1 報道関係者各位 2015 年 7 月 21 日 神沢鉄工株式会社 「FEDECA

報道関係者各位
2015 年 7 月 21 日
神沢鉄工株式会社
兵庫県三木の刃物ブランド「FEDECA」が
世界最大のインテリア・生活雑貨の総合ライフスタイル国際見本市
「メゾン・エ・オブジェ パリ
2015 年 9 月展」に出展します。
「FEDECA」は、兵庫県三木市の金物メーカー「神沢鉄工株式会社」が、日本が世界に誇る『木と鉄の文化』
を継承することを理念とし、2014 年に設立した日本の刃物ブランドです。
神代から脈々と受け継がれた播州三木の刃物文化を継承した素晴らしい道具を世界に発信していきます。
「FEDECA」がこの展示会で伝えたいこと。それは、" The tools change it to art‼" (その道具がアート
を生み出す)
。つまり、素晴らしい刃物を使うことで、素晴らしいインテリアプロダクトを生み出すことができると
いうことです。
そして素晴らしいプロダクトは「道具」だけではなく、
「道具を扱う技術」、
「素材」が三位一体となってさらにそ
の輝きを増し完成した作品として永遠に存在していくということです。
今回は「道具を扱う技術」として、木工芸家の徳永順男氏による播州三木で製作された鉋を用いた「カンナフィ
ニッシュ(鉋仕上げ)
」の実演や、世界最古の植林システムを有するサスティナブルな銘木「吉野杉」を用いた椅子
の展示を行います。また、その道具が生み出される過程を皆さんに知っていただくべく、伝統工芸士 光川大造氏に
よる鋸のセン鋤き工程※の実演も行います。※鋸板の背を薄くスキ上げる製作工程
今回の出展を通じて「FEDECA」は、世界各国のインテリア業界で活躍するバイヤー、デザイナーの皆様に
向けて、素晴らしい日本の道具がインテリアプロダクトの芸術性に与える重要性をPRすることで、そこからユー
ザーへ、そしてクラフトマンへと播州三木刃物の素晴らしさを波及させたいと考えております。
我々、神沢鉄工は" The tools change it to art‼" (その道具がアートを生み出す)をテーマに、道具に焦点を
あてたインテリアプロダクトの提案という、新しい価値観を今後も世界に発信してまいります。
■ 本件の連絡先
神沢鉄工株式会社
FEDECA プロジェクト
ゼネラルプロデューサー 神澤秀和
〒673-0456 兵庫県三木市鳥町27番地
電話 0794-83-1100 FAX 0794-83-1104
URL http://www.kanzawa.co.jp/
Mail [email protected]
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■ 神沢鉄工株式会社 概要
神沢鉄工株式会社は、1895 年、金物の街「播州三木」で神澤大吉が鍛冶職人を集めて創業して以来、自由錐(サ
ークルカッター)
、エックスピット(エキスパン)をはじめとした穴あけ工具をはじめ、ハンディソー、L.PRO(L
形ドライバー)などのプロフェッショナル向けのツールを生み出し、
「KANZAWA ORIGINAL」として世界のクラ
フトマンから支持されてきました。
創業 120 周年を迎える本年、刃物ブランド『FEDECA』を立ち上げ、日本が世界に誇る「木と鉄の文化」の
継承をテーマに新たなる挑戦をはじめました。
それは、素晴らしい技術を有する播州三木の刃物文化を世界にクラフトマンに知ってもらうこと。そして、播州
三木刃物のメーカーとして、その伝統技術を現代のライフスタイルに即した形で進化させることです。
今回の「メゾン・エ・オブジェ」出展に代表される播州三木刃物のプロモーション活動と並行して、一般の人々
に刃物で切ること、削ることの大切さを啓蒙すべく、LIVING
TOOL(生活に寄り添った道具)としての
刃物の商品開発を行っております。
その第一弾として発表した“Nagel knife series”。
生活の中で鉛筆を削ったり、木や竹を使い遊び道具を自分たちで作った時代。
その頃は当たり前だった、切ること、削ることといった、
モノづくりの基本となる動作の大切さをもう一度見直し、
お子様や、お孫様たちとともに、作ることの楽しみや喜びを感じ、
身近に親しんでいただけることをコンセプトに開発したナイフシリーズです。
今後も、今までのロングセラー製品の品質・精度を追求し更なる進化を目指すとともに、日本の刃物の普及・啓
蒙活動を行うべく、便利で永く愛用していただける、創造性に富んだ道具づくりをして参ります。
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■ 徳永順男氏によるカンナフィニッシュ(鉋仕上げ)とは
徳永順男氏は太宰府天満宮御神宝の復元奉製を手掛けるなど高い技術をもつ木工芸家。徳永氏のカンナフィニッ
シュの椅子が持つ、木本来の美しさや手触りを持つ生命感溢れる仕上がりは、日本古来の技術で作り出される鉋の
切れ味によってもたらされる。木目が目詰まりするサンドペーパーフィニッシュとは異なり、鉋仕上げは導管の目
がくっきりと表出、木目本来の透明感や美しい色艶が引き出されます。
■ 伝統工芸士 光川大造氏について
大正時代に祖父の初代順太郎から始まり、約 80 年の歴史を受け継ぐ三代目。2000 年経済産業大臣認定の「播州
三木打刃物 伝統工芸士」の称号を 38 歳の若さで獲得、最年少の工芸士として注目を浴びる。皇太子様が全国育樹
祭でお手入れに使う枝切り用鋸の製作に携わり、2003 年 11 月の全国伝統工芸士会作品展で「三代光川大造作細工
鋸五本組」が入賞するなど、その腕は広く認められている。
■ メゾン・エ・オブジェとは
インテリア業界の「パリコレ」とも呼称される、華やかさとトレンド発信力を備えた見本市「メゾン・エ・オブ
ジェ」には、メゾン(家)に関連する、私たちの生活空間を彩るあらゆるアイテムが、年 2 回(1 月と 9 月)集結し
ます。また今年で 21 年目を迎える本見本市は、出品希望者が多く出展スペース確保が難しいことでも有名。特に弊
社が出展するホール 7 は世界のトップブランドが多く出展し、規模が大きいブースも多く華やかで、出品実績その
ものがブランド力を高めるともいわれています。
メゾン・エ・オブジェ・パリ
開催期間
2015 年 9 月展
出展概要
2015 年 9 月 4 日(金)~8 日(火)
9:30~19:00(最終日は 18:00 まで)
開催場所
PARIS-NORD Villepinte 見本市会場
ブース位置
HALL7 “SCENES D'INTERIEUR GALLERY”
ブース番号
I188/J187
URL
http://www.maison-objet.com/
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■ 会場見取り図と弊社ブース位置
■ 会場アクセス
パリ市内から高速地下鉄 RER
B 線のシャルル・ド・ゴール空港方面に乗り、Parc des Expositions 駅下車(乗り
換えなし)
。パリ市内中心部から所要時間約 25 分。Parc des Expositions 出口前に会場がございます。
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