平成25年度 社会福祉法人 淡路島福祉会 事業方針 淡路島福祉会 常任理事 本 部 長 岡本 和浩 医療法人ひまわり会中洲八木病院が40周年を迎えました。 私ども淡路島福祉会も関連グループとして、とても喜ばしいことであり、誇りに感じてお ります。そして改めて目標として、襟を正し取り組んでまいります。 政治においては、自民党が政権を奪還し、第2次安倍内閣が発足しました。 震災復興、雇用の安定、景気対策、外交、処々の問題解決に奔走する感が否めず、言葉に 出てくるのは自助、共助・・・そして公助。福祉業界にとっての特効薬は今のところ直ぐ には難しいようです。 福祉=社会保障という広義なとらえ方が益々進み、種々様々な事業体系を持つ現場に対す る補助は形骸化し、時代を追いかけての微調整が多く、福祉そのものを一般企業に一体化 させていく方向転換を暗に示唆しているようにも感じます。 一例を示すと、障害者自立支援法が障害者総合支援法に改正されます。小さな変更に大き なリスクと出費を繰り返し、当事者に直接利益を還元できない状況に妥協していくのか、 遠回りをしているように思えてなりません。 行政は縦割りと言われますが、福祉は微塵切りであると感じます。 前年度、私どもは、全国社会福祉施設経営者協議会アクションプラン2015を参考にと 掲げ、取り組んできました。しかしながら初年度は概念的な目標としてきたことで、成果 を測りにくい結果となりました。そこで、今年度は二年目として、具体的な実践にし、効 果を評価したいと考えています。 社会福祉法人が、人々の安心を支える実践を通して理解され、地域になくてはならない社 会資源として信頼を得ていくために、本年度も職員一同精一杯取り組んでまいりたいと思 います。 今年度の重点課題として、 1、給食センターの事業運営開始、南あわじ市老人福祉計画及び介護保険事業計画(第5 期)事業公募への参加、障害者グループ・ケアホームのニーズ把握、新たな福祉施設のニ ーズ把握。 2、各事業、各職種に応じた研修の機会を設け専門性を高め、より良いサービス実施を可 能とする職員のスキルアップ。 3、本部機能を充実させ、これまで以上に南あわじ市との連携を深め、地域密着型の福祉 事業の展開。そして、関連グループ全体でスケールメリットを活かした連携が図れるよう にしていきたいと思います。
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