21 復旧・復興に関する資料 21−1 1 激甚災害の指定基準 激甚災害指定基準 適用すべき措置基準 法第2章 激 甚 災 害 指 定 基 準 次のいずれかに該当する災害 (公共施設災害復旧事業等 (A基準) に関する特別の財政援助) 事業費査定見込額>全国都道府県及び市町村の当該年度の標準税収入 総額×100 分の 0.5 (B基準) 事業費査定見込額>全国都道府県及び市町村の当該年度の標準税収入 総額×100 分の 0.2 かつ、次の要件のいずれかに該当する都道府県が1以上あるもの (1)都道府県負担金事業の事業費査定見込額>当該都道府県の当該年 度の標準税収入総額×100 分の 25 (2)一の都道府県内の市町村負担事業の事業費査定見込総額>当該都 道府県内全市町村の当該年度の標準税収入総額×0.05 法第5条 次のいずれかに該当する災害 (農地等の災害復旧事業等 (A基準) に係る補助の特別措置) 事業費査定見込額>当該年度の全国農業所得推定額×100 分の 0.5 (B基準) 事業費査定見込額>当該年度の全国農業所得推定額×100 分の 0.15 かつ、次の要件のいずれかに該当する都道府県が1以上あるもの (1)一の都道府県内の事業費査定見込額>当該都道府県の当該年度の 農業所得推定額×100 分の4 (2)一の都道府県内の事業費査定見込額>10 億円 法第6条 次の要件に該当する災害。ただし、当該施設にかかる被害見込額が 5,000 (農林水産業共同利用施設 万円以下と認められる場合は除く。 災害復旧事業費の補助の特 1 激甚法第5条の措置が適用される激甚災害 例) 農業被害見込額>当該年度の全国農業所得推定額×100 分の 1.5 で 2 あることにより激甚法第8条の措置が適用される激甚災害 ただし、上記に該当しない場合で、法第6条の措置(水産業共同利用施 設に係るものに限る。)は、漁業被害見込額>農業被害見込額で、 かつ、次の要件のいずれかに該当するもの(当該災害に係る水産業共同 利用施設の被害見込額が、5,000 万円以下と認められる場合を除く。) には適用。 (1)当該災害に係る漁船等(漁船、漁具及び水産動植物の養殖施設) の被害見込額>当該年度の全国漁業所得推定額の 0.5% 144 適用すべき措置基準 激 甚 災 害 指 定 基 準 (2)当該災害に係る漁業被害見込額>当該年度の全国漁業所得推定額 の 1.5%により、法第8条の措置が適用される災害 法第8条 次のいずれかに該当する災害。ただし、高潮、津波等特殊な原因によ (天災による被害農林漁業 る激甚な災害であって、災害の態様から次の基準によりがたい場合に 者等に対する資金の融通に は、被害の実情に応じて個別に考慮 関する暫定措置の特例) (A基準) 農業被害見込額>当該年度の全国農業所得推定額×100 分の 0.5 (B基準) 農業被害見込額>当該年度の全国農業所得推定額×100 分の 0.15 かつ、次の要件に該当する都道府県が1以上あるもの 一の都道府県内の当該災害に係る特別被害農業者数>当該都道府県内 の農業を主業とする者の数×100 分の3 法第 11 条の2 次のいずれかに該当する災害 (森林災害復旧事業に対す (A基準) る補助) 林業被害見込額(樹木に係るものに限る。以下同じ。)>当該年度の全 国生産林業所得(木材生産部門)推定額×100 分の5 (B基準) 林業被害見込額>当該年度の全国生産林業所得(木材生産部門) 推定額×100 分の 1.5 かつ、次の要件のいずれかに該当する都道府県が1以上あるもの (1)一の都道府県内の林業被害見込額>当該都道府県の当該年度の生 産林業所得(木材生産部門)推定額×100 分の 60 (2)一の都道府県内の林業被害見込額>当該年度の全国生産林業所得 (木材生産部門)推定額×100 分の1 法第 12 条、13 条 次のいずれかに該当する災害 (中小企業信用保険法によ (A基準) る災害関係保証の特例等) 中小企業関係被害額>当該年度の全国中小企業所得推定額(第2次産業 及び第3次産業国民所得×中小企業付加価値率×中小企業販売率。以 下同じ。)×100 分の 0.2 (B基準) 中小企業関係被害額>当該年度の全国中小企業所得推定額×100 分の 0.06 かつ、次の要件のいずれかに該当する都道府県が1以上あるもの 一の都道府県内の当該災害に係る中小企業関係被害額>当該都道府県 の中小企業所得推定額×100 分の2または一の都道府県の中小企業関 係被害>1,400 億円 ただし、火災の場合または第 12 条の適用の場合における中小企業関連 145 適用すべき措置基準 激 甚 災 害 指 定 基 準 被害額の全国中小企業所得推定額に対する割合については、被害の実 情に応じ特例的措置を講ずることがある。 激甚法第2章の措置が適用される激甚災害。ただし、当該施設にかか 法第 16 条 (公立社会教育施設災害復 る被害または当該事業量が軽微であると認められる場合は除外 旧事業に対する補助) 第 17 条 (私立学校施設災害復旧事 業の補助) 第 19 条 (市町村施行の感染症予防 事業に関する負担の特例) 法第 22 条 次のいずれかに該当する災害 (り災者公営住宅建設事業に (A基準) 対する補助の特例) 滅失住宅戸数>被災地全域で 4,000 戸以上 (B基準) 次の1、2のいずれかに該当する災害 ただし、火災の場合の被災地全域の滅失戸数は、被害の実情に応じた特 例的措置が講ぜられることがある。 