全共だより

平成 26 年 3 月号
全共だより
第11回全国和牛能力共進会
Vol.5
宮城県実行委員会事務局発行
開
開 催
催 テ
テ ー
ー マ
マ 決
決 定
定 !
!
【開催テーマ】
第 11 回全国和牛能力共進会の開催テーマについて,主催団体である公益社団法人全国和牛登録
協会が公募し,この度正式に決定されました。
このテーマには,以下の3つの想いが込められています。
宮城県実行委員会は,開催テーマの実現と大会の成功に向け,準備を進めていきます。
■“和牛維新”の達成を目指す
生産効率の向上と繁殖能力の改良を
一層推し進める
■和牛の魅力を伝える
後継者確保によって生産基盤を
拡充し,地域振興につなげる
■和牛が未来を拓く
日本農業と食文化を牽引する
第
第1
11
1回
回全
全共
共宮
宮城
城大
大会
会へ
への
の取
取り
り組
組み
み
第3回基本計画策定部会(平成 26 年 2 月)
基本計画策定部会は,各関係機関から選出された会員 21 名で構成し,第
11 回全共宮城大会の骨子となる基本方針や大会コンセプト,会場計画・催
事計画・運営計画の内容について協議を行っています。
基本方針(案)としては,①宮城県の和牛振興による「仙台牛」ブランド力向上,
②「食材王国みやぎ」や観光地など宮城県の魅力をPR,③東日本大震災からの
復興と支援への感謝 を3つの柱として検討しています。
今後はさらに協議を重ね,7月に開催予定の平成 26 年度宮城県実行委員
会総会に提案します。
出品対策部会は,第 11 回全共宮城大会「肉牛の部」の出品区においても,首席を獲得することを出品目標としており,出
品条件である 24 ヵ月未満で肥育を完了する早期肥育技術を確立するため,平成 28 年度までに肥育試験を2回実施すること
としています。
第1回目の肥育試験は昨年 12 月から開始しており,基幹種雄牛「安平勝」号と「忠勝美」号を父にもつ去勢産子 49 頭を
用いて,県内 18 戸の肥育農家で実施しています。
試験期間中は,定期的な体重測定や血液成分等の調査を行い,設定した肥育マニュアル通りの増体や,ビタミンコントロー
ルがなされているかなどについて巡回指導を実施しています。
また,これからは,超音波肉質診断装置を用いた生体での肉質画像解析や,おいしさ評価(オレイン酸等)を向上させる飼
料給与試験等を実施する予定です。
第1回早期肥育試験牛の引渡(平成 25 年 12 月)
巡回調査(平成 26 年2月)
平
平成
成2
25
5年
年度
度和
和牛
牛改
改良
良の
のつ
つど
どい
い
第 11 回全国和牛能力共進会の開催県として首
席を獲得するため,県内和牛改良組合相互の連携
を深め,和牛改良増殖に関する知識の向上と組合
の組織強化並びに活性化を図ることを目的に,平
成 26 年 2 月 3 日(月)~4 日(火)
,
「平成 25
年度和牛改良のつどい」が開催されました。
主催:公益社団法人 全国和牛登録協会宮城県支部
(共催)宮 城 県 和 牛 改 良 組 合 協 議 会
当日は,県内各和牛改良組合や女性部,関係
機関などから多くの生産者や畜産関係者が参加
しました。
研修会では,全共の主催団体である公益社団法
人全国和牛登録協会から穴田事務局長と,過去の
全共で内閣総理大臣賞を受賞した岐阜県から飛騨
牛改良協議会の山村会長が講師として招かれ,ご
講演をいただきました。
また,つどいの後半には,
「第 11 回全国和牛
能力共進会宮城大会 日本一をめざして」と題し,
大会の概要説明や調教管理マニュアルのビデオ
上映が行われた他,大会にかける熱い想いを,
各組合や関係機関を代表して 6 名の方々が,力
強く発表しました。
丸森町和牛改良組合
組合長 板橋勇 氏
志波姫和牛改良組合
女性部 高橋美智江 氏
中田町和牛改良組合
船島一芳 氏
支部長挨拶
公益社団法人全国和牛登録協会
宮城県支部長 菊地 潔 氏
研修会には250名を超える
多くの生産者や畜産関係者が
参加されました。
講師
公益社団法人全国和牛登録協会
事務局長 穴 田 勝 人 氏
講師
飛騨牛改良協議会
会長 山村勇人 氏
みどりの農協畜産課 宮城県農林水産部
杉澤昭浩 氏
畜産課長 菊田正信 氏
全農宮城県本部畜産部
川名政路 氏
出
出 品
品 対
対 策
策 ス
ス ケ
ケ ジ
ジ ュ
ュ ー
ー ル
ル(
(案
案)
)
平成 29 年9月7日開催の第 11 回全共宮城大会に向け,交配雌牛の選定や,出品区分の生後月
齢・生年月日に合わせた適正な種付け時期の策定など,今後,出品牛を生産するためには1年1年
が勝負になります。
強力な地域の支援体制で大会に挑むためにも,皆様のご協力をお願いします。
H24~H25
H26
H27
H28
・優良雌牛保留推進
・育種価推進
・指定交配基準の決定
・交配雌牛調査リストアップ
・分娩状況確認
・育種価再確認
・現地確認調査
・交配依頼推進
・種付け開始
・種付け終了
・受胎確認
・分娩確認
・育成指導巡回
H29
・産子調査,育成指導巡回
・肥育農家引渡(7ヵ月齢),巡回調査
(血液成分調査,アイミート,体重測定)
・巡回調査
・出品候補牛選定,調教開始
・出品牛選考
第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局
〒980-8570 宮城県仙台市青葉区本町3丁目8-1
(宮城県農林水産部畜産課生産振興班内)
TEL022-211-2853 FAX022-211-2859 e-mail アドレス:[email protected]