RIのテーマ 「世界へのプレゼントになろう (Be a gift to the world)」 公式訪問 米山記念月間に向けて RI第2700地区 ガバナー 公式訪問も9月に突入いたしました。朝晩はめっ きり涼しくなり、移動も大分楽になって参りました。 一方で、こういう時にこそ慣れから来る気のゆるみ が起こるもので自分自身を戒めなければと思ってい た矢先に、少々失態をやらかしてしまいました。そ れは9月9日(水) 柳川ロータリークラブを訪問 した時の出来事であります。 いつも通り例会前の会長・幹事との懇談会を順調 に終了し、例会まで多少時間もあったので、同行の 阿津坂第7グループ・ガバナー補佐、長谷川地区副 幹事の3人でしばし雑談をいたしました。その時、 話題になったのが地元の名物についてでありまし た。 『確か、柳川はうなぎが名物ですよね』 『とくに せいろ蒸しがうまいですよね』と3人で納得。(心 の底ではせいろ蒸しが食事に出れば良いなと思いな がら)時間になったので、例会場に案内されテーブ ルに着席いたしました。すると目の前に「うなぎの せいろ蒸し」のお重が用意されていたのです。 これにはびっくり。事前に食事の希望を聞かれて いた訳でもなく、高価なものだけに全く予想外の偶 然でした。柳川クラブのご配慮に感謝、感激であり ます。ここまでは極めて順調に、そして気分良く過 ごすことが出来ました。 しかし、食事も終わり、私の卓話の時間となりま したが問題はそこで発生しました。 私は卓話の中で必ず、訪問したクラブの特徴につ いてコメントすることにしております。その日も、 事前の配付資料や当日の「会長・幹事懇談会」の結 果を受けてコメントすることとしました。そこで役 に立つのが、今春発刊された『2700 地区・地区誌』 であります。 (大変良く出来ていると思いますが) その中に、2700 地区・全 61 クラブの紹介コーナー (各クラブ1ページ)があります。そこにはクラブ の特徴欄があり、自クラブの特徴を簡便にまとめた 2 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 本 田 正 寛(福岡RC) もので、大変参考になります。 当日も「会長・幹事懇談会」でお聞きした内容と 地区誌に書かれた特徴欄の内容がほぼ同じであった 為、手抜きして地区誌の特徴欄を読み上げることと 致しました。読み上げの途中で少しおかしいなと感 じるようになり、ページ上部のクラブ名を見たら、 数日前訪問した、全く別のクラブを読み上げている ことに気がつきました。一瞬、頭がまっ白になりま したが、幸い途中で気がついたのと、柳川クラブさ んの(正式な)クラブの特徴欄のコピーを用意して あったので、皆様にお詫びして何とか卓話を終える ことが出来ました。 慣れから来る気のゆるみ以外の何ものでもなく、 これから、残る 50%の公式訪問には緊張感をもっ て臨まねばと思った次第です。 今月は「米山記念月間」であります。60 年近い 歴史を誇るこの米山奨学金制度は、日本独自の制度 で、現在は公益財団法人『ロータリー米山記念奨学 会』により運営されております。これまでの奨学生 の数は 18,000 人を超え、民間では我が国最大の奨 学金制度と言われています。近年、近隣諸国の中に は、必ずしも我が国と友好関係がうまく行っていな い国もあります。米山奨学会はこれらの国の学生さ んにも平等に奨学金を支給しています。 ロータリーは、国や民族、文化が異なる世界中の 人々が結び合い、国際親善と平和が達成されること を目的としています。当奨学会は国家間の問題を個 人に置き換えないこと、むしろさまざまな摩擦があ るからこそ、かけ橋となる日本の理解者、友人を増 やすことが大切であると考えています。この事業は 「平和への人作り」であります。この月間を機に「米 山記念奨学会」への理解を深めていただければ幸い です。 地区メッセージ 考えようロータリーの多様性とクラブの主体性を 8 月 公 式 訪 問 報 告 3 (月) 日 4 福岡平成ロータリークラブ 行橋ロータリークラブ 日 (火) 参加者: 参加者: 本田 G 木曽 会員数:55 名 出席数:46 名(86.79%) グループ補佐 坂本 文比古 会員数:40 名 出席数:30 名(75.00%) 平成ロータリーは、福岡ロータリーの子クラブとして 設立され、23 年目となる。 2700 地区初の女性会員を有するロータリークラブ で、2 人の女性会長を輩出している。また、交換留学や ホームステイなど海外との交流に積極的に取り組んでい る。 (木曽) 25 日 今年、創立 52 年目を迎える福岡東部で一番歴史のあ る行橋RCであるが、クラブの最大の課題は、会員増強・ 退会防止に尽きるとのこと。今年は会員 5 名プラスを 目標として活動されているが、女性会員は年々増加して おり、1 か月以内にも 1 名入会の予定。 (鈴木) 31 日 博多イブニングロータリークラブ (火) 本田 G 麻生 鈴木 グループ補佐 宮田 将英 久留米東ロータリークラブ (月) 参加者: 参加者: 本田 G 鈴木 会員数:36 名 出席数:21 名(58.33%) グループ補佐 坂本 文比古 当日は、台風 15 号上陸の影響で例会参加数がいつも より少なかったが、イブニングRCらしく「こんばんは」 のご挨拶で第 149 回例会がスタート。飲まれる方は、 ビール等の乾杯で始まり、毎回が本音で和気あいあいと 話せる良い例会の雰囲気で、テーブルディスカッション も有意義に展開されている。今後は、例会後のワイン会 も友好関係を進化させるために実施されるとか。(鈴木) 5 日 宗像 ロータリークラブ 24 日 福岡中央 ロータリークラブ (水) (月) 11 日 遠賀 ロータリークラブ 26 日 鳥栖 ロータリークラブ (火) (水) 会員数:65 名 出席数:56 名(86.15%) 例会は 12 時半開始だが、その前に会員は三々五々例 会場へ入り昼食をとっている。 現役最高齢の 90 歳の方も、大変元気なお姿で出席さ れていた。残念ながら会場内は禁煙で、会場を出た所に 喫煙場所が設置されており、ここで寛いでおられる方は、 何故かお医者さんの会員が多かった。 (金野) 19 日 福岡城南 ロータリークラブ 27 日 八幡南 ロータリークラブ (水) (木) 本田 G 麻生 中牟田 金野 グループ補佐 永淵 俊毅 20 日 福岡東 ロータリークラブ 28 日 久留米 ロータリークラブ (木) (金) 21 日 (金) 福岡北 ロータリークラブ GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 3 RIのテーマ 「世界へのプレゼントになろう (Be a gift to the world)」 米山記念奨学事業の意義 米山記念奨学委員会 委員長 1,米山記念奨学事業のねらい けて学問に励み、学会での論文発表など何らかの ―「施し」から「投資」へ― 形で学問上の成果を上げています。そのことだけ 米山記念奨学会は、日本全国のロータリアン でも大いに意義深いことには違いないでしょう。 から寄付される毎年約 13 億 3,700 万円と利息 しかし、これが全てではないし、ここに本当の 8,200 万 円 の 総 額 約 14 億 2,000 万 円(2013 狙いはありません。