No.66(2015.03.31発行)

No.66
2015.3.31
緑樹会 会報
発行/兵庫医科大学同窓会緑樹会・発行人/石藏礼一 〒663-8501西宮市武庫川町1-1・TEL0798-45-6448 FAX0798-45-6449
写真提供:「春暖の午後」白壁昌弥先生(昭和55年卒業)
目 次
1.会長より会員の皆様へ 2
4.支部たより 9
2.医師会 会長就任のご挨拶 3
5.同期会たより 15
3.准教授・講師 就任のご挨拶 6
6.全国私立医科大学同窓会連絡会報告 16
事務局から 8
〈重要〉 総会についてのお知らせ 17
1.会長より会員の皆様へ
緑樹会会長
石 藏 礼 一 (昭和57年卒業)
春分の季節、皆様におかれましては
員変更届け)を開き、緑樹会宛メールを
ますますご健勝のこととお慶び申し上げ
使ってご連絡先を記入いただけますよう
ます。
にお願い致します。
先生方の勤務先と専門分野も新たな項
阪神・淡路大震災から20年が過ぎま
目として追加したいと考えています。同
した。その後も東日本大震災、長野県神
じ頁(お問い合わせ(会員変更届け))
城断層地震、御嶽山の噴火、広島県の豪
にて勤務先、住所、専門分野もご記載下
雨などの自然災害が多く発生しています。
さい。
緑樹会としましては、災害時に同窓生
緑樹会では3年に1回、同窓生の名簿
の安否や被害状況の確認を行い、救援や
を作成しています。名簿作成時に記載を
援助を考えています。
望まれない同窓生の先生方はその旨を記
幸いにも広島県、長野県の同窓生の先
載して下さい。尚、会員名簿は、緑樹会
生方には被害がありませんでした。
会報などに広告をして頂いた企業にも譲
しかし、緑樹会が管理している同窓生
渡はしませんので、ご安心下さい。
連絡先が不十分で、不明な方も多く見ら
れたため確認作業に手間と時間がかかり
先日、年会費納入のお願いを手紙にて
ました。
会員の皆様に送らせて頂きましたが、未
迅速な対応を行うため、すべての同窓
納の先生方が多くいらっしゃいます。緑
生の皆様の連絡先を把握したいと思って
樹会の運営の安定のためにも4,000円の
おります。
年会費納入をどうぞよろしくお願い致し
そのためにも、是非、事務局に連絡
ます。
先をご登録下さい。緑樹会ホームペー
ジ(http://www.hyo-med.ac.jp/guide/
今後とも緑樹会運営にご指導ご鞭撻、
alumni_association.html) の 右 欄 に あ る、
ご協力の程、宜しくお願い致します。
緑樹会
(同窓会)の中の、お問い合わせ(会
─2─
2.医師会 会長就任のご挨拶
西宮市医師会長に就任して
大 江 与 喜 子 (昭和53年卒業)
医師会というと、おっちゃん医師の集
のように、医師としての先輩がおり、ま
いと思っていました。西宮市医師会に入
た専門科目を異にする医師も周りにはい
会してから早37年(卒翌年、大学院在籍
ます。医師会でいろんな勉強ができます。
中からです〜)、同窓生の中で一番長い
医学、医療だけでなく、保健のこと保険
のではないでしょうか。なかなかおっ
のこと、予防や公衆衛生、地域のこと、
ちゃん達の中には入っていけず何をして
救急、災害のこと、政策のこと制度のこ
いる組織なのかよくわからないまま、別
と、専門医学に抜きん出るもよし、広く
に用事もないままに月日が過ぎていまし
いろいろな分野をつまむのもよし、医師
た。阪神・淡路大震災に被災した病院に
会活用法は好き放題。同窓生のみなさん、
当時の県医師会長、今は亡き瀬尾攝先生
医師会に入って下さいね。
が訪ねて下さったのが私が初めて医師会
おっちゃん医師に混じって元気なオバ
を意識した時だったと思います。一人で
ちゃんがたくさんいる事も発見しました。
やってたんじゃ無いんだ〜って。とたん
子育てしながらのオバちゃんパワーは健
