平成27年度7月

No.448
2015.7.1
西京極保育園
℡.311-2516
平成27年度 保育目標
『つくろう たのしい いちにちを』
7 月 の 目 標
『なつのあそびを たのしもう』
今月のことば
早かった梅雨入りの割には雨がそれほど降らず、何時もの事ながら、こんな時は旧暦のカ
レンダーを見ると、まだ 5 月中旬頃だと分りました。「これから、どれだけ夏が続くのか…」
とうんざり考えるよりは、「まぁ、今のうちに、気持ちのいい初夏を楽しんでおこう~」と、
思いながら 7 月が始まりました。
夏のあそびの定番は、プールにどろんこ、色水に、洗濯あそび、アイスクリーム屋さんに
かきごおり屋さん。まだまだあります。テントを張ってキャンプごっこ、砂場の池、山、ト
ンネルの大改造ならぬ工事ごっこに、流れるトユ、堰き止め、川づくり…。七夕の折り紙の、
天の川、ちょうちん、昆虫の図鑑や生き物の本。魚釣りごっこ、石ならべ、シャボン玉…。
特に、男の子に人気なのが虫達!アリ、ダンゴムシ、ナメクジ、ガ、テントウムシの幼虫?
蝶々のタマゴ、う~ん分らない虫?も図鑑や本を持って一緒に調べればソレもまた楽しい。
小さな園庭ですが、子ども達のそんな姿を見ると、やっぱり自然は凄い!未知の世界を知
るって凄い!まさに、センスオブワンダーですね。夏はまだまだ、これから、これから~
こどもも、大人も、暑ーい夏の楽しみ方をどんどん増やしていきます。
夏の定番ではないですがご存じのようにこの時期、学校や、幼稚園では夏休みがあります。
が、保育園には夏休みがありません。なので、職員は、順次夏休み?を取っていきます。
又、職員の研修も年間を通じてありますが、泊まりの研修や勉強会、スキルアップのため
の講座なども、夏休みの間に集中して催されることが多いです。遠くまで宿泊をしながらの
研修が大半なので、当然といえば当然ですが、この間の代理、変わりの職員の保障も無いの
は事実で、各保育園が工夫をして、参加をしています。普段の研修も、早出をして、お昼か
らの研修に参加、終了時間が仕事の終わりとほぼ同じ時間なので、そのまま直帰というもの
が大半です。今年、4 月から「子ども子育て新制度」がスタートして、研修に関わる職員の補
助が、金額補助として頂けるという内容になっていますが…まだまだ、実感としては、「ほぼ
変わらないのでは?何が変わったの?」が、現状です。
研修、勉強もいっぱいしたい!お休みもいっぱいとって、十分リフレッシュしたい!
は、何処の職場でも難しいですが、少しずつですが、出来るように整えていきたいです。
目の前の子ども達の毎日を、一人ひとりの育ちを、人権をより大切に出来る為に、何より、
子どもも、大人も笑顔がたくさんありますように。
先日、毎年参加している、全国私立保育園連盟の全国大会に職員 2 名と一緒に行ってきま
した。今年の会場は、「スタバーは無いけど、砂場はある」で、少々有名になった鳥取県で、
文字通り、全国から保育関係者が集まり、その数約 1600 人強(多い時は 2000 人)。鳥取県は
地方都市?いや、完全に人口減少に向かっていて、過疎化に悩む町、村も多い自治体です。
駅周辺の宿泊場所だけでは、受け入れが出来ず、倉吉市(電車で約 1 時間)での宿泊の参
加者もいました。研修の内容は、初日のシンポジウム、各分科会、懇親会、最終日の講演等
で、今年は、佐藤学氏がアートや創造について、こどもの育ちや、一生涯の教育の意味など
を中心に語られました。
私は、ここ数年「制度」についての分科会に参加し、厚労省の役人の方からの話を直接聞
いたり、全国の現状や新制度の問題をそれぞれの立場(団体、各地方、各施設、学者研究者、
園長、他)から話しを聞き、様々な情報や、勉強をさせて頂きました。今回も、4 月からスタ
ートし新制度の動向や、各保育園、認定こども園の現状や問題点等を提言、話し合うと思っ
ていましたが…きちんと資料を読んでいなかったのか、何時もの?思い込みか…
今回のテーマ、提言は
~人口減少地域と新しい制度・保育に取り組む~
というもので、何と!これほど、待機児童問題がクローズアップ(先日の埼玉県、川口市
の育休中の上の子の退園問題もまだ耳に新しい中)されているのに、
・待機児童問題はすべての市町村の中で、6.2%が抱えている問題である。
・平成 27 年から 32 年にかけては、沖縄県を除くすべての都道府県で総人口が減少すると
予想されている。
・先日の人口流入流失調査でも、東京以外は全て人口が流出している(勿論京都も)
・人口増加には 2 世代 60 年がいる
・今後、人口減少化は急ピッチで進んでいく
・今後、法人、施設の統廃合が増える
・他
フロアーからの意見では、(参加者の大半は理事長、園長)
「40 人定員だが、今 20 人を切っている…どうやって、保育園の運営や子ども達の育ちを
考えていけばいいのか…」
