9種の説明(PDF)

韓方9種ミックスパック30g
(座浴・入浴用)
よもぎ:よもぎとは、日本各地に自生する、タンポポと同じキク科の多年
よもぎ:
草であり、草もちなどに利用され、昔から親しまれています。また、食あ
たりや下痢止めなどの内用薬や、ケガをしたらよもぎの葉を揉んでつける
と治す外用薬と伝えられるなど、民間薬としても愛用されてきました。
漢方では「ガイヨウ」と呼ばれ、胃の調子を整えたり、鎮痛剤にも利用され
ています。よもぎ蒸しは、体を温めるので、血行促進、婦人科疾患の治療、
不妊症にも良い。外用として、抗菌、消炎、解熱作用あり、日焼け、にき
び、湿疹に効果がある。
益母草 (やくもくそう)
やくもくそう)/目弾き(
目弾き(めはじき)
めはじき):生薬名はヤクモソウ(益
母草)。おもに婦人薬として使われ、 瘀血を消して新血を作るので産前、
産後に使う。手足の冷え、経水不順による障害、目、精力減退、月経不順
に良い。益母草「やくもそう」は母の益になる薬草という意味です中国で
は古くから婦人薬として利用されてきたものです。ヨーロッパでも、この
近縁種をMother wort(母のための草)と呼び、同じように用います。
陳皮(
陳皮(チンピ):陳皮(チンピ)は、ミカンの成熟果実の皮を完全に乾燥さ
せたもので、芳香性があり気分をリラックスさせてくれます。陳皮を煎じ
て服用すると咳を伴う風邪症状緩和作用や芳香性健胃薬として食欲不振、
嘔吐、消化不良などを鎮める作用があります。また、陳皮を入浴剤として
利用すれば身体をポカポカと暖め、風邪予防、血行促進による肩こり、腰
痛、疲労回復に非常に効果があります。
側柏葉(そくはくよう)/
側柏葉(そくはくよう)/児の手柏(
児の手柏(このてがしわ)
このてがしわ):このてがしわ(児の
手柏)は、小枝がよく分岐し、小児の掌(てのひら)を立てたように並ぶ
ことから由来するヒノキ科の常緑小高木。おもに側柏葉(そくはくよう)
と言われる若枝を含む葉を用いる。吐血、鼻血、血便、血尿、などの出血
症状に用いられる代表的な止血薬です。止血作用は新鮮な生の葉のほうが
効果があるされています。民間では高血圧には葉を煎じて健康茶として愛
飲されてきました。種子は柏子仁(はくしじん)といって滋養強壮、鎮静
の目的で使用されています。
桑の葉:桑の葉は日本各地に自生するクワ科の落葉樹です。蚕のエサとし
桑の葉:
て古くから使われてきました。桑は葉だけなく、桑の枝や根の皮、桑の実
などが漢方薬として古くから使われてきました。桑の葉の効果・効能は糖
尿病の予防・改善、食後の血糖値上昇の抑制作用、高血圧の改善、中性脂
肪値を下げる、コレステロール値を下げる、腸内環境を整え便秘を改善す
る、肝臓および腎臓機能の改善などさまざまです。最近では桑の葉が持つ
ダイエット効果も注目されています。
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韓方9種ミックスパック30g
(座浴・入浴用)
タンポポ:タンポポはキク科の多年草植物です。タンポポは雑草と思われ
タンポポ:
がちですが、実はとても利用価値の高い耐寒性のハーブです。キク科の植
物はいずれも滋養が高いことで有名ですが、中国では古くから漢方薬とし
て用いられています。また、西洋では解毒作用があるとして、タンポポの
サラダを食べたり、コーヒーの代用として薬用に飲まれています。肝機能
改善に民間薬としても使われています。特にタンポポは、女性に効用の高
い薬草で、「女性の神薬」や「母の薬」とも言われ、出産後の催乳促進や
体力回復、婦人病予防のために古くから使われていました。
山梔子(
山梔子(サンシシ)
サンシシ):山梔子(サンシシ)、クチナシは、アカネ科の常緑低
木です。果実の粉末を使って、ねんざ、腰痛、肩こり、打ち身などの患部
に塗って民間薬としても用いられてきました。内服として使用すると、胆
汁の分泌を促進する作用と血液中の胆汁量を調整する作用があり、胆のう
炎や黄疸に効果が期待できます。サンシシの香りと色には、お風呂のリラ
ックス効果を高める作用があります。その高いリラックス効果もたらす鎮
静作用が、肌荒れの原因となるストレスの解消に大きな力となり、副交感
神経を刺激して肌の回復力を高めます。
当帰(
当帰(トウキ)
トウキ):山地に自生し、または栽培される多年草、セリ科トウキの根。
中国医学では、血液を補充する、血行を良くする、気の流れを調える、痛
みを抑える、腸を滑らかにするなどの作用があるとされています。近年の
研究では、赤血球の生成を促進し、心筋の貧血を解消し、末梢の血管を拡
張させる働きや、コレステロール値を下げたり、免疫能力を高める、肝機
能の保護や肝細胞の再生・回復を促進させるなどの作用があることが証明
されています。
桂皮(ケイヒ):シナモン・肉桂・ニッキとも呼ばれる熱帯に生育するク
桂皮(ケイヒ):
スノキ科の常緑樹です。漢方薬や、樹皮がスパイスとして料理やお菓子な
どに利用されています。古くより体を温める効果があると言われています。
桂皮は、中枢神経系の興奮を鎮静し、水分代謝を調節し体表の毒を去りこ
れを和解する作用がある為、頭痛・発熱・のぼせ・感冒・身体疼痛などに
応用する。また、桂皮(ケイヒ)は、鎮静、鎮痛、抗菌、血圧降下、覚醒、
胆汁分泌促進、抗ストレス、糖尿病・高血糖の人の血糖値を下げる効能の
ほか、最近は毛細血管の老化防止への効能が期待されている生薬です。
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