宮城全共だより宮城全共だより

宮城全共だより
7月発
2015
［発行］第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会
全共宮城大会
マスコットキャラクター
Vol. 8
うしまさむね
「牛政宗」
感謝
美味
と
しさ
第11回全国和牛能力共進会宮城大会
マスコットキャラクターが決定しました!!
大会のシンボルとなるマスコットキャラクターのデザイン募集には、532作品の応募があり、審査
の結果、最優秀賞１点、優秀賞３点を決定しました。受賞者には、平成27年５月11日（月）に県庁で表
彰式を行い実行委員会会長の若生宮城県副知事から賞状と仙台牛１㎏及び賞金が手渡されました。
また、デザイン決定に伴い行った名称の募集には1,442点の応募があり、実行委員等の投票による
選定を経て名称が牛政宗（うしまさむね）に決定しました。マスコットキャラクターデザイン
いしい
ひろのり
最優秀賞仙台市石井宏紀さん
名称
「牛政宗（うしまさむね）」
です。
マスコットキャラクターの
うしまさむね
﹁牛政宗﹂
よろしくお願いします！
いしいひろのり
石井宏紀さん（左）と若生会長（右）
平成27年度通常総会を開催しました
平成27年７月13日（月）に仙台市内において通常
総会を開催しました。
冒頭、実行委員会会長の若生宮城県副知事から各
委員の皆様に対しまして、日頃の御支援・御協力に対
する御礼を含めた挨拶がありました。その後の議事
では、平成26年度の実績報告及び収支決算、平成27
年度の事業計画及び収支予算等が協議され、全議案
が原案のとおり承認されました。
平成27年度は、大会会場の実施設計や交通輸送、
催事等の計画検討・策定を進めるほか、決定したマス
コットキャラクターを活用した積極的な広報宣伝活
動に加え、大会の気運醸成を図るための決起集会の
開催等、平成29年９月に向け、その準備を加速させ
てまいりますので、引き続きの御支援・御協力、よろ
しくお願い申し上げます。
また、総会後には研修会が開催され、公益社団法人
全国和牛登録協会の向井文雄会長理事から「和牛改
良に果たす全共の役割」と題し御講演をいただき、参
加者一同、大会の意義を改めて認識し、その決意を新
たにしました。
総会で挨拶をする若生会長
第11回全国和牛能力共進会決起大会の
開催について
▶日
時
平成
27 年 9 月 7 日（月）
▶場
所
夢メッセみやぎ
▶内
容和牛生産者や関係機関等が一堂に会し、
大会への熱意や出品対策への決意を力強く宣言
と
し、今後大会成功・獲るぞ！全共日本一に邁進
していく契機とするもの。
詳細が調整され次第、関係者の皆様には、御案内を申し上げますので、
積極的に御参加をいただきますようお願い申し上げます。
５年に１度の和牛日本一決定戦
行
2015 7月発行
宮城全共だより
「肉牛の部」出品に向けた取り組みについて
全共宮城大会の最終比較審査には、全国から種牛の部へ334頭、肉牛の部へ183頭のあわせて
517頭が出品されます。このうち、宮城県は種牛20頭、肉牛８頭の合計28頭を出品することになり
ました。肉牛８頭の内訳は、第７区（総合評価群）３頭、第８区（若雄後代検定牛群）３頭及び第９区
（去勢肥育牛）２頭です。
肉牛の部は、
「効率的な和牛肉生産の観点から、早期に仕上がる産肉能力の改良を目指し、遺伝的
能力と肥育技術を実証展示する。」ことをねらいの一つとしています。このため、実行委員会では、
「生後月齢24ヶ月未満」という出品条件で日本一を獲得するために、平成25年12月に７ヶ月齢の子
牛を18農場に引き渡し、早期肥育試験を開始して管理技術の向上に取り組んでいます。
表．24ヶ月早期肥育試験（第１回）の枝肉成績均値
枝肉ロース芯
重量断面積バラ厚
（頭）（㎏）（㎠）（㎝）
種雄牛頭数
写真．早期肥育試験調査会出品牛（安平勝産子，No.11）
BMS
MUFA
予測値
（％）
安平勝
29
444.7
54.5
8.5
6.8
62.1
忠勝美
17
492.8
64.1
9.1
6.1
61.4
合計
46
462.5
58.1
8.7
6.5
61.8
※長崎
175
447.3
58.3
8.5
6.7
−
※長崎：第10回全共長崎大会における全出品牛175頭の平均値
試験期間中は、約２ヶ月に１回のペースで、全農みやぎ、NOSAI宮城、JA全農北日本くみあい飼料
株式会社、各JA、県関係機関及び実行委員会事務局が一体となって巡回し、体尺測定、給与飼料調査、
超音波肉質推定や血液性状分析などを実施してきました。
この度、第１回の肥育試験が終了し、５月19日に46頭による枝肉調査会を開催したので、その結
果を紹介します（表）。安平勝産子29頭と忠勝美産子17頭を試験牛として実施したところ、枝肉重量
の平均値は462.5㎏と長崎大会出品牛の平均値447.3㎏を上回る結果となりました。また、種雄牛別
では、忠勝美が枝肉重量及びロース芯断面積で優れた成績を示し、一方の安平勝はＢＭＳが優れ、本
試験で最高のNo.11を記録しました（写真）。
現在は、好平茂産子55頭による第２回試験をすでに開始しており、来年９月のプレ全共を目標と
して、第１回試験の課題解決に取り組んでいます。さらに、肉牛の部の出品候補牛取得のため、昨年
11月から好平茂、勝洋及び好福久の指定交配を行い、本年９月にはあわせて雄子牛110頭の生産を
見込んでいます。
今後は、出品候補牛の育成及び肥育マニュアルを作成し、来年４月の出品候補牛の引渡しに向けた
準備を進めていきます。
全共宮城大会に向けて、生産者をはじめ、畜産関係者及び関係団体など、多くの方々の御協力によ
り、今後も出品対策に取り組んでまいります。
編集
後記
４月から第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局に出向となり、早いもので４か月になりまし
た。窓越しにふと外を見れば、青葉が生い茂り時々蝉の鳴き声が聞こえてきます。季節はもう夏ですね。初
めは不慣れな事ばかりで何をしたらよいのか全然わかりませんでしたが、みなさんの御協力を得ながら何と
か今日までやって来ました。総会において大会マスコットキャラクターの名称が決定したので、これから「牛政宗
（うしまさむね）」くんと共に二人三脚で積極的に色々なイベントに参加し、全共宮城大会を盛り上げるためＰＲし
て行きたいと思いますので、応援よろしくお願いします。（広報担当 P.N. 仙台牛太郎）
第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町三丁目1-6（宮城県本町第3分庁舎2階）
TEL：022-714-2982 FAX：022-714-2985 ホームページ：http://www.pref.miyagi.jp/site/nourinsui/miyagi-zenkyou.html
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