目に見えるものと情報の世界とをつなぐ

Real world information retrieval by media search technology
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目に見えるものと情報の世界とをつなぐ
~メディア探索技術による実世界情報検索~
どんな研究
どこが凄い
目指す未来
画像・映像・音の断片そのものに基
づき、膨大なメディア情報の中から
目的とする情報を高速・高精度に探
索する技術の研究です。キーワード
などのメタデータに依存せず、カメ
ラやマイクで捉えた対象の名前の特
定やその関連情報の検索が可能とな
ります。
画質や音質が劣化していたり、編集
や加工により信号が大きく変化して
いても、目的とする情報を正しく探
索できる頑健性(ロバスト性)、膨
大なメディア情報を実用的な速度で
探索できる高速性、対象そのものを
的確に特定できる精度の高さを兼ね
備えています。
著作物管理
実世界ナビゲーション
映像制作
Automated
Quality Assurance
全曲報告サービス
おもてなしナビ
ネットモニタリング
アングルフリー物体検索
目に見えるもの、耳に聞こえる音で、
名前がわからない対象を特定する、
実世界と情報空間をつなぐインタ
フェース技術として、また、日々増
加するインターネット上の膨大な映
像・音声データから必要な情報を瞬
時に探し出す検索技術として、
メディア社会の発展を支えます。
映像制作コラボレーション
システム
映像ライブラリ管理
RMS-Object
など
RMS-Movie
RMS
ロバストメディア探索技術
?
タイトル:○○○
制作年:○○○年
監督:○○○○
タイトル:○○○
作曲:○○○○
映像一致探索
映りこんだ映像を
高速・高精度に特定
インスタンスサーチ
目的のランドマークを的確に検索
音楽一致探索
ノイズの中の音楽を正確に特定
RMSの仕組み:
局所領域特徴
+
高速照合
NEW !
(インスタンスサーチ)
・ コードブック選択による探索空間の絞込み技術
・ 注目領域情報を用いた探索結果リランキング技術
動画からのランドマーク探索のような
大規模メディアデータ探索における
高精度化・高速化を実現
関連文献
[1] 村田眞哉, 永野秀尚, 向井良, 平松薫, 柏野邦夫, “映像中の特定物体を探索するインスタンスサーチ技術,” NTT技術ジャーナル, 2014.
[2] M. Murata, H. Nagano, K. Hiramatsu, T. Kawanishi, K. Kashino, S. Satoh, “NTT Communication Science Laboratories at TRECVID2014
Instance Search Task,” TRECVID2014 Workshop, 2014.
[3] M. Murata, H. Nagano, R. Mukai, K. Kashino, S. Satoh, “BM25 with exponential IDF for instance search,” IEEE Trans. on Multimedia, 2014.
[4] 柏野邦夫, “膨大なメディアデータの探索と活用~ビッグメディア時代のボトルネック解消に向けて~,” NTT技術ジャーナル, 2014.
連 絡 先
平松薫 (Kaoru Hiramatsu)
メディア情報研究部 メディア認識研究グループ
E-mail:hiramatsu.kaoru(at)lab.ntt.co.jp
Copyright (C) 2015 NTT Communication Science Laboratories