平成26年度第4号 - 日本音楽高等学校

日本音楽高等学校
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平成 26 年度 第4号(通算 54 号)
普通科幼児教育コース通信
生徒の作文から
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2月6日(土)に併設の幼稚園において「お遊戯会」が開催されました。2年幼児教育コースは
そのお手伝いとして様々な仕事を手伝う事が出来ました。今回は生徒の作文から、この行事を通し
て生徒が学んだ事を伝えたいと思います。
「お遊戯会のお手伝いを終えて」2年幼児教育コース
S・R
今回、お遊戯会のお手伝いをすることが出来て良かったです。通常の(週1回の授業でやってい
る)実習とは違い、子どもとあまり関わる事は出来なかったけれど、楽しくお手伝いをすることが
出来ました。私は、(会場となった)大ホールの上で席案内をする係りだったので、保護者の方と
関わることが多く、今までに無い緊張感がありました。普段、しっかりとした言葉を使えていなか
ったので、保護者の方に失礼のない対応ができるか心配だったけれど、しっかり対応することが出
来ました。
今回のお手伝いを終えて、言葉づかいをしっかりすることが大切だと思いました。これから三年
生になり、面接などがあるので、気をつけていきたいと思いました。
園児のお遊戯を見ることが出来たし、通常の実習では学ぶことの出来ないことまで学べて良かっ
たです。
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行事の写真から
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12 月8日(月)は品川区の児童館におけるクリスマス会を3年幼児教育コースが企画・運営し
ました。また 12 月9日(火)には併設の幼稚園・保育園において半日保育実習が実施されました。
また 12 月 13 日(土)は1・2年生が進路ガイダンスを通して自分の進路について真剣に考えまし
た。写真を通して生徒が高校生活を送る様子を紹介します。
3幼 児童館でのクリスマス会(12 月)
3幼 児童館でのクリスマス会(12 月)
3幼 児童館での保育実習 (11 月)
3幼 児童館での保育実習 (11 月)
半日保育実習(12 月)
半日保育実習(12 月)
1・2幼 進路ガイダンス(12 月)
1・2幼 進路ガイダンス(12 月)
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12
行事のご案内
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20 土 終業式。保護者会。
21 日 冬季休業(始まり)
7
水 冬季休業(終わり)
8
木 始業式(1時間目)。授業開始(2時間目)
10 土 生徒会選挙
1
16 金 漢字検定〔1年生〕
21 水 入試の準備(5・6時間目)
22 木 推薦入試(生徒は自宅学習)
23 金 英語検定〔1・2年生〕
2
卒業考査(1日目
2
月
3
火 卒業考査(2日目)〔3年生〕
4
水 卒業考査(3日目)〔3年生〕
5
木 卒業考査(4日目)〔3年生〕
6
金 漢字検定〔2年生〕
7
土 パネルシアターの特別授業〔1・2年生〕
9
月 答案返却〔3年生〕。入試準備〔3年生は午前、1・2年生は午後〕
)〔3年生〕
10 火 入試(生徒は自宅学習)
14 土 総合レポート発表会
16 月 修学旅行の内科検診(6時間目)〔2年生〕
23 月 学年末考査(1日目)〔1・2年生〕
24 火 学年末考査(2日目)〔1・2年生〕
25 水 学年末考査(3日目)〔1・2年生〕
26 木 学年末考査(4日目)〔1・2年生〕
27 金 卒業公演リハーサル〔3年生〕
28 土 卒業公演
3
5
木 卒業式予行〔3年生〕
6
金 卒業式全体予行
7
土 卒業式
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学校行事の関係で予定が変更になる場合もありますので、ご注意下さい。
総合レポート発表会と卒業公演は公開行事ですので、是非ご覧になって下さい。
有明教育芸術短期大学のオープンキャンパスに関する詳細は、短大のホームページ
http://www.ariake.ac.jp/をご覧下さい。
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「きょう」の一言
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「私には二つの選択肢がありました。一つは何も言わずに、殺されるの
を待つこと。二つ目は声を上げ、そして殺されること。私は二つ目を選び
ました。」
マララ=ユスフザイ
2014 年に史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ=ユスフザイさ
んは17歳、日本なら高校2年生です。2007 年から、パキスタンで武装勢
力が 400 以上の学校を破壊し、女子が教育を受ける事は「権利」から「犯
罪」になりました。学校の破壊を批判し女性が教育を受ける権利を実名で訴えたマララさんは、
2012 年にテロリストに通学途中のバスの中で銃撃されましたが、何とか一命を取り止めました。
しかしその後も変わらぬ姿勢を貫く姿に世界中の人々が感銘を受けたのです。
日本に暮らす私達にとって教育を受けるのは当たり前です。しかしそうでは無い子ども達が
世界には未だいます。そういう子どものために、自分達が出来る事は何でしょうか?
※ 画像はウィキペディアから拝借しました。
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編集後記
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幼児教育コースの5期生がユニセフの
募金を始めてから7年になります。政治
経済の授業中に世界の子ども達の置かれ
ている境遇を知った生徒達が「何か出来
る事は無いか?」と考えて、学園祭での
募金が行われました。9期生の時にはこ
の募金が学園祭のイベント部門で1位の
表彰をされ、今は 12 期生がこの伝統を
引き継いでいます。
幼児教育コースは勿論「幼児」を大切
にするコースです。しかし同時に「教育」
も大切にしなければなりません。子ども
達が教育を受けられる権利を守るのは当
然の事として、自分達自身が受ける教育
をも大切にして欲しいと思います。
〔編集担当:塚本〕