2015年 シラバス (簡易フォーマット版)

2015年 シラバス
(簡易フォーマット版)
東京医療学院大
前期
平成27年度時間割
月
1年次
理学A
理学B
水
火
作業A
作業B
理学A
理学B
作業A
行動科学(選)
W203
松井壽
1
学びの技法【8回】(3回) W203 岡田
4/6 1、2、3限
W203
松井壽
英語(基礎)(選)
3
ボランティア入門 *1
W203
吉井
4
W203
ウェザリー
心理学概論
W302
岡田
心理学概論
W302
岡田
理学A
金
理学B
作業A
作業B
学びの技法【8回】(5回) 4/9~5/7
W203
近藤
環境科学(選)【8回】
W303
三上
スポーツ・レクリエーション
情報処理(基礎)(選)Ⅰ組
(選)Ⅱ組
W201
W303/体育館/グラウンド
齋藤
近藤
スポーツ・レクリエーション
情報処理(基礎)(選)Ⅱ組
(選)Ⅰ組
W201
W303/体育館/グラウンド
齋藤
近藤
情報処理(基礎)(選)Ⅲ組
W201
齋藤
コミュニケーション論
2
木
作業B
理学A
作業B
理学A
自然科学概論
W304
小林基
理学B
作業A
自然科学概論
W304
小林基
作業B
生命科学入門(選)【8回】
社会福祉概論(選)
自然科学概論
自然科学概論
W203
角田/岡野/恒岡
W203
鶴田
W304
小林基
W304
小林基
リハビリテーション概論【8回】
歴史郷土学(選)【8回】
理学療法学概論1
W303
金子
日本語表現法(選) 5/9~6/27
W304
橋場/清水
心理学概論
W302
中島
W203
鴨下
5
土
理学B
作業A
スポーツ医学(選)【8回】
W203
近藤
W202
三浦修
心理学概論
W302
中島
作業療法学概論【8回】
W202
幸福
*1 「ボランティア入門」 実習時間については、受入施設により異なります。
月
2年次
理学A
理学B
理学A
理学B
作業A
W301
里村
作業療法評価学A【8回】
物理療法学
演習
基礎作業学演習B
運動学演習
運動学演習
W203
N202/W301
W102
N102/N103
古川
幸福
羽田
浅沼
W102/N202/
体育館
近藤/山口
W102/N202/
体育館
近藤/山口
病理学概論【8回】
栄養学(選)【8回】
W303
武田
W303
川島
理学療法
評価学B演習
W102
羽田
作業B
理学A
理学B
作業療法評価学B【8回】
医療安全管理【8回】
解剖学A演習
W102
三浦
公衆衛生学【8回】
W203
緋田/田中
運動学
W301/N101
吉本
W303
W203
近藤
永原/千葉
理学療法評価学B【8回】
W203
金子/杉本
★臨床見学体験実習 理学療法学専攻:8/17~9/4間のうち1週間
月
3年次
理学A
作業
理学A
義肢学(作業療法)
運動療法B
W204
古田
1
発達障害作業療法治療学1
【8回】
運動療法C
W102
N202
W101/W102
W202
金子
幸福/三浦
小島
内田達
日常生活
活動学演習
(理学療法)
W101
杉本/小島/
眞保
3
W303
上塚
生理学演習
W302
佐久間/加藤
理学A
生理学演習
生理学演習
生理学演習
W302
W301
佐久間/加藤 佐久間/加藤
W301
佐久間/加藤
理学療法
解剖学A演習
評価学B演習
W102
W301/N101
羽田
吉本
運動学演習
運動学演習
W102/N202/
W102/N202/
体育館
体育館
近藤/山口
近藤/山口
作業
理学B
理学A
理学B
作業A
作業B
解剖学A演習
解剖学A演習
W301/N101
吉本
W301/N101
吉本
理学A
理学B
理学A
理学B
老年期作業療法治療学
老年学(選)
W203
武田
金
作業
理学B
日常生活
活動学演習
(理学療法)
W101
杉本/小島/
眞保
作業A
作業B
理学A
土
作業
理学B
作業
身体障害作業療法治療学1
義肢学(理学療法)
4/3~5/22→4/10~5/29
リハビリテーション医学【8回】(4回) 5/9・5/16
W202
W303/W204
W203
幸福/浅沼
小林規
三宅
精神障害作業療法治療学1
運動療法C
日常生活活動学(作業療法)
【8回】
理学療法技術論B
高次脳機能障害作業療法
治療学【8回】 5/7~
リハビリテーション医学【8回】(4回) 4/3~4/24→4/10~
5/1
W202
W101/W102
W202
W303
W202
W203
里村
小島
内田達
小島
幸福
東洋手技療法入門(選)
運動療法B
作業療法管理法【8回】
理学療法技術論A
老年期作業療法治療学演習
医用画像解析学概論【8回】
W102
大内
W102
金子
W202
里村
W303
豊田
W202
内田達/浅沼
W203
関根
4
土
作業B
木
理学A
保健医療英語入門
W303
ウェザリー
保健医療制度概論(選)
作業A
水
作業
理学B
2
理学B
作業療法学専攻:8/10~8/14、9/7~9/11のどちらか1週間
火
理学B
作業B
作業療法評価学C【8回】
4
5
作業A
金
物理療法学
2
作業B
木
理学A
物理療法学
演習
W102
羽田
1
3
水
火
作業A
鴨下
日常生活活動学(理学療法)
【8回】4/10~5/29
W303
田代/今井
5
★評価実習 理学療法学専攻:8/10~9/25間のうち6週間
月
4年次
1
理学
理学療法管理法【8回】
4/6・4/13
W301
杉本
作業療法学専攻:8/10~8/28、9/2~9/25の6週間
火
作業
理学
水
作業
理学
木
作業
2
3
4
5
★総合臨床実習 理学療法学専攻:4/20~8/21間のうち12週間
作業療法学専攻:4/6~5/29、6/8~7/31の16週間
理学
金
作業
理学
土
作業
理学
作業
後期
平成27年度時間割
月
1年次
理学A
火
理学B
作業B
水
理学A
理学B
作業A
作業B
教育学(選)
解剖学
臨床心理学
解剖学
臨床心理学
W203
岡田
W203
吉本
W302
中島
W203
吉本
W302
中島
1
作業A
理学療法評価学A【8回】
基礎作業学演習A
英語(英会話)(選)
W203
鈴木輝
N102/N103
浅沼
W202
ウェザリー
物理学入門【8回】
物理学入門(選)【8回】
情報処理(応用)Ⅰ組
W203
佐治
W203
佐治
W201
明上山
2
3
理学B
作業A
理学療法
生理学
生理学
評価学A演習
W203
W102
W203
佐久間/加藤 鈴木輝/山口 佐久間/加藤
カウンセリン
カウンセリン
グ入門
グ入門
W302
W302
中島
中島
月
2年次
理学A
1
作業A
作業B
理学A
運動学実習
運動学実習
運動療法A
W201/W304
/N202/N301
W201/W304
/N202/N301
W101/W302
近藤/山口
近藤/山口
羽田
理学B
理学療法
評価学C演習
作業B
理学A
生理学実習
生理学実習
生理学実習
N101/W101
N101/W101
N101/W101
徳永
佐久間/加藤
佐久間/加藤 佐久間/加藤
外科学概論(選)【8回】(6回) W303
10/5・10/26・11/9
11/16・12/7・12/14
徳永
整形外科 (2回)
W303 前川
10/19・11/30
神経内科学
W303
鴨下
5
理学A
作業療法学研究法
1
S410
里村/内田達
装具学(作業療法)
2
W204
古田
3
福祉工学(選)
W302
徳田
4
作業A
生理学
臨床心理学
解剖学
臨床心理学
解剖学
W203
佐久間/加藤
W302
中島
W304
吉本
W302
中島
W304
吉本
作業B
理学B
作業B
理学A
12/19より3クラス編成
受講は2~4限のいずれか1コマ
理学B
土
作業A
理学療法評価学C【8回】
作業B
N202
三浦香
佐久間/加藤
整形外科学(第4回、第10回を除く)
W303
浜田/堀内/杉山肇
解剖学B演習
解剖学B演習
解剖学B演習
解剖学B演習
小児科学【8回】(4回) 1/9~1/30
W301/N101
W301/N101
W301/N101
W301/N101
W303
吉本
吉本
吉本
吉本
三宅
脳神経外科学【8回】
10/3~11/28
W303 足立
水
作業
発達障害作業療法治療学
演習
N202
三浦香
高次脳機能障害作業療法
治療学演習
W202
幸福
日常生活活動学演習
理学療法技術論F
(作業療法)
W303/W102/W101
W202/N203
内田学
三浦香/内田達
地域リハビリテーション学
W203
幸福/小島/吉井/上原
理学B
理学A
木
作業
精神障害作業療法治療学
演習
W301
里村/上原
理学B
理学A
W303
ウェザリー
理学療法技術論E
精神障害作業療法治療学2
W303
鈴木輝
W301
里村
身体障害作業療法治療学演習
N202/N102/N103
浅沼/内田達
理学A
土
作業
理学B
装具学(理学療法)
理学A
身体障害作業療法治療学2
W203/W204
荻野
N202/N102/N103
浅沼(10~15回)
理学療法技術論C【8回】
地域作業療法学【8回】
運動療法D
W102/W101
金子
W303
田代/大村
W202
三浦/内田達/上原
発達障害作業療法治療学2
【8回】
W202
三浦香
W101
松井伸
W303
小島/眞保
運動療法E
W102/W101
金子
身体障害作業療法治療学2
理学療法技術論D
N202/W202
幸福(1~9回)
職業関連作業療法学
W202
幸福/浅沼
W303
金子
作業
理学
作業
理学B
運動療法E
地域理学療法学【8回】
小児科学【8回】(4回) W303 三宅
1/9~1/30
金
作業
理学B
理学療法学
研究法
W201
杉本
理学療法学
研究法
W201
杉本
保健医療英語講読(選)
作業B
池田
薬理学概論(選)【8回】
W303
鈴木秀
W102
金子/内田学
/山口
理学A
作業A
W303
W303
金子/内田学
運動学実習
理学B
言語聴覚学概論(選)【8回】
W101
W201/W304
/N202/N301
近藤/山口
理学A
作業療法評価学C演習
幸福/浅沼
N101/W101
作業B
W203/W201
三坂
金
作業A
作業療法評価学A演習
生理学実習
作業A
統計学
W203
武田/田口/松崎/半田
生命倫理(3回) W203武田/田口/松崎/半田
3時限のみ 12/4~12/18
武田
運動学実習
理学B
法学入門(選)【8回】
W203 松崎
3・4時限 11/13~11/27
4時限のみ 12/4・12/11
W203
多摩市職員/田村/吉井
理学A
理学A
生命倫理(12回) 10/2~11/27、1/8~1/22
W303
W201/W304
/N202/N301
近藤/山口
火
作業
理学B
作業B
理学療法
評価学C演習
月
3年次
作業A
地域の保健医療福祉【8回】
作業療法評価学B演習
W301
里村
W303
理学B
N102
浅沼
内科学
外科学概論(選)【8回】(2回) 10/19・11/30
3
理学A
W203
幸福/吉井
カウンセリン
グ入門
W302
中島
土
作業B
木
理学B
W102
金
作業A
リハビリテーションチームワーク概論【8回】
水
作業A
金子/内田学
/山口
精神医学
W203
渡邉
運動療法A
W101/W302
羽田
2
4
火
理学B
理学A
理学B
理学療法
生理学
評価学A演習
W102
W203
鈴木輝/山口 佐久間/加藤
基礎作業学概論【8回】
W203
三浦
カウンセリン
グ入門
W302
中島
W201
明上山
情報処理(応用)Ⅲ組
W201
明上山
5
作業B
人間発達学
情報処理(応用)Ⅱ組
4
木
理学A
運動療法D
W101
松井伸
5
月
4年次
理学
火
作業
理学
水
作業
理学
木
作業
1
2
理学療法学概論2
W301
吉井
地域理学療法学演習
W301
小島/吉井/内田学/山口
3
4
地域作業療法学演習
W202
三浦香/内田達/上原
5
卒業研究(理学療法)
6
卒業研究(作業療法)
理学
金
土
作業
理学
作業
東京医療学院大学シラバス
27年度
担当教員: 佐久間康夫、金子誠喜、幸福秀和、
浅沼辰志、山口育子(オムニバス)
授業科目名: 大学導入論
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
集中
時限
専攻
集中
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義(実習)
(授業概要)
本学が育成しようとする医療専門職の人材像を理解し、その職業を目指しての学習意欲と、専門職として
の生涯学習の大切さを意識付けすることを目的とする。このため、建学の精神及び教育理念についての
学習及び病院・介護施設等の見学を通して保健医療の専門職としての人材像を理解するとともにチーム
医療を意識付け、また、生涯にわたって学習することの必要性を認識する。
(学習目標)
○本学が育成する医療専門職の人材像を理解する。
○専門職業人の倫理を理解する。
○理学療法士・作業療法士の専門性と職域を説明できる。
○専門職として生涯学習することの必要性を認識する。
○保健医療の専門職を目指すのに必要な学習のアウトラインを設定し、自分の将来像を明確にする。
○チーム医療の必要性について説明できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
建学の精神・教育理念について
2、
専門職の倫理
金子
3、
理学療法士の専門性と職域
金子
4、
作業療法士の専門性と職域
幸福
5、
生涯学習の必要性について
幸福
佐久間
見学オリエンテーション・見学の目的明確化グループワーク
浅沼・山口
6、
国立リハビリテーションセンター見学
浅沼・山口
7、
国立リハビリテーションセンター見学
浅沼・山口
8、
見学後セミナー
浅沼・山口
(学習評価)
施設見学レポート50%、課題レポート50%
(テキスト・参考書)
テキスト :特に定めない。
参考書 : 講義の中で適宜紹介する。
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: ボランティア入門
27年度
担当教員: 吉井智晴
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
月
時限
専攻
年次 必修・選択
3・4限 理学療法・作業療法
1
必修
単位
時間
授業形態
1
45
実習(講義)
(授業概要)
ボランティア活動(実習)を通して、本学の建学の精神である「人に優しく、社会貢献」の精神を身につけること
を目的とする。具体的には、ボランティア活動を通して社会奉仕の大切さを学び、地域の様々な人との触れ
合いの中で人への優しさや思いやりの心を育むとともに、コミュニケーション能力の基礎を身につける。実施
に当っては、実践の在り方などに関する講義を受けた後、多摩市社会福祉協議会の協力により、当該協会
に加盟するボランティア団体等の活動に参加する。ボランティア活動後には、ボランティア活動を通して感じ
たことを報告会で発表する。
(学習目標)
①自分でボランティア活動実施計画を立てることができる。
②他者との積極的なコミュニケーションを図る。
③実習の実践をレポートにまとめることができ、第3者に伝わるように発表できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション・ボランティア活動実施計画書の作成について
吉井・ボランティア
活動支援教員
2、
ボランティア活動に関する事前講義(実践のあり方・心構えについて)
多摩市社会福祉協
議会担当者
3、
ボランティア活動実施
4、
ボランティア活動実施
5、
ボランティア活動実施
6、
ボランティア活動実施
7、
ボランティア活動実施
8、
ボランティア活動実施
9、
ボランティア活動実施
10、
ボランティア活動実施
11、
ボランティア活動実施
12、
ボランティア活動実施
13、
ボランティア活動実施
14、
ボランティア活動実施
15、
報告会
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
各ボランテイア
団体担当者
吉井・ボランティア
活動支援教員
(学習評価)
ボランティア実習実施回数とボランティア先指導者のコメント内容(60%)、実習報告レポートの提出(40%)
(テキスト・参考書)
テキスト :特に定めない。
参考書 :
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 学びの技法
27年度
担当教員: 岡田守弘、近藤照彦(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
月曜日:1~3限
木曜日:1限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
1
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
充実した大学生活を送るためのスタディスキル及びスチューデントスキルを身につけることを目的とす
る。具体的には、大学におけるスタディスキルである履修科目、授業科目、授業時間、時間割、シラバス
への対応などの学習方法、レポートや文書・書類の書き方、図書館の利用法、プレゼンテーション技術・
情報管理等について学習する。また、スチューデントスキルとしての時間管理や学習習慣、健康、社会
生活等について学習する。
(学習目標)
大学での学習方法を学び、充実した学生生活を送れるように、学習するための技術や学生としての基本
姿勢を身に付け、4年間の目標を設定し、学習計画を立てる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
大学生としての学習の心構えについて
岡田
2、
授業参加の心得(質問の仕方・予習復習など)
近藤
3、
わかりやすいレポートの書き方
近藤
4、
医療専門職大学生の学習と成人学習理論
近藤
5、
履修科目登録・効果的な図書館の使用方法・情報管理方法
近藤
6、
健康管理とキャンパスライフについて
近藤
7、
時間管理術と学習習慣について
岡田
8、
大学人としての社会生活について
岡田
(学習評価)
4年間の学習計画表(50%)、課題レポート(50%)
(テキスト・参考書)
テキスト :特に定めない。
参考書 : 講義の中で適宜紹介する。
その他
岡田先生担当講義は、4/6 月曜日1~3時限目
近藤先生担当講義は、4/9~5/7 木曜日1時限目
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 心理学概論
27年度
担当教員: 岡田守弘、中島香澄
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
A 火
4限
B 金
4限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
1
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
心理学の客観的で普遍的、ないし個別的法則または原理を身につけることを目的とする。具体的には、生
理的・生物学的基礎、学習、動機付けなど、人間が生きるということを支えている適応のメカニズムについ
て学ぶ。そして、人間の示す多くの生活活動が、生理的・身体的欲求の充足や理想の実現といった価値的
欲求の充足を目指すことなど、人間の示す幅広い目標指向性について学ぶ。また、心理学は“行動”と“心
的過程”を研究するため、対象者への対処方法(観察・実験・調査等)についても学ぶ。
(学習目標)
心理学は、何を研究対象とし、どのような方法で理論を見出してきたか学習する。また心理学理論から、
日常的な事柄が理解できるようになることを目標とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
心理学とは:研究対象と研究方法
岡田・中島
2、
心理学の諸領域:歴史的背景
岡田・中島
3、
動機づけと欲求1
岡田・中島
4、
動機づけと欲求2
岡田・中島
5、
環境の知覚と認知1
岡田・中島
6、
環境の知覚と認知2
岡田・中島
7、
記憶過程1
岡田・中島
8、
記憶過程2
岡田・中島
9、
学習1
岡田・中島
10、
学習2
岡田・中島
11、
知能
岡田・中島
12、
パーソナリティ1
岡田・中島
13、
パーソナリティ2
岡田・中島
14、
発達過程1
岡田・中島
15、
発達過程2
岡田・中島
(学習評価)
「期末試験」と、毎回授業中に課される「小レポート」から評価を行う。小レポートの提出が7割を満たない場
合、期末試験を受けることができない。配点は、期末試験(90%)・小レポート(10%)とする。
(テキスト・参考書)
プリントを配布。
その他
先修条件はないが心理学理論を日常に照らし合わせて理解できることが重要なので、授業中に課される
小レポートでは、日頃を振り返りつつ回答すること。
A組 火曜日 4限 岡田先生が担当する。
B組 金曜日 4限 中島先生が担当する。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:歴史郷土学
27年度
担当教員:橋場万里子、清水裕介
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
金
3限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
選択
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
地域における保健医療に携わる専門職には、地域の一員として地域に根付く歴史や文化を理解した上
で行動することの大切さを認識することが必要である。このため、本学のある多摩地区を中心に、江戸
時代から今日に至るまでの歴史、文化についての学習を通して地域文化に対する理解力を身につけ
る。
(学習目標)
・大学所在地でもある「多摩ニュータウン」を対象に歴史や暮らしの変遷を学ぶことにより、「地域」という
観点から人間を見つめ直す契機とする。
・多様な観点を用いて「地域の歴史」に迫ることによって、総合的に地域を見つめる視点を養う。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
はじめに~地域の歴史を学ぶ意味~
清水
2、
多摩市の地名と歴史
清水
3、
多摩ニュータウンの歴史
清水
4、
多摩の地域医療史
橋場
5、
景観の変貌を探る① 旧版地形図を読む
清水
6、
景観の変貌を探る② 落合村絵図を読む
清水
7、
郷土イメージを探る
清水
8、
多摩の桜
清水
(学習評価)
レポートにより評価。レポート100%
(テキスト・参考書)
テキスト :
参考書 :
テキストと参考書はその都度紹介する。
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 情報処理(基礎)
27年度
担当教員: 齋藤秀敏
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
水
2、3限もしくは
4限で抽選
理学療法・作業療法
前期
年次 必修・選択
1
選択
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
大学での学習においてコンピュータや情報通信ネットワークを活用して、自ら情報を収集、処理し、発信する
ために必要となる基礎的な知識と技能の習得を目的とする。このため、情報理論の基礎、コンピュータ、ネッ
トワーク、ソフトウェアについて理解し、文書処理、プレゼンテーション資料作成、表計算におけるアルゴリズ
ムの理解からプログラムへの展開など、問題解決できるよう学習する。
(学習目標)
自ら情報の収集、処理を行い、さらに情報発信できるような知識と技能の習得を目標とする。具体的には受
講者各自が、ワードプロセッサにより自然科学系のレポートを作成できる、効果的な資料の作成とプレゼン
テーションができる、アルゴリズムを理解し表計算ソフトウェアでプログラムに展開できる、能力の習得を目標
とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
情報倫理講習,ログオン,授業ガイダンス,システムの説明
齋藤
2、
コンピュータの基本操作(入出力機器の操作,日本語変換等)
齋藤
3、
テキストの作成,入力機器の操作の習熟(効率的な文書入力)
齋藤
4、
テキストの作成,ファイル・フォルダの管理
齋藤
5、
基本的な日本語テキストの作成(ワープロソフトウェア)
齋藤
6、
日本語レポートの作成(ワープロソフトウェア)
齋藤
7、
スライド作成の基本操作(プレゼンテーションソフトウェア)
齋藤
8、
スライド作成の応用操作(プレゼンテーションソフトウェア)
齋藤
9、
プレゼンテーション演習1(プレゼンテーションソフトウェア)
齋藤
10、
プレゼンテーション演習2(プレゼンテーションソフトウェア)
齋藤
11、
表計算ソフトウェアの基本操作(データ入力・集計・解析)
齋藤
12、
表計算ソフトウェアの基本操作(数式入力,関数の利用)
齋藤
13、
表計算ソフトウェアの基本操作(演習問題への取り組み)
齋藤
14、
日本語レポートの作成(ワープロソフトウェア,表計算ソフトとの連動)
齋藤
15、
日本語レポートの作成(ワープロソフトウェア,表計算ソフトとの連動)
齋藤
(学習評価)
毎回の授業での演習課題、単元ごとの小テストまたはレポート課題で評価する。
「演習課題の評価(50%)、小テストまたはレポート課題の評価(50%)」
(テキスト・参考書)
テキスト: 授業開始時に指定する。
参考書:
その他
初回の授業の「情報倫理講習会」とログオンを受講しない場合は,その後の授業を原則として受講できなくな
るので注意すること。受講者自身の積極的な学習を希望する。2、3もしくは4限で抽選にて組が決まる。(Ⅰ、
Ⅱ、Ⅲ組)
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 環境科学
27年度
担当教員: 三上岳彦
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
水
1限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
選択
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
CO2の削減など、緊急な課題となっている地球温暖化をテーマに、その原因と対策について科学的に理
解することを目的とする。具体的には、地球温暖化の原因を探り、身近で実践できる具体的な対策に関し
て学習する。
(学習目標)
環境科学に関する基礎知識を、地球温暖化問題を通して習得し、理解することが目標である。大気中の
二酸化炭素の増加が地球の気温を上昇させるメカニズム、温暖化がもたらす影響、温暖化を緩和したり、
温暖化に適応するための様々な対策手法について学ぶ。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
序論:地球環境問題とは何か?
