GC DIFF - ジーリンクシステムコンサルティング株式会社

Clintrial プロトコルの
内容比較ツール
GC DIFF
for Windows V1.21
GC_DIFF は、2つの同じ構造をもつ Clintrial プロ
ステップ1(スペック作成)では、プライマリプロトコ
トコルの内容を比較するツールです。GC_DIFF は、
ルのメタデータを基に GC_DIFF が比較用の DIFF
一般に、2つの別のプロトコルにダブルエントリさ
プロシージャをパネル毎に生成します。
れたデータが、同じデータで構成されているかを
ステップ2(比較実行)では、2つのプロトコルにデ
検証するために使われます。
ータが入力された後,スペックで所持している
2つのプロトコルは,一方をプライマリとし,他方を
DIFF プロシージャを実行します。比較実行時に、
セカンダリとします。そのために,セカンダリはプラ
特定のブロックやページ、または特定のサブジェ
イマリからメタデータをコピーします。
クトを指定して実行することができます。
スペック作成
Clintrial プロトコルⅠ
メタデータ
プライマリ臨床データ
比較実行
Clintrial プロトコルⅡ
セカンダリ臨床データ
ページ)の他に、サブセットキー、パネルキ
ーが使われる
• 上記キー以外に、ユーザによってキーを指
定できる
使用目的はさまざま
日本の臨床データ管理ワークフローにおける要求
の1つにダブルエントリがあります。しかし、
対象条件
Clintrial はこの要求に応えていません。GC_DIFF
• 比較するパネルを限定できる
は、この要求に応えるために開発されました。従っ
• 比較する項目を限定できる
て、GC_DIFF 使用の第一義は、ダブルエントリの
• 比較するサブジェクトを選択できる
ためのものです。
• 比較するビジットページを選択できる
• ダブルエントリされたプロトコルのデータの差異
• ページリスト、サブジェクトリストを利用できる
• テーブルタイプ(更新、データまたは両方)
を指定できる
を比較する
• バックアップされていたプロトコルのデータの変
化を知る
結果保存と表示
• シソーラスのバージョンアップによる変更箇所を
• 比較結果は ORACLE 表におく
確認する
• 実行 ID と実行した日時を表記する
• 不一致箇所が特定できる内容を表記する
• 項目は項目説明を併記する
仕様
• コード項目はコードリスト値を表示する
対象プロトコル種類
• CSV ファイルとしてエクスポートできる
• 臨床プロトコル
• ビュープロトコル
対象パネル種類
• タイプ 1-5
REX と一緒に
• タイプ 0 (非患者パネル)
GC_DIFF は、富士通株式会社の Report Extra
Resolve 対応パネル(VCT)は除外
(REX)と一緒にお使いいただけます。✝
項目
• 全ての Clintrial パネル項目に対応できる
• 計算項目およびシソーラス関連項目は除外
することも、含めることもできる
• データレコードは、キーによって判断される。
Clintrial のキー項目(サブジェクト、ブロック、
✝
REX バージョンの場合、この仕様と異なります。
GC_DIFF for Windows v1.21 は、Clintrial 4.5J および 4.3J でバリデートされています。
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