パワーエレクトロニクス講義資料 第 2 回 2.直流回路の復習1 1. 抵抗10Ωをもつ電熱器の発熱体に直流100V を加えたとき、電熱器に流れる電流を求めよ。 2. 抵抗10Ω、20Ω、50Ωの3個の抵抗を直列に接続した回路に、100V の直流電圧を加えたとき、 20Ωの抵抗に生じる電圧降下を求めよ。 3. 最大150V まで測定できる直流電圧計がある。この電圧計の内部抵抗を18000Ωとすると、この 電圧計で1200V まで測定できるようにするためには、何Ωの抵抗を直列に接続すればよいか。 4. 10mA の直流電流計に並列に抵抗を接続して、1A までの電流を測定できるようにしたい。何Ω の抵抗を並列に接続したらよいか。ただし、電流計の内部抵抗は2Ωとする。 5. 下図に示す回路において、端子 a-b 間の合成抵抗を求めよ。 5Ω a c 2Ω 10Ω 2Ω b d 5Ω 6. 下図のように、抵抗R=30Ωで構成されたΔ回路がある。これを等価なY回路に変換するとき各 端子の抵抗値RY の値を計算せよ。 1 1 RY 30Ω 30Ω RY 2 30Ω 3 2 RY 3 7. ある電池に 5A の電流を流すと、その端子電圧は 0.7V になり、2A を流すと 1V の端子電圧を示 す。この電池の内部抵抗を求めよ。 -1- 8. 2V の起電力をもつ電池 3 個を直列に接続して、これに 2.7Ωの抵抗負荷を接続したとき、直列 に接続した電池の端子電圧は 5.4V に降下する。この電池を接続した回路を短絡すると、何 A の 電流が流れるか。 9. 下図に示す回路において、抵抗10Ωを流れる電流の大きさと、方向をキルヒホッフの法則を用 いて計算せよ。 5Ω 2Ω 10Ω 2Ω 5Ω 10V 10. 上記9の問題を、テブナンの定理を利用して計算せよ。 -2-
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