事業名 行政栄養士の基本指 針における位置づけ *該当区分に〇印 指標と目標値 もっと野菜プロジェクト(MYP350) (3)生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底のための施策の推進 ○ (4)社会生活を自律的に営むために必要な機能の維持及び向上のための施策の推進 (5)食を通じた社会環境の整備の促進 ・野菜類の摂取量(成人1日当たり) 平成29年 350g以上 ・肥満者の割合(BMI25.0以上) 平成29年 男性24%以下、女性12%以下 現状と課題 平成23年県民健康・栄養調査において、野菜摂取量は20~50代で300gを下回り、成人の平均は295gであった。 また、平成24年度の野菜摂取状況調査では、野菜の必要量350gは知っていても、食べられていない現状が わかった。 このことを踏まえ、特に青壮年期の野菜摂取促進に向け、野菜の健康効果や簡単な摂取方法などを普及啓発する必 要がある。 事業の目的 野菜はがんのリスクを下げ、肥満や糖尿病予防にも効果が期待できるが、県民の野菜摂取量は不足している。 特に摂取量の少ない20~50歳代に対し、企業等と連携し、野菜摂取促進を目指した取り組みを実施する。 対 象 青壮年期を中心とした県民 連携機関 いしかわ健康づくり応援企業(行政と企業、関係団体等が一体となって、県民のがん検診等の受診率向上や健康づ くりを推進)等 実施時期 平成24年度~ 事業内容 (1)野菜350gキャンペーンの実施 ① 各種イベント等を活用したキャンペーン ア 健康づくり関連イベント、農林漁業まつり等において、野菜摂取の普及啓発 イ 農業団体、食品関係業者等と連携した野菜の日(8月31日)キャンペーン ② 野菜スクラッチカードによる普及啓発 キャンペーンの際、野菜摂取に関する情報を記載したスクラッチカードを配布 (2)「もっと野菜を食べよう」チャレンジ週間の実施 チェックシートに1日毎の野菜摂取量を記録し、成人の必要量である350gのとり方を体験する。 ① 内容 ア 野菜摂取量約70gを1ポイントとし、1日5ポイント(350g)以上を目標とする。 イ 上級(1か月)、中級(2週間)、初級(1週間)の3コースを設定する。 ② 期間 野菜の日(8月31日)を含む2か月程度とする。 (3)「もっと野菜出前講座」の開催 大学や企業等において、野菜の必要性や健康効果、手軽に野菜を摂取するための工夫等を周知する。 ※資料添付 : 有 ・ 無 評価 <「もっと野菜を食べよう」チャレンジ週間> 参加者数は、24年度 818名、25年度 1,024名、26年度 1,711名と、年々増加しており、野菜の必要量350gを体感 プロセス評価 するとともに、意識的な野菜摂取の継続が図られる機会となっている。 <もっと野菜出前講座> 25年度は13回、26年度は14回実施し、企業等への働きかけとなっている。 結果評価 課 題 ・24年国民健康・栄養調査の結果、野菜摂取量は男性301g(全国20位)、女性268g(全国34位)であり、 成人の必要量350gを下回っている。また、全国と比較して野菜摂取量が少ない。 ・「もっと野菜を食べよう」チャレンジ週間参加者の野菜摂取量の平均は、約293gであった。 青壮年期の野菜摂取促進に向け、今後も継続的に普及啓発する必要がある。 その他 工夫した点 キーワード: 「もっと野菜を食べよう」チャレンジ週間では、手軽に1日の野菜摂取量をチェックできるシートを用いること で、参加者の野菜摂取の意識づけにつながっている。また、企業・団体での取り組みを推進することにより、参加 者の増加につながった。 実施主体 石川県健康福祉部健康推進課 所在地 石川県金沢市鞍月1-1 電話番号 076-225-1584 FAX番号 076-225-1444 健康づくり推進グループ 浅野 E-mail [email protected] 担当者
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