平成26年度 事業報告 平成 26 年度の第 3 回定時社員総会で議決されました事業計画の実施結果を下記の通り 報告いたします。 記 1. 国際標準化推進事業 (1)国際標準策定事業 ①規格策定、提案 「基本規格」及び「計測関連規格」の原案作成を進め、ISO での議論を進めた結果、基本 規格案1件を NP 提案し、計測規格案1件を PWI 化した。 平成 26 年 9 月に「応用規格」を審議する作業グループ(WG)を設立した。 本 WG で国内実績を有する洗浄規格を中心に規格化に着手した。 (規格作成実績) 基本規格案 2 件 「ファインバブル技術 – ファインバブルの使用と計測に関する一般原則- パート1:用語」 (NP 提案承認済/ISO/AWI 20480-1) 「ファインバブル技術 – ファインバブルの使用と計測のための一般原則- パート2:一般原則」 計測規格案 2 件 「ファインバブル技術 - サンプリング+前処理」 (PWI 済/ISO/PWI 20298) 「ファインバブル技術 - 保存+ 輸送」 応用規格案 4 件 「鋼構造物の壁面洗浄に関わる洗浄効果の評価」 「ファインバブル技術 - アプリケーションーウェハ洗浄の評価方法」 「ファインバブルによる表面洗浄(油)」 「ファインバブルによる溶存酸素上昇効率」 ② 基礎データの取得 規格案策定、提案のための基盤となる技術データ、物性データ、効果、再現性及び相関 性のデータ収集、学術的分析を行った。 これらデータは、基本規格、計測関係規格策定における標準化の基盤とする。 (基礎データ収集事項) 洗浄、化学反応促進、生成量、水への添加物の効果、その他関連するデ―タ収集 (2)国際標準化普及促進事業 ① 国際シンポジウムの開催 第 5 回ファインバブル国際シンポジウム 日時 2014 年 12 月 17 日(水)9:30~16:30 場所 東京大学 弥生講堂 一条ホール ・出席者数 ファインバブル産業会(会員)55 名 一般参加者 147 名 関係者 21 名 合計 223 名 ② 海外標準化支援機関(団体)拡大事業 欧・米・ASEAN 主要国への ISO/TC 281 のPメンバ-参加を促進するための事業を実施し た。 1)研究会(ミニ研究会)開催事業: 1-1) 「ファインバブルシンポジウム及び技術実演・実証」 (タイ、マレーシア) 概要: タイ(バンコク)およびマレーシア(クアラルンプール)に向け、ASEAN 参加促進の一環 として P/O メンバー化を促し、日本におけるファインバブル利用による各種 Application テクニカルセミナーおよび、ファインバブル発生装置の実演・実証を行った。 開催地:タイ(バンコク)セミナー 【Fine Bubble Standardization and Technology Seminar in Thailand】 日時:平成26年12月2日 (9:00~17:30) 場所:BSID 会場 講演者:西原 Progress of TC281 activities and future works of WG3 松 本 Fine bubble technology and its various applications for the preliminary industries 参加者:約40名の研究者、大学関係者 開催地:マレーシア(クアラルンプール)セミナー 【Fine Bubble Standardization and Technology Seminar in Malaysia】 日時:平成26年12月4日 (10:30~17:30) 場所:JCM アガペ多目的ホール(1Mont Kiara 内) 講演者:西原 Progress of TC281 activities and future works of WG3 松本 Fine bubble technology and its various applications for the preliminary industries 参加者:約50名の大学、研究機関関係者 1-2) 「ファインバブルシンポジウム及び技術実演・実証」 (インドネシア) 概要: ファインバブル技術の国際標準化を日本リードで推進することを目的に、ジャカルタに て、政府関係者、学識者、現地企業を招き ASEAN 参加促進の一環として P/O メンバー化 を促し、ファインバブル発生装置の実演・実証を行った。 