サンライズテレコム マルチプロトコルモジュール SSMTT-30/SSMTT-30L データシート マルチプロトコルモジュールは、 SunSet MTT テストセットおよび xDSL テストセット用のプラグイン型 モジュール製品ファミリに属します。 SunSetâ MTT (モジュール式テストツールキット)製品ファミリ に属する SSMTT-30 マルチプロトコルモジュールは、ファイバチ ャネル、ESCON、FICON などの SAN (ストレージエリアネット ワーク)サービスの設置・保守に最適な、ハンドヘルドタイプ、バ ッテリ駆動型の堅牢なテストソリューションです。SunSet MTT の測定機能と組み合わせることにより、SSMTT-30 はファイバチ ャネル、ESCON、レイヤー2 FICON トラフィックのエンドトゥ エンド伝送の検証、BER 試験の実施、スループット、リンク使用 状況、ラウンドトリップ遅延の測定に最適なツールとなります。 SSMTT-30 の使いやすいユーザーインタフェースにより、経験の浅い SAN 試験担当者もファイバチャネルサービ ス、ESCON サービス、FICON サービスのパフォーマンスパラメータを簡単に検証することができます。SSMTT-30 マルチプロトコルモジュールの試験機能は、サービスプロバイダと顧客間で SLA (Service Level Agreements: サー ビス品質保証制度)検証に必要なすべてのツールを提供します。 機能 メリット · フルファイバチャネル(1.0625 および 2.125Gbps)の 回線レートでのトラフィック生成 · フル ESCON (200Mbps)の回線レートでのトラフィ ック生成 · ファイバチャネルサービス、FICON サービス、 ESCON サービスのレイヤ 1 およびレイヤ 2 で BER 試験の実行 · ファイバチャネルサービス、FICON サービス、 ESCON サービスのレイヤ 1 およびレイヤ 2 でラウ ンドトリップ遅延測定の実行 · ファイバチャネル拡張 Buffer-to-Buffer Credit の管 理 · ファイバチャネルのファブリックログインおよび N_Port を使用してファイバチャネルのスイッチフ ァブリックに接続し試験を実行 · ネットワーク稼働状態を監視するファイバチャネ ル監視モード · · · · 試験対象ネットワーク SAN 試験: ファイバチャネルのエンドトゥエンド転送の検証 軽量 柔軟なモジュール設計 複数の試験装置を必要としない ファイバチャネルサービス、FICON サービス、 ESCON サービスの設置・保守のための完璧なソリ ューション · 既存の MTT プラットフォームを活用 · コスト効率に優れ、陳腐化しない · STT®イーサネットファイバチャネルモジュールと 100%相互運用可能 テスト機能 · ファイバチャネルサービス、FICON サービス、 ESCON サービスの折り返し動作および故障診断が 実行できます。 · サービスプロバイダと顧客間の SLA を検証できま す。 · 特定のファイバチャネルおよび ESCON のトラフィ ック試験のレイヤ 2 ヘッダー構成パラメータ · SSMTT-28 モジュール、SSMTT-29 モジュールと共 通する使いやすいユーザーインタフェース www.sunrisetelecom.co.jp 仕様 接続性 ANSI INCITS 230 準拠のファイバチャネル データレート: 1.0625Gbps/2.125Gbps コネクタのタイプ: デュアル(SSMTT-30)、 シングル(SSMTT-30L) デュプレックス LC 光トランシーバ: 現場で交換できる SFP を使用 SA580-850 トランスミッタ - 波長: 850nm マルチモード - 電源: -9dBm~-3.5dBm レシーバ - 波長: 770~860nm - 信号: -21~0dBm (最大) SA580-1310: 1310nm シングルモード トランスミッタ - 波長: 1310nm シングルモード - 電源: -9.5dBm~-3dBm レシーバ - 波長: 1270~1600nm - 信号: -21~0dBm (最大) エラー挿入: ビットエラー、CRC シングルエラーまたはエラ ーレートの挿入、8B/10B 記号エラー、不一致エラー。 Buffer-to-Buffer Credit 構成時に No_RRDY 挿入 テスト時間 測定 パフォーマンス統計: 送信/受信帯域幅使用率(最小、最大、 平均)、フレームレート(最小、最大、平均) フレーム統計: 送受信フレーム合計数、損失フレーム数、シ ーケンス外れフレーム数、規定バイト以下のフレーム数、 規定バイト以上のフレーム数、送受信 R_RDY フレーム数、 使用可能な Buffer-to-Buffer Credit 数 リンク統計: ビットエラー、CRC エラー、8B/10B 記号エラ ー、不一致エラー、信号損、信号損した秒数カウンタ、同 期損、パターン同期損カウンタ タイムスタンプを使用したイベントレコーダ BER 試験(ESCON) トラフィック生成 データレート: 200 MBaud コネクタのタイプ: デュプレックス LC 光トランシーバ: 現場で交換できる SFP を使用 SA580-ESCON: 1310nm マルチモード トランスミッタ - 波長: 1310nm LED マルチモード - 電源: -20.5dBm~-15dBm レシーバ - 波長: 1260~1380nm - 信号: -29~-14dBm (最大) ESCON: レイヤ 1 およびレイヤ 2 試験 エンドトゥエンド試験(2 つのテストセットを使用) 折り返しによるシングルエンド試験 設定可能な接続先リンクおよび論理アドレス 