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セアカゴケグモについて
平成 27 年 8 月 2 日に、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが川辺町下麻生地内で発
見されました。このクモの雌は強い毒を持っており、咬まれると部位の腫れや、まれに全身症状(脱
力、頭痛など)が現れることがあります。発見した場合は、絶対に素手で触らずに、すみやかに殺虫
剤で駆除してください。
特
徴
○雌
成体は体長(脚を含まない)が 7~12mm。全体は黒色または濃褐色。
腹部は球形で、背面中央に赤色の”砂時計”様、または”鼓(つづみ)”様の
模様がある。
○雄
成体は体長が 3~5mm。背面に白い斑紋がある。
雌の成体
生息場所
日当たりがよく、暖かい場所や、昆虫などの餌が豊富な場所、適当な隙間がある場所を好みます。
・側溝の内部やグレーチング(網蓋)のすきま
・フェンスの基礎
・花壇周りのブロックのくぼみや穴
・自動販売機やエアコン室外機などの機器と壁とのすきま
・墓石のすきま
習
など
性
基本的におとなしく攻撃的ではありません。脅かされると死んだふりをして動かなくなることが
あります。ただし、素手でさわったり、捕まえようとすると、咬まれることがあります。
咬まれたときは
針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた箇所が腫れたり、熱く感じたりします。重
症化することもありますので、咬まれた時は水で洗い、できるだけ早く医療機関で治療を受けま
しょう。治療を受ける際は、
「ゴケグモ」に咬まれたことを告げたり、咬んだクモがわかるよう殺
したクモを医療機関にご持参していただくとよいでしょう。
クモに咬まれないために
・セアカゴケグモを見つけても、素手でさわったり、捕まえたりしないでください。
・屋外での作業には軍手などの手袋を使用しましょう。
・クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したりして、クモが住みにくい環境を作りましょう。
【川辺町役場産業環境課
0574-53-7212】