にホッと緊張が解け、力づけられた思い
在です。そのオバちゃん達と女子会も作
がいたしました。大学にいたときは周囲
りました。これからオバちゃん医師にな
にはいつも先輩後輩、他科、多職種が
る同窓生が、生涯医師としてのこの素晴
いっぱいです。しかし開業したら一人
らしい職業を続けていけるために。
ぼっち〜〜私の場合は病院ですが、相談
最後に、兵庫医大のお膝元である西
する人もなく、考えてみればなんと淋し
宮市の医師会会長の特権(?)。卒業式、
い事・・・勤務医から開業医に転職する
入学式に出席できる。西宮市の医療行政
時って、とてつもない勇気がいるのでは
に兵庫医大と並んで参加できる。意見も
ないでしょうか。後継者ならまだしも、
言える。兵庫医大を中心にしたネット
おっちゃん達になじめるだろうかって、
ワークを構築。病診連携の会にさんざん
みなさん不安があったのではないでしょ
参加できる。そしてなにより大事なこと
うか。そんな時に医師会っていう叩く扉
は地元兵庫医大を西宮市の開業医に胸を
があるのです。
張って紹介しその成長を身近で応援でき
最近は医師会なんかに入らないでも大
ることです。
丈夫と囁くコンサルタントもあるようで
すが、マンションに住んで管理組合に入
西宮市医師会会長
らないのと同じです。肩身が狭くて廊下
樹徳会上ヶ原病院 理事長院長
も歩けませんよ。一人で出来る事はほん
緑樹会副会長
のわずか。医師会には大学、勤務医の時
兵庫医科大学1期生
─3─
高石市医師会長に就任して
岩 田 信 生 (昭和54年卒業)
平成26年6月1日付けで大阪府高石市
医師会長を拝命致しました。当医師会は
ンなど、多職種間の連携が不可欠であり、
医師会がその中心となって働きかけて行
B会員も含めて100名あまりの小さな組
織で、郡市区医師会はどこもそうではな
かなければならないと思います。
医師会はその昔は圧力団体と揶揄され
いかと思いますが、理事や役員のなり手
が少なく、その選定には最初から難航し
ました。日常臨床に加えて会長として、
様々な会議などに出席せねばならず、行
政との交渉もあり責任の重さをひしひし
と感じています。
今わが国は、総人口は減少に転じ、ま
た医療費抑制を目的として、国は病院の
ベッド数抑制策をとろうとしていますが、
高齢人口は今後10年くらいは増加する見
込みであり、入院したくてもできない状
況がおこり得ます。今、多死社会と言わ
れ亡くなる人の80%は病院で亡くなって
いますが、最期は自宅で迎えたいとの
ニーズは増えています。従ってその受け
皿として、在宅医療の必要性が叫ばれて
いますが、在宅診療を行う医療機関が少
ないのが現状で、それを増やしていくこ
とが喫緊の課題です。また医療機関のみ
た時期もありましたが、今やその面影は
かけらもなく、国に対して医師会の要望
が通りにくい状況になりつつあります。
これは政治に無関心な医師が多いことが
一因と思われ、医師あるいは医師会推薦
の国会議員を増やさなければならないと
考えます。私も大学勤務時代は政治や医
師会のことなど考えたこともなかったで
すが、開業すると医師会の有り難さが分
かり、その中に身を置くと中央情勢との
関わりも見えてきます。選挙になると同
じ同業者団体でも、歯科医師会や薬剤師
会などは確実に候補者を政界に送り出し
ているようですが、医師会は組織力とい
う点で、非常に脆弱であると言わざるを
得ません。どうぞご理解とご協力をお願
いしたいと思います。
微力ながら、医師会ひいては国民の医
療を守るために、一汗かかなければと
ならず、介護施設や訪問看護ステーショ
思っています。
………………………………略 歴………………………………
昭和54年
兵庫医科大学卒業
同 54年〜58年
同大学院(病理学第1講座)
同病理学第1講座助手
同 58年〜63年
同 64年〜平成13年 同第2内科学医員、助手、学内講師