設定可能な接続元リンクおよび論理アドレス テストパターン 固定: All 1、All 0、1010、1010 ユーザー: 32 ビット PRBS*: 2e31、2e23、2e20、2e15 フレーム長: 12~1035 バイト フレームレート: 0%~100%帯域幅 トラフィックシェーピング: 一定、ランプ、バースト エラー挿入: ビットおよび CRC バーストまたはエラー連続 挿入 テスト時間 動作モード 測定 ポイントトゥポイントモード リンク初期化を有効または無効に設定(ファイバチャネル、 FC-2 レイヤー) モニタモード(SSMTT-30 のみ) パフォーマンス統計: 送信/受信帯域幅使用率(最小、最大、 平均)、フレームレート(最小、最大、平均) フレーム統計: 送受信フレーム合計数、損失フレーム数、シ ーケンス外れフレーム数* リンク統計: ビットエラー、CRC エラー、記号エラー、不一 致エラー、信号損、同期損、パターン同期損カウンタ タイムスタンプを使用したイベントレコーダ SA23-0394 (光インタフェース) 準拠の ESCON BER 試験(ファイバチャネル/FICON) トラフィック生成 ファイバーチャンネル: Unframed/FC-0/FC-1/FC-2 試験 FICON: FC-2 試験 エンドトゥエンド試験(2 つのテストセットを使用) 折り返しによるシングルエンド試験 構成可能な FC-2 ヘッダー FC-2 Fabric Login and N_Port Login テストパターン Framed: All 1、All 0、Alt1010、CSPAT、CRPAT、CJTPAT、 ユーザー定義によるテストパターン(4 バイト) Unframed: High Frequency Test Pattern、Mixed Frequency Test Pattern、Low frequency Test Pattern またはユーザー定義によるテストパターン(4 バイト) フレーム長: 28~2140 バイト フレームレート: 0%~100%帯域幅 Buffer-to-Buffer Credit: 1~65535 (リンク初期化有効) トラフィックシェーピング: 一定、ランプ、バースト ラウンドトリップ遅延測定 ファイバチャネルおよび ESCON: 1ms 分解能で遅延測定 監視・解析(SSMTT-30 のみ) ファイバチャネルおよび ESCON* スプリッタを接続または接続せずに稼働状態監視 測定 信号およびフレーム同期 RX データレート(最小、最大、平均) 受信 RX フレーム、RX フレーム数/秒(最小、最大、平均) CRC、記号、不一致エラー 信号損および同期損 光電力測定 タイムスタンプを使用したイベントレコーダ *注: (在庫は工場にお問い合わせください) 2 ½ SSMTT-30/SSMTT-30L マルチプロトコルモジュール 製品仕様 モジュールの寸法(幅 ´ 長さ ´ 高さ): 12.6 ´ 9 ´ 2.2cm 動作温度: 0°C~50°C 保管温度: -20°C~70°C 湿度: 5%~85% (結露なきこと) 発注のご案内 SSMTT-30 デュアルポート付マルチプロトコルモジュール(850nm 波長トランシーバ内蔵) (ファイバチャネルプロトコルのソフトウェアサポート、 850nm SFP 光トランシーバ (SA580-850) ´ 2、 光パッチコード(SA561) ´ 2 本、オプティックスコンテナ (SA148)付属) SSMTT-30L 単一ポート付マルチプロトコルモジュール(850nm 波長 トランシーバ内蔵) (ファイバチャネルプロトコルのソフトウェアサポート、 850nm SFP 光トランシーバ (SA580-850) ´ 1、 光パッチコード(SA561) ´ 1 本、オプティックスコンテナ (SA148)付属) SSMTT-30-ESCON ESCON SFP 光トランシーバ内蔵マルチポート付マルチ プロトコルモジュール用 ESCON オプション (ESCON プロトコルのソフトウェアサポート、ESCON 光 トランシーバ ´ 1、光パッチコード(SA561) ´ 1 本付属) SA580-850 850nm LC SFP 光トランシーバ(現場で交換可能) SA580-1310 1310nm LC SFP 光トランシーバ(現場で交換可能) SA580-ESCON ESCON 1310nm MM 光トランシーバ www.sunrisetelecom.co.jp 3 〒107-0061 東京都港区北青山 2-7-24 2F サンライズテレコム株式会社 TEL: 03-5772-3403 FAX: 03-5770-4037 E-mail: [email protected] http://www.sunrisetelecom.co.jp 性能、品質の向上等にともない、お断りなしに記載事項を変更させて頂くことがありますので、あらかじめご了承下さい。 記載されている会社名製品名は会社の商標または等力商標です。 製品の詳細および営業所の詳細は、弊社のサイトをご覧ください。 [email protected] ½ www.sunrisetelecom.co.jp © 2006 年サンライズテレコム株式会社 無断複写・転載を禁じます。仕様は予告なく変更することがあります。本書に記載されている製品名およ び社名は、それぞれの会社の登録商標です。サンノゼ、モデナ(イタリア)、台湾にあるサンライズテレコム社の工場は、ISO 9001 の認証を取得済 みです。サンライズテレコム社の書面による許可なく、複製、再配、再掲示することを禁じます。2006 年 1 月、第 A00 版
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