「何人までなら、保育園としてやっていけるのか?」
等の質問も出ていました。
同じ国の問題?には間違いないけれど、あまりにも違い過ぎる現状に戸惑うばかりでした。
いずれは、そうなる時期がやってくるのは事実だと思い、話を聞いていましたが、先日「保
育崩壊」「子どもの貧困」「保育という名の政治」と、立て続けに保育関連の本を読んだとこ
ろなので、やはり今、目の前の問題が一番気になります。京都の右京区周辺の入所状況や、
子育て環境はどうなっているのか?この 3 年で新設園が4ヵ所出来、定員増の園も多く、分
園を作った保育園もあります。西京極保育園で 10 数年毎月1回持っている、見学説明会は、
今も状況が変わらず、毎月数人の参加者があり、9月頃からは、新年度の入所を見越し、参
加者が増えるので、月2回ペースでおこなっています。やはり、右京区は新しいマンション
が建ったりして、若い世帯の割合も多いようです。どんなことでも、儒要と供給のバランス
は難しく、こどもに関わる問題であっても
~すべての子どもに良質の環境と保育を~
は、まだまだ、遠い道かもしれません。
将来の事を考えつつ、備え、用意する事の知識や情報を集めながらも、目の前にいる子ど
も達の成長を考え、保護者の皆様と毎日、一つひとつの出来事や、子ども達の可愛さを話し
合ったり、子育ての話、仕事の話といろんなことを顔を見ながら、語り合う事を一番大事に
していきたいです。
国会では、戦後の歴史の転換を迫られるかのような法案が通ろうとしています。
右も、左も高齢者も若者も、男も女も関係なく、子ども達の未来のために出来る事を、
真剣に考えていきたいです。
間違いなく、平和でなければ、幸せにはなれません。
いつまでも、どこまでも、この平和で楽しい夏の時間が ≪原風景≫ として、子ども達
の心に残る社会でありますように。
日
曜
行 事 予 定
お誕生日おめでとう♪
1日 水 あつまるでー
2日 う
木
3日 金
お知らせ
☆
4日 土 yase
プール開放(ゆうゆうサロン)
5日 日
夏期保育および自由登園日について…ご協力のお願い☆
6日 月
毎年小学校が夏休みに入る7/20 頃~8/31 までの間を“夏期保育”と呼ばせて頂いて
おります。
(本年度は7/21~8/31 までとなります。)この期間中、給食等の関係もあり
ますので、お休みの日がわかっている限り、各クラスの“夏期保育の出欠表”にご記入
頂きますようご協力をお願いします。
又、その中でも特に 「夏の協力日」(8 月13,14,15 日) のご協力をお願いします
7日 火 七夕・ジャンピング・見学説明会・園庭開放
☆ プールの組み立てのお手伝いありがとうございました。
子ども、保育園を思う、皆様の暖かい気持ちに感謝です。
又、慣れて?いらっしゃるお父様が、初めて参加の方に、丁寧に分りやすく
様々な事を教えてくださり、ここにも保護者同士の繋がり、お手伝いのリレー、
世代の広がり等を感じました。暑い中、本当にありがとうございました。
☆ 7 月 4 日(土)のプール開放は、在園児以外のお子様が対象の、子育て支援の催しです。
☆ 毎年ですが、日常的になってきた節電、節水の意識をこの時期改めて、子どもと一緒に
すすめていきます。ご家庭でも是非、この機会に親子で環境などについて、話し合って
みてくださいね。
8日 水 あつまるでー
9日 木
10日 金
11日 土
12日 日
13日 月
14日 火 ジャンピング
15日 水 祇園祭見学(ひまわり)
16日 木
17日 金
18日 土
19日 日
20日 月 海の日(休園)
21日 火 夏期保育スタート・ジャンピング
22日 水 あつまるでー
☆
西京極保育園は今年創立 40 周年をむかえます
記念の集いを
11 月 15 日(日)
光華大学、体育館、食堂、ホールで行います。
一週前が、保護者会主催のバザーの予定
一週後が、保護者会主催の人形劇の予定でした。
保護者会総会、執行部、各委員さんとも、相談して
皆で楽しく、参加もしやすく、協力しやすい 事などを考えて
保育園、保護者会が一緒にやっていく。
と、いうことで話を進めています。
詳細については、随時、掲示、ホームページ、お知らせも配布します。
皆様、是非、ご予定に入れておいてください。
みんなで、楽しい、よい一日になるようにしていきましょう!
23日 木
24日 金 月刊誌持ち帰り日
25日 土
26日 日
27日 月
28日 火 ジャンピング
29日 水 あつまるでー
30日 木 お誕生日会・保育参観(にじ・ほし・そら)
31日 金
こ
こ
ろ
よ
り
お
い
わ
い
い
た
し
ま
す
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み
ん
な
お
お
き
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