ファインバブル技術の応用、産業化の可能性について説明し、ファインバブル技術の理 解を深めるとともに、国際標準化への参画を求めた。また、政府・大学にファインバブ ル技術への取り組みを促すための現地での、実演・実証の可能性について意見交換を行 った。 講演者 西日本高速道路株式会社 常務取締役・技術本部長 角田直行 株式会社Ligaric 代表取締役社長 印南亮一 2)海外発表、展示事業 2-1) 「ファインバブルシンポジム」(マンチェスター開催) 概要: 英国化学会の分科会でPSA(Particle System Analysis) に参加し、ファインバブル国際シンポジウムを開催した(展示コーナーでファインバブ ルの説明と実演・実証を行った。 ) 開催日:平成26年9月16日(火) 開催場所:英国 マンチェスター市 マンチェスターコンファレンスセンター 参加者:欧州を中心とする約300名の研究者、企業関係者 2-2)学会発表 学会名:PSA(Particle System Analysis)学会 開催期間:平成26年9月15日(月)~ 9月17日(水) 開催場所:英国 マンチェスター市 マンチェスターコンファレンスセンター 参加者:欧州を中心とする約300名の研究者、企業関係者 論文発表者:IDEC株式会社 小林秀彰 IDEC株式会社 藤田 俊弘 西日本高速道路株式会社 長井 正 (3)基礎情報収集/提供事業 ①海外市場調査 海外のファインバブル技術の応用分野等に関する市場調査、関連企業の動向調査を実施 した。特に、粉体計測技術先進国の英国を中心とした、欧州の関係企業、市場動向の調 査を実施した。 ②基礎情報整備事業 国内コンセンサス形成及びアジア地域等の標準化支援機関の拡大を効率的に実施するた め、ファインバブル技術の規格の基礎となる技術データについて体系化を行い、普及活 動の為の関係資料をまとめた動画作成を行った。 2.認証基盤整備事業 ファインバブル市場の健全な発展、製品の生産・流通・使用の合理化のため、ウルトラフ ァインバブルの製品中での存在の確認、更には、粒径・数密度等の性能(現在、性能規格 はないものの、分類上の規格は提案中)の確定を行うための認証基盤の整備はユーザー/ 生産側双方にとって極めて重要な課題となっている。このため、ファインバブルに関する、 性能等の認証を実施するに際しての、認証スキーム(制度運営方法)の検討、認証体制の 検討、各種基準等の開発、これら認証の実証等の認証基盤整備事業を実施した。 ① 認証スキーム、認証体制の検討 本事業においては、当面「ISO/IEC 16067:適合性評価-製品認証の基礎及び製品認 証スキームのための指針」をファインバブル技術の現状に適用し、ファインバブル発 生機を対象とした認証体制運営を検討した。 認証対象としては、技術的検証が未だ 不十分なウルトラファインバブルに先立ち、ここではマイクロバブル関連製品の認証 を先行することを方針とした。 特に、試験方法の規格を FBIA 規格群として認証に際しての重要性の順に整備する作 業は重点的に取り組むべき課題とされた。 当初想定されている規格群には、粒径及 び粒径分布測定方法、濃度測定方法発生装置、工業用ファインバブル含有水など、1 2規格が含まれている。 そして、マイクロバブルの粒径や個数濃度を計測するための計測方法規格(FBIA 規 格)を皮切りにその作成を当面の目的として、FBIA 認証委員会の中に認証規格検討 WG を立ち上げメール審議を中心に規格素案についての検討を行った。 