三上
2、
地球温暖化の実態(その1):地球規模の気候変動
三上
3、
地球温暖化の実態(その2):100年後の地球環境予測
三上
4、
地球温暖化のメカニズム。温室効果ガスの役割。
三上
5、
地球温暖化の影響(その1):生態系への影響
三上
6、
地球温暖化の影響(その2):人間社会への影響
三上
7、
地球温暖化対策:緩和と適応
三上
8、
まとめ・質問
三上
(学習評価)
期末試験(100%)によって行う
(テキスト・参考書)
テキスト :使用しない。毎回プリントを配布する。
参考書 : 授業中に指示する。
その他
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
27年度
担当教員: 角田晃一、岡野ジェイムス洋尚、
恒岡洋右(オムニバス)
授業科目名: 生命科学入門
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
木
2限
理学療法学・作業療法学
年次 必修・選択
1
選択
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
保健医療専門職を目指す者として、人間を含む生物の営む生命活動について学び、学生の生命への興味を
促すことを目的とする。具体的には、生命の起源・恒常性維持・性と生殖・再生医療について、講義を通して生
命の概念を理解することを目的とする。また、生命科学が我々の日常の中でどのように応用されているかにつ
いても学習する。
(学習目標)
医療による介入が生命にとっていかなる意味を持つかを考え、理解するとともに専門教育を学ぶ意欲を高め
る。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
生命論(起源・恒常性維持)
角田
2、
生命論(性と生殖)
角田
3、
再生医療
岡野
4、
神経系の再生医療
岡野
5、
再生医療とリハビリ
岡野
6、
遺伝子と行動
恒岡
7、
環境と行動
恒岡
8、
社会と行動
恒岡
(学習評価)
期末試験は記述試験によって行う(配点60%)。小グループの相互討論の評価を加算する(配点40%)。
(テキスト・参考書)
テキスト : 講義の時点で最新の専門誌総説記事を予め推薦する。
参考書 :
その他
必ずしも教科書では記述されていない講義内容を含むので、きちんとノートを取り復習を欠かさないこと。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 行動科学
27年度
担当教員: 松井壽一
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
火
1限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
選択
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
行動科学とは人の行動を総合的に解明し、予測・統御しようとする実証的経験科学である。行動科学の研
究成果は、医療分野で数多く導入されてきた。利用者・患者の受療行動を促すうえでも、医療従事者の医
療行動を改善するうえでも、行動科学の研究成果は欠かせないものとなっている。本授業では利用者・患
者行動と医療従事者行動の両方を取り上げながら、講義と演習を通して実践的な援助技術を身につけて
いく。
(学習目標)
1.利用者・患者の保健・受療行動を促すための知識と技術を習得する。
2.医療従事者の医療行動を改善・向上するための知識と技術を習得する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
行動科学とは(歴史、対象、方法)
松井
2、
全人的アプローチ
松井
3、
保健・受療行動(保健・受療行動モデル)
松井
4、
保健・受療行動(行動変容ステージ)
松井
5、
利用者-医療者関係(自立度に応じた接し方)
松井
6、
利用者-医療者関係(依存段階での指示)
松井
7、
利用者-医療者関係(半依存段階での助言)
松井
8、
利用者-医療者関係(半自立段階でのコーチング)
松井
9、
利用者-医療者関係(コーチングのロールプレイ)
松井
10、
利用者-医療者関係(コーチングのケーススタディ)
松井
11、
利用者-医療者関係(エビデンスとナラティブ)
松井
12、
利用者-医療者関係(利用者の権利と医療者の義務)
松井
13、
医療者関係(パラメディカルとコメディカル、IPW)
松井
14、
医療者関係(ピラミッド、逆さまのピラミッド、ネットワーク)
松井
15、
これからの医療と行動科学、およびまとめ
松井
(学習評価)
レポート 50%、期末試験 50%にて評価する
(テキスト・参考書)
テキスト:プリントを配布。
参考書:
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 自然科学概論
27年度
担当教員: 小林基宏
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
A 土
1限
B 土
2限
前期
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
1
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
専門基礎科目の「解剖学」、「生理学」、「運動学」を学ぶには、基礎学力として高校の「物理1」、「生物1」、
「化学1」の知識が必要であるが、高校でこの3科目全部を履修している学生は少ない。このため、「物理
1」、「生物1」、「化学1」の中から必要な内容について学習し、専門基礎科目の学習が円滑に進められるよう
にするとともに、学生の学習意欲を高める。
(学習目標)
近年の医療技術と機器の進展に伴い、医療系の専門教育における理工学系基礎科目の「自然科学概
論」を履修することで、基礎学力的な「物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」の総合的な学習内容を習得し、その単位
を取得できるようにする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
学習の取り組み方に関するオリエンテーション
小林
2、
①「物理」の概念とその知識のガイダンス
小林
3、
圧力・温度・重力と重量・体積と密度
小林
4、
重力加速度と落下・投げ上げの速度と時間、距離
小林
5、
重力のバランスと、力点・作用点
小林
6、
光波と音波・電気回路と磁界・熱力学
小林
7、
②「化学」の概念とその知識のガイダンス
小林
8、
原子の構造と周期律・物質の化学的性質・濃度
小林
9、
化学結合の種類と化学反応の特性・制御方法
小林
10、
ボイル・シャルルの法則、試薬の調製方法
小林
11、
イオン化傾向・酸と塩基の中和反応・酸化還元反応
小林
12、
③「生物」の概念とその知識のガイダンス
小林
13、
生物の発生過程、細胞の構成、動物の細胞
小林
14、
細胞作用・イオンポンプ・予定細胞と遺伝分子
小林
15、
自然科学概論のまとめ及び最終課題テストのガイダンス
小林
(学習評価)
授業における質疑応答・小テスト・小論文の提出で30%、最終課題テストで70%による総合所見評価
(テキスト・参考書)
指定する教科書なし。授業時に、用意された印刷教材資料等を配布提示する。
その他
ノート帳、蛍光ペン(黄緑、ピンク等薄い色)の用意。
A組・B組の授業時間に注意。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: スポーツ医学
27年度
担当教員: 近藤照彦
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
金
専攻
時限
1限
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
1
選択
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
高齢社会を視野に入れて、高齢者の体力作り、健康維持などの方策としてのスポーツの在り方について、ま
た様々な年齢でおこるスポーツによる損傷とその予防策について理解することを目的とする。具体的には、
運動中の生体のメカニズム、運動中のエネルギー供給のメカニズム、トレーニングによる生体の変化につい
て理解する。その上で、運動処方、コンディショニングの理論と方法を学習する。
(学習目標)
1.「スポーツ医学の各論」が説明できる。
2.「からだの構造と機能」が説明できる。
3.「運動処方ならびにコンディショニング」の理論と方法が説明できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
筋収縮とエネルギー・筋線維の種類
近藤
2、
神経系の役割・筋収縮様式と筋力
近藤
3、
運動と循環および呼吸
近藤
4、
運動とホルモン・筋疲労
近藤
5、
運動と体温調節・運動と栄養
近藤
6、
身体組成と肥満・運動処方
近藤
7、
運動と生活習慣病・老化
近藤
8、
病の起源-糖尿病 想定外のぜいたく-
近藤
(学習評価)
講義内中間試験・期末試験それぞれ(50%・50%)の総合評価とする。
(テキスト・参考書)
テキスト : 入門運動生理学 第4版 勝田 茂著 杏林書院
その他
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: コミュニケーション論
27年度
担当教員: 松井壽一
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
火
2限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
医療者間のコミュニケーションは、“チーム医療”の成否を左右することになり、また、患者とのコミュニケー
ションは、治療効果や患者満足度に大きな影響を与える。そのために、医療の専門家を目指す学生はコ
ミュニケーションを一般的な知識としてではなく、実践的な技術として身につけなくてはならない。本授業で
は講義による知識学習ではなく、演習による技術学習を中心にして、実践的なコミュニケーション能力を身
につけていく。
(学習目標)
1.利用者・患者との望ましいコミュニケーションについて理解し、実践できるようになる。
2.同職種・他職種との望ましいコミュニケーションについて理解し、実践できるようになる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
コミュニケーション-人間関係-集団・組織
松井
2、
メッセージを共有する意欲を高める。
松井
3、
言語と非言語でメッセージを共有する。
松井
4、
メッセージの影響を理解する。
松井
5、
聞き方を身につける。
松井
6、
メッセージを受け取る能力を高める。
松井
7、
テクニックをスキルとして使いこなす。
松井
8、
振り返りによるスキルアップ
松井
9、
職場の人間関係の基本を学ぶ。
松井
10、
5つの心を知る。明るい雰囲気を作る。
松井
11、
理性的・合理的に話し合う。
松井
12、
危機を乗り越える。
松井
13、
自分を知り、相手を知る(1)
松井
14、
自分を知り、相手を知る(2)
松井
15、
まとめ
松井
(学習評価)
レポート 50%、期末試験 50%にて評価する
(テキスト・参考書)
テキスト :プリントを配布。
参考書 :
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 日本語表現法
27年度
担当教員: 三浦修一
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
土
時限
専攻
年次 必修・選択
3・4限 理学療法・作業療法
1
選択
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
社会で求められる言語によるコミュニケーション能力の基礎・基本を身につけることがこの科目の目的であ
る。音声によるコミュニケーションに必要な聴く力と、人に伝えるために必要な表現する力を体験を通して学
ぶ。また、文字によるコミュニケーションの基盤となるクリティカルな思考力と、内容を正確に伝えたり説明し
たりするうえで必要な表現する力を身に付ける。
(学習目標)
音声によるコミュニケーションの基盤である「聴く力」と、伝えるべき内容を「説明する力」とを核に、職業人と
して必須とされる言語表現能力の習得を目指す。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
コミュニケーション能力とは何か
三浦
2、
コミュニケーションの主体に求められる能力 1 理解力
三浦
3、
コミュニケーションの主体に求められる能力 2 表現力
三浦
4、
コミュニケーションの主体に求められる能力 3 思考力
三浦
5、
音声によるコミュニケーションの実際 1 人は本当に聴いてい
るか
三浦
6、
音声によるコミュニケーションの実際 2 「伝わる」ことの意味
三浦
7、
音声によるコミュニケーションの実際 3 「声」の力とは
三浦
8、
音声によるコミュニケーションの実際 4 「伝える」経験
三浦
9、
文字によるコミュニケーション 1 「解る」とは
三浦
10、
文字によるコミュニケーション 2 語彙と語感の問題
三浦
11、
文字によるコミュニケーション 3 「正確さ」とは
三浦
12、
文字によるコミュニケーション 4 「思考力」という問題
三浦
13、
総合演習 1 「説明」する経験(1) 事実を説明する
三浦
14、
総合演習 2 「説明」する経験(2) 理由・根拠を説明する
三浦
15、
総合演習 3 「説明」する経験(3) 抽象を説明する
三浦
(学習評価)
毎回の授業におけるパフォーマンス及び小テスト(70%)、記述試験による期末考査(30%)
(テキスト・参考書)
テキスト :講義の中で指定する。
参考書 :授業中に資料を紹介する
その他
第1回は5月9日となるので、注意すること。
それぞれの内容ごとに、課題に基づいた演習を行う。また、毎回の授業時に、日本語の基礎知識を問う小テ
ストを行う。期末試験は、16回目に行う。
定員を40名までとし、希望者が多い場合は抽選を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 英語(基礎)
27年度
担当教員: ウイリアム・ウェザリー
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
火
3
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
選択
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
高校で学んだ基礎的事項を発展させ、言語の4技能である「話す」「聞く」「読む」「書く」を総合的に習得する
ことを目的とする。日常生活における基礎的な会話の習得や英語を聞き取る力を養う(「話す」「聞く」)とと
もに、基礎レベルの英語文献を理解するために必要となる読解力・文法力、及び語彙力の強化を図り、短
い英文からパラグラフの書き方まで、英文を構成する基礎的な英語力を身につける。
(学習目標)
英語の「話す」「聞く」「読む」「書く」を習得しながら、実用性のある英語を身につける。医療現場のニーズを
考慮し、他の医療従事者のみならず、英語を話す外国人患者等と基礎的な英語で交流できるようになるこ
とを目標とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション
ウェザリー
2、
基本発音
ウェザリー
3、
基本文法
ウェザリー
4、
動詞
ウェザリー
5、
時制
ウェザリー
6、
冠詞
ウェザリー
7、
比較
ウェザリー
8、
疑問文
ウェザリー
9、
命令文
ウェザリー
10、
自己紹介
ウェザリー
11、
文とパラグラフ(1)
ウェザリー
12、
文とパラグラフ(2)
ウェザリー
13、
英語(基礎)の医療現場応用(1)
ウェザリー
14、
英語(基礎)の医療現場応用(2)
ウェザリー
15、
まとめ
ウェザリー
(学習評価)
小テスト(30%)、期末試験(70%)によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 配布プリント
参考書 : 講義の中に適宜紹介する。
その他
必要に応じて、講義内容の調整行う場合がある。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: スポーツ・レクリエーション
27年度
担当教員: 近藤照彦
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
水
2限もしくは
3限で抽選
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
1
選択
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
スポーツやレクリエーションについて実践的に学ぶことを目的とする。具体的には、競技方法やレクリエー
ションを学び、実際に体育館や運動場においてスポーツやレクリエーションの実技も習得するとともに、学生
の健康増進に努め、楽しみを分かち合いながらチームワークを学ぶ。
(学習目標)
1.健康のための運動の実践と体力の向上を到達目標とする。
2.12分間走・50m走結果から個人の体力レベルを評価する。
3.集団行動における協調性、挨拶・礼儀などの道徳性や人格形成のコミュニケーションを養う。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
ガイダンス・コンディショニング(ストレッチング)
近藤
2、
コンディショニング(ウォーキング)
近藤
3、
12分間走・50m走
近藤
4、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
5、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
6、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
7、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
8、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
9、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
10、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
11、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
12、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
13、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
14、
スポーツ・レクリエーション(選択制)
近藤
15、
まとめ
近藤
(学習評価)
演習の実施状況(50%)・目標到達度(50%)の総合評価で評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト : なし
参考書 :
その他
運動のできる服装・シューズで出席のこと。シューズは、屋内用と屋外用の2足を用意すること。私服での参
加は認めない。
2限もしくは3限で抽選にて組が決まる。(Ⅰ組・Ⅱ組)
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: リハビリテーション概論
27年度
担当教員: 鴨下博
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
木
時限
3限
専攻
理学療法・作業療法
年次
1
必修・選択
必修
単位
1
時間
15
授業形態
講義
(授業概要)
リハビリテーションの全体像を理解することを目的とする。具体的には、リハビリテーションの歴史
的変遷、WHOが制定したリハビリテーションの定義、ノーマライゼーション、IL等の理念とリハビリ
テーションの4相(医学、教育、職業、社会)の意義などについて学習する。また、障害の国際分類
(ICIDH、 ICF)、障害に対するアプローチの内容、チーム医療の意義と関連職種の種類や役割につ
いて学習する。
(学習目標)
リハビリテーション理念の確立・定義・障害の捉え方を理解し、生活に役立つ理学療法・作業療法
の基礎的知識を身に付ける。
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
1、
総論(リハビリテーションの歴史)
鴨下
2、
リハビリテーションの定義
鴨下
3、
障害と人権
鴨下
4、
ノーマライゼーション
鴨下
5、
障害分類
鴨下
6、
評価
鴨下
7、
チームアプローチ
鴨下
8、
地域リハビリテーション
鴨下
(学習評価)
期末試験は、記述試験を行う。(100%)
(テキスト・参考書)
テキスト :
参考書 :
その他
砂原茂一著「リハビリテーション」の読後感レポートを6回目の講義までに提出、レポートを参考に
チームアプローチについてディスカッションをする。レポートは、採点し成績の一部にする。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:社会福祉概論
27年度
担当教員:鶴田光子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
金
専攻
時限
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
2限
1
選択
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
社会福祉・介護の関連法規、制度について理解を深め、活用できることを目的とする。過去から、現在に至
る高齢者、障害者の状況を知り、今後の課題を明らかにしていく。具体的には、障害者自立支援法、介護保
険法などの高齢者や障害者に関連する法律的側面、及び現状のシステムのあり方について学習する。
(学習目標)
社会福祉とはどのような学問か。どのように発展し、現在どのような制度施策があるかを総合的に学ぶ。ま
た高齢者・障害者・児童など固有の領域について、作業療法士、理学療法士の業務に生かせるような知識
を習得する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
現代社会と社会福祉
鶴田
2、
社会福祉のあゆみ ①諸外国
鶴田
3、
社会福祉のあゆみ ②日本
鶴田
4、
社会福祉の制度の歴史 日本の場合
鶴田
5、
社会福祉のニーズとサービスの概観 ①児童
鶴田
6、
〃
②母子および寡婦
鶴田
7、
〃
③障害者
鶴田
8、
〃
④高齢者
鶴田
9、
〃
⑤生活保護
鶴田
10、
〃
⑥地域
鶴田
11、
〃
⑦医療
鶴田
12、
〃
⑧司法 教育 国際
鶴田
13、
福祉教育の法としくみ
鶴田
14、
社会福祉専門職 ソーシャルワーク実践
鶴田
15、
今後の社会福祉の課題と作業療法士・理学療法士の業務と
社会福祉
鶴田
(学習評価)
期末試験のほか、授業中に随時課題を課す。配分は期末試験(60%)授業中課題(40%)
(テキスト・参考書)
テキスト 西村昇・日開野他編「五訂版 社会福祉概論―その基礎学習のために―」中央法規2013.4
その他
社会福祉は生活の学問である。教室だけでなく、TV 新聞などのニュースや身の回りの出来事にも関心を
もっていると、授業がより興味深く、理解できる。
東京医療学院大学シラバス
27年度
授業科目名: 理学療法学概論1(理学療法導入論) 担当教員: 金子 誠喜
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
前期
木
5限
理学療法
1
必修
2
30
講義
(授業概要)
理学療法の全体像を理解し、学習動機を高めるとともに、対象者に適した理学療法を実施するために、生
涯学習の必要性について認識することを目的とする。具体的には、理学療法の歴史、理学療法士・作業療法
士法に基づく、理学療法の定義や倫理、法的根拠及び理学療法の治療原理やその対象疾患等について学
び、さらに、理学療法の進展に伴う、生涯学習の必要性について理解する。また、障害者体験を通して、患者
の立場を理解することができるように学習する。
(学習目標)
①理学療法の法制・医療制度上のあり方を理解する。
②理学療法の進め方を医学的リハビリテーションの過程と合わせ理解する。
③理学療法の対象疾患の概要を知り、治療技術の概要を理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
理学療法とはどんなもの
金子
2、
医学的リハビリテーションと理学療法
金子
3、
理学療法の対象・疾患1
金子
4、
理学療法の対象・疾患2
金子
5、
理学療法の対象・疾患3
金子
6、
理学療法・リハビリテーション医学の進め方
金子
7、
身体運動機能の評価プロセス1
金子
8、
身体運動機能の評価プロセス2
金子
9、
身体運動機能と国際生活機能分類
金子
10、
理学療法の治療技術1
金子
11、
理学療法の治療技術2
金子
12、
理学療法の治療技術3
金子
13、
理学療法と医療の仕組み
金子
14、
理学療法と社会保障
金子
15、
理学療法のこれから。理学療法の歴史概観
金子
(学習評価)
学習評価は、提出レポートの成果、および筆記試験の結果により行う。配点はレポートに20%、試験に80%とする。
(テキスト・参考書)
テキスト :理学療法概論、奈良勲 編、医歯薬出版
参考書 : 理学療法学事典、奈良勲 監修
国際生活機能分類 ICF 国際障害分類 改定版、中央法規
その他
本科目は4年間の学習活動を支える重要な科目である。学生諸君はこの科目を通じて理学療法についての取
り組み方を考え、および自己の学習スタイルの確立を目指してもらいたい。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 作業療法学概論
27年度
担当教員: 幸福秀和
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
木
5限
作業療法
年次 必修・選択
1
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
作業療法の全体像を理解し、学習意欲を高めるとともに、対象者に適した作業療法を実施するために、生涯
学習の必要性について認識することを目的とする。具体的には、作業療法の歴史、各種作業療法理論、作
業療法士の働く場所、業務内容、また、個々の科目で学習する内容が、将来どこでどのように役立つように
なるのかという位置づけを明らかにし、学習意欲を高めるとともに、作業療法の進展にともなう、生涯学習の
必要性について理解する。また、障害者体験を通して、対象者の立場が理解できるように学習する。
(学習目標)
作業療法の全体像を理解する。作業療法の歴史を学び、作業の概念の理解、リハビリテーションの中での
作業療法のありようを理解する。 作業療法概論を学ぶことで、作業療法とは何であるかを考えることができ
る。今後、引き続き各種の作業療法専門科目の導入に際しての基礎的な知識について学ぶことができるよ
うにする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
作業療法とは何か?作業を理解する方法を伝える
幸福
2、
作業療法の歴史と作業療法教育について
幸福
3、
作業療法士の勤務する場、業務内容と対象・領域について
幸福
4、
日本作業療法協会、職業倫理、プロフェショナルについて
幸福
5、
作業療法のガイドラインについて
幸福
6、
診療報酬、介護保険、福祉領域について
幸福
7、
身体障害、発達障害における作業療法の役割と機能につい
て
幸福
8、
日本の作業療法の展望と世界での役割について
幸福
(学習評価)
定期の記述試験80%・レポート課題20% で評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト : 杉原素子編集、社団法人作業療法協会監修、作業療法概論、作業療法学全書、協同医書
参考書 :
その他
当科目の講義を通して、他の作業専門科目においても受講生自身が作業療法に興味を抱けるように期待し
ている。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
27年度
担当教員:半田栄一、田口博子、松崎勝、
武田淳史(オムニバス)
授業科目名: 生命倫理
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
後期
金
2限(3限)
理学療法・作業療法
1
必修
2
30
講義
(授業概要)
現代社会における生命に関しての倫理的諸問題を理解して、保健医療に携わる者として命の尊さなど基本的な
倫理観を身につけることを目的とする。具体的には、脳死、臓器移植、安楽死・尊厳死、末期医療などの人の生
命に関わる倫理的課題について、宗教・哲学・死生学・法学・医学などの幅広い側面から学習する。
(学習目標)
現代社会の倫理的諸問題を理解して、保健医療に携わる者として基本的な倫理観を身に付ける。宗教・哲学・死
生学・法学・医学などの幅広い側面から生命倫理を考えられるようにする。生命の尊さを認識し、人の誕生から
死に至るまでの様々な問題を通して、医療における倫理の重要性を学ぶ。特に、臨床の現場での具体的課題を
学び個人における、倫理観の多様性も理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
哲学(1)人間とは何かー生命観・哲学的、倫理学的人間観
半田
2、
哲学(2)死と生の哲学ー哲学者は死や生をどう捉えてきたか
半田
3、
哲学(3)生命倫理とはいかなる営みかー生命倫理の概要と歴史
半田
4、
死生学(1)安楽死・尊厳死
半田
5、
死生学(2)ターミナルケア
半田
6、
死生学(3)脳死・臓器移植、その他
半田
7、
宗教学(1)キリスト教の他界観
田口
8、
宗教学(2)イスラームの他界観
田口
9、
宗教学(3)仏教の他界観
田口
10、
法からみた倫理問題
松崎
11、
法と死生観 安楽死など
松崎
12、
臓器移植法 法から脳死を考える
松崎
13、
医療倫理の意義、医療の原理原則について
武田
14、
先端医療技術の問題について
武田
15、
医療の個人情報、医療過誤、安全について
武田
(学習評価)
半田担当分:授業中に実施する小レポート、提出物(宿題)と最終授業時間内に実施する課題レポート(100%)
田口先生担当分:課題レポート(100%)
松崎先生担当分:課題レポート(50%) 期末試験(50%)
武田先生担当部分:課題レポート(100%)による総合判定。
(テキスト・参考書)
テキスト :特に定めない。講義の中で適宜プリント配付する。
参考書 : 講義の中で紹介する。
武田淳史担当部分:テキスト:「医の倫理と法-その基礎知識」、森岡恭彦著(ISBN-10:4524263276)、南江堂
その他
先修条件なし。
松崎担当分:森鴎外「高瀬舟」を事前に読んでおき、自分なりの意見をまとめておくこと。
武田淳史担当部分:医療従事者にとって臨床の現場で必要とされる倫理観、現代医療の問題点を講義する。
第10回~第12回は、2限ではなく3限に開講となるので、注意すること。そのほかは通常通り2限に開講されます。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 教育学
27年度
担当教員: 岡田守弘
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
後期
月
1限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
1
単位
時間
授業形態
2
30
講義
選択
(授業概要)
教育の名の下に行われるあらゆる教育実践において生じている臨床的諸問題の予防と対処を目的としてい
る心理・教育的援助サービスの意義と効用、さらには限界について理解することを目的とする。学校に限らず
医療・福祉・企業・地域社会・家庭等における教育実践が、社会・文化の急激な多様化に伴って危機的状況
にあると指摘されている。「教育とは何か」を認識するとともに、危機的状況の発生する機序が人と環境との
相互作用によってもたらされることを理解し、その解決の在り方について学ぶ。
(学習目標)
教育の名の下に行われているあらゆる教育的実践の場において生じている臨床的諸問題の本質について
探求するとともに、さまざまな教育の場面における危機発生のメカニズムを人(学習者・教育者)と環境(文
化・社会体制)との相互作用の結果であることを認識し、それらを予防し解決するための心理・教育的援助
サービスの意義と効用、さらには限界について理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション:教え育てる?教わる育つ?