平成13年〜 同 15年 同総合内科学(肝胆膵部門)学内講師、講師
同 15年〜 同 16年 医療法人岩田医院副院長
同 17年 同院長・理事長
─4─
尼崎市医師会会長就任に際して
黒 田 佳 治 (昭和54年卒業)
平成25年6月に尼崎市医師会会長に就
尼崎市で医療に従事しています。現在の
任いたしました、昭和54年卒業の黒田佳
執行部には兵庫医科大学卒業の理事が4
治です。
名、他大学卒業で兵庫医科大学医局入局
卒業と同時に兵庫医科大学第4内科学
後尼崎市で開業している理事が1名と、
講座の大学院に入学、大腸自律神経支配
兵庫医科大学出身者が理事定数の約1/3
の神経解剖研究のため第1解剖学に学内
を占めています。尼崎市医師会は伝統と
留学、その間、宝塚第一病院、田中病院、
して、「和をもって尊しとする」「学閥を
鎌田病院、
住之江病院、阪神福祉センター
作らず」の2点を重要視しており、私も
診療所、神戸朝日病院など多くの病院で
その伝統を守って行きたいと思います。
勉強させていただきました。
現在医師会では、今年3月で医療再生
その後、平成8年に尼崎市で開業しま
基金が終了する阪神医療圏域のICTネッ
した。当時、尼崎市で卒業生は多く開業
トワーク「h-anshinむこねっと」の運営
していましたが、尼崎市医師会の執行部
母体となる阪神医療福祉情報ネットワー
に兵庫医科大学出身者が一人もおらず、
ク協議会の立ち上げ、県立塚口病院跡地
また同窓会もなく、尼崎市の同窓会「緑
での新医師会館・休日夜間急病診療所複
尼会」の立ち上げと、後から尼崎市で開
合施設の建設、来年に迎える尼崎市医師
業する後輩のためにも役員になる必要が
会創立100周年の準備など、大きな事業
あると思い平成12年に理事に就任させて
が目白押しです。
いただきました。
それに加えて、県立尼崎病院、県立塚
以後理事として平成21年まで、その後
口病院の統合新病院「県立尼崎総合医療
副会長として、平成25年6月の役員改選
センター(仮称)」が今年の7月から移
代議員会で会長に選出していただきまし
転統合し開院します。
た。
今後も兵庫医科大学ならびに緑樹会の
尼崎市医師会員は868名で、そのうち
発展のために尼崎市医師会会員とのパイ
管理医師(A会員)は453名と神戸市医
プ役となり、微力ながら何かお手伝いが
師会につぎ大きな医師会です。現在A会
できればと考えています。これからもよ
員B会員合わせて110名以上の同窓生が
ろしくお願い申し上げます。
─5─
3.准教授・講師 就任のご挨拶
外科学講座 肝胆膵外科
准教授A 平
野 公 通
(昭和63年卒業)
平成26年7月1日に外科学講座 肝胆
膵外科准教授Aを拝命いたしました。
私は昭和63年に本学を卒業、当時の第
一外科学教室に入局して当院での研修、
関連病院勤務、本学大学院終了後2年間
のNew York University Medical Centerで
の研究生活を経て、平成11年より本学で
教員として勤務いたしております。
現在臨床では主として肝胆膵悪性疾患
の治療に従事しております。この領域、特
に肝臓外科手術はこの四半世紀で飛躍的
な進歩を遂げて安全に施行できるように
なってまいりました。しかし依然として切
除に至らない進行がん症例もいまだ多いの
が現状であり、基礎研究では既存の治療
に代わりうる肝癌に対する新しい治療とし
て分子治療研究を行ってまいりました。
今後も外科領域先進医療、臨床および
基礎研究、また学生教育に努力いたしま
すのでご指導、ご支援を賜りますようお
願いいたします。
柱管狭窄症などの神経圧迫病変、腰椎すべ
り症や脊椎外傷などの不安定脊柱、側弯症な
整形外科学教室
どの脊柱変形の基本的には3つですが、個々
講師 橘 俊 哉
の症例ではそれらが混在していることは珍し
(平成3年卒業)
