1524_report

※以下の内容を記入し、走行日から 5 日以内に、メールにて事務局( [email protected] )までお送り下さい。
この情報は、つくばチャレンジ 2015 ホームページで共有します。
つくばチャレンジ 走行実験の内容および結果レポート
つくばチャレンジ 2015 本走行 2015/ 11/ 8(日)
ロボット No.: 1524
ロボット名:ARL-2015
チーム名:芝浦工業大学ロボティクス研究室
記載責任者:安藤吉伸
[ 1 ] 本走行前後の実験走行について
1
実験の目的
<本走行前>
Navigation プログラムを少し新しくしたので、ちゃんとプログラムが動くかの確認をするのが目的であった。
<本走行>
現状、最善と思われるパラメータ、スタートの位置・姿勢で、どこまで進めるかを確認するのが目的であった。
<本走行後>
パラメータやスタートの位置・姿勢などを変えて、動作確認をするのが目的であった。
2
実験の具体的内容と成果
2.1
実験の具体的内容
<本走行前>
ナビゲーションプログラムの中で、タイムスタンプの入れ方を変えた。プログラムの更新頻度(トレンランス)を
減らした。0.5sec 毎から、1.0sec 毎の処理に変えた。スタートから20m付近のウェイポイントを、進行方向に
対して、さらに左側にずらした。その動作確認を1回行った。スタート地点では、道路の中心にロボットを置き、
進行方向に対して、まっすぐに置いた。
<本走行>
スタートから20m付近のウェイポイントを、進行方向に対して、左側にずらしすぎた箇所を、若干、戻した。
スタート地点では、道路の中心にロボットを置き、進行方向に対して、まっすぐに置いた。
<本走行後>
スタートから20m付近で、進行方向から右側に突っ込んでしまうことが、繰り返されていたので、当該箇所の
ウェイポイントをずらして走行結果を観察した。スタート地点についても、道路中心から進行方向に対して、左
側に置き、かつ、向きも左に向けて置いた。スタートの向きや位置を変えながら、何回か動きを確認した。更
新頻度(トレンランス)1.0sec 毎から 0.5sec 毎に戻した場合の動作も確認した。ロボットの MAX 速度を、少し
あげて、04m/sec から 0.6m/sec に変えた時の動作も確認してみた。
2.2
実験成果
<本走行前>
スタートから20m付近で、進行方向に対して右側ではなく、逆に左側の縁石に乗り上げて、一瞬止まった。若
干、ロボットを手で押して、縁石から出し、自律走行を続けさせた。その後、100m程度までは自律走行でき
ていた。100m付近では、ロボットが停止したあと、反時計回りに90度回転したあと、直進して、芝生に入り
込んだ。100m付近のウェイポイントの更新がうまくいっていないようであった。
<本走行>
スタート地点から20m付近で、進行方向から右側の土手に突っ込んで、停止した。
※以下の内容を記入し、走行日から 5 日以内に、メールにて事務局( [email protected] )までお送り下さい。
この情報は、つくばチャレンジ 2015 ホームページで共有します。
<本走行後>
何度やっても、結局、スタートから20m付近で、右側に突っ込んでいた。
[ 2 ] 本走行について
1
設定した目標
大清水公園の中を自律移動することを目的としていた。
2
本走行の結果
スタートから20mのところで、進行方向から右側の土手に入って、動けなくなった。
3
どこまで目的が達成されたか
大清水公園内をちゃんとは動けなかったが、短い距離での走行はできた。
4
失敗した場合は、その理由として考えられること
スタートから20m付近のところで、自己位置が、かなりずれるケースがあった。スタートから20m付近に土手があっ
たが、その土手の見え方が走行経路によって、おおきく変わることが原因と思われる。路面には、ところどころ起伏
があり、かつアップダウンもあったため、ランドマークによる位置推定および修正がうまくいかなかったためかもしれ
ない。事前に当該箇所のウェイポイントをずらすなどの対策を試みたが、うまくいかなかったようである。それ以外の
原因は、わかっていない状況である。
[ 3 ] 運営側、実行委員へのコメントや質問等があればお書き下さい。
お世話になり、ありがとうございました。