米山記念奨学制度は、すべて 年度寄付額)で運営されています。この寄付金額 ロータリアンの熱意を集め、その結実である寄付 の約 95.0%が奨学金として約 800 人の奨学生に 金をほぼそっくりそのまま奨学金として奨学生に 支給され、維持運営に係る事務費・人件費等は寄 与える制度です。ただ優れた能力があるというだ 付金の利息の一部約 5.0%で賄われています。米 けでは足りません。彼らの内面に、本当の日本と 山梅吉先生と東京ロータリークラブが米山奨学 日本人に対する深い理解を育むことが重要です。 金制度を発足させて以来 60 余年、これまでに しかし、また同時に単に日本が好きな留学生と 126 ヶ国 18,104 人の奨学生を世界に送りまし いうだけでも足りません。ロータリアンの熱意を た。 募った大切な浄財です。知日家に育てるだけの価 この米山奨学事業は、かつてはアジア近隣諸 値を備えた学生に重点的にお金を投じることに 国からの留学生、とりわけ苦学生への援助を狙い よってはじめて、効果的に国際貢献の意義を全う として実施されていました。しかし、いまやその できます。いわば「車の両輪」であり、いずれが 姿かたちは大きく変貌しました。いわゆる知的投 欠けても米山記念奨学制度の意義は全うできませ 資型奨学制度へと発展し、既に定着しておりま ん。 す。世界で活躍できる優れた資質と能力を備えた このロータリアンの期待を大切にするために、 潜在能力の高い学生に重点的に給付を行い、彼ら 米山記念奨学制度には、カウンセラー制度と世話 を日本と日本人に対する深い理解と愛着を備えた クラブ制度があります。カウンセラーは、寄付金 知日家・親日家に育てて世界の舞台に立ってもら に託したロータリアンの期待を代弁し、奨学生を い、日本と世界の架け橋とすることが本当の狙い 心に懸けて大切に扱い、彼らを知日家・親日家と です。 して育むのに最も大切な役割を務めてくださいま 2,米山奨学制度を意義あるものに ―カウンセラーと世話クラブの重要性― ご承知のとおり、米山奨学生が受ける奨学金の 額は、一般的な奨学金とは比較にならないほど高 額で、しかも償還の必要がありません。非常に恵 まれた奨学制度といえます。奨学生は生活のため にアルバイトに追われる日々から解放され、本来 の目的である学問の研究に集中・精励することが できます。そして、多くの学生は、その恩恵を受 4 吉 田 知 弘(福岡東RC) GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 地区メッセージ 考えようロータリーの多様性とクラブの主体性を 度、地区の年間寄付金総額は 25 番目前後で低迷 しております。取り分け、特別寄付の会員数割 合は約 9.7%で全国平均 41.2%を大きく下回り、 直近 10 数年にわたって群を抜いた「最下位」が 続いています。 このような状態を克服するため、かつては米山 功労者を増やし、個人平均寄付額の増額を図るこ とに重点を置いてきましたが、過去の統計から米 山功労者となる会員が特定の層に限定されている す。また、世話クラブは、留学生を温かく迎え入 れて彼らと接する多くの機会を持ち、普通の留学 生が決して経験することのできない日本での特別 の待遇を提供して、彼らの内面に忘れ難い思い出 を深く刻印することになります。 3,地区米山記念奨学委員会の役割 このような奨学制度の意義を踏まえると、まず もって奨学生の選抜がとても重要になります。将 来各自の分野で活躍を期待できる学問的な資質と 能力を備えた秀逸な人材であること、さらに、知 日家としてクラブとの交流を絶やさない人柄の学 生を選考しなくてはなりません。 米山地区委員会の役割は、この学生の選抜を適 切に行い、世話クラブやカウンセラーの支援を行 うことにあります。私たち10名の地区委員は、 文字通り「縁の下の力持ち」となって奨学制度を 支えることに努めております。採用時のオリエン テーションはもちろん、相談会・卓話研修会・研 修旅行・修了式を実施し、あるいは、カウンセラー セミナー、米山委員長会議を開催し、効果的な支 援ができるように工夫しています。 4,ロータリアンへ寄付のお願い(米山功労者) 傾向が伺われます。そこで、ロータリー日本国内 全地区合同プロジェクトの名にふさわしく、広く 会員にご負担をお願いするため、穴井ガバナー年 度以来、普通寄付の増額を図ることに方針転換し ております。そこで、各クラブには、①会員1人 の普通寄付を 10,000 円に増額すること、②個人 平均寄付金額が全国平均 15,000 円に少しでも近 づくように 14,000 円程度を寄付目標額としてい ただきたく、お願いいたします。 5,むすび ―米山奨学生に卓話の機会を与えてください― なお、当 2700 地区の米山奨学事業を大いに実り 多いものとするため、米山記念奨学事業の意義の 啓発のため、当年度も当地区全クラブに卓話の機 会を与えていただきたくお願いを差し上げており ます。取り分け、米山奨学生の「生」の姿に触れ ていただくことが何よりも理解の促進に役立つと 確信しておりますので、奨学生を卓話にお招きく ださい。 どうぞ米山記念奨学制度になお一層のご理解と ご協力をお願いいたします。 以 上 申し上げるまでもなく、米山奨学事業は全国の ロータリアンの寄付により成り立つ制度です。こ のため、当該地区に何人の奨学生が割り当てられ るかは、寄付される個人寄付金額と地区の寄付総 額、及び対象留学生の数によって決まります。寄 付金が多ければ奨学生の割り当てが増え、少なけ れば減ります。 たいへん残念なことですが、2700 地区の場合、 1 人当たり平均寄付金額は全国平均の約 75%程 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 5 RIのテーマ 「世界へのプレゼントになろう (Be a gift to the world)」 ロータリー広報実績の集積について 第 3 ゾーン ロータリー公共イメージコーディネーター 岩 永 信 昭 ラビンドラン RI 会長は、戦略計画に於いて 3 つ の優先項目の一つ「公共イメージと認知度の向上」 図1 取り組んで頂きたい事 に関して、各クラブ・地区に以下の目標を揚げてお られます。 1. 地区メディアによる報道の推進 2. ボイスとビジュアルアイデンティティーの 導入促進 3. デジタル媒体やソーシャルメディアの活用 推進 夫々についてクラブレベル、地区レベルで取り組 公共イメージ向上に関し、各クラブ・地区で 1. 地元メディアによる報道の推進 ・奉仕プロジェクト ・地元クラブによる恩恵を受けた人々や団体の紹介 (学友を含む) ・地元での行事 / 募金活動(ロータリーデーなど) ・ポリオ撲滅または 6 つの重点分野 ・交流 / ネットワークづくりの機会 クラブレベル メディア担当者を特定し報道を推進する 地区レベル 各クラブでの報道を取りまとめ四半期毎、RI 本部担当部 署ヘ報告 各クラブの担当者の人的ネットワークを築きメディア報 道に関する研修を開催 むべき具体的活動指標は図 1 〜 3 の通りです。 先ずは目標 1 から取り組んで下さい。 