1 滅失住宅戸数>被災地全域で 2,000 戸以上 かつ、次のいずれかに該当するもの (1)滅失戸数が一市町村の区域内で 200 戸以上 (2)滅失戸数が一市町村の区域内の住戸戸数の 10%以上 2 滅失住宅戸数>被災地全域で 1,200 戸以上 かつ、次のいずれかに該当するもの (1)滅失戸数が一市町村の区域内で 400 戸以上 (2)滅失戸数が一市町村の区域内の住戸戸数の 20%以上 法第 24 条 1 (小災害債に係る元利償還 法第2章の措置が適用される災害 金の基準財政需要額への算 2 入等) 上記以外の措置 公共土木施設及び公立学校施設小災害に係る措置については激甚 農地及び農業用施設等小災害に係る措置については激甚法第5条 の措置が適用される災害 その他、災害発生の都度、被害の実情に応じ個別に考慮 146 2 局地激甚災害指定基準 適用すべき措置 1 激甚法第3条第1項各 1 局地激甚災害指定基準 公共施設災害関係 号に掲げる事業のうち、右 当該市町村負担の当該災害に係る公共施設災害復旧事業等(激甚法 の市町村が当該災害によ 第3条第1項第1号及び第3号∼第14号の事業)の査定事業費の額> りその費用を負担するも 当該市町村の当該年度の標準税収額×100分の50に該当する市町村(当 の及び激甚法第4条第5 該査定事業費1,000万円未満は除外)が1以上ある災害。 項に規定する地方公共団 体以外の者が設置した施 ただし、該当する市町村ごとの査定事業費の額の合算額が、おおむ ね1億円未満のものを除く 設に係るものについて激 (ア)当該市町村の当該年度の当該年度の標準税収額の 50%を超える市 甚法第2章の措置 2 町村(当該査定事業費 1,000 万円未満は除く) 右の市町村が当該災害 (イ)当該市町村の当該年度の標準税収入が 50 億円以下であり、かつ、 につき発行を許可された 当該査定事業費の額が2億 5,000 万円を超える市町村にあっては、 公共土木施設及び公立学 当該標準税収入の 20%を超える市町村 校施設小災害に係る地方 (ウ)当該市町村の当該年度の標準税収入が 50 億円を超え、かつ、100 債について激甚法第 24 条 億円以下の市町村にあっては、当該標準税収入の 20%に当該標準税 第1項、第3項及び第4項 収入から 50 億円を控除した額の 60%を加えた額を超える市町村 の措置 1 右の市町村の区域内で 2 農地、農業施設等災害関係 右の市町村等が施行する 当該市町村の区域内の当該災害に係る農地等災害復旧事業(激甚法 当該災害復旧事業に係る 第5条第1項規定の農地農業用施設及び林道の災害復旧事業)に要す 激甚法第5条、第6条の措 る経費の額>当該市町村の当該年度の農業所得推定額×100分の10に 置 該当する市町村(当該経費の額が1,000万円未満は除外)が1以上ある 2 右の市町村が当該災害 につき発行を許可された 災害。ただし、その該当市町村ごとの当該経費の額の合計額がおおむ ね5,000万円未満を除く。 農地、農業用施設及び林道 の小災害復旧事業に係る 地方債について激甚法第 24 条第2項から第4項ま での措置(ただし書に掲げ る災害については、法第6 条の措置(水産業共同利用 施設に係るものに限る)) 右の市町村の区域内での 3 林業災害関係 右の市町村等が施行する森 当該市町村の区域内の当該災害に係る林業被害見込額(樹木に係る 林災害復旧事業に係る激甚 ものに限る。以下同じ。)>当該市町村に係る当該年度の生産林業所得 法第11条の2の措置 (木材生産部門)推定額の1.5倍。ただし、当該林業被害見込額<当該 年度の全国生産林業所得(木材生産部門)推定額×100分の0.05の場合 147 適用すべき措置 局地激甚災害指定基準 を除く。 かつ、大火による災害にあっては、当該災害に係る要復旧見込面積 >300haの市町村、その他の災害にあっては、当該災害に係る要復旧見 込面積>当該市町村の民有林面積(人工林に係るものに限る。)×10 0分の25の市町村が1以上ある災害 右の市町村の区域内で中 4 中小企業施設災害関係 小企業者が必要とする当該 当該市町村の区域内の当該災害に係る中小企業関係被害額>当該市 災害復旧資金等に係る激甚 町村の当該年度の中小企業所得推定額×100分の10に該当する市町村 法第12条、第13条の措置 (当該被害額1,000万円未満は除外)が1以上ある災害 ただし、その該当市町村ごとの当該被害額の合算額がおおむね5,000 万円未満を除く。 148 21−2 対象 災害 災害援護資金の貸付 自然災害 県内において災害救助法が適用された市町村が1以上ある場合の災害 貸 150万円 付 限 度 額 災 ①世帯主の1ケ月以上の負傷 ②家財の1/3以上の損害 150万円 ③住居の半壊 170万円(250) ④住居の全壊 250万円(350) ⑤住居全体の滅失又は流失 350万円 250万円 270万円 (350) 特別の事情がある場合は( 350万円 )内の額 害 重複する場合は50万円を調整する (世帯人員) 援 貸 護 所得制限 市町村民税における総所得金額 付 1 人 220万円未満 2 人 430万円未満 3 人 620万円未満 4 人 730万円未満 資 5人以上 1人増すごとに730万円に30万円を加えた額未満 条 ただし、その世帯の住居が滅失した場合にあっては、1,270万円とする。 金 利 率 年3%(据置期間は無利子) 件 据 置 期 間 3年(特別の事情がある場合は5年) 償 還 期 限 据置期間経過後7年(特別の事情がある場合は5年) 償 還 方 法 年賦又は半年賦 149
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