岡田
2、
教育の成り立ち:文化・社会体制との関わり
岡田
3、
発達過程と生涯にわたる教育
岡田
4、
親・家族・地域共同体による教育:隠れたカリキュラム
岡田
5、
文化・国家等による制度としての教育
岡田
6、
学校など公的・組織的教育実践の成り立ち
岡田
7、
教育学における研究方法:文献資料、観察、調査、面接、実践授業
岡田
8、
子どもの学校生活を巡る諸問題1:教育関連統計の見方
岡田
9、
子どもの学校生活を巡る諸問題2:ゆとり教育と学力低下
岡田
10、
子どもの学校生活を巡る諸問題3:不登校、退学
岡田
11、
子どもの学校生活を巡る諸問題4:いじめ、暴力行為
岡田
12、
子どもの学校生活を巡る諸問題5:自殺、非行
岡田
13、
子どもの学校生活を巡る諸問題6:発達障害と特別支援教育
岡田
14、
心理教育的援助サービスとは
岡田
15、
まとめ
岡田
(学習評価)
授業中に課される小課題あるいは小レポート(40%),期末試験(60%)によって評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト : 特に定めない
参考書 : 授業中に配布するプリント、視聴するビデオ映像などを教材とする。
その他
先修条件なし。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 人間発達学
27年度
担当教員: 三浦香織
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
水
3限
理学療法・作業療法
後期
年次 必修・選択
1
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
人間の発達を身体・心理・社会などの各側面から理解することを目的としている。そのために、人間が生ま
れてから青年前期までを中心に、その成長・発達を、身体機能、心理機能、及び社会的機能の各側面か
ら学習する。また、青年後期以降の各ライフステージにおける人間発達の概要についても学習する。
(学習目標)
人間の発達に関する身体・認知・社会性など各機能の基礎知識を身につける.
発達の諸段階と発達課題について理解する.
対象者・学生自身を発達的に捉える力を修得する.
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
総論
三浦
2、
胎児期・新生児期の発達
三浦
3、
乳児期の発達①
三浦
4、
乳児期の発達②
三浦
5、
乳児期の発達③
三浦
6、
幼児期の発達①
三浦
7、
幼児期の発達②
三浦
8、
学童期の発達
三浦
9、
青年期の発達
三浦
10、
成人期の発達
三浦
11、
老年期の発達
三浦
12、
個人発達表の作成①
三浦
13、
個人発達表の作成②
三浦
14、
個人発達表の作成③
三浦
15、
まとめ
三浦
(学習評価)
期末試験(筆記)試験(60%)、個人発達表(20%)、小レポート(20%)によって行なう。
(テキスト・参考書)
テキスト : 大城昌平編:リハビリテーションのための人間発達学、メディカルプレス
参考書 : 特に定めない
その他
基本的にテキストに沿って講義を進めるので,予習で教科書に目を通しておくこと.
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 法学入門
27年度
担当教員: 松崎 勝
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
金
3・4限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
選択
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
大学人あるいは社会人として必要な、社会における行動規範とその対応を理解することを目的とする。社
会生活の基本である日本国憲法を始め、人権や社会生活に関わる法律問題について学習する。具体的
には、人権やコンプライアンス、個人情報保護法、民法、刑法などの基本的な社会規範を学習する。
(学習目標)
・身近な法律に関する知識を得るとともに、生活の中で法をどのように活用していくかの思考力を身に付
ける。
・理学療法士・作業療法士として働く上で、必要な法律の知識を身に付ける。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
法学入門ー法とは何か、社会生活と法律について
松崎
2、
民法-総則
松崎
3、
民法ー物権
松崎
4、
民法ー債権
松崎
5、
民法ー親族
松崎
6、
民法ー相続
刑法
み)
諸法総括・まとめ
7、
8、
松崎
(4限の
(4限のみ)
松崎
松崎
(学習評価)
課題レポート(100点)
(テキスト・参考書)
テキスト : 特に定めない。講義の中で適宜紹介する。
参考書 : 特に定めない。
その他
第1回は11月13日になるので、注意すること。
法律は生活に密着したものであることを自覚し、正しく理解して利用できるように考えながら受講するこ
と。
第7回、第8回は4限のみに開講されるので注意すること。
自宅にある「ポケット六法」でもいいので、用意しておくこと。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 情報処理(応用)
27年度
担当教員: 明上山温
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
後期
火
3・4限もしくは5限
のいずれか
理学療法・作業療法
1
必修
1
30
演習
(授業概要)
高度な専門性をもった医療専門職を目指す者として必要となる情報処理能力の習得を目的とする。具体的に
は、レポートや学術論文を作成するための文書処理能力、統計処理のアルゴリズムを理解して表計算ソフト
ウェア上でプログラミングできる能力、多様なソフトウェアを有機的に利用し情報を統合、整理し、効果的にプレ
ゼンテーションできる能力を学習する。さらに、医療情報や個人情報の保護についても学習する。
(学習目標)
高度な専門性をもった医療専門職を目指す者として必要となる情報処理能力の習得を目的とする。具体的に
は、レポートや学術論文を作成するための文書処理能力、統計処理のアルゴリズムを理解して表計算ソフト
ウェア上でプログラミングできる能力、多様なソフトウェアを有機的に利用し情報を統合、整理し、効果的にプレ
ゼンテーションできる能力を学習する。さらに、医療情報や個人情報の保護についても学習する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
情報倫理講習,ログオン,授業ガイダンス,システムの説明
明上山
2、
コンピュータの動作原理について(情報の基礎・コンピュータの基本原理)
明上山
3、
コンピュータの動作原理について(OSの概説とアプリケーションの実行)
明上山
4、
コンピュータの動作原理について(ネットワークの基礎)
明上山
5、
コンピュータのセキュリティについて(ウイルス・ワームとその対策)
明上山
6、
コンピュータのセキュリティについて(認証,データ暗号化,個人情報保護)
明上山
7、
日本語レポートの作成(ワープロソフトウェアでのレポートの書き方1)
明上山
8、
日本語レポートの作成(ワープロソフトウェアでのレポートの書き方2)
明上山
9、
表計算ソフトウェアの基本操作(データ入力・数式・関数の利用1)
明上山
10、
表計算ソフトウェアの応用操作(データ入力・数式・関数の利用2)
明上山
11、
表計算ソフトウェアの応用操作(マクロを利用したプログラム1)
明上山
12、
表計算ソフトウェアの応用操作(マクロを利用したプログラム2)
明上山
13、
表計算ソフトウェアの応用操作(マクロを利用したプログラム3)
明上山
14、
日本語レポートの作成(ワープロソフトウェアと表計算ソフトとの連携1)
明上山
15、
日本語レポートの作成(ワープロソフトウェアと表計算ソフトとの連携2)
明上山
(学習評価)
以下の3点に基づき総合的に判断する。
・ 演習課題の評価(50%)、 レポート課題の評価(50%)
(テキスト・参考書)
テキスト: 授業開始時に指定する。
参考書:
その他
初回の授業の「情報倫理講習会」とログオンを受講しない場合は、その後の授業を原則として受講できなくなる
ので出席は必須です。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:
物理学入門
27年度
担当教員: 佐治眞理
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
月
後期
時限
3限
専攻
年次 必修・選択
理学療法
1
作業療法
必修
選択
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
物理学の基礎的なものの見方や理解の方法を身につけることを目的とする。身体運動に関与する力は、重力、
外力、筋収縮で発生する張力、摩擦力等である。筋と関節の構造は機械系のテコ構造に類似し、関わる力は力
学的分析で説明される。生体の姿勢や運動を理解するためにニュートン力学を学ぶ。また、治療に用いられる
温熱療法、電気療法、水治療法等を理解するための基礎となる熱の作用、流体力学、電気と磁気等の基礎を
学ぶ。
(学習目標)
力のつり合い、物体運動、熱、圧力、光、音、波動、電気、磁気、電磁誘導などの身近な物理現象を正しく理解
し、それらの現象を簡潔な言葉で説明できるように基礎的なものの見方と知識を身につける。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
力、仕事、エネルギー、エネルギー変換
佐治
2、
熱と分子運動、熱エネルギー、熱機関(エンジン)
佐治
3、
気体の性質、気圧、液体の性質、水圧
佐治
4、
音と波動
佐治
5、
光と波動
佐治
6、
電気、磁気
佐治
7、
電磁誘導、電磁波、電気回路
佐治
8、
まとめ
佐治
(学習評価)
3回目、6回目の授業で出題される2つの課題レポート(40%)、及び期末に行う筆記試験(60%)によって評価す
る。
(テキスト・参考書)
テキスト : 山本明利、左巻健男 編著 「新しい高校物理の教科書」 講談社 (ブルーバックス)、
参考資料: 授業中にレジメのプリントを配布する。
参考書 : ウォルター・ルーウィン著 「これが物理学だ!」 文芸春秋
その他
毎回の講義で小テストを行う。また授業中に分からないことがあれば積極的に質問すること。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:
統計学
担当教員:
27年度
三坂昇司
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
土
2限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義(演習)
(授業概要)
臨床的調査や実験で得られた各種データを解析するために必要な統計学的手法を身につけることを目的と
する。ヒストグラムの意義と作成、確率の概念、確率分布、標本分布、母平均、分散の推定、母平均の信頼
区間、仮説検定、単回帰分析、重回帰分析等の意義と手法を学習する。
(学習目標)
全15回の講義・演習を通じて、講義に用いた基本的な統計的手法を理解することを第1目標とする。後半の
演習では簡単なアンケート調査を行い、得られたデータを用いてより実践的に統計的手法を身につける。
,
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
講義の概要と統計の役割
三坂
2、
データの整理と見方
三坂
3、
確率変数と確率分布、正規分布
三坂
4、
統計的仮説検定(1):仮説検定、区間推定の考え方
三坂
5、
統計的仮説検定(2):パラメトリック検定
三坂
6、
統計的仮説検定(3):ノンパラメトリック検定
三坂
7、
分散分析:1要因の分散分析
三坂
8、
回帰分析(1):最小2乗法
三坂
9、
回帰分析(2):決定係数と直線のあてはまり
三坂
10、
多変量解析入門
三坂
11、
統計学演習(1):講義の復習
三坂
12、
統計学演習(2):講義の復習
三坂
13、
統計学演習(3):アンケート調査の実施
三坂
14、
統計学演習(4):データハンドリングと分析
三坂
15、
統計学演習(5):分析結果の解釈
三坂
(学習評価)
課題レポート(50%)および毎回の小テスト(50%)により評価を行う
(テキスト・参考書)
テキスト : 特になし
参考書 : 講義時に随時紹介する
その他
11~15回目までの5回は演習講義となります。演習は3クラスに分けて行ないますので、受講は2~4限の
何れか1コマとなります。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: カウンセリング入門
27年度
担当教員: 中島香澄
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
時限
A 水
2限
B 水
4限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
1
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
障害者ばかりでなく地域、学校などにおけるカウンセリングの必要性などについて総合的に理解することを
目的とする。具体的には、人の内面を理解するための、言語的方法によるカウンセリングの諸理論、及びそ
の技法の基本を学習する。
(学習目標)
①カウンセリングが発展してきた経緯と、その理論について学ぶ。
②カウンセリング技法を体験的に学習する。
③臨床場面だけでなく、日常場面でもカウンセリング技法を活用できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
カウンセリングの基礎1:カウンセリングとは何か
中島
2、
カウンセリングの基礎2:カウンセリングへの準備
中島
3、
カウンセリングの基礎3:言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション
中島
4、
カウンセリングの基礎4:カウンセラーとしての応答1
中島
5、
カウンセリングの基礎5:カウンセラーとしての応答2
中島
6、
カウンセリングの基礎6:来談者自身の気づきを促す1
中島
7、
カウンセリングの基礎7:来談者自身の気づきを促す2
中島
8、
カウンセリングの実際1:問題のとらえ方
中島
9、
カウンセリングの実際2:目標の立て方
中島
10、
カウンセリングの実際3:問題解決への働きかけ
中島
11、
カウンセリングの実際4:カウンセリングにおける人間関係
中島
12、
家庭におけるカウンセリング
中島
13、
学校におけるカウンセリング
中島
14、
病院におけるカウンセリング
中島
15、
まとめ
中島
(学習評価)
講義時に課される「小レポート」(10%)と「期末レポート」(90%)から評価する。小レポートの提出が7割を
満たない場合、期末レポートは提出できない。
(テキスト・参考書)
テキスト:特に定めない。プリントを配布する。
参考書:講義の中で適宜紹介する。
その他
演習やグループ討議を通じて理解が深まるので、積極的に参加すること。
A組、B組の2組に分かれて学習するので、講義の時間帯に注意すること。(必ず、指定の組で受講するこ
と。他の組での受講は認められません)
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 英語(英会話)
27年度
担当教員: ウイリアム・ウェザリー
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
火
2限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
1
選択
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
英語(基礎)において学んだ知識を基に、基本的な日常会話表現に慣れるとともに、外国人とのやり取りを
想定したロールプレイング演習を通して日常的な会話場面でのコミュニケーションをとるために英語を学ぶ
ことを目的とする。さらに、発音やアクセントなどにも注意を払いながら、英語によるプレゼンテーションやス
ピーチの基礎を学び、幅広い話題について「発信」できる能力を身につける。
(学習目標)
英語の基本的な発音の要点を習得し、生活の様々な場面の英語表現方法を身につけることを目標とす
る。また、これを通し、理学療法士・作業療法士に役立つ表現及び英語概念を併せて習得できることも目標
とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション
ウェザリー
2、
基本発音①
ウェザリー
3、
基本発音②
ウェザリー
4、
「自分」を表現
ウェザリー
5、
日常生活(朝)
ウェザリー
6、
日常生活(日中)
ウェザリー
7、
日常生活(夜)
ウェザリー
8、
日常生活(食事)
ウェザリー
9、
日常生活(身の回り)
ウェザリー
10、
動作・運動関連表現①
ウェザリー
11、
動作・運動関連表現②
ウェザリー
12、
動作・運動関連表現③
ウェザリー
13、
案内・指示関連表現
ウェザリー
14、
感謝・謝罪関連表現
ウェザリー
15、
まとめ
ウェザリー
(学習評価)
小テスト(40%)、期末試験(60%)によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 配布プリント
参考書 : 講義の中に適宜紹介する。
その他
グループワークやロールプレイング等を講義の一部に取り入れる。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 解剖学(人体の構造)
27年度
担当教員: 吉本正美
(開講学期及び日時・科目種別)
期
専攻
曜日
時限
A 火
1限
後期
理学療法・作業療法
B 金
1限
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
1
必修
2
30
講義
(授業概要)
人体の構造を理解するために必要な、身体の各部の一般的な構造を理解することを目的とする。具体的には
骨、筋、神経、消化器系、呼吸・循環器系、感覚器系等の一般的な構造、及び発生について学習する。
(学習目標)
(1)人体の基本的な主要な区分、軸、および断面を理解し、説明できる。
(2)人体を構成する器官系の名称をあげて説明できる。
(3)各器官系を構成する内臓器官の名称をあげて説明できる。
(4)各器官系とその主な機能を関連づけて説明できる。
(授業計画)
回
A:10/6
1、
B:10/2
A:10/13
2、
B:10/9
A:10/20
3、
B:10/16
A:10/27
4、
B:10/23
A:11/3
5、
B:10/30
A:11/10
6、
B:11/6
A:11/17
7、
B:11/13
A:11/24
8、
B:11/20
A:12/1
9、
B:11/27
A:12/8
10、
B:12/4
A:12/15
11、
B:12/11
A:12/22
12、
B:12/18
A:1/12
13、
B:1/8
A:1/19
14、
B:1/15
A:1/26
15、
B:1/22
授業内容
担当教員
解剖学総論 (1):人体の軸および方向
吉本
解剖学総論 (2):人体の構成と区分
吉本
組織学総論
吉本
運動器系:骨学総論
吉本
運動器系:骨の連結
吉本
運動器系:筋系 (1)
吉本
運動器系:筋系 (2)
吉本
神経系:末梢神経系(脊髄神経と脳神経)
吉本
神経系:中枢神経系(脳と脊髄)
吉本
内臓系 (1): 脈管系
吉本
内臓系 (2): 呼吸器系
吉本
内臓系 (3): 消化器系
吉本
内臓系 (4): 泌尿器系・生殖器系
吉本
内臓系 (5): 内分泌系
吉本
まとめ ・復習
吉本
(学習評価)
総合評価は筆記試験(100%)によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 解剖学講義 第3版、 伊藤隆 著、 南山堂
参考書 : 基礎運動学第6版、中村隆一,斉藤宏,長崎浩著、 医歯薬出版
臨床のための解剖学 第1版、 佐藤達夫、坂井健雄 監訳(キース・L・ムーア,アーサー・F・デイ
リー著)、 メディカル・サイエンス・インターナショナル
その他
覚えなければならない名称(解剖学用語)が沢山あるので、復習を行うこと。また名称(解剖学用語)は,将来,
疾患名や臨床の専門用語とも関連するので英語名も併せて覚えるようにするとよい。
A組、B組の2組に分かれて学習するので、講義の日程に注意すること。(必ず、指定の組で受講すること。他
の組での受講は認められません)
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 生理学
27年度
担当教員: 佐久間康夫、加藤昌克
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
A 水
1限
後期
理学療法・作業療法
B 木
1限
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
1
必修
2
30
講義
(授業概要)
人体の生理的機能を理解することを目的とする。具体的には、動物系機能として、細胞生理学、興奮の伝達、筋
の収縮などについて、また、植物系機能として、感覚機能、血液、呼吸・循環、代謝、内分泌、生殖などについて
学習する。
(学習目標)
まず細胞の生理機能を理解する。つぎに多種類の細胞から成る器官レベルの生理機能を理解し、各器官から構
成された系統の理解へと進む。最後に各系統が統合的に働く人体の機能を理解する。
(授業計画)
授業内容
回
1、
2、
3、
4、
5、
6、
7、
8、
9、
10、
11、
12、
13、
14、
15、
A:10/7
B:10/1
A:10/14
B:10/8
A:10/21
B:10/15
A:10/28
B:10/22
A:11/4
B:10/29
A:11/11
B:11/5
A:11/18
B:11/12
A:11/25
B:11/19
A:12/2
B:11/26
A:12/9
B:12/3
A:12/16
B:12/10
A:12/23
B:12/17
A:1/13
B:12/24
A:1/20
B:1/7
A:1/27
B:1/14
生理学入門
担当教員
佐久間
細胞生理学、興奮性細胞
加藤
興奮性細胞の基本的性質:イオンチャネル、膜輸送体、膜電位
加藤
興奮性細胞の基本的性質:イオンチャネル、膜輸送体、膜電位
加藤
自律神経系
加藤
自律神経系
加藤
血液
加藤
血液
加藤
血液
加藤
血液循環:心臓と血管系
加藤
血液循環:心臓と血管系
加藤
血液循環:心臓と血管系
加藤
呼吸:肺とガス交換
加藤
呼吸:肺とガス交換
加藤
呼吸:肺とガス交換
加藤
(学習評価)
筆記試験(70%)、討論(15%)、レポート(15%)
(テキスト・参考書)
テキスト :特に指定しない。
参考書 : 佐久間康夫監訳 ,カラー図解よくわかる生理学の基礎 ,メイディカルサイエンスインターナショナル
深井喜代子ほか著、新看護生理学、南江堂
その他
講義には、解剖学の教科書を持参すること。
