人権だより⑲ 人権週間だからこそ、考えてほしいこと

人権だより⑲
平成25年12月 市川市立下貝塚中学校
日本における平成25年度の人権啓発重点目標
みんなで築こう
~考えよう
人権の世紀
相手の気持ち
育てよう
思いやりの心
~
人権週間だからこそ、考えてほしいこと。
人権週間は12月4日から10日までです。
みんなが日ごろ、つい軽い気持ちでやってしまっている人権侵害の
例をあげてみました。下の項目について確認し、もし当てはまってし
まうことがあれば、明日からでも自分の行動を改めてほしいと思います。
みんなの力で、下貝塚中をもっと良い学校にしていきましょう。社会集団の雰囲気を作るのは
君たちなのですから。
① 人の身体的特徴をあだ名にしたり、呼んだりすること。(よくやっていませんか?)
② 人の秘密を他人に話すこと。(例えば、好きな人やテストの点をばらしてしまうなど)
③ うそのうわさを流すこと。(例えば、嫌いな人のうその話をすること。一歩間違えたら、
大変な犯罪になってしまいます。絶対にしないように)
④ 他人の話で盛り上がり、あざ笑うこと。
(Aってこんなことしたんだってよ、ばかじゃん?のように人をばかにする話のことです。)
⑤ 集団で他人のほうを見ながら指さしたり、にやにやしたり笑ったりすること。
⑥ 他人が嫌がることをやること。
(ちょっかいやいたずらをする、物を隠す、人のものを勝手に使う、人の失敗を笑うなど)
⑦ 授業中に私語をすること。(学習したい人や、先生に対する人権侵害です)
⑧ 人のメールアドレスを勝手に聞き出し、使用すること。
⑨ 他人になりすましてメールを送ること。
⑩ 掃除など係活動をさぼること。(他の人はやらない人の分まで負担していますよ)
⑪ キモイ、うざい、死ねという言葉を使うこと。
(このような悲しい言葉を使わずに、自分の気持ちを上手に伝えられるようになりましょう)
⑫ズボンおろしなどのいたずら。
⑬自分の下着が見えるほどの腰パン(人の下着など見たくない人がたくさんいます。)
⑭他人の過去のことをいつまでも話題にして笑ったりすること。(忘れたいのに…)
⑮学校の規則を守らず平気でいること。(守っている人たちは、見ると嫌な気持ちになります)
⑯作文や標語を考えるとき、ついネットで調べて真似してしまう。(盗作はだめです)
・・・などなど、本当にたくさんあります。人権侵害しないために大切なことは、『相手の立
場に立つ想像力』そして『相手を思いやる気持ちと行動』です。みんなでがんばりましょうね。
お知らせ12月中に、昨年度と同じように、人権標語づくりに取り組んでもらいたいと思いま
す。日本における人権上の課題が17あります。その課題の中から1つ選択し、その課題を解
決できるような標語を考えてくださいね。