くありません。
これらに対してそれぞれ、
除圧術、
平成3年に卒業し直ちに整形外科教室に
固定術、
矯正固定術を症例に合わせて単独で、
入局しました。
あるいは組み合わせて行います。
最新のインス
大学院から旧第2解剖学(現在の解剖学神
トゥルメンテ-ションや低侵襲手術を取り入れ、
経科学部門)でお世話になり、脊髄損傷と疼
麻痺や痛み、
変形などの症状が確実に改善す
痛学のテーマで研究を行いました。
現在も大
るような手術を患者さんの負担を少なくして
学院生が共同研究させていただいております。 行うように心がけています。
麻痺などではタイ
その後、
救命・救急センターでは、
骨盤骨折、
脊
ミングを逃さぬように緊急手術でも対応して
椎・脊髄損傷など外傷治療の経験を積ませて
います。
また、手術後にも残る難治性のしびれ
いただきました。
現在は脊椎脊髄病外科を専
や神経障害性疼痛には疼痛学の知識を生か
門として診療・研究にあたっております。
脊椎
して薬物療法などを行っております。
脊髄病の病態は頚椎症性脊髄症や腰部脊
今後ともよろしくお願い申し上げます。
まだ改札までの通路に屋根がなかったな
どと思いをめぐらしておりました。
外科学講座 心臓血管外科
現在、
宮本裕治教授の指導のもと、
心臓血
講師 良 本 政 章
管外科手術全般に携わっていますが、
特に
(平成5年卒業)
右小開胸での僧帽弁手術に注力しています。
平成26年7月1日に外科学講座 心
近年の心臓血管外科手術の低侵襲化には
臓血管外科講師を拝命いたしました。
めざましいものがあり、
当科でも経皮的大動
卒業後、胸部外科教室に入局し、以後
脈弁置換術を今後導入する予定です。
1999年から2年間のアメリカ留学を除い
今後も兵庫医科大学の発展に微力ながら
ては兵庫医科大学で勤務しています。先
貢献していく所存ですので、
今後もご指導、
日も28年前に初めて降りた武庫川駅には、 ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
─6─
脳神経外科
臨床講師 宮
地 由 樹
(平成6年卒業)
平成26年4月1日付けで脳神経外科学
講座の臨床講師を拝命致しました。
私は平成6年に兵庫医科大学を卒業後
に、同脳神経外科に入局しました。臨床
研修後は、高松赤十字病院、シミズ病院、
神戸徳洲会病院、榮昌会 吉田病院 等
炎症性腸疾患学 外科部門
准教授 内
野 基
(平成7年卒業)
このたび、炎症性腸疾患学講座、外科
部門、准教授に就任させていただきまし
た。
私は平成7年に本学を卒業後、第二外
科に入局し関連施設での修練を経て、平
成11年より本学第二外科学講座大学院、
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
准教授A 都
築 建 三
(平成8年卒業)
私は平成8年本学卒業生です。
阪上雅史教授のもと耳鼻咽喉科医局へ
入局いたしました。臨床研修の後、野口
光一教授のもと第二解剖学教室神経科学
部門における基礎医学研究から学位取得
で脳神経外科の診療および手術を行って
参りました。
この度、当科の吉村紳一主任教授にお
話をいただきまして、大学に帰ってまい
りました。現在は、当科の友金講師とと
もに脳腫瘍を担当しております。
特に転移性脳腫瘍で兵庫医大の癌診療
に貢献したいと考えています。非力では
ありますが、ご指導ご鞭撻の程をお願い
申し上げます。
平成15年より助手として勤務しておりま
した。
本学での炎症性腸疾患に対する治療は
国内屈指の経験症例数を有しており、多
くの患者さんの診療や臨床研究に携わっ
て参りました。
診療、手術治療、研究、教育に関して、
また地域の要望に応えるべく一層の努力
を行う所存です。今後ともご支援を賜り
ますようお願い申し上げます。
させていただきました。その後、米国フ