A組、B組の2組に分かれて学習するので、講義の日程に注意すること。(必ず、指定の組で受講すること。他の
組での受講は認められません)
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 臨床心理学
27年度
担当教員: 中島香澄
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
A 金
B 火
後期
時限
1限
1限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
1
単位
時間
授業形態
1
30
演習
必修
(授業概要)
対象者を理解するための枠組みの一つとして、臨床心理学に関する知識を習得することを目的とする。臨床
心理学は心理学の中でもその人の心の悩みや葛藤について理解し、援助を行う実践的な学問である。臨床
心理学の位置づけ、定義、概念、心理機制、対象疾患等について学んだ後に、心理検査、心理療法を中心
に臨床場面での心理学の手法について学習する。
(学習目標)
○臨床心理学の理論的背景について説明できる。
○各種アセスメントについて説明できる。
○心理療法の各種技法について説明でき、かつ基本的な関わりを体得する。
(授業計画)
授業内容
回
1、
臨床心理学とは何か
2、
臨床心理学の背景1:心理学
中島
3、
臨床心理学の背景2:精神医学
中島
4、
臨床心理学の背景3:心理療法諸理論
中島
5、
心理療法1:力動精神療法
中島
6、
心理療法2:認知行動療法
中島
7、
心理療法3:支持療法・非支持療法
中島
8、
心理療法4:リラクゼーション法
中島
9、
臨床心理アセスメント1:アセスメントの種類・方法
中島
10、
臨床心理アセスメント2:知能検査
中島
11、
臨床心理アセスメント3:質問紙法①
中島
12、
13、
〃
臨床心理アセスメント4:投影法①
14、
15、
質問紙法②
〃
まとめ
投影法②
担当教員
中島
中島
中島
中島
中島
(学習評価)
「期末試験」と、毎回授業中に課される「小レポート」から評価を行う。小レポートの提出が7割を満たない場
合、期末試験を受けることができない。配点は、期末試験(90%)・小レポート(10%)
(テキスト・参考書)
テキスト:プリントを配布。
その他
疑問点は、遠慮なく質問すること。
A組、B組の2組に分かれて学習するので、講義の日程に注意すること。(必ず、指定の組で受講すること。
他の組での受講は認められません)
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: リハビリテーションチームワーク概論
27年度
担当教員: 幸福秀和、吉井智晴(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
木
2限
理学療法・作業療法
後期
年次 必修・選択
1
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
リハビリテーションは“チーム医療”であり、その医療を円滑に進めるための職種間の連携について理解する
ことを目的とする。具体的には、医師を始めとしたリハビリテーション関連職種の個々の役割の概要と、職種間
でオーバーラップする役割の部分について理解した上で、業務の流れの調整、クリニカルパスの運用、地域連
携などの協業を円滑に進めるために必要なコミュニケーションシステムを始め種々のチームワークの技法を学
習する。
(学習目標)
チームワークの定義と連携を認識する。チーム医療を理解する。リハビリテーションチームの必要性と成果を
認識できる。専門職として多職種と協業の意味を理解する。チームにおけるリーダーシップとは何かを理解す
る。チームワークの重要性を学ぶ力を養う。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
リハビリテーションチームワークの必要性について
吉井
2、
リハビリテーションチームワークの概念の整理
幸福
3、
リハビリテーションチームワークの困難性について
吉井
4、
リハビリテーションチームワーク構成の要因について
吉井
5、
リハビリテーションチームワークの創意工夫について
幸福
6、
リハビリテーションチームワークのリーダーシップについて
幸福
7、
リハビリテーションチームワークの組織論について
吉井
8、
リハビリテーションチームワークの我が国の実情について
幸福
(学習評価)
定期試験の記述試験80%、レポート20%で評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト : チーム医療を成功させる10か条 福原麻希著 中山書店
参考書 : 講義の中で紹介する。
その他
リハビリテーションチームワークを理解するための基本的ありようを学んで欲しい。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
27年度
担当教員:荒井康弘、伊藤重夫、伊野元康、
川田賢司、田村豊、吉井智晴(オムニバ
ス)
授業科目:地域の保健医療福祉
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
理学療法・作業療法
後期
木
4限
年次
1
必修・選択
必修
単位
1
時間
15
授業形態
講義
(授業概要)
多摩市における保健医療福祉政策と取り組みの状況を理解し、社会生活との関連において政策の果たす
役割と機能を学習する。また、多摩市の医療及び福祉の現場における現状、問題点への取り組みについ
ても学習し、地域の保健医療福祉を理解する力を身につける。
(学習目標)
1)多摩市における保健、医療、福祉行政の現状と問題点を理解できる。
2)地域ネットワークについて学び、理学療法士、あるいは作業療法士として生活を豊かにするリハビリ
テーションとは何かを自分の言葉で説明できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
多摩市地域保健福祉概要
荒井
2、
高齢者施策~心と体の健康作り・介護予防
伊藤
3、
障害者施策~地域で自立して暮らすために
伊野
4、
多摩市社会協議会の歴史的背景と役割
川田
5、
多摩市社会協議会の今後の課題
川田
6、
多摩市の医療の実態
田村
7、
多摩市の医療の今後の課題
田村
8、
多摩市の保健医療福祉についてのまとめ
吉井
(学習評価)
期末試験は記述試験(100%)を行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 地域福祉論 全国社会福祉協議会出版部
参考書 : 授業の中で適宜紹介する
その他
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
27年度
授業科目名:理学療法評価学A
担当教員:鈴木輝美
(四肢周径・バイタルサイン等評価)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
月
2限
理学療法
年次 必修・選択 単位
1
必修
時間
授業形態
15
講義
1
(授業概要)
理学療法の基本となる四肢周径及びバイタルサインについて、検査・測定に基づく評価法に関する知識を学ぶことを
目的とする。具体的には、解剖学や生理学で学んだ基礎知識を基に、患者の疾病の特定部位を判断するための筋・
腱の触診、四肢の長さや太さの測定、理学療法を実施する上で欠かせないリスク管理を行うためのバイタルサイン測
定の意義などを理解する。さらに、検査・測定で得られた結果の解釈及び治療の可否等の判断をするために必要な
知識を習得する。
(学習目標)
理学療法の評価・測定について、基本的な知識ならびにその実施方法等について、学習する。講義と演習を連動さ
せて、理学療法士にとって重要な評価である検査・測定の理解と、理学療法との関連について理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション、評価の意義・目的
鈴木
2、
バイタルサインについて、各論:血圧、脈拍
鈴木
3、
各論:呼吸数、意識レベル、体温
鈴木
4、
形態測定について
鈴木
5、
表面解剖、触診
鈴木
6、
肢長、周径の目的
鈴木
7、
肢長、周径の実際
鈴木
8、
まとめ
鈴木
(学習評価)
定期試験の成績80%、授業内レポートの成績20%とし、総合して評価します。
(テキスト・参考書)
テキスト : 理学療法評価学 金原出版株式会社
運動療法のための機能解剖学的触診技術下肢・体幹 、上肢
メジカルビュー社
その他
「解剖学」、「生理学」等の医学基礎知識をベースとして学習を行うので、1年次で開講されている科目の学習は不可
欠です。 授業の進度、その他必要に応じてこの授業内容を変更することがあります。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 理学療法評価学A演習
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
A 木
1限
後期
B 水
1限
27年度
担当教員: 鈴木輝美、山口育子
専攻
年次
理学療法
1
必修・選択
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
理学療法評価学Aで学習したことを踏まえ、筋・腱の触診、四肢の長さや太さを測り、異常について判断する四
肢長・周径測定、理学療法を実施する上で欠かせないリスク管理を行うためのバイタルサイン測定に基づく評
価技術を身に付ける。学習は、学生同志による演習方式で行う。
(学習目標)
身体測定に欠かせない触診の施術を学生同士の身体で演習をする。さらに演習を通して、リスク管理を行いな
がら、身体測定の技術を習得する。形態測定演習レポートを作成し、測定対象者の身体状態を理解する。
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
1、
オリエンテーション、バイタルサイン
鈴木、山口
2、
バイタルサイン測定:血圧、脈拍
鈴木、山口
3、
バイタルサイン:姿勢の変化に伴う血圧、脈拍
鈴木、山口
4、
触診:肩甲帯、肩関節
鈴木、山口
5、
触診:上肢
鈴木、山口
6、
触診:脊柱、骨盤帯
鈴木、山口
7、
触診:下肢
鈴木、山口
8、
触診:下肢
鈴木、山口
9、
触診:肢長、周径のランドマーク確認、まとめ
鈴木、山口
10、
形態計測
鈴木、山口
11、
班分け、グループワーク、肢長、周径
鈴木、山口
12、
肢長、周径
鈴木、山口
13、
肢長、周径
鈴木、山口
14、
肢長、周径
鈴木、山口
15、
肢長、周径まとめ
鈴木、山口
(学習評価)
定期試験の成績50%、技能試験の成績30%、授業内レポートの成績20%とし、総合して評価します。
(テキスト・参考書)
テキスト : 理学療法評価学 金原出版株式会社
運動療法のための機能解剖学的触診技術下肢・体幹 、上肢
その他
授業の進度、その他必要に応じてこの授業内容を変更することがあります。
A組、B組の2組に分かれて学習するので、講義の日程に注意すること。
(必ず、指定の組で受講すること。他の組での受講は認められません)
メジカルビュー社
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:
基礎作業学概論
27年度
担当教員: 浅沼辰志
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
木
3限
作業療法
年次 必修・選択
1
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
治療手段としての「作業」について理解することを目的とする。具体的には、作業療法における作業の利
用の歴史、治療的意義、作業種目とその技法、作業分析の方法と作業の設定の考え方を学習する。
(学習目標)
作業療法士として、治療の手段である作業を用いることが出来るようになるために概要を理解する。 ①
作業療法の歴史の中で、作業が如何に用いられてきたか説明できる(日本、世界)。 ②人間における作
業の種類を列挙できる(作業の分類)。 ③生活の中での作業の個人的な意味を説明できる。 ④健康と
作業の関連について考察できる。 ⑤作業分析の目的を説明できる ⑥作業分析の方法を説明できる(限
定的作業分析と包括的作業分析)。 ⑦作業学習について説明できる。 ⑧治療的な作業の活用につい
て、考察できる。 ⑨作業と治療目標との整合性(プログラムの立案)について吟味できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
作業の利用の歴史について。(学習目標①) ○レポート課題(1)提示
浅沼
2、
人間と作業(学習目標②)
浅沼
3、
作業と個人的意味(学習目標③・④)
浅沼
4、
作業分析の目的(必要性)と方法(学習目標⑤・⑥)
浅沼
5、
作業学習(学習目標⑦)
浅沼
6、
治療介入と作業の用い方(症例1~2)(学習目標⑧) ○レポート課題(2)提示
浅沼
7、
治療介入と作業の用い方(症例3~8)(学習目標⑧)
浅沼
8、
治療目標と作業(学習目標⑨)
浅沼
(学習評価)
レポート(1)・(2)各15% 及び期末試験70%による。
(テキスト・参考書)
テキスト :浅沼辰志編
参考書 :
「作業学」(メジカルビュー)
その他
○ レポート(1):3回目の授業(学習目標③・④)の小グループ討議では、日常の生活を基に話し合うこと
になる。そのため、日々の自分の生活を振り返り、日常生活の様子を各自が確認しレポ-トにまとめたも
のを持参する。レポートの書き方については、1回目の講義の時に伝える。
○ レポート(2):治療介入と作業の用い方について。
○ 学習目標⑦については、本来は「指導法」を含むが、本講義では理論のみとし、基礎作業学演習1で
実際の指導を含めて行う。
○全講座修了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:
基礎作業学演習A(作業別技法)
27年度
担当教員: 浅沼辰志
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
月
2限
作業療法
年次 必修・選択
1
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
作業療法の臨床で用いられる幅広い作業の種目別技法を身につけることを目的とする。対象者によって、また病
期によって用いられる作業は様々であり、作業療法士は、数種類の核となる作業とともに、幅広く作業について
の知識が必要であるため、木工、陶芸、絵画、各種手工芸等の作業療法で多く用いられる作業について、実際
に作品を制作して制作方法を理解するとともに、その技術を身につけ、臨床で応用する能力を高める。
(学習目標)
*GIO:General Instructional Objective:一般目標 *SBO:Spesific Behavioral Objectives:行動目標
GIO1:作業療法で用いられる事の多い、3種目の作品制作の方法を理解するとともに技能を身につける。
SBO1:木工の作品を製作できる。(道具の名称と使用方法を説明できる。作業手順を説明できる。SBO1に
は、この2つの目標を含む)
2:革細工の作品を製作できる。(SBO1のカッコ内と同じ)
3:陶芸の作品を製作できる。(SBO1のカッコ内と同じ)
4:他人に指導できるレベルの種目を1~2種目身につける。
GIO2:作業療法で用いられる幅広い作業種目について、作品の制作方法や作業の特徴を理解する。
SBO1:作業療法で用いられることの多い作業の方法(製作について)を説明できる。→アクティビティノートの作成
2:作業を行う上でのポイント(作業の特長とも言い換えられる)を説明できる。→アクティビティノートの作成
3:簡単な作品を制作できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
木工の道具と使用方法(GIO1-SBO1) 木工
浅沼
2、
木工
浅沼
3、
木工
浅沼
4、
木工
浅沼
5、
木工
6、
革細工の道具と使用方法(GIO1-SBO2)
浅沼
7、
革細工
浅沼
8、
革細工 課題①
浅沼
9、
陶芸の道具と使用方法(GIO1-SBO3)
浅沼
10、
陶芸
浅沼
11、
陶芸
浅沼
12、
陶芸 課題①
浅沼
13、
デッサン
浅沼
14、
GIO2-SBO1~3 作業紹介 課題② アクティビティノートの作成
浅沼
15、
作業紹介 課題② アクティビティノートの作成
浅沼
課題①
浅沼
(学習評価)
課題①GIO1-SBO1~3 作品提出(木工・革・陶芸 各自) 作品の出来栄え(自己評価)と簡単な口頭試問によ
る。口頭試問の内容はSBO1~3のカッコ内の内容 60%
課題② アクティビティノートの提出 40%
1/2〔基礎作業学演習A(作業別技法)〕
授業科目名:基礎作業学演習A(作業別技法)
(テキスト・参考書)
テキスト :岩瀬義明編 「基礎作業学実習ガイド」(協同医書)
参考書 :浅沼辰志編 「作業学」(メジカルビュー)
その他
作業に応じた服装に配慮してください。
作業開始前にオリエンテーションは行ないますが、危険な道具もありますので、怪我の無い様に注意して作業し
てください。
課題提出は必須です。
アクティビティノートの発表で作業紹介をおこないます。作業種目は予め重複がないように調整してください。たと
えば、カレーの人とトン汁の人がいた場合、どちらも調理なので、どちらか一方ということにしてください。これは治
療に用いる作業のレパートリーを増やすために行なうものです。アクティビティノートはA4サイズ3枚以内で作成
して下さい。予め指定の日までに提出した場合は、こちらで印刷します。ノートの項目は、授業前に提示しますの
で、それに沿って各自作成してください。
道具や材料の準備、片付け、部屋の掃除を必ず行なってください(作業療法士として必須の事項です)。
2/2〔基礎作業学演習A(作業別技法)〕
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 栄養学
27年度
担当教員: 川島由起子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
火
1限
理学療法・作業療法
2
選択
1
15
講義
前期
(授業概要)
人間が生まれてから死ぬまでを、栄養学の観点から理解することを目的とする。そのために、五大栄養素の
働き、栄養素と食品との関係、日本人の食事摂取基準と食生活、治療食の種類と分類、食生活と生活習慣
病の関係について、また、ライフサイクルと栄養について学習する。
(学習目標)
栄養学は種々の栄養素の働きを解明する学問分野であるが、近年、栄養問題は多岐にわたってきている。
これらを理解し、解決するには、常に「人間」を対象として、人間側から考えて学ぶと理解しやすい。
,
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
食品栄養学と人間栄養学・栄養素の種類とはたらき
川島
2、
エネルギー代謝、栄養素の体内代謝・ 栄養素と食品との関係
川島
3、
治療食(食事療法)、病院食、栄養補給法
川島
4、
疾患別食事療法:循環器疾患、栄養・代謝疾患・消化器疾患
川島
5、
疾患別食事療法:腎臓疾患、骨粗鬆症、術前・術後、血液疾
患
川島
6、
ライフステージ゙と栄養
川島
7、
栄養と生活習慣病、食生活の問題
川島
8、
日本人の食事摂取基準2010年版・栄養評価実習
川島
(学習評価)
記述試験(100点)
(テキスト・参考書)
テキスト : 中村丁次ほか著 系統看護学講座 専門基礎③ 栄養学 人体の構造と機能[3] 医学書院
参考書 : 香川靖雄著 香川靖雄教授のやさしい栄養学 女子栄養大学出版
その他
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 公衆衛生学
27年度
担当教員:永原則之、千葉百子(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
火
時限
専攻
4限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
疾病の発生要因を広く社会との関連から追及し、その予防対策をたてる公衆衛生学について理解することを
目的とする。具体的には、公衆衛生学の定義、衛生行政、公衆衛生の主要指標である人口動態や生命表など
の見方を理解する。煙草やアルコールなどの健康阻害要因、保健対策や環境問題、労働衛生、また、各種の
疾病の発生要因とその予防対策について学習する。
(学習目標)
1)理学療法・作業療法学における公衆衛生の概念を理解する
2)個人および集団の疾病の原因になる生活・社会・自然環境因子を見極める方法を学ぶ
3)個人の健康を認識し、その維持と疾病予防の考え方や実践的技術を身につける
4)21世紀をつくる人を幸せにする社会を考えよう
回
授業内容
担当教員
1、
公衆衛生・衛生学とはなにかを考える。癌や放射線をテーマに原因の捉え方(研究
法)と予防方法について触れ、健康や未病をどのように管理し、疾病予防をするのか
を考える。
永原
2、
環境病とはなにか。環境因子による疾病や生態系が関わる疾病を考える。環境適応
医学にふれる。
永原
3、
産業保健を考える。職場環境は一般環境の延長線上にある。早期発見と予防、関連
法令など
千葉
4、
疫学とはなにか
千葉
5、
感染症を考える。
永原
6、
高齢者医療を考える。高齢者の疾病原因と発症機序の特性を考える。関連法令や
福祉と在宅医療を考える。
永原
7、
国際保健を考える。世界保健機関(WHO)、国際赤十字、日本赤十字など、医療の
国際貢献
千葉
8、
癌と職業(成人保健):化学発癌、物理発癌、生物発癌を考える。
永原
(学習評価)
毎回課される小レポート(20%)と最終筆記試験(80%)
(テキスト・参考書)
テキスト:「コンパクト公衆衛生学(朝倉書店)」 また、講義によってはレジメを配布し、それを用いる。
参考書 :「国民衛生の動向」「病気と健康の世界地図(丸善)」を推奨する。
その他
精神保健、食品衛生、保健所の業務については講義で適宜触れる。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 医療安全管理
27年度
担当教員:緋田雅美、田中愛
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
水
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3限
理学療法・作業療法
2
必修
1
15
講義
(授業概要)
医療専門職として、事故や感染症の予防、発生時の速やかな対応、発生原因の分析ができるようになることを
目的とする。医療現場における安心・安全の確保は、最も重要な課題である。しかし、医療や介護などの現場
で事故は発生しており、現場で働く職員には、事故や感染症の予防のための、また、事故や感染症が発生し
た場合のマネージメント能力が求められている。具体的には、様々な事例を通して学習する。
(学習目標)
医療従事者として安全管理に関する最低限の知識と技能を身につけ、医療機関勤務時の実践的意識醸成を
図る。
(授業計画)
授業内容
回
2、
医療安全の基本(報告・学習文化を含む)
