人工股関節置換術(THA)を受けられる患者さんへ - 入院診療

人工股関節置換術(THA)を受けられる患者さんへ - 入院診療計画書 患者ID:
患者氏名: 様
年齢・性別: 歳
経過
入院日:
手術日:
病名:
症状:
主治医名:
担当看護師名:
患者・家族名:
術 当 日
術前日まで
福岡大学筑紫病院整形外科
手術前
手術後
1/2ページ
術後1日目
術後2日目
月日
・術後のイメージができる
・問題なく手術を迎えることができる
・痛みをコントロールすることができる
・車椅子に移乗することができる
達成目標 ・安心して手術に望むことができる
(ゴール) ・疾患・手術について理解できている
安静度
排泄
清潔
リハビリ
・術後の安静度について理解できる
・転倒転落について理解できている・必要時ナースコールを押すことができる
・制限はありません
・前投薬後はベッド上安静です
・ベッド上安静です外転枕装着をします
・御用のあるときはナースコールを
・看護師付き添いで体の向きを変えます
押してください
・排便の有無を確認します
・前投薬内服後はふらつくことがある
・尿道カテーテルを留置します
ため、トイレは看護師が付き添います
・手術前日は入浴します
・できないときは洗髪・体を拭きます
・手足の爪を切ります
・外転枕の使用法を説明します
・足上げ運動・リハビリ方法の説明をします
・担当医より手術の説明があります
・トイレに行くときは
・麻酔科医より麻酔の説明があります
ナースコールを押してください
・看護師より入院診療計画書を用いて入院後
説明・指導 の説明を行います
・手術・麻酔に関する承諾書は前日までに
看護師にお渡しください
・夕食後に手術の流れについて説明があります
・点滴をします
(手術室で行う場合もあります)
・手術室に行きます
・術前日までに心電図・採血・単純X線 の検査があります
・弾性ストッキング着用します
歩行開始まで装着していきます
( / )まで
処置
食事
・食事は現在の体の状態に合ったものを
提供していきます
・24時以降は絶食となります
・( )時以降飲み物は飲めません
・食事はできません
栄養
・特別な栄養管理の必要性
有 無
・看護師介助で車椅子に移動出来ます
・患肢を床につけることができます
・トイレの際は看護師が付き添います
・体ふきをします
・ベッド上リハビリを行います
(パンフレット参照)
・手術後に医師より手術の説明があります ・尿管を抜いた後の排泄を確認します
・手術後の安静度・体位の説明をします
・車椅子の使用方法と注意点を説明します
・外転枕の装着方法を説明します
・転倒・転落予防について説明します
・ナースコールの使用方法を説明します
・手術後の生活指導を行います
・点滴を続けます
・自己血の輸血を行う場合があります
・抗菌剤の投与を行います
・痛み止めと胃薬の内服をします
・痛みが我慢できないときは鎮痛剤を追加
で使用します
・抗菌剤の点滴を朝・夕2回行います
・血栓予防のお薬をお腹に注射します
( / )まで
・術後単純X線の撮影があります
・朝食の前に採血があります
・血栓予防のためにフットポンプをします
( / )まで
・創部にドレーンが入ります
・痛み止めの管が背中に入ります
・お腹が動き出したら飲水できます
・看護師がお腹の動きを確認します
・創部のドレーンを抜去します
・痛み止めの管を抜きます
内服・点滴
検査
・ベッドから足をたらして座れます
・主治医介助のもと車椅子移動を行います
・ベッド上では外転枕を装着します
・状態に応じて尿の管を抜きます
・トイレでの排尿・排便をおこないます
・体ふきをします
(看護師がお手伝いします)
・摂取量を看護師にお伝えください
・痛み止めと胃薬の内服をします
・抗菌剤の点滴を 朝・夕2回行います
・摂取量を看護師にお伝えください
※ 上記日程や計画は入院診療計画説明時の予定であり、経過や症状によって変更となる場合があります。
福岡大学筑紫病院整形外科
2/2ページ
術後3日目
経過
術後4~6日目
術後7~13日目
術後14~20日目
術後21~27日目
月日
達成目標
・歩行器歩行ができる
(ゴール)
安静度
排泄
・リハビリで歩行訓練ができる
・転倒転落について理解できている・必要時ナースコールを押すことができる
・全体重をかけての歩行ができます
・歩行器歩行ができます
(歩行器を使用し看護師が付き添います)
・ベッド上では外転枕を装着します
・トイレの際は看護師が付き添います
・退院または転院ができる
・退院後の生活に不安がない
・退院後の生活が理解できる、脱臼肢位をとらず、日常生活の自立ができる
・歩行器歩行ができます
・見守り歩行(歩行器・杖)
・歩行器歩行又は1本杖歩行が
できます
・一本杖歩行ができます
・体ふきをします
・創の状態をみてシャワー浴ができます ・シャワー浴ができます
清潔
リハビリ
・起立訓練を行います
(パンフレット参照)
・リハビリ室でリハビリとなります
(歩行・筋力訓練)
・棟内歩行器歩行訓練をします
・歩行器歩行の説明をします
(起立・足ふみ訓練)
・棟内歩行訓練をします
・1本杖歩行練習を行います
・退院に向けての準備を行います
(足をひねらない・あぐらをかかない
体重のかけ方・リハビリを続けて行うこと)
・階段昇降訓練をします
・主治医と調整し退院・転院日確認を
していきます
説明・指導
・状態を見て1~2週間の間に
退院(転院)を決めていきます
・痛み止めと胃薬の内服をします
・必要に応じて抗菌剤の点滴を朝、夕の
2回行います
・必要時鎮痛剤を続行します
内服・点滴
検査
・創部のチェックをします
処置
・摂取量を看護師にお伝えください
食事
栄養
変更となる場合があります。
・術後7日目採血があります
・術後7日目単純X線撮影があります
・創の状態を医師が確認し全抜糸を
します
・術後14日目採血があります
・術後14日目単純線撮影があります
・術後21日目採血があります
・術後21日目単純X線撮影があります