ロータリーが地域社会で行っている事をしっかり と伝える必要があるのです。 我々は今まで、ともすればその点には無頓着であ り、又そうする事がロータリーらしさと考えていた きらいがあったのではないでしょうか。 更に、これ等の広報実績をジャパンデーターとし て集積すべく図 5 のシステム構築を計画中です。 現時点では上記の目標 1 に関する実績を地区で集 積しておいて下さい。 皆様のご理解、ご協力を賜ります様宜しくお願い します。 6 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 図2 公共イメージ向上に関し、各クラブ・地区で 取り組んで頂きたい事 2. ボイスとビジュアルアイデンティティーの導入促進 クラブレベル ボイスとビジュアルアイデンティティーのガイドをク ラブのウェブサイトやソーシャルメディア、出版物に 活用する 地区レベル 各クラブでの上記活用状況を四半期毎、RI 本部担当部 署ヘ報告 各クラブのこの分野における推進者を招集し研修会を 開催 地区メッセージ 考えようロータリーの多様性とクラブの主体性を 公共イメージ向上に関し、各クラブ・地区で 図3 取り組んで頂きたい事 3. デジタル媒体やソーシャルメディアの活用推進 クラブレベル クラブでの奉仕活動を SNS(フェイスブック、ツイッタ一、 インスタグラム等)を活用し随時発信していく 地区レベル 各クラブでの上記発信状況を取りまとめ、四半期毎 RI 本部担 当部署ヘ報告 図5 事例の共有(Exchange Ideas) ⇒コーディネーターニュース or 新たな媒体で紹介〈web 等活用〉 ク ラ ブ プロジェクト計画 プロジェクト告知 プロジェクト実施 地 各月毎の報告を推奨 同時に情報共有 (報告フォーマットを使用) (3 ZONE で情報を共有) 区 ブランディング 推進施策実施 (地区セミナー開催等) RPIC R I 収集したい情報 1)プロジェクトの内容 2)実施したクラブの概要 3)告知された内容 事例共有 (HP,SNS, 月信) メディア取材 媒体露出 (記事・On Air) クラウド レポート ・新聞社名、日付、記事 PDF ・On Air の場合には日付、局名 クラブ若しくは地区による SNS アップの有無 広報情報入手 (記事・On Air) 4)事例共有の内容 ・地区 HP、SNS、R の友への投稿 等の有無 5)地区内におけるブランディング施策の状況 ・セミナー等の開催計画・実施状況 6)RPIC への支援希望の有無 事例発生毎の告知を推奨 ・具体的な支援内容について 7)地区における認知度向上施策の内容 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 7 RIのテーマ 「世界へのプレゼントになろう (Be a gift to the world)」 創立 45 周年を迎えて 福岡東RC45周年記念事業委員長 福岡東ロータリークラブは1970年9月5日に福 岡ロータリークラブをスポンサークラブとして創立さ れ、お陰様で創立45周年を迎えることが出来ました。 9月3日記念式典・祝賀会はホテル日航福岡にて、第 2700地区本田正寛ガバナー、安増惇夫ガバナーノ ミニー、第4グループ坂本文比古ガバナー補佐、第4グ ループ会長、幹事、33年に及ぶ姉妹友好関係を継続し ています釜山影島RCの会長他14名、その他多くの来 賓、会員OB、会員家族の出席を頂き130名を超す盛 会となりました。 これ迄はクラブとして10周年、20周年と周年事業 として重きを置いて参りましたが、現在我がクラブの会 員構成を見ますと、在籍年数が5年未満の会員が40% になり、ロータリーを熟知した会員も減少し高齢化して います。クラブの現状を考えます時に本年の半期に当た る45周年事業も若い会員、在籍年数が浅い会員にクラ ブの歴史、伝統、ロータリーの心を深く理解して頂き、 新しいクラブのリーダーの誕生を願って、短い準備期間 ではありましたが、会員の努力により充実した周年事業 となりました。 1997年2月に記念事業として中村学園高等学校 にインターアクトクラブの提唱を行い、以来中村学園 I . A . Cは年々活発に活動を続けています。中村学園 高等学校との繋がりがより深くなることを願って、記念 事業の一つとして図書室に本棚を寄贈し東ロータリー 文庫を開設しました。福岡東クラブ会員一人ひとりの人 生に最も影響を与え、何度も繰り返し読み込まれた“感 動の本”を集めた独自のHIGASHI文庫を創ること をお約束致しました。 福岡東クラブは植樹事業も記念事業の一つとして毎 回行って参りましたが、今回は50周年事業の植樹に先 駆け、ポール・ハリスの「友愛の木」月桂樹の苗木を福 8 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 安 恒 忠 男(福岡東RC) 岡北RC森陽一会員のお世話で会場の皆さんに披露す ることができました。80年前ポール・ハリスが来日し、 帝国ホテルの庭に米山梅吉翁と共に記念植樹した月桂 樹が脈々と引き継がれた分枝です。 記念講演ではクラブ在籍40年、永年皆出席40年 ロータリアンの模範である藤木会員に福岡東ロータ リーの歴史と“ロータリーの原点とその心”と題し講演 頂き、出席者に深い感銘を与えて頂きました。特別講演 は、川島透映画監督の「博多パラダイスを夢見て」で原 田らぶ子氏との楽しい対話で講演を終了致しました。 記念祝賀会は来賓の方々と会員家族の懇親の場とし、 会員の祝いの歌一吟、中村学園高校箏曲部の演奏に始ま り、中村学園I . A . Cの歩みの発表、会員夫人のフルー トの演奏を加えて女子新体操部の演技を披露して頂き、 祝賀の宴に花を添えて頂きました。記念式典より長時間 に渡りました記念祝賀会も会員各位の協力で無事終宴 となりました。 福岡東ロータリークラブは、本年度2700地区大会 を主管し、次年度は第4グループのI . Mを主催します。 この機にクラブ会員が一致団結し、ロータリー精神の涵 養に努めると共に地域社会に貢献することができます よう、福岡東ロータリー会員一同覚悟を新たにしていま す。 又、本年度は青少年育成事業として10月31日アク ロス地下ホールにて地域の青少年を対象とした「読み聞 かせ夢劇場」の事業を準備しています。福岡のまちの地 域文化に根付く新たな運動です。読み聞かせを通じた感 性豊かな心優しい青少年の健全な育成に寄与できるこ とと信じます。会員の皆様お子様のご参加をお待ち致し ております。 この度の創立45周年事業が、また一層素晴らしい創 立50周年事業へと継承される事を願って、会員一同頑 張って行きたいと存じます。 地区メッセージ 考えようロータリーの多様性とクラブの主体性を 国際ロータリー福岡学友会 50 周 年 1933 年、博多の街に福岡ロータリークラブが誕生しました。 九州大学の先生達と商家の主人達を結ぶ、 奉仕を目的とする社交クラブであり、米国渡来の文化でありました。 第 2 次大戦中は中断されましたが、その後は発展を遂げ、 現在は国際ロータリー第 2700 地区として約 3000 名のロータリアンが 活躍中であり、その国際奉仕の主要活動として、世界各地に、 ロータリー財団奨学生として、多くの大学院フェローを支援した歴史があります。 