<・医療安全の考え方 ・日本における医療安全文化の始まり ・安全を最優先する組織文化の醸成
など>
エラーに学びエラーを防止する
<・ヒューマンファクターの理解 ・ヒューマンエラーを防止するための報告/学習文化の醸成など>
3、
医療安全のシステム思考について
<・医療システムの問題点 ・安全なシステム構築の考え方など>
1、
担当教員
緋田
緋田
緋田
5、
ノンテクニカルスキルと医療チーム
<・ノンテクニカルスキルとは ・コミュニケーションとチームワーク ・リーダーシップ、フォロアーシップ
など>
日本医科大学多摩永山病院の医療安全の取り組み
<・医療現場における医療安全対策の実際>
6、
院内感染対策(アウトブレイク発生機序、感染経路別予防策)
<・院内感染防止策について実技実演を交えて学ぶ>
田中
7、
根本原因分析の手法(RCAの分析演習を含め)
<・事故原因の分析手法と分析による再発防止の徹底活動を学ぶ>
緋田
4、
8、
患者と医療職の良好な関係構築と患者参加
<・まとめとして医療従事者として患者の安全とともに自らの安全確保による、より良い医療の提供の
ため研修参加の意義を伝える ・基本的なコミュニケーション技術 ・インフォームドコンセント ・医療事
故後の対応など>
(学習評価)
記述試験(100点)
(テキスト・参考書)
テキスト :特に定めない。プリントを配布する。
参考書 : 講義の中で適宜紹介する。
その他
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
緋田
緋田
緋田
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 解剖学A 演習(運動器・神経系)
27年度
担当教員: 吉本正美
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
A 木
3・4限
理学療法・作業療法
前期
B 金
3・4限
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
2
60
演習
(授業概要)
「解剖学」で学習したことを受けて、運動器・神経系の詳細な構造について、演習を中心に学習することを目的とする。
具体的には、骨、関節、靭帯、筋、脳、脊髄、末梢神経等の構造、及び機能解剖学的視点から、各種模型、標本などを
用いて学ぶ。これらの内容は、「基礎運動学」、「応用運動学」、「疾患と障害の成り立ち及び回復過程の促進」に関する
科目群を学習する上での、基礎となる知識として身につける。
(学習目標)
(1)人体を構成する骨の名称をあげて説明できる。(2)骨の連結を不動性と可動性の連結(関節)に分けて説明でき
る。(3)可動性連結(関節)の種類と運動性を説明できる。(4)骨格筋の名称と主要な働きを説明できる。(5)神経系を
中枢神経系と末梢神経系に分けて説明できる。(6)脳と脊髄について各部位の名称と主な機能を説明できる。(7)脳
神経と感覚器を関連づけて説明できる。
(授業計画)
授業内容
回
A:4/9
1、
B:4/3
A:4/16
2、
B:4/10
A:4/23
3、
B:4/17
A:4/30
4、
B:4/24
A:5/7
5、
B:5/1
A:5/14
6、
B:5/8
A:5/21
7、
B:5/15
A:5/28
8、
B:5/22
A:6/4
9、
B:5/29
A:6/11
10、
B:6/5
A:6/18
11、
B:6/12
A:6/25
12、
B:6/19
A:7/2
13、
B:6/26
A:7/9
14、
B:7/3
A:7/16
15、
B:7/10
担当教員
演習 1:運動器系(骨学と筋学)総論
吉本
演習 2:上肢の骨と関節
吉本
演習 3:上肢の骨と筋
吉本
演習 4:下肢の骨と関節
吉本
演習 5:下肢の筋(下肢帯と自由下肢の筋)
吉本
演習 6:体幹の骨と筋(上肢の運動に関与する筋)
吉本
演習 7:体幹の骨と筋(胸壁・腹壁の筋)
吉本
演習 8:体幹の骨と筋(固有背筋と骨盤底の筋)
吉本
演習 9:体幹の骨と筋(頭部、顔面,頚部の筋)
吉本
演習10:神経系ー末梢神経系(脳神経と脊髄神経)
吉本
演習11:神経系ー脊髄と脳幹
吉本
演習12:神経系ー小脳、間脳
吉本
演習13:神経系ー大脳、辺縁系
吉本
演習14:神経系ー感覚器
吉本
演習15:神経系ーまとめと復習
吉本
(学習評価)
総合評価は筆記試験(60%)、標本・模型に関する口頭試験(10%)、
および演習レポート(30%)の評価によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 解剖学講義 第3版、伊藤隆 著 、南山堂
参考書 : 組織細胞生物学、内山安男監訳、南江堂
その他
覚えなければならない名称(解剖学用語)が沢山あるので、復習を行うこと。
また名称(解剖学用語)は,将来,疾患名や臨床の専門用語とも関連するので英語名も併せて覚えるようにするとよ
い。
1週目~9週目:基礎医学実習室、10週目~15週目:講義室
※ 基礎医学実習室では、
(1)白衣を必ず着用し、名札(実習室に準備)を付ける。
(2)運動靴や実習用の靴など足背を被う靴を着用し、サンダルやヒールの高い靴を避ける。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 生理学演習
27年度
担当教員: 佐久間康夫、加藤昌克
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
A
B
前期
金
木
専攻
時限
1・2限
1・2限
理学療法・作業療法
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
2
必修
2
60
演習
(授業概要)
「生理学」で学習したことを受けて、人体の機能について、演習を中心に学習することを目的とする。具体的には、
模型や標本の観察、学生同士での各種測定や、反射・反応の観察などを通じて学ぶ。これらの内容は「疾病と障
害の成り立ち及び回復過程の促進」に関する科目群を学習する上での基礎となる知識として身につける。
(学習目標)
「生理学」で学習したことを受けて、人体の機能について、演習を中心に学習することを目的とする。具体的に
は、模型や標本の観察、学生同士での各種測定や、反射・反応の観察などを通じて学ぶ。これらの内容は「疾病と
障害の成り立ち及び回復過程の促進」に関する科目群を学習する上での基礎となる知識として身につける。
(授業計画)
回
1、
2、
3、
4、
5、
6、
7、
8、
9、
10、
11、
12、
13、
14、
15、
A:4/3
B:4/9
A:4/10
B:4/16
A:4/17
B:4/23
A:4/24
B:4/30
A:5/1
B:5/7
A:5/8
B:5/14
A:5/15
B:5/21
A:5/22
B:5/28
A:5/29
B:6/4
A:6/5
B:6/11
A:6/12
B:6/18
A:6/19
B:6/25
A:6/26
B:7/2
A:7/3
B:7/9
A:7/10
B:7/16
授業内容
担当教員
中枢神経系
加藤
中枢神経系
加藤
末梢神経系
加藤
末梢神経系、体性感覚
加藤
自律神経系
加藤
運動機能
加藤
運動機能
加藤
脳による運動機能の制御
加藤
脳による運動機能の制御
加藤
特殊感覚
加藤
腎機能
加藤
腎機能
加藤
呼吸
加藤
呼吸
加藤
消化吸収、体温
加藤・佐久間
(学習評価)
筆記試験(70%)、討論(15%)、レポート(15%)
(テキスト・参考書)
テキスト :特に指定しない。
参考書 : 佐久間康夫監訳、カラー図解よくわかる生理学の基礎、メディカルサイエンスインターナショナル
深井喜代子ほか著 新看護生理学 南江堂
その他
生理学の面白みの一つは、論理展開にある。生理学の学習を通して要素還元論、帰納・演繹の実際を学ぶ。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 運動学
27年度
担当教員: 近藤照彦
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
前期
水
4限
理学療法・作業療法
2
必修・選択
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
「運動」を多角的に捉えるための基礎知識を身につけることを目的とする。具体的には、骨、筋、関節、神経な
ど、運動器と感覚器の構造と機能を解剖学的、生理学的に踏まえ、四肢・体幹の骨の構造と運動、筋の力学
的特性と運動、関節構造と運動、神経機構と運動、神経学的反射機構と運動能力の関係、呼吸循環器機能と
運動などについて学ぶ。更に、姿勢制御理論、運動制御理論、運動学習理論などを学ぶ。
(学習目標)
1.骨、筋、関節、神経など、運動器と感覚器の構造と機能を解剖学的、生理学的に学習する。
2.四肢・体幹の骨の構造と運動、筋の力学的特性と運動、関節構造と運動および神経機構と運動を学習す
る。
3.神経学的反射機構と運動能力の関係ならびに呼吸循環器機能と運動について学ぶ。
4.姿勢制御理論、運動制御理論および運動学習理論などを学ぶ。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
生体力学
近藤
2、
運動器の構造と機能
近藤
3、
肩複合体の運動学
近藤
4、
肘関節・前腕の運動学
近藤
5、
手関節・手指の運動学
近藤
6、
股関節の運動学
近藤
7、
膝関節の運動学
近藤
8、
足関節・足部の運動学
近藤
9、
脊柱・体幹の運動学Ⅰ
近藤
10、
脊柱・体幹の運動学Ⅱ
近藤
11、
顔面と頭部の運動学
近藤
12、
姿勢
近藤
13、
走行
近藤
14、
運動学習
近藤
15、
運動のためのエネルギー供給機構
近藤
(学習評価)
講義内中間試験・期末試験それぞれ(50%・50%)の総合評価とする。
(テキスト・参考書)
テキスト:1)理学療法・作業療法テキスト運動学 中山書店(講義で使用)
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 運動学演習
27年度
担当教員: 近藤照彦、山口育子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
A 木
2限
B 木
4限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
2
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
身体運動の全体から、筋や神経を始めとする個々の機能や関連が理解できるようになるための基礎的能
力を演習を通じて身につけることを目的とする。 具体的には、運動学で学んだ、運動、動作、姿勢の分析
方法などの知識を基に、障害者と健常者の身体運動のうち、歩行動作や基本的動作について、骨、筋、関
節、神経的に、観察し分析する方法を学習し、運動機能回復、介護予防や転倒予防などへの応用のため
の基礎となる知識として身につける。
(学習目標)
1.四肢と体幹の関節運動を機能と構造的側面から演習することによって理解を深める。
2.骨、筋および神経組織の関節運動における役割を演習することによって理解を深める。
3.運動機能の回復ならびに介護予防、転倒予防などへ応用するための基礎を演習することによって理解を
深める。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
ガイダンス・上肢の機能解剖的触診演習−1
近藤・山口
2、
上肢の機能解剖的触診演習−2
近藤・山口
3、
上肢の機能解剖的触診演習−3
近藤・山口
4、
上肢の機能解剖的触診演習−4
近藤・山口
5、
上肢の機能解剖的触診演習−5
近藤・山口
6、
上肢の機能解剖的触診演習−6
近藤・山口
7、
下肢の機能解剖的触診演習-1
近藤・山口
8、
下肢の機能解剖的触診演習-2
近藤・山口
9、
下肢の機能解剖的触診演習-3
近藤・山口
10、
下肢の機能解剖的触診演習-4
近藤・山口
11、
下肢の機能解剖的触診演習-5
近藤・山口
12、
下肢の機能解剖的触診演習-6
近藤・山口
13、
運動学演習まとめ-1
近藤・山口
14、
運動学演習まとめ-2
近藤・山口
15、
運動学演習まとめ-3
近藤・山口
(学習評価)
各演習での技能試験それぞれの総合評価で評価(100%)する。
(テキスト・参考書)
テキスト :1)運動療法のための機能解剖学的触診技術上肢
2)運動療法のための機能解剖学的触診技術下肢体幹(メディカルビュー社)
3)運動学(中山書店)
その他
詳細については別途説明する。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 病理学概論
27年度
担当教員: 武田淳史
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
専攻
月
1限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
病理学は、疾病と症候の意義と分類、病因となる内因と外因を踏まえ、退行性病変、循環障害、進行性病
変、炎症、免疫疾患、アレルギー疾患、腫瘍、先天異常などに含まれる主要疾患について理解することを目
的とする。具体的には疾病の原因、経過、本態、他疾患との鑑別、治療効果などについて細胞、組織、臓器
などの形態の変化の点から学ぶ。
(学習目標)
1) 疾患の基本的病態を系統的に説明出来る。
2) 病態の発生機構と関連因子についての説明出来る。
3) 病理学的用語を理解し正しく使える。
授業内容
回
担当教員
1、
病理学とは、病因論 細胞、組織の障害;(変性、壊死、萎縮 等)
武田
2、
代謝障害;脂質、タンパク質、糖質等の代謝障害
武田
3、
組織、細胞の修復と再生;創傷の治癒、異物処理、肥大と過形成
武田
4、
循環障害;血液分布の異常、塞栓症、梗塞、浮腫、ショック、脱水
武田
5、
炎症;炎症とは、基本変化、各種炎症
武田
6、
免疫;アレルギー、免疫不全症
武田
7、
腫瘍;良性と悪性、上皮性、非上皮性腫瘍
武田
8、
先天性疾患;環境的要因、遺伝的要因
武田
(学習評価)
筆記テスト(100%)
(テキスト・参考書)
テキスト : シンプル病理学、南江堂
参考書 : わかりやすい病理学、南江堂
その他
先修条件なし。全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 理学療法評価学B
27年度
担当教員: 金子誠喜・杉本諭(オムニバス)
(関節可動域・筋力等評価)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
火
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
5限
理学療法
2
必修
1
15
講義
(授業概要)
理学療法を実施するにあたって、全ての疾患に共通する関節及び筋力について、検査・測定に基づく評価法に
関する知識を学ぶことを目的とする。具体的には、頭部から四肢・体幹・手指の全ての関節の動きを検査し記
録する関節可動域測定、全身の筋肉のひとつひとつの筋力を検査し記録する徒手筋力検査法について学習す
る。
(学習目標)
①理学療法診断過程における関節可動域および筋力評価の意義を説明することができる.
②関節の構造と機能,可動域制限の原因,測定方法,記録およびデータの解釈について説明できる.
③筋の構造と機能,筋力低下の原因,測定方法,記録およびデータの解釈について説明できる.
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション・関節の構造と機能
金子
2、
関節可動域制限の原因と病理
金子
3、
関節可動域の測定方法と記録方法および解釈(上肢・上肢帯)
金子
4、
関節可動域の測定方法と記録方法および解釈(体幹・下肢)
金子
5、
筋の構造と機能
杉本
6、
筋力低下の原因と病理
杉本
7、
筋力測定と記録方法および解釈(上肢・上肢帯)
杉本
8、
筋力測定と記録方法および解釈(体幹・下肢)
杉本
(学習評価)
成績評価は授業中の質疑応答内容(20%)、期末試験(筆記試験)(80%)で行なう.
(テキスト・参考書)
テキスト : 細田多穂(監修) 理学療法評価学テキスト 南江堂
津山直一,中村耕三(訳) 新徒手筋力検査法 協同医書出版社
参考書 : 石川 朗(編集) 理学療法評価学Ⅰ 中山書店
潮見泰蔵(編) リハビリテーション基礎評価学 羊土社
その他
授業は質問形式で行います。予習・復習をしっかり行うこと。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:理学療法評価学B演習
(関節可動域・筋力等評価)
27年度
担当教員: 羽田圭宏
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
A 月
3限
B 木
3限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
理学療法
2
必修
1
30
演習
(授業概要)
理学療法評価学Bで学習したことを踏まえ、頭部から四肢・体幹・手指の全ての関節の動きを検査し記録す
る関節可動域測定、全身の筋肉のひとつひとつの筋力を検査し記録する徒手筋力検査法に基づく評価技術
を身につける。学習は、学生同志による演習方式で行う。
(学習目標)
①全身の関節可動域を測定し,記録することができる.
②全身の筋の筋力を測定し,記録することができる.
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション
羽田
2、
関節可動域測定 (上肢)
羽田
3、
関節可動域測定 (上肢)
羽田
4、
関節可動域測定 (上肢)
羽田
5、
関節可動域測定 (下肢)
羽田
6、
関節可動域測定 (下肢)
羽田
7、
関節可動域測定 (体幹)
羽田
8、
徒手筋力検査法
① (体幹)
羽田
9、
徒手筋力検査法
② (体幹)
羽田
10、
徒手筋力検査法
③ (上肢:肩甲帯)
羽田
11、
徒手筋力検査法
④ (上肢:上腕・前腕)
羽田
12、
徒手筋力検査法
⑤ (上肢:手指)
羽田
13、
徒手筋力検査法
⑥ (下肢:股関節)
羽田
14、
徒手筋力検査法
⑦ (下肢:膝関節)
羽田
15、
徒手筋力検査法
⑧ (下肢:下腿)
羽田
(学習評価)
成績評価は毎回授業中に課される提出物もしくは小テスト(40%)、技能試験(60%)で行なう.
(テキスト・参考書)
テキスト :細田多穂監修:理学療法評価学テキスト 南江堂
津山直一,中村耕三(訳) 新徒手筋力検査法 第9版 協同医書出版社
参考書 : 潮見 泰蔵 下田信明:リハビリテーション基礎評価学 第1版
その他
講義の進行,その他必要に応じて講義内容に変更が生じることがあります。評価技術の獲得には繰り返しの
練習が必須です.したがって,授業時間以外に練習時間を設けて,何度も繰り返して練習を行なってくださ
い.
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 物理療法学
27年度
担当教員: 古川順光
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
専攻
年次
月
2限
理学療法
2
必修・選択
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
理学療法の一手段である物理療法が行えるようになるため、必要な知識を身につけることを目的とする。具体的
には、物理療法の定義及び分類、リハビリテーションにおける位置づけを学習した後、①熱の物理学及び生理
学、②皮膚の構造と痛みのメカニズム、③水の特性と寒冷による生理的反応、④極超短波療法及び超短波療
法、⑤光線療法、⑥湿熱及び乾熱治療、⑦寒冷療法、⑧超音波療法、⑨水治療法、⑩牽引療法について学習す
る。
(学習目標)
①物理的エネルギーが身体の自然治癒力を賦活させる過程を説明できる。
②物理療法の各種類の生理学的効果・適応と禁忌を説明できる。
③対象者の病態に合わせ、治療根拠に基づく適切な物理療法手段を選択することができる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
理学療法における物理療法の位置づけ
古川
2、
物理療法と生体の構造・機能(1)
古川
3、
物理療法と生体の構造・機能(2)
古川
4、
温熱療法
古川
5、
エネルギー交換療法(1)
古川
6、
エネルギー交換療法(2)
古川
7、
超音波療法(1)
古川
8、
超音波療法(2)
古川
9、
寒冷療法(1)
古川
10、
寒冷療法(2)
古川
11、
電気刺激療法
古川
12、
電気刺激療法
古川
13、
光線療法
古川
14、
牽引療法
古川
15、
水治療法
古川
(学習評価)
定期試験の成績60%、小テストの成績40%とし、総合して評価します。
(テキスト・参考書)
テキスト : 細田多穂監修 物理療法学テキスト
参考書 : 指定しない
南江堂
その他
授業の進度、その他必要に応じてこの授業内容を変更することがあります。
:
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 物理療法学演習
27年度
担当教員: 羽田 圭宏
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
A 木
1限
B 水
2限
専攻
年次 必修・選択
理学療法
2
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
理学療法の一手段である物理療法が行えるようになるため、治療法を身につけることを目的とする。具体
的には、各種治療機器の原理、安全管理、メンテナンス、疾患に対する機器の選択、患者への治療方法を
学ぶ。その上でさらに、①極超短波療法及び超短波療法、②光線療法(赤外線・レーザー)、③湿熱及び
乾熱治療(ホットパック・渦流浴・パラフィン浴などの温熱療法)、④寒冷療法、⑤超音波療法、⑥水治療
法、⑦牽引療法(頚椎・腰椎)について、臨床現場と同じ機器を用いて実践的に学習する。
(学習目標)
各種治療機器の原理を理解し,対象者の疾患,症状の進行過程に合わせた効果的な物理療法手段を
選択できる。また,物理療法の実施においては対象者はもちろん治療者にとっても安全な機器の操作と治
療環境への配慮ができる。
(授業計画)
授業内容
回
1、
担当教員
羽田
オリエンテーション
2、
温熱療法の原理・対象疾患・リスク管理
羽田
3、
温熱療法の治療法・機器のメンテナンス
羽田
4、
エネルギー変換療法の原理・対象疾患・リスク管理
羽田
5、
エネルギー変換療法の治療法・機器のメンテナンス
羽田
6、
寒冷療法の原理・対象疾患・リスク管理
羽田
7、
寒冷療法の治療法・機器のメンテナンス
羽田
8、
電気刺激療法の原理・対象疾患・リスク管理
羽田
9、
電気刺激療法の治療法・機器のメンテナンス
羽田
10、
光線療法の原理・対象疾患・リスク管理
羽田
11、
光線療法の治療法・機器のメンテナンス
羽田
12、
牽引療法の原理・対象疾患・リスク管理
羽田
13、
牽引療法の治療法・機器のメンテナンス
羽田
14、
水治療法の原理・対象疾患・リスク管理
羽田
15、
水治療法の治療法・機器のメンテナンス
羽田
(学習評価)
学習評価は毎回の技能試験(40%)とレポート提出(60%)によって行う.
