古河市文化協会 Koga City Cultural Association 第 14 号 第14号 発行日 平成27年1月15日 編集 古河市文化協会広報委員会 新年のあいさつ 古河市文化協会 会長 高橋喜久治 皆さん、明けましておめでとうございます。 昨年は、文化祭の各種行事をはじめ、浅野恭司原画展、土井ゆかり「ソプラノリサイタル」、 研修旅行、映画「天心」上映会などなど、皆様のご支援・ご協力により盛大に行なわれ、無事、 新年を迎えることができまして、深く御礼申し上げます。 特に、浅野恭司原画展では、17 日間、場内・場外の整理として午前・午後に分けて 500 名を 越える人がサポーターとして無償のお手伝いをして下さいました。ただただ感謝に堪えません。 今年は、少しでも皆様の負担が少なくなるよう、見直しますので、今後共、ご支援・ご協力の ほど宜しくお願い致します。 また、古河はまれに見る文学の盛んな街であり、古来から多くの著名な文学者を輩出しており ます。万葉集から今日に至るまでの古河の文学を網羅したアンソロジー「古河の文学」を今年 7 月に発行するよう編集を進めております。おって予約部数を伺ってから発行部数を決めますの で、是非とも 1 家に 1 冊お備え下さるようお願い致します。 最後になりましたが、皆様のご健康と益々のご活躍とを祈念いたしまして、新年の挨拶とさせ ていただきます。 夢それぞれ 総和短歌会 書きはじめ のページの匂う日記帳 五十冊となるいのちの記録 浮雲をあかねに染め て沈みゆく 夕日に向かい飛行機雲はしる 夕暮れてイルミネ ーションの天の川 またたき始む夢を呼ぶかに 次の世に生まれ変わりが叶うなら 鯨となりて回遊したい 米を食うその米作るを生き甲斐として 黙々と営々と七十余年を過ぐる 風立ちて銀木犀の小花散る 薫りが顕たす遠きひとのかげ 古河市文化協会 文協ニュース 第 14 号 古河市文化協会研修旅行 恒例の研修旅行は、10 月16 日(木)群馬の森(近代美術館)及び敷島公園(バラ園)に行ってきました。 世界遺産の富岡製糸場を見学する予定でしたが、団体予約は満杯で断られ群馬県立近代美術館に変更しました。 114 名の参加者が 3 台のバスで交流を深め、近代美術館の開館 40 周年事業としてピカソの「ゲルニカ」等々の名 画を鑑賞し、楽しく有意義な一日でした。 浅野恭司原画展 9 月 27 日~ 10 月 13 日の 17 日間、古河街角美術館および古河歴史博物館において、 「浅野恭司原画展」を行い ました。全国各地、更に上海、台湾等海外からもアニメファンが集まり、累計 11,000 人を超える来場者でにぎ わいました。これを受け入れるためのサポーターも 500 名を超え、全て自己負担で、遠方から宿泊までしてお手 伝いして下さった方もあり、心から感謝申し上げます。 サイン会の行列 古河市民文化祭 9 月 6 日 ( 土 ) ~ 12 月 14 日 ( 日 ) まで市内 16 会場で総合展を始め、各文化団体の展示会 などが盛況の内に終了しました。今号では文化祭の一部団体をご紹介します。 ■ 10 月 26 日古河市民文化祭古河会場無線部会は、 ■ 11 月 30 日に、とねミドリ館において、第 34 回吹奏楽 例年の会場を変えてゴルフリンクスアリーナで開 フェスティバルのソロアンサンブル編を開催しました。 催しました。開催会場は小中学校の絵画・書道展 このフェスティバルは、古河シティウインドオーケスト があり、公開運用に立ち寄られた方があり、無線 ラが主体となり、回を重ねてきました。今回は古河一高、 ライセンス取得の相談がありました。 総和中のアンサンブルチームも参加し、いろいろな楽器 の音色を楽しんでもらいました。 アマチュア無線公開運用・相談 秀華会 舞踊の集い 第 34 回吹奏楽フェスティバル 古河市文化協会 文協ニュース 第 14 号 トピックス TOPICS 総和山野草の会秋の展示会 総和山野草の会秋の展示会が昨年 10 月 18 日と 19 日の 2 日間ユー センター総和で行われ、会員 40 名 205 点が展示され、延べ 715 名 の方々が参観しました。参観者から「展示会を参観し、可憐で素朴 な美しさが魅力の山野草を愛でる姿、次回も楽しみにしています」 という声も寄せられていました。 「総和山野草の会」 代表 白鳥 渡 第 17 回青少年のための科学の祭典に参加 11 月 8 日第 17 回青少年のための科学の祭典に参加し出展とラジ オ製作会を行いました。ラジオ製作会は午前午後として 12 台準備 しましたが完売となり、5~ 6 名の方が教材不足となり製作できま せんでした、展示の方では、磁石と金属の実験とノーベル賞の青色 LED の光三原則が注目を受けていました。