第3章 これまでの保健事業の取組と成果及び課題 本計画の策定にあたり、現在実施している事業の効果や課題を整理し、今後の方向性や計画へつなげます。 事業名 (目的)・目標及び概要 実施主体 40~74 福祉保健課 健康班 40~74 福祉保健課 健康班 ( 目的:自己の健康状態を把握し、生活習慣病を未然に 防ぐ 1 特定健康診査 概要:身体測定・血圧測定・血液検査・尿検査・保健指 診 導等 率特 目的:受診率の増加(特に40~50歳代) 向定 概要:個別通知や家庭訪問、広報紙等で受診勧奨を促 上 健 特定健康診査 す。 診 受診勧奨 受 年齢 ) 目的:メタボ改善、生活習慣の改善と継続。 概要:栄養士、保健師、健康運動指導士等で連携をと 特定保健指導 りながらグループ面接及び個別面接の実施。 40~74 福祉保健課 健康班 実施状況 (平成26年度) 成功・推進要因 課題及び阻害要因 ・保健指導等各地区の公民館や ・総合健診によりがん検診も1日で受診できる会場が増えた ・1会場の受診者数が減り、会場の統合化に 町保健センター等全26回 ・心電図・眼底検査が希望で受診可能 より移動手段が不便になっている ・受診者 1,235人58.4% ・受診率の低下特に40~50歳代が伸び悩ん でいる ・40~50歳代未受診者訪問 ・家庭訪問により未受診の理由が把握できた ・40~50歳代では就労している人には会いに 137件 /183件(74.9%) ・受け忘れを防ぐ くい ・3点セット受診者(特定健診・胃 ・日程や会場の周知が徹底できた ・勧奨対象者と内容の選定 がん・大腸がん) ・対象者の固定化 訪問件数 ・Ⅱ度高血圧以上32人/73人(43.8%) ・HbA1c6.5以上29人/56人(51.7%) ・e-GFR60以下21人/ 45人(46.6%) ・本人が留守でも家族とも話ができた ・家庭訪問により対象者に応じた指導の実施 ・対象者の選定基準 ・経年的に管理できていない ・医療機関との連携体制 参加者数 ・糖尿病編 46人 ・高血圧編34人 ・健診結果で数値の高い人を対象として個別通知している ・栄養士や健康運動指導士から生活に取り入れやすい予 防方法が聞ける ・平日の日中に開催しているため就労してい る人は参加しにくい 実施回数 44回 参加者数 273人 ・地区の公民館に出向いている ・参加者の固定化 ・平日の日中の開催のため働き世代は参加し にくく、高齢者が中心 ①開催回数357回 会員数191人(H27.7時点) ②開催会場29会場 登録者数221人 ①・近所の仲間と参加できる ・参加者の高齢化 ・送迎つきで移動が便利 ・男性参加者が少ない ・水中のため、膝や腰に負担がかからず運動ができる ②・近くの公民館で実施 ・椅子に座ってもできるため、立位保持が困難な人でも参 加可能 ( ・利用率 ・身近な地区の公民館での実施 積極的支援13人22.8% ・電話や訪問による本人の都合に合わせた対応 動機づけ支援38人46.9% ・より専門的な指導がもらえる ・集団面接開催2回、参加者8人 2 ) 重 症 化 予 防 対 策 ( 3 目的:適切な医療機関の受診と、自身の健康状態に関 心をもち生活習慣を振り返り、改善へつなげる。 ハイリスク者 概要:特定健診結果からハイリスク者に家庭訪問を行 訪問 い受診勧奨・個別指導を行う。 目的:生活習慣病の知識を得る、自身の生活習慣を振 り返り、改善につなげる。 生活習慣病予 概要:内科医の講話と管理栄養士による食事指導、健 康運動指導士等による体操の実施及び紹介。 防講座 健康相談 健康教育 ) 生 活 習 慣 の 正 し い 知 識 の 普 及 目的:生活習慣病の知識と予防方法について周知する とともに、行動変容を促す。 概要:地区担当保健師が各集落の公民館に出向いて 健康教育、健康相談を実施。町や集落の健康課題を テーマに選定。 40~74 40~79 全年代 目的:認知症や骨粗鬆症予防と筋力低下を防ぎ、QOL の低下を予防する ①水中運動 概要:①60歳以上を対象にクアハウス津南にて毎週 ①60~74 ②健骨体操 1回、脳刺激体操と水中運動を実施。 ②成人期 ②各地区の公民館を会場に1週~週に1回、会 場にて脳刺激体操、筋刺激体操を実施。 喫煙対策 目的:生涯を通じて喫煙による健康被害を防ぐ。 概要:妊娠届時や乳幼児健診時、成人式や特定健診 時等で禁煙についてのリーフレットの配布や保健指導 の実施。 福祉保健課 健康班 福祉保健課 健康班 福祉保健課 健康班 全年代 福祉保健課 健康班 ~74 福祉保健課 保険班 健康班 12~74 福祉保健課 保険班 ( 目的:重複受診を減らし、医療費の適正化を図る。 概要:重複受診者に家庭訪問または電話連絡を行い、 重複多受診者 4 受診指導を行う。 への指導 適 正医 目的:後発医薬品の使用を促す。 化療 後発医薬品の 概要:国保加入者に対して勧奨はがきを送付。 費 使用促進 の 福祉保健課 健康班 ) ・妊娠届時 ・妊娠届時にすることで若い女性へアプローチできた ・乳幼児健診時(家族に喫煙者 ・子供への受動喫煙について情報提供できた がいる場合) ・成人式 ・特定健診時 ・情報提供にとどまり、行動変容へつなげる支 援ができていない ・年1回 ・対象者10名 ・訪問や電話指導100% ・地区担当保健師が訪問や電話対応 ・年に1回と単発で終わり、改善しないケース もある ・対象者の固定化 ・配布 年3回 合計359人 ・個別のはがきにより使用の意識が高まる ・医師会との連携を図る 34
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