その結果、今年度は「マイクロバブルの粒径及び粒径分布測定方法 第1部:動的 画像解析法」 、 「マイクロバブルの濃度測定方法 第1部:動的画像解析法」 、「マイク ロバブルの粒径及び粒径分布測定方法 第2部:光遮へい式計数法」、 「マイクロバブ ルの濃度測定方法 第2部:動光遮へい式計数法」の4規格案を本 WG において作成し 親委員会である認証委員会にその内容を諮り承認された。 次に、上記の流れを受けて本規格案に基づくマイクロバブルの粒径、濃度の計測を 中心としたマイクロバブル発生装置の認証を F/S(Fisibility Study)及びその試行 として実施することとし、当面必要な規程類を順次整備していくことを目標として、 FBIA 認証のための品質文書他を定めこれらを順次策定することとした。なお、認証手 順書、判定委員会規程、申請書、試験報告書、認証書等の規定や書式については、逐 次整備する予定とし、それらが整い次第本委託事業から FBIA 自主事業として実施する 方針とした。 図1は本方針に基づく認証スキーム検討の手順をフロー図として示したものである。 試験方法規格 製品規格 ファインバブルの粒径・濃度の試験方法 ・マイクロバブル ・ウルトラファインバブル + ファインバブル発生装置 ・マイクロバブル ・ウルトラファインバブル等 ・FBIA認証実施上の規定類 FBIA認証品質マニュアル 目標 9月末 FBIA 認証スキーム規定 FBIA 認証要求事項 FBIA 認証手順書 含:試験方法 FBIA認証手数料規程 認証申請書等、その他各種様式 ≒製品規格 FBIA 認証申請の手引き FBIA 認証申請書 FBIA 認証マーク管理規定 ・今後、業界規格から順次JIS規格/ISO規格への提案に繋げていく FBIA 認証スキーム規定 FBIA規格(業界規格) JIS規格/ISO規格 FBIA 認証手続き合意書 FBIA 認証契約書 FBIA 認証手数料規定 図1 認証スキーム検討のフロー 年度内 FBIA 認証委員会規定 マネージメントレビュー規定 FBIA 組織規定 ② 認証の担当組織体制の検討(ファインバブル測定試験の実施) その他(右図参照) 前述の認証スキームの検討に併せ、実際の認証実施の可能性を考慮した認証体制について も検討した。当該委託事業の下では、図2に示すようにファインバブル技術認証のスキー ムオーナとして一般社団法人ファインバブル産業会(以下、FBIA という。 )を、また認証 機関として同じく FBIA を、試験機関としては当面独立行政法人製品評価技術基盤機構(以 下、NITE という。 )内部組織の製品安全センター(併先端技術評価センター)を想定して 検討を進めている。図2は、本事業において想定した認証体制を示したものである。 なお、本事業内でファインバブルの計測方法や試験方法、試験手順等を開発検討し てきた NITE が実施する試験機関としての役割については、近い将来を想定した場合こ こで蓄積された技術やノウハウを民間試験機関に技術移転の対象とし、委託事業終了 後の体制に民間試験機関を組み入れることを想定しそれら機関の開発、育成も視野に 入れることで検討を行った。図3に民間試験機関を想定した体制を示した。 当面想定される認証体制 スキームオーナー 一般社団法人ファインバブル産業会(FBIA) 製品認証機関 (一社)ファインバブル産業会 申請 認証 品質管理体制審査 製品試験 試験依頼 試験機関 NITE製安センター※ 試験結果報告 FBIA会員メーカー等 ※当面は独立行政法人製品 適合マークの表示 評価技術基盤機構(NITE)内 の製品安全センターに計測機 器類を設備しFSを実施する。 