省電力無線で遊ぼうはア イコムのトランシーバーを使い 30 余組の児童が楽しみました。 古河アマチュア無線クラブ 代表 杉山 清 竹工芸 ・ 竹絵 作品展開催のお知らせ 10 月の文化祭では、「竹絵の新しい技法と新しい作品を見せても らった」 「皆さん自分の作品をつくるという意欲を感じますね」等と ありがたい評価を沢山いただきました。 また『 「竹工芸・竹絵」の誕生秘話と系譜』を全国に発信、会場で も配付したところ「よくここ迄丁寧に調査されましたね」 「地方で生 まれた竹絵を大切に発展させて下さい」との激励もいただきました。 今年は大宮のDOMショッピングセンターで「竹工芸・竹絵」 作品展を開催します。皆様のご来場お待ちしています。 古河竹絵の会 代表 草間 まさ子 ■時 平成 27 年 2 月 5 日 ( 木 ) ~ 11 日 ( 水 ) ■所 大宮DOMショッピングセンター ■入場無料 かのん 香音コンサート開催のお知らせ 「花桃コーラス 「 カ ナ リ ア 」「 長 月 コ ー ラ ス 」「 し ら ゆ り の 会 」 2010」の 4 団体による初めての演奏会が開催されます。 「楽しい、 躍動感のある合唱ステージ」をテーマに、それぞれの団体の特徴を だいちさんしょう いかした演奏と出演者総数 100 余名による合同演奏「大地讃頌、ふ るさと ( 嵐 Ver)」を土井ゆかり ( 指揮 )、 宇都木喜久世 ( ピアノ )、 佐々 木幸子 ( ピアノ ) の各先生方の指導、協力でお届けします。やわらか な春の日ざしが降りそそぐなか皆様のご来場お待ちしています。 うた声ひろば「カナリア」 代表 塙 久子 ■時 平成 27 年 3 月 15 日 ( 日 ) ■所 北川辺文化 ・ 学習センター( みのり) ■入場無料 古河市文化協会 文協ニュース 第 14 号 古河市文化協会団体紹介 古河草景会 代表 相島 正男 古河草景会は ” 和 ” をモットーに発足2年目になります。年中行事には展示会・ 講習会・自生地見学が計画されています。 展示会の前には苗の購入と自生地見学のバスツアーがあり、購入した苗は後日講 習会で苔玉作りや鉢植え作りにして仕上げます。作った苔玉は展示会場で抽選用と して来場者に差し上げています。開催中は大勢の方に見て頂き帰えられる時には 「また来ます」と云っていただけるような展示会を目指しています。 古河ビデオクラブ 代表 田宮 陽一 古河ビデオクラブ ( KVC ) は平成 26 年 4 月に発足しました。動画の基本撮影か ら編集まで会員同士で勉強し合い作品作りをしています。 昨今は携帯のスマートフォンでも動画撮影が簡単、きれいに出来る時代になって きました。KVCではインターネット時代に合わせた新しいこともやりたいと考え ています。また、文化協会員のみなさんからご連絡をいただければ可能な限り撮影 にも伺いますのでよろしくお願いいたします。 展示会・イベントのお知らせ future schedule ■現代手工芸作家協会主催 「第 31 回ニュークリエイティブ展」( 古河竹絵の会 稲葉氏入選 ) 時:2 月 23 日 ( 月 ) ~ 28 日 ( 土 )9:30-17:30( 入場は 16:30 まで 最終日は 14:30 閉会 ) 所:東京都美術館 2 階 第 2 展示室 ■芸術講座オカリナコンサート 出演:おがわゆみこ氏 ( オカリナ ) 時:2 月 28 日 ( 土 ) 午後 6 時 30 分 所:古河文学館 先着 65 名 2 月 12 日より文化課に電話申込 ■古河草景会 「春の山野草展」 時:4 月 18 日 ( 土 ) ~ 19 日 ( 日 ) 午前 9 時~午後 5 時 ( 最終日 16 時 ) 所:とねミドリ館 活動報告、お知らせ受け付けています。 文協ニュースは各団体の活動のようすやイベントのお知らせなどを随時掲載していきます。掲載し たい情報などありましたら古河市文化課 ( 事務局 ) までご連絡下さい。 次号第 15 号は平成 27 年 4 月下旬発行予定です。 編 集 後 記 今年の干支は未ですが、日本人にはなじみが薄い動物 お問い合わせ・連絡先 古河市文化協会 ですね。日本の文化に羊はあまりでてきませんが、逆 ホームページ http://kogabunka.com/ に西洋人にとっては羊が生活の中に占める文化的意義 連絡先 ( 事務局 ) は大きいようです。様々な文化が古河市文化協会にも あることを考え、今年もみなさまとつながる広報誌に したいと思います。 広報委員会 古河市 文化課 電話:22-5111 FAX:22-7114
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