企 画提案 仕様 書 1 委託事業名 沖縄県縫製業安定基盤事業委託業務 2 提案方法 「6 事業目標」で示す3年後の事業目標を達成するまでの全体計画を提示した うえで、平成27年度におけるの委託事業の具体的な事業提案を行うこと。 3 委託期間 契約締結の日から平成28年3月31日まで 4 提案総額の上限額 27年度 5 55,000,000円以内(消費税含む) 事業目的 本事業は、県内縫製業界に対し、縫製業界の安定した工場経営に必要な閑散期対策 として、長袖シャツ製造への取り組みと、継続的な発展のため県産縫製品のブランド 力向上と普及促進の取り組みを一体的かつ継続的に行うことで、県内縫製業界の振興 を図る。 6 事業目標 全体目標(平成29年までに) ※平成27年4月公募時点 ア かりゆしウェア製造枚数 平成29年 59.3万枚(平成26年から10万枚増) イ 長袖シャツ製造枚数 平成29年 ウ かりゆしウェア県外出荷量 平成29年 10.2万枚(平成26年から3万枚増) 9万枚(平成26年から5万枚増) 初年度目標(平成27年度末までに) 7 ア かりゆしウェア製造枚数 平成27年 52.3万枚(平成26年から3万枚増) イ 長袖シャツ製造枚数 平成27年 4.5万枚(平成26年から5千枚増) ウ かりゆしウェア県外出荷量 平成27年 7.9万枚(平成26年から7千枚増) 委託内容 本委託の内容は以 下の通り 本事業で支援対象 とする事業者は原則として以下とする。 支援対象者:沖縄県衣類縫製品工業協同組合の加盟企業(正会員20社) ただし、消費者向けPR事業など、講習会開催等、その効果が縫製業界全体に に波及するものについてはこの限りではない。 1 (1)技術研修業務 ①長袖シャツの縫製技術力向上のための研修 ・ミシン技術、パターン制作、アパレルCAD操作、仕上げ作業などを想定 ・20社を対象にした研修計画を提案すること ②長袖シャツの商品企画力向上のための研修 ・商品企画力の向上に資する研修を想定 ・6社を対象にした研修計画を提案 ③生産力向上研修 ・5S指導、生産管理、モチベーション研修などを想定 ・20社を対象にした研修計画を提案。 ※①~③は契約 後に縫製工場等の希望により変更する可 能性がある。 (2)県産縫製品ブラン ド力向上支援業務 以下業務については、縫製業の業界団体である沖縄県衣類縫製品工業組合と、調整 を図りながら、業務を行うこと。 ➀県内における長袖シャツの着用普及事業 県内消費者に向けた長袖かりゆしウェアや県産長袖シャツの着用促 進PR事業 ②県外へのかりゆしウェアPR活動事業 県外消費者、県外流通業者に向けたかりゆしウェアPR事業 ③伝統的モチーフデザイン等を活用した商品展開 かりゆしウェアの「沖縄らしさ」を沖縄県の伝統工芸品などで使用される図柄、 素材、技法等に特化して表現した商品展開への取組 ④品質管理体制強化事業 衣料品における品質管理体制を強化するため以下の業務を行うこと。 ここでいう品質管理とは、ポケットのズレ、ほつれ、穴あき等の低品質の商品が 流通しないような取組を想定。 ア 品質管理講習会の開催 イ 各縫製工場、企業の品質管理体制の現状把握、課題の抽出 ⑤ブランド戦略、マーケティング戦略等、販売力向上のための取組 ブランド戦略、マーケティング戦略等、販売力向上の専門家を講師として招 聘した講習会を想定 ⑥上記①~⑤の事業で得られた市場ニーズに関する情報や手法等のノウハウをを業 界にフィードバ ッグする体制を構築すること。 2 (3)コーディネーターの 配置 以下の要件を満たす者をコーディネーターとして配置すること ①沖縄県内における縫製業の現状のみならず県外の縫製業界やアパレル業界に ついての知見を有し ている。 ② 県 内 縫 製 事 業所 の 個 別 の 縫 製 事 業 者 の 状 況 を 的 確 に 捉 え 、 指 導 専 門 家 と の マ ッ チ ン グ 支 援機 能 を 有し て いる 。 ③上記 (1)(2)の事業間 相互の統括 管理を行い、 事業を 効率的に 遂行す るため に必要 と される事業管理能力を有し ている 。 (4)補助事業の事業執 行支援 ①基本的な考え方 補助事業が適正かつ円滑に行われるように、各縫製事業者ヒアリングを通して、 補助事業の事業執行に必要な連絡調整、助言、執行管理の支援を行うこと。 ②補助事業の内容 ・補助事業者: 沖縄県衣類縫製品工業協同組合の加盟企 業(正会員20社) ・補助事業内容 : ア 縫製技 術者の育成支援(派遣研 修)にかかる旅費 の補助 イ ブラン ド戦略・販売力向上のため先進地視察に かかる旅費の補助 ・補助率:75% ③補助事業の支援内容 県 が 別 に 定 め る 「 沖 縄 県 縫 製 業 安 定 基 盤 構 築 事 業 補 助 金 交 付 要 綱 ( 案 )」 の ほ か 関係法令等に従って補助事業者が補助金を適正に執行できるよう次のとおり事業管 理を実施すること。 