祝 50 周年記念式典 フェロー出身の ロータリアンを期待 国際ロータリー直前会長 黄 其光 Fellowship Through Service を 学 友会の活動テーマとして、めでたく 50 周年を迎えられ、誠におめでとうござ います。 ロータリー活動の中で、友情論を常 に語り合う態度は誠に素晴らしいと同 感致します。 現在、2700 地区出身の財団学友達 は米国のシリコンバレー、スイスのジュ ネ ー ブ、 イ エ メ ン 共 和 国、 ソ マ リ ア、 イランのテヘラン、ケニアの諸方面で 積極的に国際奉仕活動に従事中であり ます。 どうか世界のロータリー学友会発展 のための未来像として、福岡学友会メ ンバーのご活躍を期待しております。 日本ロータリー学友会の 発展を目指します 2700 地区ガバナー 福岡学友会会長 本田 正寛 中牟田 久敬 国際ロータリー福岡学友会 50 周年 1956 年の夏休に、小川洋福岡県知 を心よりお慶び申し上げます。国際ロー 事の祖父上様が、福岡 RC の幹事であ タリー財団奨学生制度は 1947 年に発 足し、世界の総数は 4 万 1,723 名で奨 学金は 5 億 600 万ドルが提供されてい ます。 日本における動向は、全国で 8,133 名であり、当地区の奨学生は 235 名で あります。現在、当地区内の奨学生出 り、面接をしていただいた懐かしい思 い出があります。38 歳で福岡 RC に入 会を認めていただき、地区副幹事とし て、ガバナー事務局を設立の際には大 変な苦労を致しました。現在、日本ロー タリー学友会名誉会長でもあり、日本 身のロータリアンは 2 名であり、今後 米山同窓会の組織運営に学び、全国学 は同窓生の多くが地区内のメンバーと 友会の発展に努力する覚悟であります。 して活躍されることを期待しておりま す。 国際ロータリー福岡学友会 50 周年記念式典 日 時:2015 年 11 月 7 日(土) 申し込み方法 講演会(16:00-17:45) 夕食会(18:00-20:30) はがきまたはファクスで、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、 場 所:西鉄グランドホテル2階「鳳凰の間」 (福岡市中央区大名 2-6-60) 電話番号を明記し、下記へ。 TEL 092-771-7171 『国際ロータリー福岡学友会 50 周年記念式典」事務局 講演者:ファーストリテイリング会長 柳井 正 氏 JAXA(財団学友) 島田 潤 氏 中国米山クラブ会長 定員 300 人 はがき:〒 812-0035 福岡市博多区中呉服町 2-7 賀 剣良 氏 会費 ロータリー会員 10,000 円 一 般 5,000 円 (株式会社 岩久興産総務部) ファクス:092-282-9779 締め切り:10 月 10 日(土) お問い合わせ 「国際ロータリー福岡学友会 50 周年記念式典」事務局 TEL 092-282-9780(平日 10:00 〜 17:30) 主催:国際ロータリー福岡学友会 後援:国際ロータリー第2700地区 福岡ロータリークラブ、福岡西ロータリークラブ、日本ロータリー学友会、福岡大学 協賛:国際ロータリーシカゴ本部、西日本新聞社 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 9 RIのテーマ 「世界へのプレゼントになろう (Be a gift to the world)」 国際ロータリー第 2700 地区 2014-2015 年度 ガバナー 2015 年 9 月 24 日 熊澤 淨一 殿 国際ロータリー第 2700 地区 監査人 伯川 志郎 監 査 報 告 私は、国際ロータリー第2700地区2014~2015年度の「一般会計」すなわち、地区資金収支計算書、ガバナー事務所 費内訳明細書、並びに「特別会計」の、国際青少年交換資金収支計算書、青少年育成基金収支計算書、米山記念奨学会収支計算書 及び貸借対照表について監査を行いました。 監査の結果、これらの計算書は収支の状況並びに資産、負債及び次年度繰越金有高を正しく表示しているものと認めました。 以上 『財務報告書』 (1)2014-2015 年度 地区資金収支計算書 収入の部 収 出 の 部 10 項 目 前 年 度 繰 越 金 地 区 資 金 R I 補 助 金( 地 区 ) 国 際 社 会 奉 仕 資 金 月 信 購 読 費 雑 収 入 収 入 計 ( A ) 合 計 GE国際協議会出張費 ガ バ ナ - 関 係 費 G E 関 係 費 全 国 G・ P G 会 議 費 地 区 G・ P G 会 議 費 ガバナ-公式訪問旅費 役職者等委員会会議費 規定審議会旅行準備金 渉 外 費 P E T S I M ガ バ ナ - 補 佐 費 ガ バ ナ - 記 念 品 代 予 備 費 ガ バ ナ ー 関 係 費 合 計 新 世 代 奉 仕 RYLA・青少年育成 ロ ー タ ー ア ク ト R A C 海 外 研 修 費 イ ン タ ー ア ク ト ロ - タ リ - 財 団 会 報 ・ 雑 誌 拡 大・ 会 員 増 強 社 会 奉 仕 職 業 奉 仕 広 報 ・ I T 危 機 管 理 委 員 会 国 際 社 会 奉 仕 資 金 ロ - タ リ - 情 報 委 員 会 費 合 計 日本R連絡協議会運営費 地 区 役 員 旅 費 月 信 費 印 刷・ 通 信・ そ の 他 雑 費 予 備 費 そ の 他 経 費 合 計 ガバナー事務所費合計 支 出 計( B ) 当期収支差額(A)-(B) 次 年 度 繰 越 金 合 計 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 予 算 額 31,659,466 32,000,000 1,500,000 3,200,000 4,160,000 0 40,860,000 72,519,466 1,000,000 500,000 600,000 1,500,000 300,000 500,000 500,000 200,000 150,000 300,000 700,000 840,000 200,000 0 7,290,000 100,000 550,000 1,800,000 1,300,000 2,450,000 1,100,000 50,000 300,000 170,000 150,000 800,000 50,000 3,200,000 100,000 12,120,000 1,600,000 450,000 4,160,000 600,000 150,000 140,000 7,100,000 14,070,000 40,580,000 280,000 31,888,406 72,468,406 (単位:円) 決 算 額 31,785,563 31,590,000 1,811,839 3,159,000 4,267,600 7,662 40,836,101 72,621,664 500,000 500,000 612,586 1,746,780 257,057 500,000 500,000 200,000 203,000 300,000 700,000 840,000 200,000 0 7,059,423 0 622,300 