(テキスト・参考書)
テキスト : 細田多穂監修 木村貞治・沖田実・Goh Ah Cheng著 物理療法学テキスト 南江堂
参考書 :
その他
授業の進度、その他必要に応じてこの授業の内容を変更することがあります。
東京医療学院大学シラバス
27年度
授業科目名: 臨床見学体験実習(理学療法)
担当教員: 理学療法学専攻教員全員
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
前期
専攻
理学療法
年次
2
必修・選択
必修
単位
1
時間
45
学習方法
実習
(授業概要)
臨床見学体験実習は、1年次と2年次前期までに学習した、理学療法に関する基礎的な知識を基に、臨床実習施設にお
いて、実習指導者の指導・監督の下で、見学を通して実習施設の役割と機能を学ぶとともに、理学療法の業務に補助的に
関わることを体験する。この体験を通して、「人に優しく」対応できる心を育むとともに、スタッフや対象者とのコミュニケー
ションを図り、専門職としての目的意識のもとに、基本的態度を身につける。
(学習目標)
○臨床見学実習施設の地域における役割や機能、理学療法部門と他部門との連携方法を理解する。
○実習指導者の監督の下、可能な限り業務に携わることを通して理学療法を理解し職業に関する目的意識を高める。
○他部門・他職種とのコミュニケーションをとり、良好な人間関係を築く。
(授業計画)
回
平成27年8月10日の週
平成27年8月17日~9月4日(うち1週間)
実習終了後セミナー
授業内容
担当教員
理学療法学
学内実習オリエンテーション・実習前セミナー
専攻
教員全員
理学療法学
実習指導者の指導・監督の下で、見学・理学療法の補助を行
専攻
う。
教員全員
理学療法学
実習終了後に見学実習ノートなどを提出し、見学発表会を実
専攻
施する。
教員全員
(学習評価)
臨床見学体験実習成績、セミナーで判定
(テキスト・参考書)
テキスト : 臨床見学体験実習で必要とするすべての専門書
参考書 :
その他
先修条件:2年前期までの必修科目全てを履修していること。
臨床見学体験実習前に、実習指導者と事前打ち合わせを実施する。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 基礎作業学演習B(作業分析等)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
前期
水
2限
27年度
担当教員: 浅沼辰志
専攻
作業療法
年次
2
必修・選択
必修
単位
1
時間
30
授業形態
演習
(授業概要)
作業療法において、作業を治療的に用いるための基礎能力を身につけることを目的とする。具体的には、「基礎作業学概論」で
学習した作業分析の方法を基に、作業活動が人間に与える影響について、身体、心理、社会などの側面から作業分析を行って明
らかにするとともに、いくつかの作業種目に関して、作業療法で治療的に応用する場合に必要な材料、工具、注意事項などの基
礎知識、及び指導法について演習を通じて学習する。
(学習目標)
GIO1:対象者の治療目標と治療手段としての作業のマッチングについて理解する。SBO①治療目標に合致した治療手段として
の作業を選択できる。②包括的な作業分析が実施できる。③包括的な分析からその作業がどの範囲の治療目標に適用できるか
想定できる。④作業のもつ多くの側面が治療的にどのように作用するか1症例を挙げて説明できる。
GIO2:対象者に治療的な作業を指導できる能力を養う。SBO①種々の障害によって困難な点を体験する。②設定した対象者に
どのような治療理論を用いたらよいか文献をもとにその理由を述べることができる。③対象者に応じた指導案が作成できる。④作
業の段階づけを説明できる。⑤指導に必要な道具や材料を準備できる。⑥対象者の反応に応じてその場で指導を変更できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
治療手段としての作業
浅沼
2、
作業分析 項目の確認 分析方法の選択 分析の実施方法
浅沼
3、
作業分析 身体的側面
浅沼
4、
作業分析 身体的側面
浅沼
5、
作業分析 心理的側面
浅沼
6、
作業分析 社会的側面
浅沼
7、
対象の設定・障害体験 :障害の本体(筋力・可動域・協調性など)
*分析レポート提出
浅沼
8、
対象の設定・治療理論の適用
浅沼
9、
指導法準備 指導案作成
浅沼
10、
指導法準備
浅沼
11、
指導
浅沼
12、
指導
浅沼
13、
指導
浅沼
14、
指導
浅沼
15、
まとめ
*指導法レポート提出
(学習評価)
期末試験:ペーパー60% レポート40%(分析20%・指導法20%)
(テキスト・参考書)
テキスト :浅沼辰志編
その他
「作業学」(メジカルビュー)
浅沼
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 作業療法評価学A(身体)
27年度
担当教員: 幸福秀和
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
前期
火
2限
作業療法
2
必修
1
15
講義
(授業概要)
身体障害領域の作業療法を行う上で必要な各種の検査・測定に基づく評価法、及び対象者の問題点や利点
と、それらの相互関係を理解できるようになることを目的とする。具体的には、種々の身体機能評価法の基本
的知識を学習し、身体機能と基本動作や日常生活動作の関連についても、国際生活機能分類に沿った整理、
統合の方法をもとに学習する。
(学習目標)
身体機能評価法における基本的考え方が理解できる。
評価のための各種の検査・測定が理解できる。
身体機能と基本動作・日常生活動作の関連について,国際生活機能分類に沿った整理と統合が理解できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
身体機能評価法における基本的考え方
幸福
2、
筋力の評価
幸福
3、
筋力の評価
幸福
4、
関節可動域の評価
幸福
5、
関節可動域の評価
幸福
6、
感覚機能の評価
幸福
7、
上肢巧緻性の評価
幸福
8、
身体機能と基本動作・日常生活動作(国際生活機能分類に沿った整理と統合)
幸福
(学習評価)
学習評価は,期末試験(記述試験;配点95%)と授業内小テスト(配点5%)によって行う
(テキスト・参考書)
テキスト : 作業療法評価学(協同医書)、新徒手筋力検査法(協同医書)、
関節可動障害 その評価と理学療法・作業療法(メディカルプレス)
参考書 : ベッドサイドの神経の診かた(南山堂)
その他
基礎・臨床医学系科目を復習しておくこと
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 作業療法評価学B(精神)
27年度
担当教員:里村恵子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
水
1限
作業療法
年次 必修・選択
2
単位
時間
授業形態
1
15
講義
必修
(授業概要)
精神障害領域の作業療法を行う上で必要な各種検査・測定に基づく評価法、及び対象者の問題点や利点
と、それらの相互関係を理解できるようになることを目的とする。具体的には、精神障害及び心理・社会的要
因により作業遂行上の問題を抱えている対象者に対する評価方法の選択、評価の実施方法、結果の解釈と
統合の枠組み、評価における様々な態度の取り方などについて学習する。
(学習目標)
精神障害領域における作業療法プロセスのなかで、評価の意義を理解する。
評価の目的、内容、方法を学ぶ。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテ-ション
里村
2、
精神障害概論
里村
3、
作業療法プロセスと評価
里村
4、
精神科領域での評価の特徴
里村
5、
評価の収集方法
里村
6、
記録・報告の方法
里村
7、
精神科における評価方法
里村
8、
観察
里村
(学習評価)
期末試験と、レポートによって行う。配点は、期末試験80%、レポ-ト20%
(テキスト・参考書)
テキスト : 岩崎テル子 他編、作業療法評価学
参考書 :
その他
全講座修了後の翌週に期末試験を行う。
医学書院
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 作業療法評価学C(発達)
27年度
担当教員: 三浦香織
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
火
時限
3限
専攻
作業療法
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
発達障害領域の作業療法を行う上で必要な各種検査・測定に基づく評価法、及び対象児の問題点や利点と、
それらの相互関係を理解できるようになることを目的とする。具体的には、人間発達学で学んだ正常発達の知
識を整理するとともに、脳性麻痺を始めとした対象児の疾患及び障害像を踏まえ、各種の発達検査や、遊び
の場面を通じた観察評価の方法などについて学習する。
(学習目標)
発達障害領域における作業療法評価の特徴を把握する.
定型発達と各障害の知識に基づき、どのような評価を選択するか、考案する.
発達に関する各評価法の概要を知る.
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション、人間発達学の知識の整理
三浦
2、
発達障害領域の各疾患、障害の概要と評価の基本的考え方
三浦
3、
定型発達に基づく評価のしかた 1 発達検査
三浦
4、
定型発達に基づく評価のしかた 2 知能検査
三浦
5、
障害の特性に合わせた評価のしかた 3 姿勢運動・感覚統
合
三浦
6、
障害の特性に合わせた評価のしかた 4 情緒社会性
三浦
7、
観察による評価 観察のポイント
三浦
8、
まとめ・質疑応答・評価学C演習のオリエンテーション
三浦
(学習評価)
グループワーク(20%)、レポート(20%)、および期末試験(60%)によって評価する.
(テキスト・参考書)
テキスト :矢谷令子 編 標準作業療法学 専門分野 作業療法評価学 医学書院
参考書 :生田宗博 編:作業療法学全書 第3巻 作業療法評価学 改訂第3版 協同医書出版
その他
人間発達学の復習をし、教科書も持参すること.動きやすい服装で.
全講座終了後の翌週に期末試験を行う.
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 臨床見学体験実習(作業療法)
27年度
担当教員: 作業療法学専攻教員全員
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次 必修・選択
作業療法
前期
2
必修
単位
時間
授業形態
1
45
実習
(授業概要)
臨床見学体験実習は、1年次と2年前期までに学習した作業療法に関する基礎的な知識を基に、臨床実習施設にお
いて、実習指導者の指導・監督の下で、見学を通して実習施設の役割と機能を学ぶとともに、作業療法の業務に補
助的に関わることを体験する。この体験を通して、「人に優しく」対応できる心を育むとともに、スタッフや対象者とのコ
ミュニケーションを図り、専門職としての目的意識のもとに、基本的態度を身につける。
(学習目標)
○臨床見学実習施設の地域における役割や機能、作業療法部門と他部門との連携方法を学ぶ。
○実習指導者の監督の下、可能な限り業務に携わることを通して作業療法を理解し職業に関する目的意識を
高める。
○他部門・他職種とのコミュニケーションをとり、良好な人間関係を築くと共に「人に優しい」態度を育む。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
全体オリエンテーション・施設見学
作業療法学専攻
教員全員
2、
作業療法部門の説明
作業療法学専攻
教員全員
3、
他部門(PT, Ns, ST, MSWなど)オリエンテーション
作業療法学専攻
教員全員
4、
作業療法部門治療場面見学
作業療法学専攻
教員全員
5、
実習振り返り
作業療法学専攻
教員全員
6、
7、
8、
(学習評価)
臨床見学体験実習成績、セミナーで判定
(テキスト・参考書)
テキスト :臨床見学体験実習で必要とするすべての専門書
参考書 :
その他
1)臨床見学体験実習前に、学内でオリエンテーションを実施する。
2)臨床見学体験実習後に、セミナーを実施する。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 解剖学B演習(内臓系・脈管系)
27年度
担当教員: 吉本正美
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
A 木
3・4限
理学療法・作業療法
後期
B 金
3・4限
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
2
60
演習
(授業概要)
「解剖学」で学習したことを受けて、内臓・脈管系の詳細な構造について、演習を中心に学習することを目的とする。具
体的には消化器系、呼吸・循環器系、感覚器系等の構造について各種模型、標本、などを用いて学ぶ。これらの内容
は、「疾患と障害の成り立ち及び回復過程の促進」に関する科目群を学習する上での、基礎となる知識として身につけ
る。
(学習目標)
(1)各器官系を構成する器官を説明できる。
(2)各器官系の主な機能を説明できる。
(3)各器官系の主な器官の組織学的な特徴を説明できる。
(4)脈管系を構成する主な器官を説明できる。
(5)胎児期と生後の血液循環の違いを構造と共に説明できる。
(授業計画)
授業内容
回
A:10/1
B:10/2
A:10/8
2、
B:10/9
A:10/15
3、
B:10/16
A:10/22
4、
B:10/23
A:10/29
5、
B:10/30
A:11/5
6、
B:11/6
A:11/12
7、
B:11/13
A:11/19
8、
B:11/20
A:11/26
9、
B:11/27
A:12/3
10、
B:12/4
A:12/10
11、
B:12/11
A:12/17
12、
B:12/18
A:12/24
13、
B:1/8
A:1/7
14、
B:1/15
A:1/14
15、
B:1/22
1、
担当教員
演習 1:消火器系Ⅰ
吉本
演習 2:消化器系 II
吉本
演習 3:循環器系
吉本
演習 4:呼吸器系
吉本
演習 5:動物(ラット)の解剖
吉本
演習 6:泌尿器系、生殖器系
吉本
演習 7:内分泌系
吉本
演習 8:動物(ラット)の解剖
吉本
演習 9:特別講義(A組、B組合同)
吉本
演習10:組織学1
吉本
演習11:組織学2
吉本
演習12:人体解剖学見学
(日本医科大学解剖学教室)
吉本
演習13:組織学3
吉本
演習14:組織学4
吉本
演習15:組織学5と復習
吉本
(学習評価)
総合評価は筆記試験(60%)、標本・模型に関する口頭試験(10%)、および演習レポート(30%)の評価によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 解剖学講義 第3版、伊藤隆 著、南山堂
参考書 : 組織細胞生物学、内山安男監訳、 南江堂
その他
・覚えなければならない名称(解剖学用語)が沢山あるので、復習を行うこと。また名称(解剖学用語)は、
将来疾患名や臨床の専門用語とも関連するので英語名も併せて覚えるようにするとよい。
・5週、8週、10週、11週、13週:基礎医学実習室、14週、15週:PC室、講義室W301
【注意】
(1)基礎医学実習室で行なう演習では、白衣と名札(実習室に用意)を必ず着用して下さい。
(2)実習用靴または運動靴を必ず履き、ヒールの高い靴やサンダルを避けて下さい。
※ 演習12
(1)各自の指定された日時に出席して下さい。
(2)詳細は後で説明します。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 生理学実習
27年度
担当教員: 佐久間康夫、加藤昌克
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
時限
A 水
3・4限
B 火
3・4限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
2
必修
単位
時間
授業形態
1
45
実習
(授業概要)
本実習は、生きた材料を用いて生理現象を理解することを目的とする。具体的には、実験の方法、実験用の機器・器
具の扱い方、作動原理を実習を通して学習する。また、骨格筋の収縮や神経の活動電位の記録等について、生きた
材料を用いて実験を行い、実験データの処理についても学習する。
(学習目標)
実際に人体の生理機能を測定することにより生理学の理解を深める。
(授業計画)
回
1、
2、
3、
4、
5、
6、
7、
8、
9、
10、
11、
12、
A:10/7
B:10/6
A:10/14
B:10/13
A:10/21
B:10/20
A:10/28
B:10/27
A:11/4
B:11/3
A:11/11
B:11/10
A:11/18
B:11/17
A:11/25
B:11/24
A:12/2
B:12/1
A:12/9
B:12/8
A:12/16
B:12/15
A:12/23
B:12/22
授業内容
担当教員
触圧覚
加藤
触圧覚、2点弁別、痛覚
加藤
温冷覚
加藤
討論
佐久間・加藤
心電図・血圧
加藤
心電図・血圧
加藤
討論
佐久間・加藤
腎機能・血糖値
加藤
腎機能・血糖値
加藤
腎機能・血糖値
加藤
討論
脳波・呼吸
佐久間・加藤
加藤
(学習評価)
集団討論(50%)、レポート(50%)により総合的に評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト :特に指定しない。
参考書 : 佐久間康夫監訳、カラー図解よくわかる生理学の基礎、メディカルサイエンスインターナショナル
深井喜代子ほか著 新看護生理学 南江堂
その他
実習の過程で、現在の生理学の知識でうまく説明出来ない現象に遭遇することもあるだろう。それらについても全員
で議論・推論する。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 運動学実習
27年度
担当教員: 近藤照彦、山口育子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
時限
A 月
1・2限
B 水
3・4限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
2
必修
単位
時間
授業形態
1
45
実習
(授業概要)
機器を用いて対象者を分析し、理解するための基礎的な能力を身につけることを目的とする。本実習では正常な人間の運
動を、観察や計測機器を用いて確認し、記録し、解析するという一連のプロセスを通して運動学の実験的方法を学習する。
具体的には、筋骨格と関節運動、静止姿勢、姿勢の変換、手の動作、上肢の動作、歩行などについて実習を行い、データ
の読み方や解釈について学習する。
(学習目標)
1.運動学実習レポートが基本的に作成できること。
2.測定機器を用いて対象者を分析し、評価することが基本的にできる。
3筋力、重心動揺.、運動分析および運動と呼吸循環機能などの基礎的な知識を理解し基本的測定方法の実際を説明でき
る。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1・2
運動学実習ガイダンス・身体的特性・筋力・筋厚・測定実習-1
近藤・山口
3・4
身体的特性・筋力・筋厚・測定実習-2
近藤・山口
5・6
身体的特性・筋力・筋厚・測定実習-3・データー処理・レポート作成-A
近藤・山口
7・8
肺機能測定実習-1
近藤・山口
9・10
肺機能測定実習-2
近藤・山口
11・12
肺機能測定実習-3・データ処理・レポート作成-A
近藤・山口
13・14
歩行・走行・運動負荷試験実習-1
近藤・山口
15・16
歩行・走行・運動負荷試験実習-2
近藤・山口
17・18
歩行・走行・運動負荷試験実習-3・データ処理・レポート作成-B
近藤・山口
19・20
姿勢・重心動揺測定実習-1
近藤・山口
21・22
姿勢・重心動揺測定実習-2
近藤・山口
23・24
姿勢・重心動揺測定実習-3・データ処理・レポート作成-B
近藤・山口
(学習評価)
実技(50%)・課題レポート(50%)の総合評価で評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト :1)理学療法科学シリーズ運動学実習マニュアル第3版アイペック 2)運動学中山書店
その他
運動学実習は、グループ(身体的特性・筋力・筋厚/肺機能/歩行・走行・運動負荷/姿勢・重心動揺)に分かれてそれぞれ2
コマ連続で実習する。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 薬理学概論
27年度
担当教員: 鈴木秀典
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
木
2限
理学療法・作業療法
後期
年次 必修・選択
2
選択
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
薬剤の使用目的、効能、使用方法、禁忌事項などについて理解することを目的とする。具体的には、薬剤
の使用目的については、疾患の原因を取り除く原因療法、体内に欠乏する物質を補う補充療法、疾患の
原因を取り除くことができなくとも病気による不快な症状を取り除く対症療法、インフルエンザワクチンなど
のような予防接種等について学習する。また、高血圧、糖尿病、精神病など、リハビリテーションの対象と
なる疾患のための薬物については、訓練との関係から禁忌事項などについても学習する。
(学習目標)
学生は理学療法・作業療法に関連する疾患における薬物治療の位置付けを理解し、それぞれの疾患に
使用される薬物の作用機序と薬物動態を説明できることを目標とする。
また、薬物により起こりうる有害反応を理解し、理学療法・作業療法における注意点を説明できることを目
標とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
薬理学総論
鈴木
2、
中枢神経系疾患治療に使用する薬物
鈴木
3、
心臓血管系疾患治療に使用する薬物
鈴木
4、
代謝疾患治療に使用する薬物
鈴木
5、
アレルギー・炎症、呼吸器系疾患治療に使用する薬物
鈴木
6、
感染症・がん治療に使用する薬物
鈴木
7、
消化器・生殖器系疾患治療に作用する薬物
鈴木
8、
救急治療に使用される薬物、消毒薬
鈴木
(学習評価)
レポート(30%)、期末試験は記述試験(70%)によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 野村 隆英、 石川 直久 著
参考書 :
その他
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
シンプル薬理学 南江堂
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 内科学
27年度
担当教員: 武田淳史
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
後期
水
1限
専攻
年次 必修・選択
理学療法・作業療法
2
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
内科の主要な疾患と、その治療などについて理解することを目的とする。具体的には、内科学診断法の
概要、主要疾患の病態、病理、症状、理学的検査、生理検査、治療方法、予後などについて学習する。ま
た、リスク管理との関連で、血圧、脈拍、呼吸などのバイタルサインの見方と意義、このほか心電図の読
解、レントゲン写真の読影などについての基本的な事項を学習する。
(学習目標)
主に解剖、病理、生理学を基礎とする臨床医学としての内科学を学ぶことを通して、各種疾病に対す
る、深い知識を習得しする事で、将来臨床の現場での患者さんに対する、診断、治療の面で、役立つ様
な教育内容を目指すことを目的とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
内科学とは、診断の進め方、検査と治療法
武田
2、
新しい医学、医療システム
武田
3、
感染症
武田
4、
循環器疾患
武田
5、
呼吸器疾患
武田
6、
消化器疾患
武田
7、
肝、胆道、膵疾患
武田
8、
腎、泌尿器系疾患
武田
9、
内分泌、代謝疾患
武田
10、
自己免疫、アレルギー疾患
武田
11、
血液疾患
武田
12、
中毒、環境要因による疾患
武田
13、
脳神経、筋疾患
武田
14、
精神疾患
武田
15、
まとめ(心電図、レントゲン読影)
武田
(学習評価)
筆記テスト(100%)
(テキスト・参考書)
テキスト : シンプル内科学 寺野彰著、南光堂(ISBN:978-4-524-22344-2)
参考書 : よくわかる内科 福山裕三著、金原出版
その他
先修条件なし。理学療法士、作業療法士にとって将来臨床の現場で役に立つ、内科的知識を講義する。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 外科学概論
27年度
担当教員: 德永昭
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
月
時限
4限(3限)
専攻
理学療法学・作業療法学
年次
2
必修・選択
選択
単位
1
時間
15
授業形態
講義
(授業概要)
外科の主要な疾患と、その治療などについて理解することを目的とする。具体的には、診断法及び手術方法の概要と経
過、リハビリテーションの重要な課題の一つである外傷及び術後の創傷治癒過程における廃用症候群などについて学習
する。
(学習目標)
リハビリテーションと関連して創傷の治療機転をはじめ外科学総論について理解し、内容を述べることができる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
外科学の概念・歴史、外科診断学、画像診断
德永
2、
外科基本手技、消毒、滅菌、院内感染
德永
3、
出血・止血、損傷、創傷の治癒、外傷
德永
4、
術前・術後管理、術後合併症、栄養
德永
5、
腫瘍
德永
6、
炎症、感染症
德永
7、
救急医療、ショック、廃用症候群
德永
8、
臓器移植、再生医療
德永
(学習評価)
授業内の小テストと期末試験(50%づつ)、筆記試験
(テキスト・参考書)
テキスト: 標準外科学、医学書院(ISBN:978-4-260-00865-5)
その他
全講座修了後の翌週に期末試験を行う。
10/19、11/30は、3時限に行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:
担当教員:
整形外科学
27年度