ファインバブル製品 図2 当面想定される認証体制 スキームオーナー (FBIA) 認証機関 (FBIA) スキームオーナー (FBIA) 認証機関 (民間機関) スキームオーナー 図3 (FBIA) スキームオーナー (FBIA) ③認証の実証事業の実施 試験機関 (NITE) 試験機関 技術移転 (NITE) 認証機関 試験機関 認証機関 (民間機関/FBIA) 試験機関 (民間機関) 民間試験機関 民間試験機関を想定した認証体制 (民間機関) (民間機関) 認証試験方法を確立しかつ適合性評価の検討進めることにより認証事業実施の可能性を 検討した。認証対象とする UFB サンプル水の例として、コンタミ成分(固体粒子等)を含 有するバブル水のより高精度な計測を目的に、ここではバブルとコンタミの分離測定技術 の開発について試験を実施した。 当初、純水中に生成された空気バブル水の場合、超遠心分離装置で 150,000rpm/15min である程度の分離が可能であり有効とされたが、その後の試験で種々の現実的な不純物が 混入したバブル水では分離が十分な確率では行われていないことなどが分かり、より高度 な分離方法の確立が必要とされていた。 そこで、新たな手段として酸・アルカリ雰囲気中でのバブル性状の変化に着目し、コン タミ混入バブル水を酸・アルカリ処理して後遠心法によりそれらの分離能確認実験を行っ た。その結果、酸性条件下のバブル水の場合ほぼバブルとコンタミの分離が可能になるこ とを確認し、現実の試験対象への適用を確実にした。 3.研究開発の実施 ファインバブルの各種効果の作用、原理の研究更には応用の基盤技術の開発等を産学官 連携の下実施した。 (1)基盤技術研究開発事業(経済産業省委託事業)の実施 経済産業省の「平成26年度産業技術研究開発委託費(ファインバブル基盤技術開発事 業)」を受託し、洗浄、殺菌、水質浄化及び共通基盤技術に関する研究開発を実施した。 ファインバブルが作用して「洗浄」 、 「殺菌」及び「水質浄化」効果をもたらす仕組みと、 それを効果的に発現するファインバブルの特性を明らかにし、これらを応用するための 技術基盤を確立した。またこれらの効果を早期に産業化に繋げるために不可欠な「共通 基盤技術」を開発した。 主な成果は以下のとおり。 ・半導体製造レベルで使えるクリーンUFB水の生成装置を開発 ・掌サイズで、効率よくウルトラファインバブルを発生させる手法を開発 ・新殺菌手法として反応性化学種対応 UFB 発生装置を開発 ・食品プラントへの CO2 ウルトラファインバブル水の適用可能性評価し有望対象特定 ・O2FB 処理により排水中の油滴が超微細化、分解菌が増加し、余剰汚泥を減容化 ・UFB オゾンによる実証実験用モデル排水処理施設を構築 ・圧力刺激や、せん断流路サイズの制御によりFB生成の高密度化を実現 ・FBの挙動をリアルタイム観測できる高速AFM(原子間力顕微鏡)を開発 ・ヒト細胞に対するファインバブルの影響を評価する試験系を構築 4.市場開拓及び基盤技術/応用技術に関する情報収集/提供事業 (1)エビデンスベース活動の強化 「ファインバブル」呼称の適正な利用、偽ファインバブル製品の排除等を目的とした各 種活動を展開した。 ①基本政策の広報 FBIA ホームページにファインバブル産業会の基本的姿勢(エビデンスベース活動)を発 表し、 「ファインバブル」用語の適切な資料、悪徳製品への対応策の基本姿勢等産業会の 基本政策を示した。 ②基本政策の確認 新規入会申込時に基本的姿勢(エビデンスベース活動)への同意の確認を行った。 (2) 「ファインバブル」用語認知の拡大 各種展示会等で、 「ファインバブル」という用語を社会に広く喧伝していく活動を展開し た。 その他、新聞報道、ニュース等様々な手段で、 「ファインバブル」の社会的認知を高めた。 (3)情報発信事業 技術動向、市場動向等に係る情報収集、当産業会の活動等に関する情報発信を行った。 5.研究会及び技術交流会の開催事業 (1)技術交流会(事例研究会)の実施 FBIA 第 1 回事例研究会及び成果報告会 「テーマ:洗浄・殺菌」を実施した。 