がもう医療センターだより 第17号(PDFファイル)

VOL.
17
2015.2
東近江市 蒲生医療センター 広報誌
発行者:がもう医療センターだより編集委員会 住所:東近江市桜川西町340 電話:0748-55ー1175(代)
寒い冬になると使い捨てカイロや湯たんぽ、こたつ、電気毛布など体を温める
ものが欠かせなくなります。正しく使えば気持ちよく温まりますが、最近は“低
温やけど”を負う方が増えてきています。
低温やけどとは、心地よい暖かさでも皮膚の同じ部分に長時間触れ続けている
と発生するやけどをいいます。熱湯がかかった時は一瞬で反応して離れるため、
多くは皮膚の深くまでやけどが及ぶことはありませんが、低温やけどの場合は、
熱源が低温のため長時間触れていても気づきにくく、知らぬ間に皮膚の深くまで
進行してしまい重症化するケースが多いの
44℃
およそ3時間から4時間
です。熱いものに触れている皮膚の温度と
やけどになるまでの時間はおおよそ右の表
46℃
およそ30分から1時間
の通りです。
50℃
およそ2分から3分
出典:山田幸生、「製品と安全第72号」
低温やけどについて、製品安全協会
◆使い捨てカイロ
貼るタイプのカイロは必ず衣類の上から貼り、同
じ場所に長時間貼らないようにしましょう。また、
カイロを張った部分をサポーター等で圧迫すると
血流が悪くなりやけどの進行を早めることがある
ので注意しましょう。
貼ったまま眠ることは避けてください。
◆電気こたつや電気カーペット
こたつに入ったまま眠ったり、ホットカーペット
の上で直接眠ることは避けてください。
◆湯たんぽや電気アンカ
専用のカバーや厚手のタオルに包んで使用して
もやけどを起こすことがあります。温まったら布団
から出しておくと安全です。また、足などを乗せた
り挟んだりするのも危険ですので避けましょう。
低温やけどを負った場合は、速やかに受診してくだ
さい。水ぶくれができた場合でも自分でつぶしたり、
アロエや油などを塗ったりなどのいわゆる民間療法
で対処しないでください。感染の恐れがあります。
新施設への引っ越し作業
新施設での診療開始
火
水
木
金
土
日
月
火
17
18
19
20
21
22
23
24
診察日
診察日
午後全科休診
診察日
診察日
診察日
休 診
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※19日は午前のみの診察となります。午後より引っ越し作業に入ります。
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上記の期間(3月19日~3月22日)におきましては、医療機器移設のため十分な診療が行えない
ことから、救急・時間外対応も困難となります。他院への受診をお願いする場合があります。
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年末年始は忘年会に新年会、おせちやその他普段より豪
華な食事をとりがちで、必然的に体重が増えてしまう傾向
にあります。減量しなければと思う方も多いと思います。
そのための強い味方がグラフ化体重日記です。これは
日々の体重を測定することで気にかけるようになり、食べ
物に気を付けたり、少しでも運動しようなどと意識を持た
せる行動修正療法です。
見本のように自身の体重を1日 2 回(朝食を食べる前の
起床時、夕食を食べた直後の入
浴前に同じ姿)測定し、記録し
ます。1日 0.7 ㎏程度以上の変
動があれば要注意です。
ウォーキング(散歩)など手
軽な運動で日々継続しましょう。
出典:アンチエイジング浦添モデル
午後3時~ 45分程度
参加費無料 事前申し込み不要
日時
テーマ
2月25日
3月 4日
3月11日
3月18日
3月25日
肥満症
変形性膝関節症
タバコの害
ピロリ菌・肝臓の健康
骨粗しょう症
内容
運動できる時期がやってきました
春の悪化に備えましょう
受動喫煙・子供への影響・やめ方
調べたことありますか?
骨粗しょう症について
担当講師(予定)
一岡 慶紀
理学療法士
北川 貢嗣
一岡 慶紀
北川 貢嗣
※前号でご案内しておりました2月25日のテーマが変更になっておりますのでご注意ください。