1,713,420 1,300,000 2,343,229 646,634 33,240 295,304 88,658 38,016 951,060 153,680 2,465,184 107,304 10,758,029 1,627,455 615,120 4,409,166 546,717 147,932 100,000 7,446,390 14,384,902 39,648,744 1,187,357 32,972,920 72,621,664 差 額 126,097 △ 410,000 311,839 △ 41,000 107,600 7,662 △ 23,899 102,198 △ 500,000 0 12,586 246,780 △ 42,943 0 0 0 53,000 0 0 0 0 0 △ 230,577 △ 100,000 72,300 △ 86,580 0 △ 106,771 △ 453,366 △ 16,760 △ 4,696 △ 81,342 △ 111,984 151,060 103,680 △ 734,816 7,304 △ 1,361,971 27,455 165,120 249,166 △ 53,283 △ 2,068 △ 40,000 346,390 314,902 △ 931,256 907,357 1,084,514 153,258 適 応 予算目標に対し 41 名減 予算目標に対し 41 名減 ガバナーエレクト夫人不参加のため ガバナー、他地区大会参加旅費等 地区メッセージ 考えようロータリーの多様性とクラブの主体性を (ガバナー事務所費内訳明細) 項 目 人 (単位:円) 予 算 額 差 額 適 応 費 10,300,000 10,152,669 △ 147,331 入 170,000 110,000 △ 60,000 費 550,000 1,369,740 819,740 費 200,000 134,516 △ 65,484 事 務 費・ 印 刷・ 消 耗 品 費 設 備 ・ 事 務 退 件 決 算 額 職 支出の部 旅 準 費 備 交 通 繰 通 信 備 所 予 賃 200,000 145,659 △ 54,341 品 費 200,000 169,714 △ 30,286 借 料 2,300,000 2,298,027 △ 1,973 費 150,000 4,577 △ 145,423 計 14,070,000 14,384,902 314,902 備 支 出 合 (2)2014 - 2015 年度 国際青少年交換資金収支計算書 項 目 収入の部 前 年 度 予 算 額 越 決 算 額 差 額 適 応 金 6,546,667 6,061,007 △ 485,660 国 際 青 少 年 交 換 資 金 4,800,000 4,738,500 △ 61,500 雑 繰 (単位:円) 収 入 収 入 計( A ) 合 1,089 1,175 4,800,000 4,739,589 △ 60,325 支出の部 計 11,346,667 10,800,596 △ 546,071 来 日 学 生 滞 在 費 補 助 1,600,000 1,569,250 △ 30,750 旅行・レクリェ-ション・キャンプ 900,000 1,639,008 739,008 留学生支援の経費は、修了証伝達式費用・ オリエンテ-ション費 740,000 1,108,552 368,552 委員会費・来日学生滞在費補助、その他 修 了 証 伝 達 式 費 用 320,000 300,744 △ 19,256 委 員 会 委 員 印 刷 ・ 事 務 会 そ の 費 540,000 540,000 0 費 400,000 669,336 269,336 △ 231,489 他 300,000 68,511 保 険 費 0 0 0 予 備 費 200,000 0 △ 200,000 支 出 計( B ) 5,000,000 5,895,401 895,401 当期収支差額(A)-(B) △ 200,000 △ 1,155,812 △ 955,812 次 年 度 繰 越 合 金 6,346,667 4,905,195 △ 1,441,472 計 11,346,667 10,800,596 △ 546,071 (3)2014 - 2015 年度 青少年育成基金特別会計収支計算書 項 目 予 算 額 収入の部 前 年 度 繰 越 金 地 区 大 会 寄 付 (単位:円) 決 算 額 17,486,154 差 額 16,567,124 適 応 △ 919,030 0 0 雑 収 入 収 入 計( A ) 合 計 2,631 0 2,631 2,631 17,486,154 16,569,755 △ 916,399 200,000 200,000 R A 地 区 活 動 費 I A 活 動 2,631 支出の部 費 0 0 日本次世代リ-ダー協賛金 200,000 200,000 青 少 年 育 成 奨 学 金 雑 0 費 864 0 400,864 400,864 当期収支差額(A)-(B) 0 △ 398,233 △ 398,233 金 17,486,154 16,168,891 △ 1,317,263 計 17,486,154 16,569,755 △ 916,399 年 度 繰 越 合 ロータリー財団奨学生追加承認 864 支 出 計( B ) 次 日本の次世代リーダー養成塾 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 11 RIのテーマ 「世界へのプレゼントになろう (Be a gift to the world)」 (4)2014 - 2015 年度 米山記念奨学会収支計算書 項 目 前 年 度 繰 越 金 予 算 額 0 収入の部 奨 学 会 地 区 活 動 費 米 山 世 話 ク ラ ブ よ り 雑 収 収 入 計( A ) 選 考 試 計 験 オ リ エ ン テ ー シ ョ ン 終 了 式 支出の部 員 雑 会 費 当期収支差額(A)-(B) 年 度 繰 越 0 2,347,111 0 87,539 計 0 △ 420,000 △ 607,611 △ 2,347,111 2,347,111 △ 2,347,111 △ 87,539 0 477,091 △ 477,091 0 1,334,558 △ 1,334,558 0 756 281,926 △ 281,926 165,241 0 2,347,111 0 0 0 金 合 607,611 △ 165,241 △ 756 △ 2,347,111 0 0 適 応 △ 1,319,500 420,000 0 費 支 出 計( B ) 次 0 0 研 修 旅 行・ 懇 親 会 費 委 1,319,500 0 費 差 額 0 0 0 入 合 (単位:円) 決 算 額 0 0 2,347,111 △ 2,347,111 (5)2014-2015 収支合計表 項 目 地 一 般 区 会 資 計 金 合 計 国 際 青 少 年 交 換 資 金 (単位:円) 前年度繰越金 31,785,563 特 22,628,131 別 総 会 合 計 合 計 計 当期収支差額 39,648,744 40,836,101 6,061,007 16,567,124 支 出 計 40,836,101 31,785,563 青 少 年 育 成 基 金 米 山 記 念 奨 学 会 収 入 計 1,187,357 39,648,744 4,739,589 1,187,357 5,895,401 2,631 △ 1,155,812 400,864 0 2,347,111 2,347,111 54,413,694 47,925,432 48,292,120 7,089,331 32,972,920 32,972,920 4,905,195 △ 398,233 16,168,891 △ 1,554,045 21,074,086 0 8,643,376 次年度繰越金 △ 366,688 0 54,047,006 貸借対照表(2015 年6月 30 日現在) 1. 