6月10日号 - 山形市立金井中学校

金井中学校だより
平成 27 年 6 月 10 日発行
文責 校長:大江昌信
山形市中学校総体が、いよいよ十日後に迫ってきました。今まで、けがやスランプで悩んだこと、意見が
合わずもめたこともあったと思います。金井中の皆さんはそういうことを乗り越えて、今日までやってきま
した。特に3年生の皆さん、ここまでよく練習に励んできました。何事も粘り強く最後まで継続することが
大事です。それが自信になり、力になり、次へのステップになるはずです。部活動を継続し、今日まで取り
組んできたそのことに大きな意味があります。総体を迎えるに当たって、君たちに託したいことを述べたい
と思います。それは「あきらめない心」そして「自分を信じ、仲間を信じる」ということです。本番の試合
になると相手を意識するあまり、かたくなりすぎたり焦ってしまうことがあります。目の前にいる相手は変
わることはありません。それよりも「自分を信じ仲間を信じる」こと
です。どんな状況でも1つ1つの試合を、大切に、集中力を欠かさず、
戦ってきてほしいと思います。そのことが勝利につながります。 君た
ちの「一つ心」の戦いぶりは、きっと周りの人の心を動かすはずです。
「一つ心」で全力を尽くす姿は、支えてくれた人たちへの感謝の表現
でもあります。
「一つ心」で全力を尽くす姿で人を感動させ、全力を尽
くしたという確信を自分自身に持てる試合をしてきてほしいと思いま
す。期待しています!頑張ってきてください!
部活動紹介の野球部
6 月 9 日の生徒朝会で、男女テニス部と男女卓球部から大会報告がありました。その中で男子テニス部の
豊田紘己さんから次のような言葉がありました。
「今回の大会では、応援する場面で拍手や応援の声が小さかったのですが、決勝ではいい応援ができまし
た。日頃からあいさつや返事を徹底して恥ずかしくない応援をしたいと思います。そして、よい応援を 1
年生に引き継いでほしいと思います。
」
これまでいろいろな大会に足を運び、そのたびに感心したことがあります。それは、試合中の生徒たちの
大きな掛け声です。生徒たちは大きな声を出し、試合に臨みます。そのはつらつとした姿は、掛け声と重な
り一段と金井中の存在感を示しています。
スポーツによって出す声も異なります。例えば、柔道部の生徒は、「エイ!」「ヤー!」と声を出します。
実に勇ましく、力強さを感じます。また、バレーボール部の生徒は、
「イゲェー!」
「ソレー!」と大きな声
を出し、勝利を目指してチームの士気を高めます。
実は、スポーツ時に「声」を出すことで、よい成績につながることが科学的に分析されているのです。そ
れぞれのスポーツシーンで用いている「声」は、
「スポーツオノマトペ」と名付けられています。この「オ
ノマトペ」とは、フランス語 onomatopée(オノマトペー)に語源をもつ擬音語(物が発する音)
・擬声語(人
や動物が発する声)
・擬態語(状態や感情などの音を発しないものを字句で模倣したもの)を意味します。
選手が実際に声を出すことで、
「自分のプレーが上達する」「リズムやタイミングが保てる」「自分に負けな
い、絶対に勝つという自己暗示をかける」
「モチベーションを高める」などの効果が得られるといいます。
実際に、トップアスリートほど、試合中に声を出しています。ハンマー投げの室伏広治選手は「ガーッ」
と叫び、卓球の福原愛選手は「サー」と大きな声を出しますね。
金井中の 1 階廊下には、全国大会や東北大会・県大会の記念パネルが大
きな存在感をもって飾られています。金井中の先輩も、トップアスリート
に負けず劣らず、「スポーツオノマトペ」を使ってきました。スポーツは、
中学時代で完結するものではありません。これから高校や大学等に進学し、
さらには社会人としてスポーツを続ける人もいるでしょう。
「スポーツオノ
マトペ」は、自分を前向きな気持ちにさせる魔法の言葉なのです。
昨年度の市中総体卓球競技
「練習は試合のように、試合は練習のように」、ある中学校の体育
館に掲げられていた言葉です。常に緊張を保ち、練習を続けるのは
難しいものです。また、試合では緊張して力を出し切れないことが
よくあります。3年生は、10日後の市中学総体を目標にして頑張
ってきました。その大会で悔いの残らない結果を残すためには、今
ががんばりどきです。
「練習は試合のように、試合は練習のように」
を意識して、
「一つ心で勝利をつかみ取れ」、頑張れ金井中!
保護者の皆様、6 月 17 日(水)に「 市 中 総 体 壮 行 式 」を 開 催 し
ま す 。 応援をよろしくお願いします。
昨年度の壮行式から
「市中総体壮行式」開催について(ご案内)
初夏の候、皆様方におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さ て 、 現 在 生 徒 達 は 6月 2 0 , 2 1 日 の 市 中 総 体 に 向 け て 連 日 練 習 に 励 ん で お り ま す 。
大会に向けて、下記のとおり、選手の堂々とした行進、決意の発表、全体の応援等を参
観いただきたくご案内申し上げます。
当日は体 育 館 に 椅 子 を 準 備 い た し ま す の で 、気 軽 に お 越 し く だ さ い 。な お 、ご 来 校 の 際
は 、学 校 周 辺 の 道 路 、近 隣 の 商 店 や JA等 の 事 業 所 に 駐 車 な さ ら ぬ よ う お 願 い い た し ま す 。
また、市中総体当日も、応援・ご協力をよろしくお願いいたします。
記
1 .日
時
平 成 2 7 年 6 月 1 7 日( 水 )
14:30~15:15
(14:30より選手入場となりますので、 14:15 頃までにご着席ください。)
2.場
所
山形市立金井中学校
体育館
3.内
容
「市中総体壮行式」
選手入場 決意発表
激励のことば
激励応援
平 成 2 9 年 に 山 形 県 を 含 む 南 東 北 3 県 で 、全 国 高 等 学 校 総 合 体 育 大 会 が 開 催 さ れ ま す 。こ の
南 東 北 イ ン タ ー ハ イ で 優 秀 な 成 績 を 収 め る た め 、選 手 の 意 識 高 揚 と 競 技 力 向 上 の た め に 中 学 生
の 優 秀 選 手 を 指 定 し 、「 指 定 証 」を 交 付 す る こ と に な り ま し た 。金 井 中 か ら は 4 名 の 生 徒 が 指
定証をいただきました。
県内において優秀な選手であるだけでなく、平
成29年度の南東北インターハイにおいて主力と
して活躍が期待される選手です。
(各競技団体から推薦されるものです。)
バレーボール:3年
競
泳:3年
テ
ニ
ス:2年
テ
ニ
ス:2年
原田
石川
齋藤
田村
光翼さん
雷稀さん
大希さん
翔さん