ロリダ大学留学、県立淡路病院~鷹の子
病院(松山市)~県立柏原病院へ耳鼻咽
喉科臨床医として赴任し、平成18年に本
学に戻って参りました。
本学では主に鼻科学を専攻して、鼻副
鼻腔疾患の診療にあたって現在に至って
います。
今後も当科の発展に努めて参ります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
─7─
内科学 神経・脳卒中科
講師 笠 間 周 平
(平成10年卒業)
平成26年8月より内科学 神経・脳卒
中科の講師を拝命しました。
平成10年に兵庫医科大学を卒業後第五
内科に入局し、大学院を経て平成16年よ
り現神経内科に勤務しております。
耳鼻咽喉科学講座
講師A 宇 和
伸 浩
(平成14年卒業)
この度、兵庫医科大学耳鼻咽喉科学講
座、講師Aを拝命いたしました宇和伸浩
です。
平成14年に兵庫医科大学を卒業後、同
大学病院耳鼻咽喉科に入局しました。そ
主にはジストニア、中枢神経免疫疾患、
中枢神経変性疾患に携わっておりますが、
当医局はスタッフが少ないこともあり、
診療においては神経疾患全般を診ており
ます。お困りの症例がありましたら是非
お気軽にご相談ください。
これからも診療・研究、また後進の育
成に注力していく所存です。今後ともご
指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいた
します。
の後、兵庫医科大学病院と大阪府立成人
病センターで主に頭頸部腫瘍について学
び、現在に至っております。
日本耳鼻咽喉科学会専門医、頭頸部が
ん専門医、がん治療学会認定医の資格を
取得しております。
今後も兵庫医科大学の発展に寄与でき
るよう精進してまいりますので、ご指導、
ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
事務局から
訃 報
名 誉 教 授 三 浦 貴 士 先生 昭和56年卒業 成瀬 ユウ子 先生
昭和58年卒業 大 野 圭 子 先生 兵庫医療大学
名 誉 教 授 磯 博行 先生
昭和61年卒業 霞 弘 之 先生
平成14年卒業 森本(旧姓山本)朋子 先生
◆第38回緑樹会総会・講演会・懇親会」のご案内を同封しています。
「第38回緑樹会総会についてのお知らせ」
「理事選挙のお知らせ」
「選挙管理委員会規定」
「返信ハガキ」の4点が同封されています。
また、今回の総会では理事選挙が行われます。緑樹会理事への立候補の
締め切りは平成27年5月29日㈮です。
理事選挙の要領等は「理事選挙のお知らせ」をご高覧下さい。
─8─
4.支部たより
緑樹会奈良支部(緑奈会)
溝 上 晴 久 (平成2年卒業)
平成26年度緑奈会総会を平成26年7月
26日、例年同様大阪市内のスイスホテル
恒例の自己紹介では、ご自身の病気、
医師会の厳しい現状、トライアスロン・
南海で開催しました。
名誉教授 岡本英三先生、奈良医大 乗馬といった趣味の話など、皆さん話に
熱が入っていました。また今回は大阪地
法医学教室教授 羽竹勝彦先生をはじめ
25名の先生に参加して頂きました。緑樹
会からは、石蔵礼一会長にご参加いただ
き、大学・緑樹会の現状などお話して頂
きました。
記念講演会は内科学 冠疾患科・循環
器内科准教授 高橋敬子先生(平成1年
卒)に「チームで取り組む循環器疾患と
運動」について、お話して頂きました。
総会後に親睦会を行いましたが、高橋
先生とは何故か澤田幸男先生(昭和56年
卒)の話題で盛り上がってしまいました。
澤田幸男先生は医局の先輩でもあり、私
が宝塚市立病院消化器科在職中の上司で
す。将軍様に大変似ており、とても立派
なお腹の持ち主で「子宝のお腹」と呼ん
でいました。
(詳細はご本人に会ってご
確認下さい。
)
区の和田正明先生(昭和53年卒)がゲス
