地域創成農学部 - 吉備国際大学地(知)の拠点整備事業

吉備国際大学地域創成農学部の「地域創成に向けた研究体制」概要
研究会名(代表および副代表)
地域特産農作物栽培・育種研究会〈谷坂隆俊 教授、吉川貴徳 講師)
低コスト投入型農業(除草剤は通常量、できれば無化学肥料、除草剤以外の低農薬)の実践に
よる付加価値の高い作物の生産と農家収益の向上を目指す。特に、裏作に当たる米生産に関し
ては、完全無肥料、低農薬栽培を目指す。以上を通じて、南あわじ市全体をエコファーム化し、
日本の未来型モデル農業自治体とする。その具体的な取り組みとして、市をあげての「土づく
り」と「農業用水の水質改善」
、さらに「淡路島特産銘柄となる品種の育成とそのための基礎
研究」に取り組む。定期的研究会を頻繁に催す。
(注)低コスト投入型農業:経費、労力の投入量が少ない、環境にやさしい農業。
植物クリニック研究会
(眞山滋志 教授、村上二朗 講師)
淡路の特産野菜、果樹、花卉や作物など植物の安定的生産を脅かす病害、虫害、雑草害などの防
除に貢献することを目的とする。吉備国際大学植物クリニックセンターを中心に活動し、淡路地域
で発生している各種の病害の診断クリニックを行うとともに、環境保全型総合的病害虫管理の防除
体系の実践を指向する。県、南あわじ市、JAあわじ島、商工会など農業関連機関と連携しつつ、
地域が抱える病害防除に係る重要課題の解決に向けた研究に取り組む。現在、レタスビッグベイン
ウイルス病の防除法開発について、国、県、市およびJA淡路島などとの共同研究を実施中である。
機能性食品開発研究会(金沢和樹 教授、金沢 功 助教)
H26 年度に組織した学生の狩猟グループで、猟師さんの補助をさせて野生化したイノブタを罠猟
で捕獲する。捕獲したイノブタは、南あわじ産の旬のハーブや果実の果皮で独特の香味を付けて、
パンチェッタ、ソーセージ、ベーコン、生ハムなどの新製品に開発する。南あわじの獣害を抑えて
農業生産を支援し、さらに、狩猟、生産、加工、販売の 6 次産業化の達成を目指す。
農業・農村六次産業化研究会(加古敏之 教授)
政府は、農商工連携等を推進して 2020 年までに六次産業化の市場規模を 10 兆円に増加する目標
を掲げ、各種支援策を打ち出している。このような中、全国各地で農産物直売所等を活用した農
業・農村の六次産業化の取り組みが増加している。本研究会では、
「食の拠点施設」とイングラン
ドの丘をフル活用した六次産業化の推進方策について、農林漁業者や農協、行政、加工・流通業者
等の皆様と協働・連携して、研究に取り組みたい。
農作物・食品輸出拡大研究会 (濱島敦博 准教授)
現在、農産物・食品の輸出拡大が「国策化」する中、海外市場への進出を検討する農協・個人生
産者・各種事業者が増え、各地方自治体による輸出促進への取組みも活発化している。このような
...............
社会的情勢を踏まえ、本研究会では、南あわじ地域が産地として海外市場をどのように利用するか
というテーマ(海外市場の使い方)について、国内市場の動向を見据えながら、地域の各プレイヤ
ー(生産者・事業者・行政等)と共に検討していきたい。
森林資源保全研究会
(森野真理 准教授)
森林の利用不足・耕作放棄・獣害は、相互に関連しあう問題であり、単独で解決することは難し
い。本研究会では、南あわじにおける各問題の実態を調査したうえで、相互補完できるしくみを考
えていきたい。現在南あわじで取り組んでいる課題は次の通りである。
・木質バイオマスの利用履歴にもとづいた森林景観構造の推定
・耕作放棄が集落維持機能にもたらす影響
・獣害情報データベースの構築に向けた基礎情報収集方法の確立
あわじ人口減少問題研究会
(末吉秀二 教授)
本研究会は、第 1 次産業従事者数の減少とともに人口の規模や構造が変化する南あわじ市におい
て、現状の人口分析をもとに将来人口を推計するととともに、 人口の変化が地域住民の健康や福
祉に及ぼす影響を明らかにすることを目的としている。その成果は、南あわじ市の中長期的な人口
ビジョン、いわゆる目指すべき将来の方向を選定するための基礎資料となるとともに、地域創成に
関する一つの方法モデルが提示できると考えている。
地域ブランド食品創作研究会 (生駒正文 教授、村上二朗 講師、吉川貴徳 講師、金沢 功 助教)
地域ブランド食品創作研究会では、農業の六次産業化に貢献できる人材養成のための教育研究を
推進、すなわち市民、企業、自治体、商工会、JA 等の皆様に参画していただき、学生を中心として、
教職員も一丸となって生産、加工および流通過程におけるマーケッティング、アイデア、経営戦略
について様々に検討して、新たな地域ブランド食品を創作し、地方からグローバル人材を要請する
ことを目標にしている。
2015、1.30