターにも及ます」と評価した。す」と話す。んでおり、女性が働きやすいようにフトした際は、わずか数日で移管することができました」と語る。なおクラウド移行における今後のオペレーターが在宅でコールセンタ電話以外のチャネルでの対応も視野課題として、同社のデータベースのー業務を行える仕組みの構築も視野に入れていると話すのはコールセン大きさが挙げられた。さまざまな情に入れているとのこと。Arcstar ター事業本部コールセンター事業部報をデータベースに集約し、ビッグ Contact Center はこのような業務形の竹内香苗部長だ。「現在は電話メイデータとして事業に役立てている態にも対応しており、ほかにも多彩ンですが、チャネルを増やしモバイが、分析処理には高いパフォーマンなサービスラインナップを活かしつルへの対応をしていきたいと考えてスが要求されることから、単純なクつ、NTT Comはジンコーポレーショいます。お客さまの利便性を高めてラウド化は難しい。そこで期待されンのビジネスをサポートしていく。コールセンターの今後について、ビジネスコミュニケーション　2015 Vol.52 No.8 41