知って安心、受けて得する電気安全セミナー青森県立弘前工業高等学校電気科2年生のみなさん弘前事業所 ●弘前市の概要青森県弘前市は人口18万9千人で、青森県の西側に位置し、津軽藩の城下町として発展し、みちのくの小京都と呼ばれています。春の弘前公園桜祭りと夏のネプタ祭りが全国的に有名な観光都市で、四季折々の自然に恵まれ津軽りんごの名産地としても有名です。また、弘前市は国立大学法人弘前大学を中 ▲受講生徒心とした学園都市としても名を馳せています。弘前工業高等学校は創立98年の歴史ある学校で、弘前公園西側に位置し岩木山を望む風景の美しい場所に在ります。セミナーは当協会弘前事業所が、将来の電気業界を担う人材として期待される電気科2年生を対象に、特別非常勤講師として毎年行っているものです。 ●セミナーの内容今回は、「弘前工業高等学校の受電設備と保守について」と題したテーマで行いました。弘前工業高等学校で使用している電気が何処から来て、どのようにして学校の設備へ供給されているかを構内配置図と単線結線図により説明しました。次に高圧受電設備機器と低圧配電設備機器を画像で見ていただき、機器の役割と機能について、生徒さんからの授業で習っている内容に関係した質問に答えながら説明しました。次に、保安協会がどのように点検しているか、また、どの様な危険があるかなど実施している点検手法を、機器や設備毎に説明しました。 ▲講師弘前事業所長木明徳治 ●セミナー後今回、受講された弘前工業高等学校電気科2年生34名の生徒さん一人ひとりの感想文が一冊の小冊子に纏められ発行されました。「学校内の需要設備を配線図や写真で説明していただき、大変ためになりました」と感想が多く寄せられました。 8 電気と保安