トで初参加してくださいました。また次
回も是非ご参加下さい。
最後は恒例のビンゴゲームで盛り上が
り、無事に総会・親睦会を終える事が出
来ました。
奈良県にゆかりのある若い先生方も是
非参加して下さい。平成27年度の予定は
7月25日です。また、新しく奈良県内で
ご勤務の先生がおられましたら事務局ま
でご連絡下さい。
事務局:
〒638-0811 吉野郡大淀町土田321-1
みぞかみ内科 溝上 晴久
℡ 0747-64-8728、fax 0747-64-879
[email protected]
─9─
大阪府支部(大阪緑樹会)
柳 生 隆 一 郎 (平成7年卒業)
第18回大阪緑樹会を平成26年8月2日、
日本一の高さを誇る超高層ビルあべのハ
て頂いておりますが、諸先輩方の貴重な
公私にわたる体験談などを聞くことがで
ルカスにあるマリオット都ホテルにおい
て開催致しました。
き大変有意義な時間を過ごさせて頂いて
おります。
あいにくの悪天候にもかかわらず28名
の同窓生の皆様にお集まり頂き、終始和
やかな雰囲気で無事に会を終えることが
でき、安堵するとともにお礼を申し上げ
たい気持ちです。
また同窓会本部石蔵会長の代行でご参
加頂きました成瀬先生、ご多忙中有難う
ございました。参加していただいた皆様
の近況などを聞かせて頂くのは世代を超
えて同感できる部分が多いことを知らさ
れます。
私は前々回より大阪緑樹会に参加させ
またつたない司会にて皆様にはご迷惑
おかけしておりますことをこの場をお借
りしておわび申し上げます。
私は平成7年卒ですが、平成卒の先生
方の参加が非常に少なく残念です。です
から大阪に限らず平成卒の先生方のご参
加を心よりお待ち申し上げます。
最後に大阪緑樹会は山本先生、吉田先
生、八木先生、諸先生方のお力で毎年盛
会のうちに終わることができていると感
じております。今後ともますますのお力
添え、宜しくお願い致します。
─ 10 ─
大分支部緑分会
藤 島 宣 彦 (昭和56年卒業)
平成26年の春すぎに思いがけず石蔵先
生より私にお電話があり、九州に緑樹会
卒の藤島宣彦(開業)、昭和58年卒の奥
津明先生(開業)、昭和60年卒の二宮浩
の同窓会支部が全くないので作ってくれ
ないかと依頼がありました。全九州でと
司先生(開業)、平成9年卒の東喬太先
生(開業)、平成15年卒の松成修先生(宇
いうことでしたが、奥津先生とはたまに
会っていましたし、二宮先生とは従妹ど
うしです。
また、東先生とは共通の趣味(武道)
があり、私の古流柔術稽古会に参加して
もらって毎週一緒に練習しています。さ
らに松成先生(かなりの酒豪)とも時々
飲んでいましたので、石蔵先生に大分支
部でよければ発足しますとお返事をし、
とんとん拍子に事が進み、正式に大分支
部(緑分会)が発足しました。
そして、平成26年9月20日に大分市都
町山田屋にて、同窓会長の石蔵先生をお
まねきして第一回大分支部総会をおこな
いました。
参加者は、石蔵同窓会会長、昭和56年
佐高田医師会立病院消化器内科部長)に、
熊本より桑原大作先生、矢野ともみ先生、
佐賀より栗並昇先生と卒業してまだまも
ない若い三名の先生方が急遽参加してく
ださり、計9名で開催しました。
まず、石蔵会長より兵庫医科大学の近
況報告があり、乾杯の後和気あいあいと
昔話に花が咲き、また、若い先生方より
近年の大学の話を聞き、学生時代にも
どったような楽しいひと時を過ごしまし
た。さらに二次会(なぜかフィリピンパ
ブ)にもいき、夜が更けるまで飲み明か
しました。
今後も年二回の支部会を約束し散会と
なりました。
─ 11 ─
第15回緑尼会総会
伊 福 秀 貴 (昭和54年卒業)
平成26年11月15日(土曜)恒例の尼崎
地区同窓会(緑尼会)が、都ホテルニュー
また標準的治療であるMTXの高齢者使
用の危険性に関しても症例提示しながら、
