平成27年6月23日

平成27年度 鳥取大学第1回経営協議会
日
時
平成27年6月23日(火)
場
所
鳥取大学広報センター2階 スペースC
出席者
14:58
議事要旨
~ 16:47
魚谷委員、高橋委員、長谷川委員、松本委員、宮﨑委員、吉岡委員
豐島委員、中島委員、田中委員、細井委員、北野委員、法橋委員、清水委員
欠席者
永井委員、平井委員
[陪席者] 山根監事、秦野監事、香川副学長、古塚副学長、矢部副学長、山本副学長、
岸田副学長、山口副学長
議
題
1. 学長選考会議委員の選出
瀬戸川総務企画部長から資料1に基づき、学長選考会議の委員については、平成27年度より
経営協議会委員に再任となった永井委員、長谷川委員、宮﨑委員及び吉岡委員を、学長選考会議
委員として選出したい旨の説明があり、審議の結果、上記4名が選出された。
2. 第3期中期目標・中期計画(素案)
細井理事から資料2に基づき、第3期中期目標・中期計画(素案)について、
「国立大学法人
等の組織及び業務全般の見直しについて」(平成27年6月8日、文部科学大臣決定)の内容
を踏まえて策定したものである旨の説明があり、審議の結果承認された。
また、資料6に基づき、報告1の「鳥取大学憲章及びグランドデザイン」について、鳥取大学
憲章と各グランドデザイン並びに第3期中期目標の項目との関連性について説明があった。
3. 平成26年度業務実績報告
細井理事から資料3に基づき、平成26年度業務実績報告について、本学における戦略性が
高く意欲的な取り組み、重点的に取り組んだ事項及び当該報告書に係る自己評価による年度
計画の進捗状況も併せて説明があり、審議の結果承認された。
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委員からの主な発言 ―
◇ 高橋委員より、テニュアトラック制を一部で導入しているが、当該制度で採用されなかった
教員の今後の就職先について質問があり、田中理事より、テニュアトラック教員の審査基準を
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設けており、それに達しなかった場合は採用されないこと、採用された教員については、年度
ごとの目標を設定する等、その都度教員を指導している旨の説明があった。
4. 平成26年度決算
香川副学長から資料4に基づき、平成26年度決算について、貸借対照表及び損益計算書等に
より決算の概要を説明の後、平成26年度の当期総利益は1,141,681千円となり、その
うち現金の裏付けのある利益101,002千円を目的積立金として文部科学大臣へ申請を行
うこと、また、平成26年度の資金運用実績について、受取利息が9,591千円となった旨の
説明があり、審議の結果承認された。
5. 平成28年度概算要求(案)
細井理事及び香川副学長から資料5に基づき、平成28年度概算要求(案)について、機能
強化の方向性に応じた重点支援の内、本学は「重点支援①」の枠組みで積極的に取り組んでいく
こととしており、「国際乾燥地分野における研究教育拠点の強化」「医工農連携による異分野
研究・教育プロジェクトの推進」及び「価値創造による地域創生拠点大学としての実践型教育
研究の新展開」を戦略としている旨の説明があり、審議の結果承認された。
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委員からの主な発言 ―
◇ 高橋委員より、入学者選抜について、アドミッション・オフィスの整備・強化等については
相当の事務組織整備が必要である等の意見があり、古塚副学長より、新たな入試改革に取り
組むこととしているとの説明があった。
報
告
2.学部・研究科改組計画(案)
細井理事から資料7に基づき、地域学部の地域環境学科のリソースを農学部に移して理工系
人材養成機能の強化を図るとともに、地域創生やグローバル化時代に必要とされる人材像を
明確にして両学部の改組を検討していること、大学院については、本学の強み・特色を活かして
専門性と幅広い視野を持つ人材を育てるための改組を検討している旨の報告があった。
2
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委員からの主な発言 ―
◇
宮﨑委員より、平成28年度概算要求(案)の戦略3について、地域の主要な人材育成を
行うのであれば、経営感覚等を身につけた人材育成も必要になるのではないかとの意見が
あり、細井理事より、文系学部だけではなく、工学部にも文系のコースがあり、文理を両立
することにしているとの発言があった。また、中島理事より、数年前からCOC事業を実施し、
地域志向型で、企業に求められる人材の育成にも取り組んでいるとの発言があった。
宮﨑委員より、今後、新たに地域企業の経営者との話し合いの場を設ける等の協力を行う
との発言があった。
◇
長谷川委員より、改組における目的はなにかとの質問があり、学長より、政府等からの意見
もあるが、大学の意見も踏まえた改組であり、改組により本学をより良くしていく意志の表れ
であるとの回答があり、細井理事より、今回の改組で今まで以上に一般的に分かりやすいプロ
グラムを用意し、ニーズに応えていく意識を持っているとの回答があった。
3.平成27年度入試状況及び平成26年度就職状況
中島理事から資料8に基づき、平成27年度入試状況及び平成26年度就職状況について
報告があった。
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委員からの主な発言 ―
◇ 高橋委員より、県内高校からの受験者が少ないことについて、どのように捉えているのか
との質問があり、中島理事より、県内の大学進学率が著しく低いことが要因となっていると
考えられ、それを上げることで実態改善に繋がると見ているとの回答があり、古塚副学長より、
県内進学率を上げるために、大学への進学意義について各県内高校で講義する等の活動を
行っているとの説明があった。
◇ 宮﨑委員より、県内に就職する県外出身の卒業生は約40名いるが、その就職先について
傾向が分かると参考になるとの意見があった。
4.その他
学長から資料9に基づき、平成27年度本学経営協議会開催予定について報告があった。
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