日付:平成 26 年 11 月 18 日(火) 第1部【事例研究会】 :10:00~15:00(予定) 15 分プレゼン、15 分質疑応答参加者との意見交換 第2部【成果報告会】 :15:00~17:00(予定) 矢部会長、慶応大学 寺坂先生による成果報告会 質疑応答 場所: 一般社団法人ファインバブル産業会(FBIA) 内容: 10:00 10:10 10:25 10:40 10:55 11:10 11:25 11:40-12:30 12:30 12:45 13:00 13:15 13:30 13:45 14:00 14:15 14:30 14:45 15:00 16:00 16:50 第1部【事例研究会】 戦略企画委員会 委員長 藤田俊弘 株式会社サイエンス 有限会社OKエンジニアリング パナソニック株式会社 AIS社 挨拶、研究会趣旨説明 事例研究 質疑応答・意見交換 事例研究 質疑応答・意見交換 事例研究 質疑応答・意見交換 休憩 株式会社Ligaric KYB株式会社 IDEC株式会社 株式会社富喜製作所 事例研究 質疑応答・意見交換 事例研究 質疑応答・意見交換 事例研究 質疑応答・意見交換 事例研究 質疑応答・意見交換 全体意見交換 休憩 第2部【成果報告会】 認証委員会 委員長 寺坂宏一 全体意見交換 事例発表総括 技術委員会 委員長 矢部 彰 慶應義塾大学 成果発表 経済産業省 産業技術環境局 基準認証政策課 基準認証広報室長 松原 浩司氏 挨拶 事例発表総括 (2)所管官庁との情報交換の実施 経済産業省におけるファインバブルの関係部局と業界の状況、技術動向等に関する意見 交換および検討をおこなった。 (3)広報事業の実施 ①ホームページの内容充実、更新作業のスピード化(英語版を含む)をおこなった。 ②ファインバブル学会連合設立活動支援 ③ファインバブル関連書籍の出版(多言語) :グローバル言語での発行展開ができるよう、 様々な出版社との打ち合せ、調整をおこなった。 ④プロモーション DVD:既存の DVD を改定し、日本語版の制作もおこなった。 6.展示事業 ①2014洗浄総合展 2014年10月15日(水)~17日(金)、東京ビッグサイト、展示会出展、セミナ ー 【特別プロジェクト委員会を組織】委員長 筧 伸雄ヤマト科学(株) ②インターアクア2015国際水ソリューション展 2015年1月28日(水)~30日(金)、東京ビッグサイト、展示会出展 7.商標登録 (1)日本における商標登録 国内商標登録内容 区分 出願年月日 出願/登録状況 41類、42類 2012/9/20 出願 2013/3/15 登録完了 次回更新期限 2023/3/15 2014/11/28 登録完了 次回更新期限 2024/11/28 7類、9類、10類、 11類、32類、42類 7類、9類、10類、 11類、32類、42類 ウルトラファインバブル 2013/1/30 出願 2013/2/14 出願 7類、9類、10類、 2014/11/26 11類、32類、42類 出願 2014/9/29 拒絶査定確定 備 考 商品役務不明確 理由及び識別力 の欠如での拒絶 2015/3/13発行 識別性欠如の認 拒絶理由通知 定 (1)中国における商標登録 中国への商標登録出願 区分 出願年月日 申請/登録状況 備 考 2014/9/5発行 補正通知書 役務の表記の補正 指示 2014/10/30 補正応答提出 指示に従い、規範に 沿った表記に補正 2014/12/3発行 補正通知書 42類 2013/7/29 出願 2015/1/12 補正応答提出 42類 2013/7/29 申請 役務の表記の補正 指示 補正指示箇所の表 記を削除。(再度の 補正が認められな い場合権利取得で きないため) 現地代理人:2度目 の補正通知のた め、前回補正との差 分より「認証」は査 定と予想とのコメン ト受領 2014/11/15発行 補正通知書 役務の表記の補正 指示 2014/12/23 補正応答提出 指示に従い、規範に 沿った表記に補正
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