一般会計 科 目 現 普 通 定 期 前 金 預 預 渡 仮 11,625 預 20,143,199 退 金 15,830,613 金 800,000 金 払 (単位:円) 金 額 金 88,213 未 科 目 り 職 給 払 付 引 金 当 金 正 債 味 合 財 計 計 2. 特別会計 (国際青少年交換資金) 財 産 合 計 32,972,920 合 計 5,244,759 合 普 預 金 計 預 合 総 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 計 科 目 未 通 3,900,730 32,972,920 36,873,650 (単位:円) 金 額 5,234,759 払 金 ( 青 少 年 育 成 基 金 ) 12 味 合 金 仮 通 正 400,000 科 目 普 36,873,650 2,837,919 産 (一般会計次年度繰越金) 合 計 104,220 558,591 金 規 程 審 議 会 旅 行 準 備 金 負 金 額 10,000 払 正 味 16,168,891 正 味 21,413,650 総 16,168,891 金 額 金 339,564 財 産 4,905,195 財 産 16,168,891 計 21,413,650 合 計 計 5,244,759 16,168,891 地区メッセージ 考えようロータリーの多様性とクラブの主体性を 2014 〜 2015 年度 RI 第 2700 地区 地区大会決算報告書 〈収 入〉 (単位:円) 項 目 繰 越 人 数 適 応 金 1,128,370 地 区 補 助 金 500,000 地区大会分担金 3,194 @5,000 15,970,000 地区大会登録料 1,670 @8,000 13,360,000 晩 餐 会 費 ゴ ル フ 会 費 雑 収 入 合 計 男 18,000、女 15,000 〈支 出〉 金 額 (単位:円) 部 門 項 目 大 総 務 登 録 900,000 受取利息 1,085 出店料等 昼 食 30,000 大 誌・DVD 1,200,000 会 記 録 餐 会 会 場 小 35,239,455 会 会 場 設 営 場 設 計 6,103,433 費 4,589,645 費 2,433,352 計 7,022,997 営 2,533,524 会 場 使 用 料 ( ソ レ イ ユ 11 日 12 日 ) 1,784,950 舞 台 設 営、 照 明、 音 響 3,411,180 ロ ー タ ー ア ク ト 等 小 プ 会 ロ グ 員 ラ 交 ム 8,108,572 R I 会 長 代 理 関 係 費 1,858,912 会 場 イ ベ ン ト.講 演 費 2,250,054 小 計 4,108,966 コンペ会場懇親・賞品等 1,200,162 小 流 旅 務 費 ・ 会 務 局 事 決算報告書を監査の結果、適正・妥当であることを認めます。 2015 年8月1日 RI 第 2700 地区 地区大会実行委員会 監査 小 所 交 賃 通 議 務 人 郵 国際ロータリー第 2700 地区 2014 ~ 2015 年度地区大会 378,918 計 事 事 1,929,904 2,973,529 晩 レ セ プ シ ョ ン 費 登録費 ( 大会案内状・リーフ レット・プログラム冊子・名札) 小 3,350,000 @5,000 会 金 額 用 品 件 送 ・ 通 信 計 1,200,162 料 1,300,000 費 594,116 費 977,815 費 850,554 費 1,373,000 費 220,840 計 5,316,325 地 区 大 会 広 報 829,000 ローターアクト援助金 200,000 第 2700 地 区 青 少 年 交 換 基 金 1,200,000 次 合 年 度 繰 越 1,150,000 計 35,239,455 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 13 RIのテーマ 「世界へのプレゼントになろう (Be a gift to the world)」 米山記念奨学生紹介 ロータリー米山記念奨学事業とは キム キョン ヒョン (韓国) 九州大学 法学府 3 年 世話クラブ:福岡西 RC カウンセラー:高田 桂一 皆さん、こんにちは。私は韓国ソウル出身の金庚鉉(キム、キョンヒョン) と申します。現在、九州大学大学院法学府の博士課程 3 年生に在籍してお ります。 世話クラブは、福岡西 RC であります。 昨年、ロータリーの奨学 生として選ばれた時から、あっという間に 1 年が過ぎてしまいました。 今、 月一回の例会に参加することによって、韓国で漠然として知っていた「国際 ロータリー」について少しずつ知るようになりました。 私の研究分野としては、国際関係法(国際公法)であり、その中でも領域 権原(島嶼領有権)に関する分野です。そして、博士論文のテーマは、日 · 韓における領有権の紛争(独島 / 竹島)であり、その中でも島嶼領有権にお ラティ・ユニアルタ (インドネシア) 九州大学 博士課程 3 年 世話クラブ:福岡北 RC カウンセラー:江崎 哲郎 私は九州大学医学部のラティと申します。九州大学に 2013 年 4 月に入 学いたしました。インドネシアでは 2006 年から医師として働いていました。 インドネシアは発展途上国であり、医療とヘルスケア管理における研究分野 は限られています。資金調達と設備が制限されているので、生体分子の研究 はまだ珍しいと思います。日本では、医療の分野における研究が非常に進ん でおり、 医療サービスを向上させるために役立ちます。日本は良い精神を持っ た国で、私は日本人の仕事に対する考えに感動しました。仕事の時には日本 人は熱心だし、まじめだし、正直だし、それに勤勉だと思います。個別にで はなく、日本人はチームでの作業、それが日本人の特徴です。 ドアン ・ ミン・フン (ベトナム) 九州大学 大学院 世話クラブ:大牟田北 RC カウンセラー:長岡 祥二 米山奨学生2年目として、大牟田北クラブにお世話になっておりますドア ン ・ ミン ・ フンと申します。ベトナムのハノイ町から参りました。現在九州 大学オートモーティブサイエンス専攻修士 2 年生です。 ハノイ工科大学にいた時、電気自動車の分野に大変興味がありました。大 学卒業の後、技術革新研究センターで研究員として働いて、ベトナムの電気 自動車プロジェクトに参加しました。