飯田・下伊那地区における 危険の「見える化」事例集 (第1集)

飯田・下伊那地区における
危険の「見える化」事例集
(第1集)
No.1
危険の「見える化」事例
事例1:土木工事業(飯田市)
熱中症の危険の「見える化」
事例2:電気機械器具製造業(飯田市)
避難経路の「見える化」
機械・設備の異常の「見える化」
事例3:建築工事業(飯田市)
クレーン作業の合図の「見える化」
熱中症の危険の「見える化」
安全施工サイクルの「見える化」
事例4:建築工事業(下伊那郡松川町)
玉掛用ワイヤロープの危険の
「見える化」
「安全基本行動」の「見える化」
「一人 KY 実施推進運動」
現場配置図による「見える化」
所長方針・安全目標の「見える化」
No.2
危険の「見える化」改善事例
事例1:建築工事業(下伊那郡松川町)
平成27年3月
ドラグ・ショベル(バックホー)の
危険の「見える化」
飯田労働基準監督署
危険の「見える化」事例1
業
種:土木工事業
所
在
地:飯田市
労 働 者 数:4人
好事例の対象:安全衛生情報の「見える化」
1.現場掲示板に服装や保護具を確認できるように鏡のついた掲示物を掲示しているもの。
2.現場掲示板に温度計・湿度計のついた掲示物を掲示し、熱中症の注意喚起を行って
いるもの。
危険の「見える化」事例2
業
種:電気機械器具製造業
所
在
地:飯田市
労 働 者 数:33人
好事例の対象:安全衛生情報の「見える化」
1.工場の避難経路図を掲示しているもの。
避難経路・避難場所・消火器等の位置を図に示している。
2.各機械・設備の異常の有無に関する掲示物を掲示しているもの。
危険の「見える化」事例3
業
種:建築工事業
所
在
地:飯田市
労 働 者 数:2人
好事例の対象:安全衛生情報の「見える化」
1.現場掲示板にクレーンの合図の方法に関する掲示物を掲示しているもの。
クレーンの合図の方法について、イラストを用いて分かりやすく説明している。
2.現場掲示板に熱中症の症状と救急措置に関する掲示物を掲示しているもの。
熱中症の症状について、イラストを用いて分かりやすく解説している。
3.現場掲示板に安全施工サイクルに関する掲示物を掲示しているもの。
始業から終業までの間に行う事項について、イラストを用いて分かりやすく解説して
いる。
危険の「見える化」事例4
業
所
種:建築工事業
在
地:松川町
労 働 者 数:6人
好事例の対象:安全衛生情報の「見える化」
1.現場事務所前の掲示板に玉掛用ワイヤロープの使用禁止基準に関する掲示物を掲示
しているもの。
玉掛用ワイヤロープの使用禁止基準をイラストを用いて分かりやすく説明している。
2.現場で使用する玉掛用ワイヤロープの今月の点検色を決めて、現場事務所前の掲示板
に今月の玉掛用ワイヤロープの点検色を掲示しているもの。
3.現場事務所内に「安全基本行動」に関する掲示物を掲示しているもの。
各労働者も「安全基本行動」のワッペンや、
「安全基本行動」のステッカーを貼ったヘル
メットを着用することにより、
「安全基本行動」の徹底を図っている。
4.各労働者の名札入れの中に、「一人 KY 実施推進運動」のチェックシートを入れている
もの。作業開始前にこのチェックシート見て一人 KY を実施している。
「一人 KY 実施推進運動」のチェックシートを拡大したもの。
5.現場事務所前の掲示板に現場配置図を掲示し、本日はどこでどのような作業を行うか
を記載しているもの。
6.現場事務所前の掲示板に所長方針や今月の安全目標を掲示しているもの。
危険の「見える化」改善事例1
業種:建築工事業
所在地:下伊那郡松川町
労働者数:約10人
★改善に至った契機
建築工事現場において、整地作業終了後、ドラグ・ショベル(バックホウ)
を降りようとした際に、防寒着の裾が旋回レバーに引っ掛かってドラグ・
ショベルが不意に旋回し、運転手の脚部がはさまれる労働災害が発生した
ことを契機として改善を実施したもの。
★改善状況
ドラグ・ショベルに安全確認事項を記載したステッカーを貼り付けること
によって、操作レバーロック装置(ロックレバー)のかけ忘れ等による労働
災害を防止した。