2号機格納容器内部調査作業中断に関する原因と対策(1/2)

2号機格納容器内部調査作業中断に関する原因と対策(1/2)
< 参 考 資 料 >
2 0 1 7 年 1 ⽉ 2 5 ⽇
東京電⼒ホールディングス株式会社
【ステップ4.事前確認⽤ガイドパイプによるX-6ペネ内,CRDレール事前調査】
 24⽇、原⼦炉格納容器内部調査におけるX-6ペネトレーション内の事前調査を実施する
ため、隔離機構ユニットに接続したフロントシール・延⻑パイプに、ペネ内事前調査⽤の
ガイドパイプを挿⼊しようとしたところ、⼊り⼝付近にて挿⼊できなかった。このため、
作業を中断した。
 25⽇の確認の結果、原因は訓練時より周囲温度が低く、 O-リング部が硬化し、より強い
⼒での押し込みが必要となったためと推定
フロントシール
X-6ペネ側
Oリング
Oリング写真
ペネ内事前調査実施状況イメージ図
2号機格納容器内部調査作業中断に関する原因と対策(2/2)
 対策として、フロントシール部を温めることによりO-リングを軟化させ、挿⼊部の抵
抗を低減させる。
X-6ペネ側
フロントシール
加温設備
Oリング
フロントシール加温写真
【スケジュール(予定)】
1/26(⽊) :ステップ4 ペネ内事前調査再開
※ステップ5以降の実施については,26⽇の結果を踏まえて計画する。
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