このプロジェクトを通して、日本の自 動車技術が世界的に優れていると感じて、日本で自動車に関してさらに学び たいと思いました。そこで、初めに進学する大学の選択、また生活費と就職 活動についての基本的な計画を立てました。大学院には、自動車をサイエン GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 月信では数名ずつ紹介していきます。 ロータリアンからの寄付を財源として、日本に在留している外国人留学生に奨学金を支給し、 日本の理解と国際親善を推進するロータリー日本国内全地区合同プロジェクトです。 金 庚鉉 14 第 2700 地区は今年度 20 名をお世話しています。 ける国際判例法理基準の研究です。 近年の独島 / 竹島に関する動きを見てみると、2012 年 8 月 10 日、韓国 の李明博大統領の上陸に端を発して、日本国政府(外務省)は 2012 年 8 月 21 日、国際法に則り、冷静、公正かつ平和的に紛争を解決することを目 指し、国際司法裁判所への提訴(3 回目の共同提訴案)としての合意付託及 び「日韓紛争解決交換公文」 (1965 年)に基づく調整を提案しました。また、 今回、日本国政府は国際司法裁判所への一方的提訴案も示唆しました。しか し、韓国政府(外交部)は 2012 年 8 月 30 日、これを全面的に拒否する 意向を示しました。現在、日本国政府は一方的提訴のカードを握っている状 態であります。こうした状況を考える限り、本件が国際裁判所の裁判に付託 される可能性は、高いとは言えないとしても、否定することはできません。 このため、私の博士論文では独島 / 竹島をめぐる両国の立場と主張に国際判 例法理を適用して多方面から検討します。 私は、博士課程の大学院生として日本にきて、ロータリーの奨学生になる ことができて嬉しさの極みでございます。これからもお世話になりますので、 皆様何卒宜しくお願い申し上げます。 私の研究のテーマは肝疾患における脱落乳歯幹細胞を用いた治療法。こ の細胞は SHED (Stem cells from exfoliated deciduous teeth) とい います。子供の乳歯から得られた間葉系幹細胞。肝疾患モデル動物に対して SHED 由来肝細胞の移植実験をしています。それから、肝臓の状態を改善 するために有効性のある SHED 療法を分析しています。 私の研究の実験はたくさん時間がかかり、実験プロトコルがあるので、私 はできるだけ調整に努めています。そして、今年4月から、私は 米山ロー タリーの奨学生に選ばれ、ロータリアンの方々のおかげで、奨学金を頂いて いるので、研究に集中できるようになっています。授業料と生活費を払うこ とができるようになっているので、心配することがなくなりました。カウン セラーはいろいろと私に教えてくれました。ロータリアンの方々は私たち留 学生をロータリークラブに招待してくださいました。世話クラブのロータリ アンの方々は集まるだけでなく、情報交換と社会活動を行っています。例え ばネパールの地震のために寄付を集めました。ロータリークラブに参加させ ていただいてから、異なる分野の方の新しい情報を取得しています。これか らもどうぞよろしくお願いいたします。 スとして捉えてある部分に魅力を感じた九州大学オートモーティブサイエン ス専攻を選択しました。そこで、電気自動車だけではなく、他のゼロエミッ ションカー技術についてさらに学ぶことができました。 しかし、私の人生は思ったより簡単ではありませんでした。なぜなら、生 活費を稼ぐためにアルバイトしなければならなかったからです。しかし、私 は自分の夢を追求し続けていますので、苦労とは思いませんでした。勉強と 研究を一生懸命頑張ったことにより、去年にはロータリー米山記念奨学生に 合格しました。また、自分の研究も認められ計測自動制御学会で発表するこ とができました。さらに、カルソニックカンセイ夏季インターンシップに参 加して、日本ビジネスマナーと社会人の仕事を経験して、日産の製品に関し てさらに勉強することができました。 日産の研究開発部門で働き、電気自動車についての研究を続けていくため に、私は今後勉強と研究と就職活動をもっと努力するつもりです。この夢は 長岡先生とロータリー米山奨学会のメンバーから激励と支持を得ているの で、勇気がわいてきました。 地区メッセージ 考えようロータリーの多様性とクラブの主体性を RI 第 2700 地区 8月末出席報告 クラブ名 当月 7月1日 当月末 期首から (内女性) (内女性) 出席率 会員数 会員数 の増減 90.0 32 2 31 2 -1 西 83.9 11 1 11 1 0 苅 田 87.0 35 3 36 3 1 田 川 95.0 46 2 46 2 0 行 豊 前 第4グループ 第1グループ 前 豊 クラブ名 当月 7月1日 当月末 期首から (内女性) (内女性) 出席率 会員数 会員数 の増減 福 岡 東 南 99.5 72 6 78 7 6 博多イブニング 87.5 36 8 36 8 0 宗 像 87.4 42 5 43 5 1 対 馬 88.2 15 1 17 1 2 56 648 56 23 6 3 -1 橋 85.0 39 4 40 4 1 計 89.4 625 行橋みやこ 76.2 56 3 56 3 0 福 岡 中 央 86.2 59 計 86.2 219 15 220 15 1 福岡イブニング 75.0 60 68 1 5 福 岡 城 西 97.7 107 41 13 1 福 岡 城 東 88.8 29 福 岡 北 93.9 71 70 福 岡 第2グループ 倉 91.4 63 小 倉 中 央 91.9 40 小 倉 東 91.2 65 69 4 小 倉 南 100.0 70 71 小 倉 西 91.7 56 54 1 -2 司 89.3 41 2 42 2 1 西 89.3 47 2 47 2 0 畑 88.8 24 2 25 2 1 糸 東 96.6 20 門 門 司 戸 戸 畑 若 78.4 22 92.6 22 計 91.0 470 23 3 22 3 22 21 484 23 第3グループ 96.0 76 91.5 43 76 直 方 中 央 77.9 38 遠 賀 87.5 52 3 52 3 0 八 3 0 43 3 0 38 0 2 -1 134 137 68 67 壱 岐 87.9 42 33 3 -1 -9 壱 岐 中 央 93.2 31 44 13 92.5 53 53 89.9 654 久 方 1 90.8 甘 塚 5 31 93.0 0 直 112 1 多 0 飯 59 西 島 計 14 6 博 3 第6グループ 松 若 松 中 央 12 第5グループ 小 62 7 668 0 7 14 -1 木 100.0 64 63 1 米 89.2 80 3 81 3 1 久留米中央 95.1 41 1 42 1 1 留 久 留 米 東 89.2 64 5 65 6 1 久 留 米 北 100.0 75 4 75 4 0 小 郡 92.8 54 2 54 2 0 鳥 栖 84.5 59 2 59 2 0 羽 86.2 41 92.1 478 17 481 81.4 46 7 46 7 0 95.3 53 3 