浜田良機、杉山肇、前川慎吾、
堀内忠一(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
時限
専攻
年次 必修・選択
土(月) 2(4)限 理学療法・作業療法
2
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
リハビリテーションの対象となることの多い整形外科疾患と、その治療などについて理解することを目的と
する。具体的には、整形外科の対象となる骨・関節・筋・神経・軟部組織等の運動器に関する疾患や障害
についての病態、病理、臨床症状、治療手技、予後等について、また、整形外科領域で汎用される義肢・
装具について学習する。
(学習目標)
学生は、授業を通じて、整形外科疾患・外傷の病態、その病態に基づいた治療についての知識を身につ
け、その中で理学療法、作業療法が果さなければならない役割を的確に説明できることを目標ととして学
習する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
整形外科学とは : 運動器の構造と機能
浜田
2、
運動器疾患・外傷の診断学
浜田
3、
運動器疾患・外傷に対する治療学総論
浜田
4、
頚椎・胸椎・腰椎の疾患・外傷
前川
5、
末梢神経損傷
浜田
6、
変形性関節症(肩関節周囲炎を含む)
堀内
7、
骨壊死
杉山
8、
下肢帯、下肢の外傷
杉山
9、
上肢帯、上肢の外傷
浜田
10、
軟部組織損傷(腱、靱帯損傷を含む)
前川
11、
関節リウマチ
堀内
12、
化膿性骨、関節炎
杉山
13、
骨・軟部腫瘍
浜田
14、
先天性疾患
浜田
15、
リハビリテーション中の医療事故と防止対策
浜田
(学習評価)
期末試験は記述試験(100%)を行なう。
(テキスト・参考書)
テキスト : TEXT整形外科学 改訂4版 南山堂
参考書 : テキスト整形外科 糸満盛憲法、早乙女紘一、守屋秀繁編集 南山堂
整形外科学用語集第5版 日本整形外科学会編 南山堂
その他
実際の臨床では、専門用語に関する知識がなければ、医師、看護師、理学療法士、作業療法士間の意志
の疎通に障害をきたすので、授業を通じて専門用語を英語とともによく覚えること。
第4回、第10回は月曜4限に開講されるので注意すること。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:神経内科学
27年度
担当教員: 鴨下博
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
月
5限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
神経内科疾患と、その治療などについて理解することを目的とする。具体的には、神経症候学の概要、及び
主要な神経疾患である脳卒中、パーキンソン病などの神経疾患、筋ジストロフィーなどの筋疾患、難病等の
リハビリテーションの対象となることの多い疾患について、病態、病理、症状、治療、予後等について学習す
る。
(学習目標)
神経機能については機能解剖学と神経生理学に基いて理解をすること、リハビリテーションに必要な神経
学を学び、学生は卒業後に療法士として神経疾患のリハビリテーションが行えるように神経疾患の病態、病
理、症状、予後、治療、リハビリテーションに関する知識の習得を目標にする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
神経症候学総論 神経解剖、生理
鴨下
2、
神経症候学各論 意識障害
鴨下
3、
神経症候学各論 高次脳機能障害
鴨下
4、
神経症候学各論 筋堅張反射、運動マヒ
鴨下
5、
神経症候学各論 運動失調、感覚障害、脳神経、自律神経
鴨下
6、
神経学的診察法(実習)
鴨下
7、
検査:筋電図、神経伝導検査、CT、MR
鴨下
8、
脳の疾患 脳血管障害
鴨下
9、
脳の疾患 脳腫瘍、認知症、脳炎
鴨下
10、
脳の疾患 パーキンソン病
鴨下
11、
脳の疾患 脊髄小脳変性症、多発硬化症
鴨下
12、
脊髄末梢神経疾患
鴨下
13、
筋疾患
鴨下
14、
全身疾患に伴う神経疾患
鴨下
15、
不随意運動(DVD供腎)
鴨下
(学習評価)
期末試験は記述試験(100%)を行う。
(テキスト・参考書)
テキスト :リハビリテーションのための神経内科学 医歯薬出版
参考書 :
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 精神医学
27年度
担当教員: 渡邉雅幸
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
時限
専攻
火
2限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
精神疾患あるいは精神障害と、その治療などについて理解することを目的とする。具体的には、統合失調症、発達障害、
認知症など精神科作業療法の他に身体障害作業療法の場においても治療対象となることが多い疾患の、病態、症状、
治療法、予後について学習する。また、精神保健福祉に関する法制度や施策についてもその概要を学習する。
(学習目標)
学生が精神障害とは何かを説明できる。
学生が精神障害を分類できる。
学生が精神科診察の方法を述べることができる。
学生が統合失調症について説明できる。
学生が気分障害について説明できる。
学生が神経症とストレス関連障害について説明できる。
学生が心身症、パーソナリティ障害、睡眠障害について説明できる。
学生が老年期精神障害を説明できる。
学生が知的障害、児童期発達障害を説明できる。
学生が精神科薬物療法を説明できる。
学生が心理社会療法を説明できる。
学生が精神科の法制度を説明できる。
学生が患者の心理面に配慮する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
精神医学の歴史と概念
渡邉
2、
精神科診察法
渡邉
3、
統合失調症の概念、病因
渡邉
4、
統合失調症の症状と治療
渡邉
5、
気分障害の概念、病因、症状、治療
渡邉
6、
神経症とストレス関連障害の概念、病因
渡邉
7、
神経症とストレス関連障害の症状、治療
渡邉
8、
心身症の概念、パーソナリティ障害、睡眠障害の概念、症状、治療
渡邉
9、
老年期精神障害の概念、症状、治療
渡邉
10、
物質依存の概念、症状、治療
渡邉
11、
知的障害の概念、症状、治療
渡邉
12、
児童期発達障害の概念、症状、治療
渡邉
13、
精神科薬物療法
渡邉
14、
精神科心理社会療法
渡邉
15、
精神科と法的問題
渡邉
(学習評価)
記述試験(100%)により評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト : 専門医がやさしく語るはじめての精神医学、 渡辺雅幸著、中山書店、2007年
参考書 :
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 小児科学
27年度
担当教員:三宅捷太
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
土
3・4(集中)限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
小児疾患とその治療などについて、理解することを目的とする。具体的には、小児の成長・発達過程、及び小
児リハビリテーションの対象となる脳性麻痺や知的障害、筋ジストロフィーなどの小児疾患の病態、症状、治
療方法、予後について学習する。また、最近は、作業療法士が新生児ICU(NICU)で、あるいは退院後の経過
観察の中で未熟児に接する機会が増加しているため、その評価、及び超早期療育、重症心身障害児の療育
について学習する。
(学習目標)
○各種小児疾患の原因や病態について説明できる。
○各種小児疾患の医学的対応について説明できる。
○新生児ICUにおける、理学・作業療法評価及び訓練について説明できる。
○重症心身障害児、発達障害児等の理学・作業療法士の対応の概要について説明できる。
○重症心身障害児、発達障害児等の医療・福祉・教育の連携について説明できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
新生児・未熟児疾患・先天異常及び遺伝病
三宅
2、
神経筋疾患Ⅰ
三宅
3、
神経筋疾患Ⅱ
三宅
4、
循環器・呼吸器疾患
三宅
5、
その他の疾患Ⅰ(消化器・内分泌・代謝等)
三宅
6、
その他の疾患Ⅱ(血液・免疫・アレルギー・腎・腫瘍等)
三宅
7、
新生児ICUにおける・重症心身障害児・発達障害児と理学・作業
療法
三宅
8、
重症心身障害児、発達障害児の医療・福祉・教育の連携
まとめ
三宅
(学習評価)
レポート 50%、口頭試問 50%
(テキスト・参考書)
テキスト : 伊藤利之他編著 「こどものリハビリテーション医学 第2版」 医学書院
参考書 :遠藤郁夫他編著「子どもの保健Ⅰ」学建書院
その他
1/9、1/16、1/23、1/30の集中講義とする。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 脳神経外科学
27年度
担当教員: 足立好司
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
土
4限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
脳神経外科疾患とその治療などについて、理解することを目的とする。具体的には、脳腫瘍、脳血管障
害、頭部外傷、中枢神経系の奇形、水頭症、脊髄・脊椎腫瘍、椎間板ヘルニアなど、リハビリテーションの
対象となることの多い疾患について、診断法及び手術方法の概要と経過等について学習する。
(学習目標)
中枢神経系のしくみと障害を正確に学び、人体の他の臓器と異なり脳に起こる病態を正確に理解する。
また、理学療法士として関わり合う、画像を含む各種脳神経外科疾患とその治療について具体的な手術
法を含んで学ぶ。さらに、それら脳神経外科疾患の治療後にどのようなリハビリテーションが必要とされる
かを自分で思考することができる能力を身につける。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
中枢神経系の機能解剖 -あたまのいい人-
足立
2、
中枢神経系の検査 -こんなことまで分かります-
足立
3、
脳腫瘍について -あなたにもみつかるかも、怖い脳腫瘍-
足立
4、
脳血管障害について -ヒトは血管とともに老化します-
足立
5、
頭部外傷について -ぶつけても助かりたい-
足立
6、
中枢神経系奇形について -本当にある、こんな病気-
足立
7、
脳の機能的疾患について -ようやく原因が分かってきました
-
足立
8、
中枢神経系疾患の治療 -緻密なコンピュータにメスを入れる
-
足立
(学習評価)
期末に行われる記述試験が主体(90%)になりますが、普段の授業時の小テスも評価対象となります(10%)。
(テキスト・参考書)
テキスト : メディックメディア 病気がみえる vol. 7 脳・神経
参考書: 特になし
その他
系統的な講義より重点的な講義を目指すので、自習もある程度必要。
全講座修了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 言語聴覚学概論
27年度
担当教員: 池田泰子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
後期
土
1限
専攻
理学療法・作業療法
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
2
選択
1
15
講義
(授業概要)
言語聴覚士の業務内容と言語聴覚療法の基本的な考え方を理解することを目的とする。具体的に
は、リハビリテーションチームの一員である言語聴覚士との協業のあり方と、チーム医療の円滑化
について学習する。また、脳血管障害に合併しやすい失語症や麻痺性構音障害を始めとした、言
語聴覚障害の種類、病態、評価法、治療方法等の概要を学ぶ。
(学習目標)
言語聴覚士の業務内容と言語聴覚療法の基本的な考え方を理解する。
主な言語・コミュニケーション障害、摂食・嚥下障害の病態、評価・治療法の概要を理解する。
言語聴覚士とのチームアプローチの基本的な枠組みを理解する。
(授業計画)
回
1、
2、
3、
4、
5、
6、
7、
8、
授業内容
言語・コミュニケーション障害とは/言語聴覚障害の種類と
聴こえの障害:聴覚障害の言語聴覚療法
言語機能の障害①:言語発達障害の言語聴覚療法
言語機能の障害②:失語症の言語聴覚療法
話しことばの障害①:機能性・器質性構音障害の種類と言語聴覚療
話しことばの障害②:運動性構音障害の種類と言語聴覚療法
食べる、飲み込むことの障害:摂食・嚥下障害の言語聴覚療法
その他の言語聴覚障害:吃音、音声障害/まとめ
担当教員
池田
池田
池田
池田
池田
池田
池田
池田
(学習評価)
記述試験(100%)による。
(テキスト・参考書)
テキスト : 毛束真知子著 「絵でわかる言語障害―言語のメカニズムから対応まで」 学研
参考書 :
その他
リハビリチームの一員として言語障害児者のコミュニケーションの伝わりにくさを広く理解できる授
業にしたいと考えています。全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 理学療法評価学C(障害別評価)
27年度
担当教員: 金子誠喜、内田学
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
金
1限
理学療法
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
学習方法
1
15
講義
(授業概要)
理学療法評価学A・B及び同演習で学習した知識と技術を踏まえ、広義の動作障害に対する評価の手段と方
法論について学ぶことを目的とする。具体的には、障害内容に対応した評価技術の抽出方法、検査・測定の優
先性を理解する。感覚検査、筋緊張検査、反射検査、片麻痺運動機能検査、バランス検査等の原理、目的、検
査・測定について学習する。また、検査・測定により収集したデータを分析・考察してデータの意味を解釈し、対
象者の障害を総体的に考える能力を身に付ける。
(学習目標)
動作障害に対する評価の基本的な知識ならびにその実施方法等について、学習する。評価実施の目的、
具体的評価方法、評価結果の解釈について理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
理学療法における評価の目的・意味について
金子・内田
2、
知覚検査・痛みの評価
金子・内田
3、
筋トーヌス検査
金子・内田
4、
反射検査
金子・内田
5、
脳神経系検査
金子・内田
6、
片麻痺運動機能検査
金子・内田
7、
協調性検査・バランス検査動作障害と評価法の選択
金子・内田
8、
高次脳機能検査
金子・内田
動作・歩行分析
(学習評価)
9、
記述試験(100点)
(テキスト・参考書)
テキスト :理学療法評価学テキスト 星文彦他 南江堂
参考書 : ベッドサイドの神経の診かた 田崎義昭他著 南山堂
その他
履修条件:理学療法評価学A及び同演習が既修であること。
中間試験を11月13日に予定し、全講座修了後の翌週に期末試験を行う。
金子・内田
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 理学療法評価学C演習(障害別評価)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
A:4限
後期
火
B:1限
27年度
担当教員:金子誠喜、内田学、山口育子
専攻
年次
必修・選択
単位
理学療法
2
必修
1
時間 授業形態
30
演習
(授業概要)
理学療法評価学Cで学習したことを踏まえ、感覚検査、筋緊張検査、反射検査、片麻痺運動機能検
査、バランス検査等の原理、目的、検査・測定に基づく評価技術を身につける。学習は学生同士による
演習方式で行う。
(学習目標)
神経・筋の生理的機能を理解し、その機能を自らの感覚・官能で感知、評価する術を身に着ける。そし
て、これらの技術を適用し神経・筋疾患の状態を評価できるようにする。したがって、該当する領域の
生理学の復習を必ずするとともに、疾患の理解についても用語を調べるなどして理解をすること。
(授業計画)
回
1,
2,
3,
4,
5,
6,
7,
8,
9,
10,
11,
12,
13,
14,
15,
授業内容
オリエンテーション・知覚検査・痛みの評価
知覚検査・痛みの評価・筋トーヌス検査
反射検査1
脳神経系検査
脳神経系検査1
脳神経系検査2
片麻痺運動機能検査1
片麻痺運動機能検査2
片麻痺運動機能検査3
協調性検査・バランス検査2
高次脳機能検査1
動作分析1
動作分析2
歩行分析1
まとめ
(学習評価)
学習評価は、筆記試験(100%)とする。
(テキスト・参考書)
テキスト :理学療法評価学テキスト 星文彦他 南江堂
参考書 : ベッドサイドの神経の診かた 田崎義昭他著 南山堂
その他
履修条件:理学療法評価学Cを既修であるか,または,同時に履修することが必要である。
担当教員
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
金子、内田、
山口
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 運動療法A(基礎運動療法)
27年度
担当教員: 羽田 圭宏
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
時限
A 火
1限
B 月
2限
専攻
年次 必修・選択
理学療法
2
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
運動療法を適切に行うため、基礎的な知識と技術を習得することを目的とする。運動療法は各種の疾患に
よって障害を受けた身体機能の回復のために、運動を科学的に用いる治療法で、医学的リハビリテーション
の中核的な治療法として発展してきた。総論として、運動療法に関する、定義、歴史、対象、理論、種類、機
器について学ぶ。さらに、各論として、各種運動療法(関節可動域練習、筋力増強・持久力増大・協調性改
善練習、機能動作練習)の理論と技術を学習する。
(学習目標)
①運動療法の概要について、理解し説明ができる
②各種運動療法の目的を理解し説明ができる
③各種運動療法を経験し、実施できる
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
総論:運動療法の概念について (歴史・定義・方法) ①
羽田
2、
総論:運動療法の概念について (歴史・定義・方法) ②
羽田
3、
総論:運動療法の概念について (歴史・定義・方法) ③
羽田
4、
総論:運動療法の概念について (歴史・定義・方法) ④
羽田
5、
各論:関節可動域制限に対する運動療法 ①
羽田
6、
各論:関節可動域制限に対する運動療法 ②
羽田
7、
各論:関節可動域制限に対する運動療法 ③
羽田
8、
各論:関節可動域制限に対する運動療法 ④
羽田
9、
各論:関節可動域制限に対する運動療法 ⑤
羽田
10、
各論:関節可動域制限に対する運動療法 ⑥
羽田
11、
各論:筋力低下に対する運動療法 ①
羽田
12、
各論:筋力低下に対する運動療法 ②
羽田
13、
各論:筋力低下に対する運動療法 ③
羽田
14、
各論:筋力低下に対する運動療法 ④
羽田
15、
各論:筋力低下に対する運動療法 ⑤
羽田
(学習評価)
記述試験(小テスト・期末試験)、ノート提出によって学習評価を行う.配点は,記述試験(70%)・レポート(30%)
(テキスト・参考書)
テキスト:市橋 則昭 (編) 運動療法学 第2版 障害別アプローチの理論と実際
参考書 : 必要に応じて随時紹介する
その他
講義の理解のために予習・復習を行ってきてください。講義の進行,その他必要に応じて講義内容に変更が
生じることがあります。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 作業療法評価学A演習(身体)
27年度
担当教員: 幸福秀和、浅沼辰志(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
木
1限
作業療法
後期
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
身体障害領域における評価技術、及び対象者に接するときの態度を身につけることを目的とする。具体的
には、「作業療法評価学A(身体)」の内容を踏まえ、筋力、関節可動域、感覚を始めとした種々の評価方
法、及び態度について演習を通じて身につける。併せて、事例を基に演習を行い、検査結果の解釈、国際
生活機能分類に沿った整理、統合の方法について学習する。
(学習目標)
身体障害領域の種々の評価(観察,面接,検査・測定)ができる。
対象者に対する基本的態度が身につき,また面接ができる。
事例演習を通して身体機能と活動・参加・環境因子の関連について整理・統合できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
中枢性運動障害の評価
幸福
2、
中枢性運動障害の評価
幸福
3、
筋力の評価
浅沼
4、
筋力の評価
浅沼
5、
関節可動域の評価
浅沼
6、
関節可動域の評価
浅沼
7、
感覚機能の評価
浅沼
8、
感覚機能の評価
浅沼
9、
平衡機能低下・上肢巧緻性の評価
浅沼
10、
構音・摂食・嚥下機能の評価
浅沼
11、
対象者に対する基本的態度
幸福
12、
対象者面接
幸福
13、
事例演習:身体機能と活動・参加・環境因子
浅沼
14、
事例演習:身体機能と活動・参加・環境因子
浅沼
15、
まとめ
幸福
(学習評価)
学習評価は,期末試験(記述試験;配点35%および技能試験;配点60%)と授業内小テスト(配点5%)に
よって行う。
なお、授業中に配布するみきわめカードの中の6項目以上にパスすることを、期末の技能試験受験資格と
する。
(テキスト・参考書)
テキスト : 作業療法評価学(協同医書) ,徒手筋力検査法(協同医書)
参考書 : ベッドサイドの神経の診かた(南山堂)
その他
作業療法評価学A(身体)の単位取得を履修条件とする。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 作業療法評価学B演習(精神)
27年度
担当教員:里村恵子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
水
2限
作業療法学専攻
後期
年次 必修・選択
2
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
精神障害領域の作業療法を行うのに必要な評価技術、及び対象者に接するときの態度を身につけること
を目的とする。具体的には、「作業療法評価学B(精神)」の内容を踏まえ、面接、観察、種々の検査・測定
技法、様々な態度の取り方について、演習を通じて学習する。併せて、事例を基に演習を行い、結果の解
釈と統合について学習する。
(学習目標)
観察、面接、作業面接等主要な評価方法の目的、内容、方法、意義を理解し、実施できる。
事例に関する情報をもとに、評価結果の解釈と治療計画へ統合することを学ぶ。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
コ-スオリエンテ-ション
里村
2、
観察
里村
3、
観察演習
里村
4、
面接概論、興味チェックリスト
里村
5、
面接演習
里村
6、
箱作り法演習
里村
7、
投影的評価
里村
8、
集団的評価
里村
9、
内田クレペリン・REHAB
里村
10、
COPM・LASMI
里村
11、
日常生活評価・気分と疲労のチェックリストと入院生活チェックリスト
里村
12、
日本作業療法士協会版精神障害者ケアセスメント・機能の全体的評価尺度
里村
13、
事例を通して、評価方法の選択、結果の解釈
里村
14、
事例を通して、評価方法の選択、結果の解釈
里村
15、
まとめ
里村
(学習評価)
期末試験とレポ-トによって行う。配点は期末試験70%、レポ-ト30%
(テキスト・参考書)
テキスト : 岩崎テル子 他編:作業療法評価学、医学書院
参考書 :
その他
2学年前期に実施される作業療法評価学Bに合格していることが受講の条件である。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:作業療法評価学C演習(発達)
27年度
担当教員: 三浦香織
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
後期
金
時限
1限
専攻
年次 必修・選択
作業療法
2
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
発達障害領域の作業療法を行うのに必要な評価技術、及び対象児に接するときの態度を身につけることを
目的とする。具体的には、各種の発達検査・観察評価の実施方法、及び対象児に接するときの態度につい
て、演習を通じて学習する。併せて、事例を基に演習を行い、それらの結果の解釈と統合について学習する。
(学習目標)
障害に応じた評価を選択する力を身につける.
各発達検査、知能検査、障害に応じた検査を定型発達児を対象に行い、実施方法を身につける.また結果
の整理について学ぶ.
ビデオを通じて事例の観察を行い、結果の解釈を行う.
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション、作業療法評価学Cの復習
三浦
2、
定型発達児のビデオ観察 0-2歳
三浦
3、
定型発達児のビデオ観察 3歳-就学前
三浦
4、
乳幼児の評価:姿勢反射、粗大運動発達
三浦
5、
乳幼児の評価:運動年齢検査、把持能力、視覚、口腔機能
三浦
6、
幼児・学童の評価:感覚統合機能 臨床観察
三浦
7、
幼児・学童の評価:感覚統合機能 視知覚、体性感覚、運動覚
三浦
8、
幼児・学童の評価:おもちゃ遊びの評価
三浦
9、
観察を通した学童の評価実施 1
三浦
10、
観察を通した学童の評価実施 2
三浦
11、
観察を通した学童の評価実施 3
三浦
12、
観察を通した学童の評価のまとめ
三浦
13、
障害児のビデオ観察 1
三浦
14、
障害児のビデオ観察 2
三浦
15、
まとめ
三浦
(学習評価)
観察レポート(50%)、および期末試験(50%)によって評価する.
(テキスト・参考書)
テキスト :矢谷令子 編 標準作業療法学 専門分野 作業療法評価学 医学書院
参考書 :生田宗博 編:作業療法学全書 第3巻 作業療法評価学 改訂第3版 協同医書出版
各種検査の実施手順書
その他
動きやすい服装で.人間発達学の教科書を持参すること.