アルカイックで開催されました。
当日は運悪く、尼崎市民医療フォーラ
わかりやすく説明して頂きました。
その後の懇親会では、来年度の尼崎の
ム懇親会と兵庫医科大学旧第2外科の同
窓会が同ホテル同時刻で開催され尚且つ、
大学では醫聖祭が催されておりました。
過去最低の出席者数を想定しておりま
したが、20人の出席者を迎え、総会のあ
と兵庫医科大学同窓生でこの度、リウマ
チ膠原病科教授に就任された松井聖先生
(昭和58年卒業)による講演(関節リウ
マチにおける診断の進歩と最新の治療)
約1時間を拝聴しました。最近の生物学
的製剤の効果や、その副作用による免疫
低下によるB型肝炎の再燃などの副作用、
医療改革でもある県立尼崎病院と県立塚
口病院の統合による施設、県立尼崎総合
医療センターの話題と病診連携のキーと
なる(むこねっと)の話題で話もつきま
せんでしたが、来年度の計画などを立て
ながら解散となりました。
恒例の緑尼会コンペは11月3日芦屋
CCで開催され、私の3連覇を野間研一
先生に阻まれました(3年前も3連覇
を野間先生に阻まれました)。逆に私は、
ブービー賞で賞品を頂きましたが、栄枯
盛衰の戦国時代に突入したようです。
─ 12 ─
平成26年度緑樹会東北支部総会
氏 家 裕 明 (昭和56年卒業)
平成26年度緑樹会東北支部総会が、石
蔵会長をお迎えして、平成26年11月29日
は、大学時代の思い出話で大いに盛り上
がりました。食事後は全員で温泉に浸か
(土)
、仙台市太白区秋保温泉「ホテルき
よ水」にて開催されました。
り、部屋に戻ってからも話の続きで盛り
上がりました。翌日は朝食を摂った後、
今回は、福井晃矢先生(平2卒 仙台
市)
、早川知彦先生(平5卒 福島県相
馬市)
、秋冨慎司先生(平14卒 岩手県
盛岡市)
、菅野景子先生(平23卒 仙台
市)
、遠藤悠紀先生(平23卒 仙台市)
の5名の先生方が残念ながら欠席だった
ため、降矢太郎先生(昭57卒 青森市)、
遠藤 到先生
(昭59卒 福島県いわき市)、
安田直行先生
(昭和59卒 宮城県岩沼市)、
氏家裕明(昭56卒 仙台市)の4名出席
という少し寂しい会となってしまいまし
た。
午後7時30分と少し遅めの開宴となり
ました。初めに石蔵先生から、最近の大
学の状況についてのお話があり、その後
来年も元気で会えるようにと誓って散会
となりました。
東北支部は会員数も少なく、存続が危
ぶまれますが、秋冨先生、遠藤先生、菅
野先生とフレッシュな先生が増えたこと
で、もう少し頑張れそうです。また、兵
庫医科大学の知名度が全国的に更に上が
ることによって、これからひとりでも多
く東北地方からの新入生、卒業生が生ま
れる事を切に願っております。
母校から遠く離れた支部ではあります
が、大学のために少しでも役に立てれば
と思っております。これからの兵庫医科
大学の益々の発展を祈念いたしておりま
す。
─ 13 ─
淡路島緑樹会支部
富 本 康 仁 (昭和60年卒業)
平成26年12月6日、夢海游にて第12回
淡路島緑樹会定時総会が開催されました。
鼻咽喉科)。津本定也(津本診療所)は
参加されておりましたが、ご多忙のため
淡路島緑樹会の会員数は22名(正会員20
名、準会員2名)、本会には8名が参加
途中退席され写真には写っていませんが、
今年 兵庫医科大学卒として淡路島初の
されました。
参加者(敬称略)は、写真1列目左
から馬詰裕道(うまづめ眼クリニック)、
武田正中(兵庫医科大学内科学)、木村
一郎(木村医院)
、富本康仁(とみもと
小児科医院)、2列目左から滝川卓(滝
川医院)
、畑田卓也(海の里クリニック)、
倉本賢(クラモト皮膚科)
、森正(森耳
洲本市医師会長になりご活躍されており
ますことをご報告させていただきます。
総会では馬詰先生が支部会長として再選
