プログラム2

LYRICS
訳詞
秋の歌(メンデルスゾーン)
秋の歌(シューマン)
永遠の愛(ブラームス)
木の葉は木々より散る
暗く、なんと暗くなったのだ
さざめく水面をすべってみましょう
しなやかな夏の木の葉が
森も野原も、もう夕暮れがやってきて
ゆっくりと漕いで
あの夢のような生活は
世界は今沈黙する
小鳥たちの歌う岸辺にまいりましょう
みな塵となって消え去った
どこにも灯りひとつなく、どこにも煙はたたない
ああ、流れ行く水に乗って
そう、そしてヒバリさえも
繁ったアーチ、白いジャスミンが
小鳥たちは森で歌っていたのに
啼くのをやめたのだ・・
そろって私たちを呼んでいる
今 森は何と静かなことか!
村からひとりの若者がやってきて
白いジャスミンとバラの群れ咲く
愛も消え去り
恋人を家へと送ってゆく
白いアーチの下
小鳥たちも歌おうとはしない
柳の茂みのそばを通って
花咲く岸辺を、朝の清清しさを吸って
たくさんのいろんなことを語り合いながら・・
さあ一緒にまいりましょう。
「もしもお前が恥に苦しみ
静かにすべりましょう。
愛はきっとまた戻ってくる
愛する者の未来にきっと
ああ、なんて素早く
そしてすべてのものも戻ってくる
もしも悲しむのなら
踊りの輪は終わってしまうの
今は消え去ってしまっているものも
もしもぼくのことで周りから
心地よい流れに乗ってさざめく波の中を。
あざけられて苦しむのなら
ゆっくりと漕いで
冬よ、ようこそ
この愛はあっという間に壊れるのだろう
そこには泉が眠り、小鳥が歌っている。
ああ、なんて素早く
お前の装いは清らかで新しい
ぼくたちがかつて結ばれた時のように
悲しみの沈黙へと
冬は宝物を持っていってしまったが
すぐにでも
繁ったアーチの下を、白いジャスミンの下を。
すべての幸せは変わってしまうの
それを大切に守っておいてくれるのだ
雨に流され、風に飛ばされ
ああ、一緒に下りましょう。
春が冬のときへと変わってしまうから
すぐに最後の響きが消えるでしょう
ぼくたちがかつて結ばれた時のように
すぐに最後の歌い手もいなくなる
すぐにでも」・・・・
みんな故郷へと帰ってゆきたいのです!
ああ、なんて素早く
踊りの輪は終わってしまうの
(ラクメ)
でも、どんな恐ろしいことが突然に
すぐに最後の緑も枯れるのです
口づけ(アルディーティ)
あなたに口づけができるなら
愛の歓びが自ずとあなたに伝わるだろう
喜びがあこがれる悲しみへと
百千の喜びを語らずとも。
変わってしまうから
私の心臓の鼓動も , ああ、
すると娘は言った、娘は言ったのだ
私の上にふりかかることやら。
お父上はおひとりで
「あたしたちの愛は消え去ったりしないわ
鋼は硬いし、鉄ももっとそうだけど
あの呪われた町に行かれたが
思えばおそろしいこと。
あたしたちの愛はそれ以上に硬いのよ・・
鉄や鋼は、鍛え直されるけれど
(マリカ)
愛の歓びと共にあなたに伝わるだろう。
あたしたちの愛は
ガネサのお加護がありますように。
あなたは夢、愛の思いよ?
誰が形を変えられるというの?
では、雪のような羽の白鳥たちが
春のように甘く
宝石も真珠も求めない
鉄や鋼は、熔かされるけれど
喜びあそぶあの池に行って
あたしたちの愛は永遠に変わらないのよ!」
青い蓮を摘みましょう。
そしてすぐに消えてゆくの?
他の人の愛情もいらない。
ただひとつ、ただひとつだけ消えないもの
あなたの眼差しは私の歓び
それはあこがれ、決して褪せないもの
あなたの口づけは私の宝
(ラクメ)
そうね、雪のような羽の白鳥たちの側で
青い蓮を摘みましょう。
ああ、なんて素早く
ああ、遅れずに来ておくれ。
踊りの輪は終わってしまうの
ああ、来ておくれ、二人して生命の愛に
ああ、なんて素早く悲しみの沈黙へと
酔いしれようではないか。
ジャスミンとバラの厚く群れ咲くアーチ
(ラクメ・マリカ)
ああ!
花咲く岸辺、清清しい朝
ジャスミンとバラの
みんな私たちを呼んでいる。
厚く群れ咲くアーチ、(くり返し)
すべての幸せは変わってしまうの
花の二重唱(ドリーブ)