行政相談員、人権擁護委員、民生児童委員 と連携をとり相談業務の充実

少子高齢化の進展、雇用・就業構造の変化、未婚、離婚などによる家庭状況の変化による単身、
ひとり親家庭の増加などの社会変化の中で、生活上の困難に直面する状況もあります。
こうした中で、男女共同参画の視点から高齢者、障がい者、ひとり親家庭等への支援策を講じ、自
立して生活できる社会、男女がともに支え合うことのできる地域社会を築くことやそれを支援する制
度の充実が求められています。
1.高齢者・障がい者が安心して暮らせる環境の整備
(1)相談支援業務の充実
行政相談員、人権擁護委員、民生児童委員
と連携をとり相談業務の充実を図ります。
総 務 課
住民生活課
福祉保健課
(2) 高齢者の社会への参
画の促進
老人クラブ活動や高齢者ボランティア活動
やシルバー人材センターへの支援を行い高齢
福祉保健課
商工観光交流課
者の知識と経験を活かした就業や社会参加を
促進します。
(3) 安心していきいきと
暮らせる環境づくり
高齢者のひとり暮らしや閉じこもりがちに
福祉保健課
なりやすい状況を防止するため、気軽に参加
できる場所づくりを行います。
(4) ノーマライゼ―ショ
ン※7の推進
(5) 自立を容易にする家
庭環境の整備
性別や年齢、障がいの有無にとらわれず、だ
福祉保健課
れもが社会参加できる地域づくりを進めます。
高齢者や障がい者の住宅改修や居室整備を
支援します。
福祉保健課
(6)障がい者の支援体制
の充実
障がい者が抱える問題について、相談に応
福祉保健課
じ必要な情報の提供や助言などを行うため関
係機関との連携強化を図り、障がい者の相談
支援体制の充実を図ります。
2.自立支援を必要としている人への支援
(1)家庭生活支援に関す
る情報の提供と支援体
生活を営むうえで支障がでている人に対し、
福祉保健課
相談業務を通じて情報提供と支援を行います。
制の充実
(2) 福祉政策に関する情
報提供と相談体制の充
民生児童委員と連携し住民への福祉政策な
どの情報提供と相談業務を行います。
実
*ひとりで考えこまないで、相談してみましょう。
*さまざま制度を活用しながら、生活しましょう。
*自分の能力を活かして社会参加しましょう。
※7 ノーマライゼーション
福祉保健課
配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内の暴力や他者に対する発言や行動等が本人の意図には関係な
く、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけ不利益や脅威を与える行為は、近年、インターネットや携
帯電話の普及により、その内容は多様化しています。暴力とは、肉体的な苦痛を加えることのみなら
ず、いじめなどの言葉や行動による暴力、相手の意思に反した強要、セクハラ※8など多岐にわたり
ます。
また、女性や子どもなどの社会的に弱い立場の者への“暴力”は重大な人権侵害であり、男女共同
参画社会を推進するうえで、克服すべき重要な課題です。
そのためには、意識的であるか否かを問わず、あらゆる暴力行為を排除していくことが必要です。
暴力は疑いのない犯罪であり、人権侵害という大きな問題であることの認識を深めるための方策が必
要です。
1.暴力を許さない意識の啓発
(1)暴力防止の啓発活動
の推進
暴力が生み出される背景や多様な形態につ
企画財政課
いて、その犯罪性や反社会性についても深く
住民生活課
認識されるよう啓発パンフレットを作成し、
福祉保健課
意識啓発を図ります。
(2)配偶者からの暴力に
DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び
関する法律の周知と情
被害者の保護に関する法律)の趣旨及び法的
報提供
手段や被害者の保護と自立のため情報提供を
行います。
福祉保健課
2.暴力に対する相談支援体制の充実
(1)相談体制の充実
暴力による人権の侵害に対し、人権擁護委
住民生活課
員、民生児童委員、警察などと連携をとり、
福祉保健課
相談体制の充実を図ります。
(2) 暴力の把握体制の連
携
暴力行為に関する通報に対し、被害状況を
福祉保健課
把握し、迅速に関係機関へ連絡し、連携を図
ります。
(3) 被害者の保護と自立
支援
女性や子どもなどへの暴力に対し、関係機
関と連携し、被害者に対する保護と問題解決
の支援に取り組みます。
*あらゆる暴力の問題に関心をもち、地域ぐるみで防止に取り組みましょう。
*時には、相手の気持ちになって考えてみましょう。
*暴力を受けた時、見かけた時、ひとりで悩まないで相談しましょう。
※8 セクハラ(セクシャル・ハラスメント)
福祉保健課
毎日の社会生活を充実したものにするためには、体と心が健康であることが大切です。生活が多様
化するなかで自らの健康に対する意識も高まっています。
そのためには、一人ひとりの健康状態に応じた適切な自己管理を行える環境を整えるとともに、ラ
イフサイクルを通じて男性、女性の異なる健康問題についての理解と正しい知識の習得により、お互
いに思いやりをもって生活することが重要です。
1.生涯を通じた健康課題への支援
(1) セルフケアの推進
自分で健康管理することの意識付けと、健
福祉保健課
康を維持するための啓蒙啓発事業を行います。
(2) 心身の健康支援の推
進
(3) 健診(検診)機会の
充実
健診による予防対策の推進や保健指導など
福祉保健課
により、健康維持を図ります。
健診(検診)による病気の早期発見から早
福祉保健課
期治療につなげるため、早朝総合健診など受
診しやすい体制づくりに努めます。
2.年齢や生活様式に応じた健康づくり
(1)年齢に応じた健康づ
くり
年齢に応じた健康づくり教室、スポーツや
福祉保健課
レクリエーション活動を行い、地域に根差し
生涯学習課
た健康づくりを支援します。
(2) 食生活の改善による 健康づくりの推進
生活習慣病等の予防のため、食生活の指導、
相談機能の充実を図ります。
福祉保健課
*自分にあった健康維持の方法を見つけ、取り組みましょう。
*体調を意識して体を動かす機会をつくりましょう。
*体調管理について、家族や周囲の人と情報交換しましょう。
*悩み事など相談しやすい環境をつくっておきましょう。