現在の研究テーマ自然言語処理システム

所　属
（ふりがな）
よしむら　けんじ
工学部・電子情報工学科
吉村　賢治
氏　名
(学部・学科)
URL
研究分野
http://www.tl.fukuokau.ac.jp/~yosimura
自然言語処理
研究概要
プログラミング言語のように人工的作られた言語に対して、我々が日常用いている日本語
や英語のような言語を自然言語という。仮名漢字変換や機械翻訳、質問応答システムなどのよ
うにコンピュータを用いて自然言語を処理する技術の研究分野を総称して自然言語処理とよ
ぶ。自然言語処理の研究対象は言語処理から思考のシミュレーションに至るまで広範囲にわ
たり、人間と同じように言葉を理解できるコンピュータシステムの実現を目指している。
キーワード
自然言語処理、言語理解、言語獲得、仮名漢字変換、機械翻訳、質問応答システム
現在の研究テーマ　自然言語処理システム
【研究内容】
従来の自然言語処理システムは、研究者によって予め作成された単語辞書や文法規則を利
用して言葉の処理を行っているが、自然言語が本質的にもつあいまい性に起因する問題に直
面している。普通の人間は人種や国籍に関係なく、生まれた環境で話されている言葉を学習し
て利用することができる。この能力を可能にしているメカニズムのコンピュータモデルを実
現することにより、人間と同じように自然言語を扱うことができるコンピュータシステムの
実現が可能となる。このためには、まず人間が生まれながらにしてもっている言葉の獲得を可
能にするためのメカニズムを明らかにする必要がある。現在の研究テーマはこのメカニズム
のモデル化である。
【応用分野】
自然言語による質問応答システム、自然言語による情報検索システム
技術相談・コンサルティングに応じられる分野
文書分類、テキスト処理、情報検索、対話システム、機械翻訳、仮名漢字変換
共同研究可能なテーマ
文書分類、テキスト処理、情報検索、対話システム、機械翻訳、仮名漢字変換
利用可能な研究装置・資料等
UNIX ワークステーション
その他
ネットワーク上のコンピュータの時刻同期を正確に行う NTP サーバの公開を行っている。

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