総合教育棟改修 NO.1

鳥取大学工事現場レポート@総合教育棟(米子)VOL.1
この工事はどんなことを
しているのですか?
この工事は、建物外部に耐震補強の為
のフレームを作り、地震に強くなるよ
うにしています。※
また、内装や建具及び屋上の防水等も
改修し、建物をリフレッシュします。
※フレーム:建物の強度を持たせるために、筋交いのように
タスキ掛けに設ける線状の材と、柱及び梁に囲まれた枠
仮囲い
仮囲いが出来て工事が始まっていますね。
学生等工事関係者以外が立入らないように、仮囲いを設置し
ています。また、防音対策として防音シートで囲い、工事現場
周辺に迷惑の掛からないよう作業を進めます。
建物を使用しながらの工事になる為、前期部分と後期部分に
期間を分けて工事を行います。
建物北側玄関ホール前
建物の耐震化、耐震補強フレームについて
耐震工事はどのようにして進んでいくのですか?
今回は建物を使用しながらの工事になる為、屋外だけで作業
出来る工法を行います。
この工法は、鋼板が内蔵された鉄筋コンクリート造のフレー
ムを建物の柱・梁に沿って取付けます。
①建物南側外壁
まず、①の写真のようにフレームを取付ける位置にある、側
溝等工事に支障となる物を撤去します。
次に、フレームが地中にある建物の基礎の上に出来る為、②
の写真のように掘ります。
これ位の深さまで掘ると、湧水が出るのでポンプで排水しな
がら作業します。
ここからフレームを取付ける工事に入っていきます。
フレームがどのように作られるのか楽しみです。
②建物東側外壁
内装改修について
天井が解体され骨組みだけになっていますね。
2階学生ホール及び廊下
環境に配慮し、金属の下地と仕上材の石膏ボードを別々に解
体・分別して処分しています。
その他、給水・排水管、照明等の建物を構成する設備も撤去
し適切に分別処分します。