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 老年学
27年度
担当教員: 武田淳史
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
前期
水
2限
専攻
年次 必修・選択
理学療法、作業療法
3
選択
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
健康な高齢者や障害のある高齢者がQOLの維持、向上を図るために、幅広い視点から支援していくための知
識を身につけることを目的とする。従来、老年学は老化のメカニズムや障害高齢者を対象に介護・看護・医療を
中心とする学問分野であった。しかし超高齢社会を迎えている現在、大多数の高齢者は自立しており、生涯発
達の視点も含めて、これらの高齢者が廃用症候群や認知症を予防し、地域での生活を継続するための対策に
ついて学習する。
(学習目標)
老年期障害の成因・病因・予防について理解を深め、同時に老年期障害の機能回復の促進、身体機能の維
持、向上に対する理学療法、作業療法のあり方について、理解を深めることを目標とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
老化と老年病について
武田
2、
運動、感覚機能の加齢性変化
武田
3、
精神、自律神経機能、コミュニケーション能力の加齢性変化
武田
4、
(高齢者の疾患)老年症候群、神経疾患
武田
5、
(高齢者の疾患)精神疾患、循環器疾患
武田
6、
(高齢者の疾患)呼吸器疾患、消化器疾患
武田
7、
(高齢者の疾患)骨・運動器疾患、内分泌・代謝疾患
武田
8、
(高齢者の疾患)血液・免疫疾患、腎・泌尿器疾患
武田
9、
(高齢者の疾患)皮膚疾患、眼疾患
武田
10、
(高齢者の疾患)耳鼻科疾患、感染症疾患
武田
11、
(リハビリテーション)高齢者の機能評価、リハビリテーション
武田
12、
(リハビリテーション)高齢者の看護・介護、事故、救急
武田
13、
(リハビリテーション)高齢者のターミナルケア、制度の問題点
武田
14、
総括1
武田
15、
総括2
武田
(学習評価)
筆記試験により評価する。(100%)
(テキスト・参考書)
テキスト : 老年学テキスト、飯島 節,鳥羽研二 著、南江堂(ISBN:978-4-524-24021-0)
参考書 : 高齢者リハビリテーション医療のグランドデザイン、浜村明徳 著、日本リハビリテーション病院、施
設協会
その他
先修条件なし。理学療法士、作業療法士にとって、超高齢化社会到来の時代にあって、老年学を通して高齢者
を学ぶことは重要である。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 保健医療英語入門
担当教員: ウイリアム・ウェザリー
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
前期
火
2限
27年度
理学療法・作業療法
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
必修
1
30
演習
(授業概要)
リハビリテーションを実施する上で必要な、保健医療に関する英語を習得することを目的とする。
具体的には、専門用語の内容が説明でき、患者との簡単な英会話の内容を理解し、質疑応答が
できること、またカルテ(診療記録)の読み方、略語の意味を習得する。さらに、外国人医療従事者
との英語によるコミュニケーションが図られ、英語で円滑な業務が行えることを目指して学習する。
(学習目標)
保健英語の専門的な用語・表現を学びながら、外国人医療従事者及び一般的なリハビリテーショ
ン患者等が使用する英語表現を身につけ、国際的なコミュニケーションに参加できることを目標と
する。
(授業計画)
回
オリエンテーション
1、
授業内容
担当教員
ウェザリー
2、
英語圏の身体概念・表現
ウェザリー
3、
専門用語(基礎)
ウェザリー
4、
身体所見
ウェザリー
5、
バイタルサイン、検査
ウェザリー
6、
各科関連英語(専門用語・所見・症状等)①
ウェザリー
7、
各科関連英語(専門用語・所見・症状等)②
ウェザリー
8、
各科関連英語(専門用語・所見・症状等)③
ウェザリー
9、
各科関連英語(専門用語・所見・症状等)④
ウェザリー
10、
各科関連英語(専門用語・所見・症状等)⑤
ウェザリー
11、
各科関連英語(専門用語・所見・症状等)⑥
ウェザリー
12、
各科関連英語(専門用語・所見・症状等)⑦
ウェザリー
13、
患者とのコミュニケーション①
ウェザリー
14、
患者とのコミュニケーション②
ウェザリー
15、
まとめ
ウェザリー
(学習評価)
小テスト(20%)、期末試験(80%)によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 配布プリント
参考書 : 講義の中に適宜紹介する。
その他
今後、医療英語の需要が更に高まる。講義を通し、実用性のある英語を習得する。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 東洋手技療法入門
27年度
担当教員: 大内晃一
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
月
4限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
3
選択
単位
時間
授業形態
1
30
演習(講義)
(授業概要)
本学の母体である常陽学園の精神的柱である「人に優しい」東洋医学の一つの治療手技である、あん摩につ
いて理解することを目的とする。具体的には、あん摩の歴史、理論、技法を学習する。また、非侵襲的な東洋
医学の方法であり、リハビリテーションの技法にも通じる、あん摩を用いて、どのような触れ方がやさしいの
か、痛いのか、不快なのか、などを感じることによって、「人に優しい」ということを体験的に学習する。
(学習目標)
東洋医学に対する理解を手技を通して深め、リハビリテーションに応用できる。
,
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
東洋医学概論
大内
2、
手技療法概論
大内
3、
按摩術概論
大内
4、
身体の診方(触擦・所見)
大内
5、
手技療法各論(指圧)
大内
6、
手技療法各論(按摩術・基礎演習)
大内
7、
手技療法各論(按摩術・座位)
大内
8、
手技療法各論(按摩術・仰臥位)
大内
9、
手技療法各論(按摩術・仰臥位)
大内
10、
手技療法各論(按摩術・仰臥位)
大内
11、
手技療法各論(按摩術・側臥位)
大内
12、
手技療法各論(按摩術・側臥位)
大内
13、
手技療法の臨床
大内
14、
手技療法の臨床
大内
15、
手技療法のまとめ
大内
(学習評価)
技術評価(100%)
(テキスト・参考書)
テキスト:特に定めない。プリントを配布する。
参考書:講義の中で適宜紹介する。
その他
定員を40名までとし、希望者が多い場合は抽選を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 医用画像解析学概論
27年度
担当教員: 関根紀夫
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
木
4限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
3
単位
時間
授業形態
1
15
講義
必修
(授業概要)
医用画像解析学概論では、実際の各種の画像と病態との結びつきを理解することを目的とする。具体的に
は、単純Ⅹ線写真、断層Ⅹ線写真、CTスキャン、MRI等の原理、画像の見方、及び所見から推測される病
態について、また、核医学等の放射線治療学の概要について学習する。
(学習目標)
人体の画像解剖を基礎にX線写真、CT、MRI、超音波、核医学などの各種医用画像の撮像原理を学び、画
像診断の基礎を理解することを目標とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
医用放射線画像の特徴
関根
2、
X線検査(1)
単純撮影と造影撮影
関根
3、
X線検査(2)
透視撮影と断層撮影
関根
4、
X線CT
撮像原理と臨床応用
関根
5、
MRI
撮像原理と臨床応用
関根
6、
超音波
撮像原理と臨床応用
関根
7、
核医学
撮像原理と臨床応用
関根
8、
まとめ
ケース・スタディ
(学習評価)
記述試験により「期末試験(80%)と小テスト(20%)」評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト : 特に指定しない。講義担当者が資料を作成し、講義時に配布する。
参考書 : 講義担当者が講義中に紹介する。
その他
解剖学で学んだ名称や構造を予習しておき、講義内容の復習を必ず行うこと。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
関根
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:リハビリテーション医学
27年度
担当教員:鴨下博、三宅捷太 (オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
金(集中)・
土(集中)
3限(集中)・
1・2限(集中)
理学療法学・作業療法学
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
リハビリテーション医学における診断法、治療法などについて理解することを目的とする。具体的には、リ
ハビリテーションの対象となる疾患について、病態、症状、運動・感覚検査、心理、発達、日常生活活動な
どの各種の評価法や、筋電図・神経伝導速度測定、呼吸機能検査、運動負荷テストなどの臨床検査法、
理学療法、作業療法、義肢装具療法などの治療概要、予後、及び復帰後の経過等について学習する。
(学習目標)
○リハビリテーション医学の柱である評価について理解し、リハビリテーションの対象である疾患の理解、
疾患別のリハビリテーション、脳血管障害、運動器、循環・呼吸のリハビリテーションを学ぶ。
○リハビリテーションにおける各種評価について説明できる。
○病期毎に、代表的な疾患のリハビリテーションについて説明できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
脳血管障害のリハビリテーション(脳卒中、脳外傷)
鴨下
2、
脳血管障害のリハビリテーション(パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋委縮性側
索硬化症、末梢神経障害、進行性筋ジストロフィー)
鴨下
3、
運動器のリハビリテーション(脊髄損傷、リウマチ、骨折、切断)
鴨下
4、
循環・呼吸器のリハビリテーション(内部障害のリハを含む)
鴨下
5、
リハビリテーション診断・評価の考え方
三宅
6、
急性期・回復期・維持期のリハビリテーション治療
三宅
7、
脳性まひのリハビリテーション治療
三宅
8、
小児神経筋疾患のリハビリテーション治療
三宅
(学習評価)
期末試験は記述試験(100%)を行う
(テキスト・参考書)
テキスト : 千野直一他著 「現代リハビリテーション医学 改訂第3版」 金原出版
参考書 : 中村隆一著 「入門リハビリテーション医学」 医葉薬出版
伊藤利之他編著 「こどものリハビリテーション医学 第2版」 医学書院
その他
参考書は、図書館購入とし学生個人の購入不要
初講日:4月10日
鴨下先生の担当講義は、金曜日 3限
三宅先生の担当講義は、5/9、5/16の1限・2限の集中講義とする。
試験は各担当教員の担当講座終了後の翌週に行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 保健医療制度概論
27年度
担当教員: 上塚芳郎
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
専攻
3限
理学療法・作業療法
月
年次 必修・選択
3
選択
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
わが国の医療保険制度の全体像を理解することを目的とする。保健医療制度の歴史、制度の内容について理
解し、国民の健康に寄与してきた医療保険制度の役割について学習する。
(学習目標)
医療制度を知ることは歴史を知ることでもある。日本の国民皆保険制度がどのように達成されたか、そのすぐ
れた点につき学ぶ。
保険者とは何か。その役割について理解する。
日本の保険医療制度の直面している財政上の問題について理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
総論:社会保障制度とは
上塚
2、
総論:保険医療制度
上塚
3、
医療保険制度の成立
上塚
4、
各国の医療制度の概要:米国
上塚
5、
各国の医療制度の概要:英国、フランス、ドイツ
上塚
6、
社会保険と国民健康保険
上塚
7、
皆保険制度の成立
上塚
8、
国民健康保険の危機
上塚
9、
健康保険組合の危機
上塚
10、
保険者と保険者機能
上塚
11、
国家財政と医療1
上塚
12、
国家財政と医療2
上塚
13、
後期高齢者医療制度の矛盾
上塚
14、
まとめ、質問
上塚
15、
理想の医療制度について討論
上塚
(学習評価)
期末試験は記述試験によって行う。配点100%
(テキスト・参考書)
テキスト : ベーシック医療問題 池上直己著 日本経済新聞社 2010
参考書 :
その他
医療の現場で働くものにとってはいずれも大切な知識なので復習をきちんと行うこと。
東京医療学院大学シラバス
27年
度
授業科目名: 理学療法技術論A
担当教員: 豊田平介
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
前期
水
4限
理学療法
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
必修
2
30
講義
(授業概要)
成人片麻痺患者の理学療法が行えるようになるために、必要な知識を身につけることを目的
とする。具体的には、専門基礎科目において学んだ脳卒中の病態や医学的な治療法と、理学
療法評価学で学んだ評価技術及び評価法についての知識を統合して、片麻痺の理学療法を
行うための治療理論を学習する。また、成人片麻痺患者の急性期から回復期、維持期まで
の、時間的経過ごとの理学療法についても学習する。
(学習目標)
中枢神経疾患に対する理学療法評価の目的と方法を理解し,理学療法を実施できること。
1,中枢神経疾患の障害像の理解と病態把握をすること。
2,中枢神経疾患の評価の実施よりプログラムの立案をすること。
3,中枢神経疾患の理学療法を実施できること。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
中枢神経疾患の病態と障害像
豊田
2、
脳血管障害の評価法 ①
豊田
3、
脳血管障害の評価法 ②
豊田
4、
脳血管障害の理学療法 急性期における理学療法
豊田
5、
脳血管障害の理学療法 回復期における理学療法 ①
豊田
6、
脳血管障害の理学療法 回復期における理学療法 ②
豊田
7、
脳血管障害の理学療法 回復期における理学療法 ③
豊田
8、
脳血管障害の理学療法 維持期における理学療法
豊田
9、
高次脳機能障害に対するリハビリテーション ①
豊田
10、
高次脳機能障害に対するリハビリテーション ②
豊田
11、
パーキンソン病の病態と障害構造
豊田
12、
パーキンソン病の評価法
豊田
13、
パーキンソン病の理学療法
豊田
14、
脳血管障害のリハビリテーション ①
豊田
15、
脳血管障害のリハビリテーション ②
豊田
(学習評価)
授業内小テスト(10%)、期末試験(筆記)(50%)、グループ討論(40%)
(テキスト・参考書)
テキスト :
参考書 : 奈良勲監修 : 標準理学療法学 運動療法学各論」標準理学療法学専門分野
(医学書院)
田崎義昭 : ベッドサイドの神経の診かた(南山堂)
石合純夫著 : 高次脳機能障害学 (医歯薬出版株式会社)
その他
授業としては講義と伴にグループ討議も行い,より実践的な内容を考えている。
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 理学療法技術論B
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
前期
木
3限
27年度
担当教員: 小島基永
専攻
理学療法
年次
3
必修・選択
必修
単位
2
時間
30
授業形態
講義
(授業概要)
運動器疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な知識を身につけることを目的とする。具体的には、骨
折、リウマチ、関節炎など整形外科(脊髄損傷・切断を含む)疾患ならびに熱傷に関して、専門基礎科目におい
て学んだ運動器疾患の病態や医学的な治療法と、理学療法評価学で学んだ評価技術及び評価法についての
知識を統合して、運動器疾患の理学療法を行うための治療理論を身につける。併せて急性期におけるベッドサ
イド治療の注意点、リスク管理を学習する。
(学習目標)
骨関節系疾患(運動器疾患)に対する理学療法について、
1.代表的な評価法を述べられる。
2.代表的な介入法を述べ模擬的なプログラム立案ができる。
3.基本的なリスク管理法を述べられる。
(授業計画)
授業内容
回
1、
オリエンテーション、骨折・脱臼に対する理学療法(1)
2、
骨折・脱臼に対する理学療法(2)
3、
肩関節・上肢の骨関節系疾患に対する理学療法(1)
4、
肩関節・上肢の骨関節系疾患に対する理学療法(2)
5、
脊椎の骨関節系疾患に対する理学療法(1)
6、
脊椎の骨関節系疾患に対する理学療法(2)
7、
脊髄損傷に対する理学療法
8、
股関節の骨関節系疾患に対する理学療法
9、
膝関節の骨関節系疾患に対する理学療法
10、
膝・足関節の骨関節系疾患に対する理学療法
11、
慢性関節リウマチに対する理学療法
12、
熱傷に対する理学療法
13、
切断に対する理学療法
14、
急性期ベッドサイド治療リスク管理
15、
高齢期における運動器の機能向上
担当教員
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
(学習評価)
小テスト(40%)、期末試験(60%)
(テキスト・参考書)
テキスト: 吉尾雅春他:標準理学療法学 〈骨関節理学療法学〉、医学書院
宮原英夫他:加齢と運動の生理学 ―健康なエイジングのために―、朝倉書店
参考書: 細田多穂 他:理学療法ハンドブック、協同医書
柳沢健 他:整形外科系理学療法学 (理学療法学 ゴールド・マスター・テキスト 4) 、メジカルビュー社
富士 武史 他:整形外科疾患の理学療法―ここがポイント、金原出版
亀田メディカルセンター:リハビリテーションリスク管理ハンドブック、メジカルビュー社
大内尉義 他:新老年学、東京大学出版会
その他
ここで学ぶ内容は、理学療法士として骨関節系疾患に介入する際の基本となる。
対象となる整形外科系の運動器疾患の病態、評価、理学療法については事前に下調べをしておくこと。
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 運動療法B(病態運動療法)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
前期
火
A 1限
B 4限
27年度
担当教員: 金子誠喜
専攻
年次 必修・選択
理学療法
3
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
運動障害の治療の科学的根拠となる病態運動療法学について、学ぶことを目的とする。基礎運動療法学で学んだ人間の運動遂行
に関与する力学的要素をはじめ、生理学的要素、心理学的要素等に基づいて、運動障害を分析する能力を身につける。病態運動
療法学は、理学療法に科学的根拠を与えるものであり、すでに学んだ解剖学、生理学、運動学などをさらに発展させて統合し、臨床
における諸現象をより実践的に理解する。
(学習目標)
運動障害の治療の科学的根拠となる病態運動療法学について、学ぶことを目的とする。基礎運動療法学で学んだ人間の運動遂行
に関与する力学的要素をはじめ、生理学的要素、心理学的要素等に基づいて、運動障害を分析する能力を身につける。病態運動
療法学は、理学療法に科学的根拠を与えるものであり、すでに学んだ解剖学、生理学、運動学などをさらに発展させ統合し、臨床に
おける諸現象をより実践的に理解する。
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
1、
活動低下に起因する障害の運動療法 および 演習
金子
2、
活動低下に起因する障害,持久力低下に対する運動療法 および 演習
金子
3、
末梢神経性運動麻痺に対する運動療法
金子
4、
末梢神経性運動麻痺に対する運動療法 演習
金子
5、
中枢神経性運動麻痺に対する運動療法 1
金子
6、
中枢神経性運動麻痺に対する運動療法 2
金子
7、
中枢神経性運動麻痺に対する運動療法 3
金子
8、
これまでの学習について試験とまとめ
金子
9、
中枢神経性運動麻痺に対する運動療法 演習 1
金子
10、
中枢神経性運動麻痺に対する運動療法 演習 2
金子
11、
バランス障害・協調性運動障害に対する運動療法 1
金子
12、
バランス障害・協調性運動障害に対する運動療法 2
金子
13、
バランス障害・協調性運動障害に対する運動療法 演習
金子
14、
姿勢・歩行障害に対する運動療法
金子
15、
演習:姿勢・歩行障害に対する運動療法
金子
(学習評価)
学習評価は、筆記試験(100%)とする。
(テキスト・参考書)
テキスト :運動療法学 市橋則明 文光堂
その他
先修条件:運動療法Aの単位修得
先修条件:運動療法Aの単位修得
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 運動療法C
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
A 1限
理学療法
水
前期
B 3限
27年度
担当教員: 小島基永
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
必修
1
30
演習
(授業概要)
リウマチなどの運動器疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な技術を身につけることを目的とす
る。具体的には骨折、リウマチ、関節炎などの整形外科疾患並びに熱傷に関して、治療原理と治手技につい
て実技を交えて学習する。各疾患の急性期・回復期・慢性期・における、リスク管理、治療アプローチはそれ
ぞれ異なっているため、実際の臨床の場面で、各疾患の患者の状態に合わせ、治療アプローチを選択し、実
施できる技術を身につけ、患者を指導できるようになることを目標に学習する。
(学習目標)
骨関節系疾患(運動器疾患)に対する理学療法について、
1.代表的な評価法を模擬的に実施できる。
2.代表的な介入法を述べ模擬的なプログラム立案を模擬的に実施できる。
3.基本的なリスク管理法を模擬的に実施できる。
(授業計画)
回
1、
2、
3、
4、
5、
6、
7、
8、
9、
10、
11、
12、
13、
14、
15、
授業内容
オリエンテーション、留意事項(姿勢・動作・疼痛)
骨折・脱臼に対する理学療法
肩関節・上肢の骨関節系疾患に対する理学療法:運動療法の実際
肩関節・上肢の骨関節系疾患に対する理学療法:模擬プログラム立案
肩関節・上肢の骨関節系疾患に対する理学療法:模擬プログラム実施
脊椎の骨関節系疾患に対する理学療法:運動療法の実際
脊椎の骨関節系疾患に対する理学療法:プログラム立案
脊椎の骨関節系疾患に対する理学療法:プログラム模擬実施
股関節の骨関節系疾患に対する理学療法:模擬プログラム立案
股関節の骨関節系疾患に対する理学療法:運動療法の実際、模擬プログラム実施
膝関節の骨関節系疾患に対する理学療法:模擬プログラム立案
膝関節の骨関節系疾患に対する理学療法:運動療法の実際、模擬プログラム実施
熱傷、慢性関節リウマチに対する理学療法:模擬プログラム立案・実施
高齢期における運動器の機能向上(1)
高齢期における運動器の機能向上(2)
担当教員
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
小島
(学習評価)
レポート(40%)、期末試験(60%)
(テキスト・参考書)
テキス 吉尾雅春他:標準理学療法学 〈運動療法学 各論〉、医学書院
宮原英夫他:加齢と運動の生理学 ―健康なエイジングのために―、朝倉書店
ト:
参考書: 細田多穂 他:理学療法ハンドブック、協同医書
柳沢健 他:整形外科系理学療法学 (理学療法学 ゴールド・マスター・テキスト 4) 、メジカルビュー
社
富士 武史 他:整形外科疾患の理学療法―ここがポイント、金原出版
亀田メディカルセンター:リハビリテーションリスク管理ハンドブック、メジカルビュー社
大内尉義 他:新老年学、東京大学出版会
その他
ここで学ぶ内容は、理学療法士として骨関節系疾患に介入する際の基本となる。
理学療法技術論Bの内容を中心に、これまで学び身につけてきた知識と技術を、演習にて統合することで、
実践的な能力の向上をはかる。従って、関連する病態、評価、理学療法については事前に学習を済ませて
おくこと。なお、演習で立案したプログラムは、必要に応じてレポートとして提出を求める。
運動療法の実際や、模擬プログラムの実施では、実際に身体を動かしながら行うので服装に留意すること。
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:日常生活活動学(理学療法)
27年度
担当教員: 田代 千惠美、今井 祐子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
前期
金
時限
専攻
4限
理学療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
対象者の日常生活動作訓練が実施出来るようになるため、必要な知識を身につけることを目的とする。具体
的内容として、摂食活動、排泄活動、入浴・整容活動、コミュニケーション活動の意義、評価の方法、指導法に
ついて学ぶ。臨床場面での評価を行うにあたっては観察の視点、機能レベルとの関連性、即ち行動上の問題
の原因の確認等を結び付けられるように学習する。
(学習目標)
様々な人の日常生活活動を理解し、障害に対応できる知識を身につける。基本的日常生活動作、車いす・
杖・歩行器の操作、生活関連動作、自助具、環境制御装置等の機能および使用方法について学習する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション、日常生活活動(Activies Daily Living)概論(1)
田代
2、
日常生活活動(Activies Daily Living)概論(2)
田代
3、
ADL評価総論
今井
4、
補助具(移動補助具を中心に)(1)
今井
5、
補助具(移動補助具を中心に)(2)
今井
6、
ADLを支援する機器
今井
7、
住環境整備
田代
8、
ADL練習・指導の考え方
田代
(学習評価)
筆記試験(100%)
(テキスト・参考書)
テキスト :日常生活活動学テキスト 南江堂
参考書 :姿勢と動作 第3版 メヂカルフレンド社
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
初講日:4月10日
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
27年度
担当教員:小島基永、杉本諭、眞保実
(オムニバス)
担当授業科目:日常生活活動演習(理学療法)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
前期
曜日
時限
A 火
3・4限
B 木
1・2限
専攻
年次 必修・選択
理学療法
3
必修
単位
時間
授業形態
2
60
演習
(授業概要)
対象者の日常生活動作訓練が実施出来るようになるため、必要な技術を身につけることを目的とする。対象者を援助するた
めに「日常生活活動学」で学んだことを基に、疾患による特性を理解しながら、各疾患別の評価から各障害に応じた訓練法、
指導法、福祉用具の適応、生産的活動や遊び余暇までを網羅した生活現場の調整等について学習する。演習ではシミュレー
ション場面を用いて実際の訓練、指導について学習する。
(学習目標)
小グループに分かれて演習を行う。対象者を援助するために、講義で学んだ内容をもとに、さまざまな人を想定した日常生活
活動を演習を通して学習する。建物や、生活における支援機器等について実際に使用することにより、その特性を学ぶ。演習
では、実際の評価、指導等についても学習する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション、ADL概論
杉本
2、
ADLとQOL、ICFに基づいたADLの捉え方
杉本
3、
ADL評価とその実際:Barthel Index
杉本
4、
ADL評価とその実際:FIM(1)
杉本
5、
ADL評価とその実際:FIM(2)
杉本
6、
疾患別ADL:脳血管障害(1)
杉本
7、
疾患別ADL:脳血管障害(2)
杉本
8、
疾患別ADL:脳血管障害(3)
杉本
9、
疾患別ADL:脳血管障害(4)
杉本
10、
起居動作総論・動作分析の視点
眞保
11、
起居動作:寝返り
眞保
12、
起居動作:起き上がり
眞保
13、
起居動作:立ち上がり
眞保
14、
起居動作まとめ
眞保
15、
疾患別ADL:小児疾患
眞保
16、
疾患別ADL:