ミニダイヤフラムバルブ702シリーズ - Nordson Corporation

ミニダイヤフラムバルブ702シリーズ
メンテナンス・パーツガイド
注文用パーツ番号
702V-SS
702M-SS
702V-A
702V-T
#7020683
#7020679
#7020680
#7013243
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ノードソンEFDの取扱説明書のpdf
ファイルは、www.nordsonefd.jpから
ダウンロードできます。
www.nordsonefd.jp
[email protected]
Tel: 03-5762-2760
Fax: 03-5762-2737
ノードソンEFDは、世界中で液剤塗布装置の販売・サービスを行なっております。
バルブの分解組立手順
接液ボディー
1.
ダイヤフラム
接液ボディーを反時計回りに回して、シ
3.
ディーを取り外すと、ダイヤフラムが緩
4.
リンダーボディーから外します。接液ボ
む、あるいはピストンロッドから外れる
り外します。
に六角レンチを通してください。ピスト
ィーを再度組み立てる前に、ダイヤフラ
ンロッドが回らないように六角レンチで
ムを取り付けてください。
接液ボディーを再度取り付けるには、時
計回りにシリンダーボディーにトルク
固定しておきます。
5.
ダイヤフラムを反時計回りに回し。て、
ピストンロッドから外します
8.1~10.8Nm(6~8フィートポンド)で締
6.
めつけてください。
シリンダーボディーにピストンロッドま
での貫通穴があいていますので、この穴
ことがあります。その場合は、接液ボデ
2.
接液ボディーを反時計回りに回して、取
ピストンが回らないように六角レンチを
押さえておき、ダイヤフラムを取り付け
ます。ゆっくりとダイヤフラムをピスト
ンロッドに締めつけます。
重要: PTFEのダイヤフラムの場合、スト
ロークを1/2回転以下回して開けてくださ
い。ストローク設定を1/2以上にした場
7.
シリンダーボディーに対して接液ボディ
ーを時計回りに回して取り付けます。ト
合、ダイヤフラムの寿命を著しく縮める
ルクは、ステップ2の値に倣ってくださ
危険性があります。
い。
702V-SS
702M-SS
702V-A
702V-T
702V-SS用継手#7020671
(702M-SSには、オプション)
接液ボディー
#7020652
5
1
ノズル保持ナット#7021194
(金属ノズルをご使用の場合は、
#7021200をご使用ください。)
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7
8
ダイヤフラム.#7020660
UHMW PTFEの場合 #7013242
#7020683
#7020679
#7020680
#7013243
6
2
3
[email protected]
注文用パーツ番号
Oリング #7014752
シリンダーボディー
#7020654
Tel: 03-5762-2760
Fax: 03-5762-2737
ノードソンEFDは、世界中で液剤塗布装置の販売・サービスを行なっております。
ピストンOリングとシリンダー
ボディー
8.
9.
接液ボディーとダイヤフラムを取り外します。
ストローク調整ノブとピストンスプリングを反
時計回りに回して取り外します。
必要工具
6” モンキーレンチ(2)
10. ピストン保持リングを取り外します。
6” ニードルノーズプライヤー
11. ピストンを取り外します。
12. シリンダーボディーOリングワッシャーをシリ
ンダーボディーの中から取り外します。
13. Oリング、ピストンシャフト、シリンダーボデ
ィーをNye#865 (#7014917)潤滑剤で潤滑します。
六角レンチ
スナップリングプライヤー
いじり防止機能付き
ストロークキー(#7020663)
14. 分解したのと逆の順番で再組立します。
Oリング
ワッシャー
#7021400
保持リング
#7021482
Oリング#7018530
ピストンロッド
(Oリング含)
#7020656
いじり防止機能付
ストローク調整
#7020663
10
9
14
4
13
11
ピストンOリング
#7018530
ピストン
スプリング
#7020667
ピストン保持リング
#7020665
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[email protected]
いじり防止機能付
ストローク調整ノブ
#7020658
Tel: 03-5762-2760
Fax: 03-5762-2737
ノードソンEFDは、世界中で液剤塗布装置の販売・サービスを行なっております。
トラブルシューティングガイド
液剤が吐出されない
• バルブ駆動エアーの圧力が低すぎる場合、バル
ブは開きません。エアー圧を最低でも
70psi(0.48MPa)まで上げてください。
ます。正しいトルクで締めつけてください。
駆動エアー入力口下のドレインから液
剤が出る。
• 駆動エアー入力口のすぐ下に、放熱用の通気孔
がありますが、ここから液剤が出る場合は、ダ
イヤフラムが破損していることが考えられま
• ノズルが詰まっている。ノズルを交換してくだ
す。メンテナンス方法の説明に従い、ダイヤフ
さい。
ラムを交換してください。
• ストローク調整が閉じている。ストローク調整 • PTFE製のダイヤフラムの場合は、ストローク調
を開いてください。
整が1/2回転以下に開いていることを確認して
• タンクのエアー圧が充分でない。エアー圧を上
げてください。
• バルブ内で液剤が固化している。接液ボディー
を洗浄してください。
ください。1/2以上の場合は、ダイヤフラムの
寿命を縮めます。
バルブが閉じたあと、液漏れが見ら バルブ開閉のレスポンスが遅い
• バルブのレスポンスは駆動エアーチューブの長
れ、徐々に止まる
さと径に関係しています。702Vには、内径3/32”
• この現象は、接液ボディーの吐出部にエアーが
の約150cmのチューブが同梱されていますが、
溜まっている、あるいは液剤にエアーが混入し
これより長い、あるいは太いチューブをご使用
ている場合に見られます。エアーはバルブが閉
になると、レスポンスタイムに影響がでます。
じたあとに膨張し、エアーが大気圧に等しくな
異なった長さ、内径のチューブを使用していな
る ま で 液 剤 を 押 し 出 し ま す 。
いか確認してください。
エアーが見られなくなるまで液剤を定量で吐出
し、パージを行なってください。径の小さいノ
ズルを使用している場合、ノズルアダプターか 吐出が不安定
らエアーを抜くのに充分な液剤を吐出できない • バルブ駆動や液剤タンクへの供給エアー圧が一
定ではない、あるいはバルブ駆動エアー圧が70
場合があります。そのときは、ノズルを外して
psi (0.48MPa)未満の場合、液剤吐出が不安定にな
ください。
る場合があります。エアー圧が安定しており、
• 液剤にエアーが混入しているときは、吐出を行
駆動エアー圧が70 psi (0.48MPa)に達しているか
なう前に脱泡してください。
ご確認ください。
バルブが閉じたあと、継続的に液漏れ
がみられる
• バルブの開放時間は一定である必要がありま
す。バルブコントローラーが正しい出力を行な
っているかご確認ください。
• 継続的に定量の液漏れをする場合は、タンク圧
が高すぎる可能性があります。タンク圧が70
psi (0.48Mpa)を超えていないかご確認ください。
• ストローク調整ノブを2回転以上開けると、タ
ンク圧が高くなり、ダイヤフラムが開きます。
ストローク調整ノブが、2回転以上回されてい
ないかご確認ください。
• 継続的に定量の液漏れをする場合は、液剤粒子
の堆積あるいはダイヤフラムの磨耗のために、
ダイヤフラムが完全に閉じられていないことが
考えられます。メンテナンス方法の説明に従
い、シーリングヘッドを交換してください。
液剤が接液ボディーとダイヤフラムの
間から漏れる
• 接液ボディーとダイヤフラムの間からの液漏れ
は、接液ボディーの取付が緩いことが考えられ
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