尿管ステレ ト に係る添付文書の改訂指示等について

薬食安発 第 1006002号
薬食機 発第 1006002号
平 成 20年 10月 6日
各都道府県衛生主管部
(局 )長
殿
厚 生労働省医薬食 品局安
厚 生労働省 國
尿管 ス テ ン トに係 る添付文書 の 改訂指 示等 に ついて
木通知でい う「尿管ステン ト」 とは、尿管に挿入して留置することにより、尿管
の確保及び排膿、排液、洗浄等に用い られる柔軟陛のあるチューブである。 (短 期的
、「エン ドパイロ ト
、「外痩用」
使用、長期的使用を問わず、形状 ,構 せが 「一般型」
ミニ用」である全ての尿管ステントをさす。なお、現在までに判明 している該当製
)
品の一覧を別紙に示す。
の
が、尿
今般 、尿管 ステ ン トを長 期留置 中に尿管総腸骨動脈慶 を来た した と 症例
であるボ
管 ステ ン ト (販 売名 :NIVUパ ‐ キユフレックスステン ト)の 製造販売業者
ス トン・ サイエ ンテ イフ イツク ジヤパ ン株 式会社 より、報告 された ところである。
当該事象 については、患者 の原疾患 の治療歴 と尿管 ステ ン トの長期留置 (短 期的使
の
用 の尿管 ステ ン トを交換 して、同一の患者に繰 り返 し使用す る こ とを含む。)等 複
と考
合的な要因 によつて起き うる と考 えられ る。 また発生頻度 についてはごく僅か
えるが、 ときに致命的な合併症である との認識 が必要である。
ステ
の
尿管 ステン トを長期留置す る上での リス クについては、当該製 品以外 尿管
ン トにお いて も同様 であると考 え られ る ことか ら、当該医療機器 を扱 う貴管下製 造
への 情
販売業者 に対 し、下記 の とお り添付文書 の改訂等 を行 うとともに、医療機 関
報提供等により注意喚起 を実施するよう指導方お願いす る。
である
なお、別添 の とお り、各製造販売業者 の代表者 に対 しては、既 に通知済み
旨t念 のため申 し添える。
記
1
添付 文書 の 「警告 」欄 に以下 の とお り追記す る こ と。
「骨盤内手術及び放射線治療の既往歴があり、尿管ステ ン トを長期間留置上 て
が形 成 され る こ とが
L
案を行 うとともに、尿道 か らの出血を塾 めた盪全 に
影等 の診 断 を行 い 、適切 な処置 を行 な うこ と。J
つい
承認 申請 中の尿管 ステン トについて も、当該 申請者 は、添付文書 (案 )に
た
て修正を行 う旨、独 立行政法人医薬 品 医療機器 総合機構 に申 し出る ことoま 、
1認
ついて修 正 を行
証 申請 中の ものにういて も、当該 申請者 は、添付 文書 (案 )に
2
う旨、申請先 の登録認証機関 に申し出ること。
3
治験 を実施中の尿管 不テ ン トについ ても、治験依頼者は、必要 に応
療機 関に対 し速や かに情報提供を行 い 、注意喚起す ること。
じ、実施医
でに独立
添付文書 の改証 について 、本年 11月 6日 (通 知発 出の 1か 月後 )ま
こと。
行政法人医薬 品医療機器総合機構安全部医療機器安全課に報告す る
4
以
上