牛久市・取手市・龍ケ崎市・利根町の皆さんに水を供給する県南水道イメージキャラクター茨城県南水道企業団の経営状況をご理解くださいみずえちゃんみずおくんと平成 26 年度、新会計制度の元での初めての決算が出ました。ただ、そこには少し困ったことが…。よくわかるマンガ START ねぇねぇみずおくん。 26 年度の決算が出たんでしょ？新会計制度になって初めての決算はどうだったの？お金のことちゃんとチェックしなくちゃね横に読んでいってね→ みずえちゃん、いい質問！実は予算の時から予想されていたんだけど、会計上はなんと約 86 億円の黒字に配水管などの水道施設！補助金等で設置した配水管や開発会社等から譲り受けた配水管など「無償で得た資産」の分は、過去に遡って、収益として計上しなくちゃいけなくなったわけ。新会計導入初年度の 26 年度は譲り受けた資産の約半分の 96 億円もが収益として計上された。え～、なんで配水管が収益扱いになるのよ？それって全然もうけなんかじゃないよね？配水管とかはなにがあっても絶対売るわけにいかないからお金にならないし経営状態はまだまだ赤字で厳しいんだ。進んでいるから、それに対処するためのお金もためていかなくちゃいけない。日本の６年前から体質改善！企業努力を続けているんだいけなくなっちゃったんだ。だから実態とは違う数字が出ちゃってる。とにかく見かけの数字に累積赤字が 10 億円惑わされないように近くあるんだ。それがこの 96 億円という「見かけの利益」と相殺されて、 86 億円もの黒字になったように見えてるってわけ。しよう！利用者の皆さんもどうか誤解のないようにお願いします。わかったわありがとうみずおくん新会計制度のネックだ… 水道施設の老朽化も 50 年以上経っている施設もあるよ固定資産の減価償却分を、収益として計上しなくちゃうん、実態がない収益なんだよ。実は県南水道企業団には、まだ県南水道企業団の私これからもボランティアで PR がんばるわこれは会計制度が変わったせい。意外～それなら私のバイト代も上げてよ …って元々もらってないけど～なったんだ…。資産のほとんどはち、違うんだよ！ええ～！そんなにもうかってるの！？でも、利用者皆さんの負担にならないよう、水道料金は（消費税増税分以外の）安易な値上げはしません！ちなみに水の値段は原価割れで供給してるんだ（仕入れ値を含めた原価 217.85 円/㎥水道料金 206.88 円/㎥ ※平成 26 年度決算・経営判断用分析表）県に仕入れ値下げ要望を続けています！あちこちで同じ問題が起こってるのよね… ＜平成 26 年度決算茨城県南水道企業団の経営状況については、これまでも何度か皆様にお伝えしてきました。厳しい経営状況であること。６年前から経営改革に取り組み、経営基盤の収入企業が行っている「企業会計原則」の考え方が最大限取り入れられました。ところが、新会計制度では、「みなし償却制度」の廃止に伴って固定資産の減価償却相当分が収益として計上されるため、上のマンガや右表にあるように、会計上は巨額の黒字になったように見えます。これは単なる会計基準の変更によって表されたもので、決して実態を表しているものではありません。公認会計士からも「経営指標を見る場合は、十分な注意が必要水は生活にかかせない大切なもの！がんばらなくちゃ！新・旧会計制度での比較＞新会計基準 148 億 6,500 万円旧会計基準（実態） 52 億 1,900 万円 ※うち、収益とみなされる減価償却費相当分強化を図っていること。徐々に経営が改善されているものの、まだまだ厳しいことに変わりはないこと…。さて、平成 26 年度から「地方公営企業会計制度」が大きく変わり、民間皆さんに安心・安全な水を安定的に供給するため、これからもがんばっていきます！どうぞご理解ご協力をお願いします。支出収支決算 96 億 4,600 万円 62 億 1,600 万円 62 億 1,600 万円＋86 億 4,900 万円－9 億 9,700 万円（税抜き）見かけは約 86 億円の黒字。実態は約 10 億円の赤字！実態を見誤らないように注意して今後も経営改革を進めます！である」と意見書が出されています。それに基づき、当企業団では、実態を表した財務諸表も同時に作成し、経営判断を間違えないようにしていきます。利用者の皆様にも、くれぐれも誤解のないようお願い致します。茨城県南水道企業団は、将来へ持続可能な水道事業の責任を果たすため、これまで以上に経済性・効率性を高める経営改革を行ってまいります！茨城県南水道企業団龍ヶ崎市長山 1 丁目 5 番地 2 電話 0297-66-5131 ホームページ http://www.ibananww.ne.jp/