MANABIのひろば/玉村っ子通信 [PDFファイル/1MB]

玉村町ふれあい教室
対象 学校へ行きたくても行けずに
困っている小・中学生
日時 毎週月∼金曜日
9:00∼16:00
場所 教育研究所玉村町ふれあい教室
・ 65−0091
小・中学生の不安や悩みを受け止め
ながら、心がふれあう喜びを体験す
る場所です。
玉村町通級教室
対象 ことばやきこえ、情緒面で心
配のある3歳以上の幼児や小
・中学生
発音の誤り・ことばの繰り返
し・ことばの発達が遅い・落
ち着きがない・人とうまくか
かわれない・学習に偏りがあ
るなど
申し込み 玉村町通級教室
20−4500(随時)
玉村町教育相談室
本年度で21回目となる「玉村町中学生海外派遣」が、8月10日∼19
日の10日間にわたって行われました。玉村町の中学3年生20人が、ア
メリカ合衆国ワシントン州エレンズバーグ市において貴重な体験をし
ました。
言語や生活習慣、ものの感じ方や考え方に違いがあっても、互いを
尊重し誠実に行動することで心が通じ合うこと、感謝と思いやりによ
って人々のかかわりが潤いに満ちること、家族を大切にすることなど、
たくさんのことを学ぶことができました。
◇8月11日(火) ホストファミリーとの対面
セントラルワシントン大学のすぐ近くにあるメモリアルパークでホ
ストファミリーと対面しました。英語に苦戦しながらもホストファミリーの笑顔に包まれてホームステイが始まりまし
た。
◇8月12日(水) エレンズバーグ市の散策
アメリカの子どもたちと一緒にエレンズバーグ市の歴史についての説明を受けながら、市内
の散策をしました。セントラルワシントン大学内にある玉村ローズガーデンも見学し、玉村町
とエレンズバーグ市の友好の歴史についても知ることができました。午後は、キティタスバレ
ー記念プールでレクリエーションを行い、子ども同士の交流を深めることもできました。
◇8月13日(木) ヤキマ市での活動
茶色く乾いた山の間を流れるヤキマ川に沿って遠路をドライブしました。途中、ヤキマ川に
架かる吊り橋を見学し、記念写真を撮りました。エレンズバーグ市に隣接するヤキマ市ではハ
ンバーガーショップでのランチの注文やショッピングモールでの買い物などに挑戦しました。
自分の英語を駆使して町の人たちとかかわることができました。
◇8月14日(金) 近隣の町での活動(ロザリン、サンケイディア)
午前中は、エレンズバーグ市郊外にあるバッファローファームを訪れました。トラックの荷台から間近に見たバッフ
∼子どもたちの幼稚園や
小・中学校での活動を紹介します∼
﹁ドキドキ・ワクワク夏季保育﹂
玉村幼稚園
幼稚園は一年を通じ、さまざまな行事があり
ます。主に成長の節目の行事、伝統的な行事、
保健・安全を目的とした行事、日常の環境とは
違った行事などがあります。年齢が小さいほど
日常とは異なる特別な日である︽行事︾は、楽
しい思い出として記憶に留めることができます。
中でも日常の環境とは違った行事としての﹁夏
季保育﹂はドキドキ、ワクワクの〝心が動く体験
活動〟を楽しむことができます。
No.533
∼国際社会で活躍できるコミュニケーション力豊かな
人材の育成に向けて∼
﹁体験遊び﹂年長児
幼稚園で収穫したジャガイモを使ってカレー
やポテトサラダ作りをしました。﹁栽培﹂﹁調
理﹂﹁食べる﹂ことがつながり、カレーという
絶対おいしいメニューで食べる喜びを大いに味
わっていました。
また、﹁玉ねぎハンカチ染め﹂をしました。
これは、普段捨ててしまう玉ねぎの茶色の皮を
煮出し、布の一部を縛ってできる﹁絞り染め﹂
です。輪ゴムを取って、ハンカチを開くときが
ワクワク、ドキドキの瞬間です。落ち着いた色
合いと模様に子どもたちも大喜びでした。
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平成27年度玉村町中学生海外派遣
﹁みんなで楽しむ造形タイム﹂年中児
スポンジや歯ブラシなど身近にある物を使い
内容 子どもの心身の発達にかかわ
る心配ごと
日時 毎週月∼金曜日(祝日を除く)
9:00∼17:00
第2・4土曜日
9:00∼15:00
申し込み・問い合わせ先
子ども教育支援センター
(県総合教育センター)
☎ 26−9200
大きな紙に思いきり絵の具でアート作りを楽し
んだり、廃材などを利用しお化け作りをしたり、
せっけんやおろし器で泡づくり、そこに寒天を
混ぜて感触を楽しんだりと、みんな目を輝かせ
ながら集中して遊んでいました。
こどもの発達相談
このようないつもと少し違う体験活動は子ど
もの成長に大きな影響を与える重要な機会です。
今後も、季節の移り変わりを感じ、楽しい思い
出を重ねられるような取り組みができるよう工
夫をしていきたいと思います。
内容 子どもの心の問題など
日時 毎週月∼金曜日
9:00∼16:00
申し込み 電話で随時
場所 教育研究所教育相談室
65−0081
65−0091
お子さんの教育の悩みなど、ひとり
で悩んでいないでお気軽にご相談く
ださい。
ァローの迫力に心が躍りました。その後、エレンズバーグ市の近隣にある炭
坑の町ロザリンに出かけました。ここでは、ガラス
細工に挑戦したり、ロザリンミュージアムを見学し
たりしました。最後に、ヤキマ川の上流にあるサン
ケイディアリゾートを訪れ、ちょっとしたハイキン
グをしました。アメリカの子どもたちとの交流を一
層深めることができました。
◇8月15日(土)・16日(日) ホーム・デイ
それぞれのホストファミリーと過ごしました。子どもたちはホストファミ
リーのキッチンを借りて、日本の食事を作ってごちそうしたり、一緒に遊ん
だりしました。
◇8月17日(月) 大きな風車がたくさんある発電所を見学
エレンズバーグ市郊外にある風力発電所を訪れ、
風車の中を見学したり、担当者から風力発電所の説
明を受けたりしました。その後、養蜂農家やカボチ
ャ農家を訪れ、アメリカの子どもたちと一緒に動物
とふれあったり、トウモロコシの巨大迷路に挑戦し
たりしました。
夕方には、今回のホームステイでお世話になった
皆さんが集まり、さよならパーティーを催していた
だきました。団員からは日本の歌や踊りを披露して、
感謝の気持ちを精一杯伝えました。
◇8月18日(火) エレンズバーグ出発
19日(水) 帰国
ホストファミリーと再会の約束をしてお別れをし
ました。
牧草の香りを含んだ乾いた風に送られて、エレン
ズバーグ市を離れました。
平成27年10月号
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