されもう一期務めることに決定されまし
た。
恒例の学術講演会は兵庫医科大学 内
科学 神経・脳卒中科准教授 武田正中
先生をお迎えし、『認知症:診断と治療
の進歩』の講演を拝聴しました。高齢化
の進む淡路島で認知症は切実な問題で、
講演後活発な質問がなされました。
懇親会では武田先生が馬詰、木村、津
本先生の同級生であることもあり、遠慮
のない会話(とても原稿には書けません)
が飛び交い、終始アットホームな雰囲気
のなか情報交換が行われました。他地区
の緑樹会も同様かと思われますが参加メ
ンバーは減少し固定化しており、今後さ
らに盛会となるための工夫、企画があり
講演会
ましたらお教え願えたらと思います。
懇親会
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5.同期会たより
−平成5年卒業生同期会−
白 川 富 美 (平成5年卒業)
緑樹会の皆様こんにちは。
H26年3月15日(土曜日)ホテルグランビア大阪にて、H5年卒業生の同窓会を開
催いたしました。
忙しい中、東は東京、西は福岡より53名のメンバーが集い合うことが出来ました。
卒後21年という時間の流れを感じることなく、学生時代に戻って語り合うことが出来
た楽しい時間でした。
あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、健康第一に、それぞれの持ち場で、
また明日から頑張っていこうと心から思える会となりました。
次回は、5年後? 10年後?還暦の頃?集い合いたいと思っております。
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6.全国私立医科大学同窓会連絡会 報告
第24回 西部会
緑樹会 ●●● ●
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(●●●年卒業)
平成26年9月13日㈯17時より、金沢医科大学北辰同窓会主幹によりホテル日航金
沢にて開催されました。
名古屋~九州の医科大学・大学医学部11校の同窓会役員46名が集いました。
今年は「名簿制作(オンライン・データ化)」「会員への支援策」「収益事業」「ホー
ムページ運営」等への、各会の取り組みについて意見交換がなされました。
第25回 全国会
緑樹会 ●●● ●
● ● ●
(●●●年卒業)
平成26年11月22日㈯17時より、埼玉医科大学医学部同窓会主幹により帝国ホテル
東京にて開催されました。
全国29校135名が集い、埼玉医科大学学長別所正美先生による特別講演「医学教育
の変遷と今後の課題―国際認証に向けての取り組みも含めて」が行われました。
また懇親会では、各校の会長・役員が活発に意見交換する姿が見られました。
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重 要 第38回緑樹会総会について
平成27年7月4日(土曜日)午後3時より兵庫医科大学3-3講義室にて
緑樹会総会が開催されます。
理事の立候補届け出の期限 平成27年5月29日㈮
出欠の返答
委任状 の返送の期限 平成27年6月20日㈯
懇親会の振込の期限 となっております。選挙規定および準備の都合上、締切期限厳守とさせて頂きますの
で、ご了承・ご留意頂きますようお願い致します。
なお詳細につきましては、同封のご案内(計4枚)をご一読下さい。
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会報No.66 いかがでしたでしょうか?
同期会・クラブOB会のご寄稿、
ご意見・ご感想をお待ちしております。
兵庫医科大学同窓会 緑樹会
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