ア 補助事業の立案支援、執行支援 (縫製技術者の派遣研修先との調整、先進地視察先のリストアッ プ) イ 補助金交付申請書及び事業計画書の内容確認及び補正の助言 ウ 支援対象事業者の事業の遂行状況の確認及び助言 エ 補助事業実績報告書、その他事業の成果に関する書類の内容確認及び補正の 助言 オ その他補助事業管理のため必要な事項 (5)委託事業の進捗状 況の報告 契約書第10条に基づき、以下の時点での状況を報告すること。 ①平成27年6月末日現在 ②平成27年8月末日現在 3 ③平成27年10月末日現在 ④平成27年12月末日現在 ⑤平成28年2月末日現在 (6)事業の成果報告 県の設置する沖縄県縫製業安定基盤構築事業評価検討委員会(仮称)において、 27年度の委託業務事業成果の報告を行うこと(平成28年3月中旬予定) 8 委託業務の経理等 (1)委託事業が完了し たときは、実績報告書を提出すること。 (2)当該委託事 業に係るす べての支出 については 、領収書等の 厳格な証明書 類が必要で あること。また、支出額、支出内容について完了検査時に厳正に審査され、これ を満たさない場合は 当該委託費の支払ができない場合がある こと。 (3)委託業務に 係る経費に ついては、 会計帳簿を 備え、他の経 理と明確に区 分して記 載し、委託費の使途を明らかにしておくこと。 (4)委託費の支 出内容を証 する経理書 類を整備し て、会計帳簿 とともに委託 業務の完 了した日の属する会計年度の終了後5年間、いつでも閲覧に供することができるよ うに保存しておくこと。 (5)委託費の支 払いについ ては、委託 業務完了後 に提出する実 績報告に基づ き支払うべ き委託費の額を確定し、清算払いを行うものであること。 (6)委託業務を 実施する場 合、原則、 財産(備品 等)の取得は 認めないもの とするこ と。 9 再委託について (1)一括再委託の禁 止 契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができな い。 (2)契約の主たる部分 契約書第14条の第2項の規定に 基づく「契 約の主たる部分」は以下のとおりと する。 ① 契約額の50%以上を超える業務 ② 企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統括的かつ根幹的な業務 契約の主たる部分についてはその履行を第三者に委任し、又は請負わせることができ ない。ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める 場合は、これと 異なる取扱いを すること がある。 (3)再委託の相手方 の制限 本契約の企画提案参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはでき ない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者 4 に 契約の履行を委任し、又は請負わせること はできない。 (4)再委託の範囲 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのできる業 務等の範囲は以下のとおり とする。 ①展示会等に使用するパンフレットやパネル等作成のための制作会社への再委託 ②展示会等におけるブース設営業務 ③PRイベント等の設営・運営業務 ④その他、県と事前協議の上、再委託が必要と認められるもの。 ( 5)再委託の承認 契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面による県 の承認を 得なければならない。 (6) 契約書第14条第4項の規定に基づく簡易な業務は以下のとおりとする。 10 ① 資料の収集、整理 ② 資料の複写、印刷、正本 ③ 原稿・データの入力及び集計 その他 (1) 事 業 完 了 時 に 実 際 に 要 し な か っ た 経 費 が あ る と き は 、 相 当 の 委 託 料 を 減 額 す る 。 (2) 本事 業の実績を まとめた報 告書を成果品として50部及び電子ファイルを沖縄県に 提出する。 (3) 本 事 業 は 、 沖 縄 振 興 特 別 推 進 交 付 金 な ど を 活 用 し て 実 施 す る も の で あ り 、 受 託 者 に お い て は 、 補 助 金 等 に 係 る 予 算 の 執 行 適 正 化 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 30年 法 律 第 179 号)に基づき、適正に執行する必要があ る。 (4) この仕様書に 定めない事項 及び疑義が生じた場合は、受託者と委託者の双方が協 議して定める。 5
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