53 3 0 八 幡 南 90.6 46 48 2 筑 後 96.6 30 32 2 八 幡 西 93.1 47 48 1 久留米南部 88.9 9 9 0 89.2 401 16 404 16 3 川 100.0 38 38 府 88.8 51 3 51 3 0 田 96.2 61 2 1 計 太 宰 福 岡 83.5 122 1 126 1 4 福 岡 平 成 84.7 55 14 56 13 1 福 東 84.4 72 14 75 14 3 福 岡 城 南 99.4 60 4 62 4 2 福 90.7 100 岡 岡 南 104 当月平均 90.3 総 計 浮 計 第7グループ 第4グループ 幡 八 幡 中 央 大 牟 3 60 2 0 -1 34 1 4 1 2 大 牟 田 北 95.7 30 97.7 31 八 90.0 22 1 81.7 53 2 53 2 0 93.3 274 6 281 6 7 女 川 計 ( 内女性) 138 1 19 大 牟 田 南 柳 4 7 月 1 日会員数 3,121 大 42 当月末会員数 3,186 31 0 24 (内女性) 142 期首からの増減 65 RI 第 2700 地区 8月新会員ご紹介(20RC:37 人) ご入会おめでとうございます。 グループ クラブ名 第 1 グループ 第 2 グループ 豊 行 小 前 橋 倉 小 倉 東 小 倉 南 戸 第3グループ 八 第4グループ 福 畑 幡 西 岡 お名前(敬称略) 一 河 高 澄 永 佐 古 日 吉 金 中 城 平 丸 祐 口 賢 橋 智 井 俊 田 藤 秀 賀 圭 向 祥 本 幸 久 保 井 一 本 岡 司 一 彦 彦 泉 晴 太 隆 弘 和 平 勝 啓 グループ クラブ名 お名前(敬称略) 福 岡 平 成 福 岡 城 南 楠 田 盛 男 中 谷 文 治 松脇 秀三郎 坂 口 充 岩 渕 勝 成 門 岡 慎 治 山 﨑 正 幸 田 上 伸 夫 川 添 克 子 熊 手 幹 彦 尾 畑 和 隆 部 谷 由 二 泥 谷 高 博 福 岡 南 第4グループ 福 岡 東 南 宗 第5グループ 像 福 岡 中 央 グループ クラブ名 お名前(敬称略) 宮 部 崇 坂 井 宣 之 岡 村 定 正 各 務 政 明 真鍋 登志郎 吉 住 要 祐 田 中 靖 正 棚 成 嘉 文 横 山 登 服 部 博 敏 松 門 光 夫 福 岡 城 西 第5グループ 第6グループ 第7グループ 福 岡 西 博 多 久 留 米 東 大 牟 田 北 八 女 寄付者紹介(8月分) ◉ ポールハリスフェロー 君( 岩崎員久 八 幡 西 R C )Multiple 埜 村 要 道 君( 宗 像 R C )Multiple ◉ 米山功労者 表彰回数 君( 田中 一成 久 留 米R C) 済 城 靖 彦 君( 田 川R C) 秋 山 高 広 君( 行橋みやこ R C ) 4 6 2 GOVERNOR’S MONTHLY LETTER 15 文庫通信 ロータリーレート 336 号 レート確認方法の手順 国際ロータリーホームページ ▶ 組織概要 ▶ サイトツール 「ロータリー文庫」は日本ロータリー50周年記念事業の一つとし て 1970 年に創立された皆様の資料室です。 (http://www.rotary.org/ja) ▶ ダウンロード・ライブラリ ▶ 国際ロータリー為替レート (最新の日付をクリック) ロータリー関係の貴重な文献や視聴覚資料など、約2万4千点を 収集・整備し皆様のご利用に備えております。閲覧は勿論、電話や 書信によるご相談、 文献・資料の出版先のご紹介、絶版資料につい てはコピーサービスも承ります。また、一部資料はホームページで 地区大会事務局開設のお知らせ PDF もご利用いただけます。 地区大会事務局 クラブ事務所にはロータリー文庫の「資料目録」を備えてありま すので、ご活用願います。以下資料のご紹介を致します。 ■ ロータリー資料より ◎「社会奉仕委員会 2013 ~ 2014 年度事業報告集」 D.2650 2014 168p ◎「ロータリー社会奉仕事例集」 前原勝樹編 1976 229p 〒 812-0011 福岡市博多区博多駅前 2-20-1 大博多ビル 4 階 お問合せ時間:11:00 〜 16:00 T E L092-475-5800 FAX 092-475-5801 E-mail:[email protected] (事務局担当 道下) ◎「ロータリーにおける『社会奉仕』の対象 / 決議 23-34 のタイトル」 鈴木一作 −− 5p ◎「ロータリー職業奉仕事例集」 前原勝樹編 1975 318p 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 ◎「職業とロータリー」 高山 定基 会員 菅生浩三 1993 18p(ロータリー随想 その周辺とともに) 小倉ロータリークラブ ◎「RI 戦略計画と青少年奉仕」 南園義一 2015 6p (第 7 回国際ロータリー全国 RYLA 研究会) ◆ ロータリー歴:43 年 ◆ 逝去年月日:2015 年9月 17 日 ◆ 享年:82 歳 ◎「新世代奉仕 RYLA」 田中作次 2015 10p (第 7 回国際ロータリー全国 RYLA 研究会) ◎「光り輝くロータリアン」 藤川享胤 2015 7p (D.2690 地区大会記念誌) 第 2700 地区 ◎「ロータリーとは?」 鈴木一作 −− 6p [上記申込先:ロータリー文庫 ] 申込先 10月地区内行事予定表 日付 ロータリー文庫 〒105–0011 東京都港区芝公園 2-6-15 黒龍芝公園ビル 3F TEL(03)3433-6456・FAX(03)3459-7506 http://www.rotary-bunko.gr.jp 開館=午前10 時~午後 5 時 休館=土・日・祝祭日 行 事 4日(日) 米山奨学委員会、カウンセラーセミナー 8日(木) 国際青少年交換来日学生研修旅行(~9日) インターアクト委員会 16日(金) 社会奉仕委員会 ロータリー委員会 17日(土) 米山研修旅行(~18日) 国際青少年交換派遣学生帰国報告会 20日(火) Eクラブ開設準備委員会 第2700地区ガバナー月信 編集委員会連絡所 国際ロータリー第2700地区 ガバナー事務所 月信担当/地区副幹事(福岡RC) 河西敬一・川崎隆生・武内健二・ 永守良孝・鈴木浩一 連 絡 先/ダイヤモンド秀巧社印刷株式会社 〒812 0064 福岡市東区松田3丁目9-32 担当:月持 TEL 092 621 8711 FAX 092 621 9459 e-mail:[email protected] 〒812 0011 福岡市博多区博多駅前2 1 1 福岡朝日ビル5F TEL 092 481 2650 FAX 092 481 2651 菅原志典事務局長 e-mail:[email protected] 事務所 e-mail:[email protected] [執務時間]平日/9:30 ~17:00 土曜日・日曜日・祝日/休務 題字/本田正寛ガバナー ※「ガバナー月信」は地区ホームページでもご覧いただけます。 URL http://www.rid27.jp/
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