「 ちづくり総合計画」 ま 「 ち・ひと・しごと創生総合戦略」 ま を策定しています ~将来にわたって持続可能な自主・自立のまちづくりのために~ 知内町ではこれまで「笑顔輝く躍動の舞台」をまちづくりのスローガンに掲げ、基幹産業である農林水産業をは じめとして、木材加工や水産加工、建設業や発電所関連事業所、介護福祉など多様な職種に従事する方々がまちづ くりを支えてこられました。 しかし昨今、日本創生会議が打ち出した人口の東京一極集中による「地方消滅」が大きな話題となる中、知内町 でも若年層の転出超過による人口減少と少子高齢化が急速に進み、町民の方々が将来に夢と希望を持って暮らし続 けることができるための新たな施策や事業を打ち出す必要に迫られています。 このため、町では現在平成28年度を始期とする10年間の「第6次知内町まちづくり総合計画」と、平成31年ま での「知内町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定を進めています。まちづくり総合計画は、長期的・計画的 に行政を進めるための指針として最も尊重すべき計画で、町民や町内の各種団体等の活動指針としても位置づけら れるもので、国や道など関係機関に対しても計画の実現に向けて協力を求めていくものです。一方「知内町まち・ ひと・しごと創生総合戦略」は、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口減少に歯止めをかけることや、地域で住 みよい環境を確保して、将来にわたって持続可能な自主・自立のまちを維持していくために必要な施策を総合的か つ集中的に実施するもので、今年度中の策定を国から求められています。 これらの計画策定に向け、関係行政委員会、各種団体、学識経験者、公募委員などの30名の委員により審議会 等を構成し、これまでに2回の審議会等を開催するとともに、各専門委員会で具体の施策の検討を進めています。 また、皆様の多様なご意見を計画に反映させるため、各地区で開催する「まちづくり懇談会」の場などを通じて ご意見をうかがい、町民が豊かな暮らしを享受し、持続可能なまちづくりを目指すこととしています。 今後、引き続き審議会や専門委員会等を開催して来年2月を目途に計画素案を策定し、「まちづくり総合計画」 は議会の議決によって正式に決定されます。 総合計画と地方版総合戦略との関係 会 長 藤谷 利弘氏(知内町社会福祉協議会会長) 副会長 松崎 光一氏(新函館農業協同組合知内基幹支店支店長) ◆審議会役員◆ ・基盤整備専門委員会委員長 臼井 哲也氏(信知会会長) ・社会開発専門委員会委員長 嶋内 純一氏(民生委員協議会会長) ・産業振興専門委員会委員長 岡田 敬司氏(知内商工会副会長) ・行財政専門委員会委員長 西山 大太郎氏(町内会連合会会長) Shiriuchi Public Relations 2015-10 2 計画策定に向け町民の皆様のご意見をお聞きするため、無作為で抽出された町民の皆様に対してアンケー ト調査を実施しました。 まちづくりに関する意見・アイディア(主なご意見) 【全般に関して】 ・各町内会で町づくり会議を開催し、世代間の意見交 流を促進すべきでは ・高齢者の特技を活かした有償ボランティア、人材バ ンクを導入しては? ・町のPR活動の強化、空屋利活用を促進すべき ・転入した子育て世帯へのサポート体制を充実して欲 しい ・中度介護度の方が入居できる施設の整備やヘルパー を充実して欲しい ・現在住んでいる人を大切にし、町民の満足度を高め アピールしていくことも重要では? ・6次産業化を見据え、加工・販売に携わる人材の育成 ・中心部以外にも目を向けたまちづくりが必要 人 口 ビ ジ ョ ン 若年層転出超過グラフ 3 広報しりうち 平成 27 年 10 月号 【人口減少対策(移住・定住アンケート) 】 ・IT企業の誘致(サテライトオフィス)や保養所の 誘致、スマートシティ計画を検討すべき ・都会人の第2の人生としての居住地とすることはで きないか? ・自然環境や地域資源の情報を発信すべき 【将来のしりうち(高校生アンケート) 】 ・活気のあるまち、平和なまち、町民を大切にするまち、 施設が充実したまち ・若者が増え働く場所がある、人が多くなればいい ・若者から老人まで安心して暮らせるまち、町民を大 切にするまち
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