平成27年10月2日 各都道府県後期高齢者医療広域連合担当課長 様 長崎県後期高齢者医療広域連合総務課長 (公印省略) 不審電話に関する情報提供について 平素から、当広域連合の業務につきまして格別の御高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、長崎市内及び南島原市内において、不審な電話がありましたので、下記のとおり情 報提供いたします。 記 1.概要 【事案1・長崎市】 平成27年9月29日(火)14時半頃、 「市役所で後期高齢者の調査をしている者」と名 乗る男性から長崎市内の後期高齢者医療被保険者Aさん宅に電話があった。男性から「体の 悪いところはないか」「年齢はいくつか」「何人暮らしか」という質問をされたので質問に答 えていたが、 「預金は 1,000 万円以上あるか」という質問をされたので不審に思い息子に電話 を替わると言うと電話が切れた。 【事案2・長崎市】 平成27年9月30日(水)14時半頃、長崎市内の後期高齢者医療被保険者Bさん宅に 市役所職員を名乗る男性から電話があった。 「医療費の戻り32,890円がある。郵便局の通帳がないか?」と尋ねられたので「息 子が持っている」と答えると電話が切れた。不審に思ったBさんが市役所に確認の電話を入 れたことで事案が判明した。 【事案3・南島原市】 平成27年10月1日(木)午前中、南島原市内の後期高齢者医療被保険者Cさん宅に市 役所職員を名乗る男性から電話があった。 「医療費の還付金がある。今年の6月分で、すぐに 書類を提出しないと42,000円返せない。市内スーパーに職員を行かせるので、そこに 来てほしい」という内容で、指示に従った。スーパーで待っていたが、誰も来ず、携帯電話 に連絡があり、スーパーの前にあるATMの操作を指示された。操作は出来ないと断ったが、 言葉巧みに誘導され、振込限度額の50万円に近い金額を振り込んでしまい、口座番号や暗 証番号も教えてしまった。 その後、話を聞いたCさんの家族が銀行と警察に行ったことで事案が判明した。 2.対応 事案1、2については、不審電話である可能性が高いことを告げ、今後も注意するよう呼 びかけた。 事案3については、警察に相談し、市のホームページや防災無線で注意喚起を行った。 3.その他 本広域連合では、県内の各市町にも情報を提供して情報の共有化を図るとともに、注意を 促すよう協力を求めております。 長崎県後期高齢者医療広域連合事務局総務課 TEL:095-816-3933 FAX:095-823-2425 E メール:[email protected]
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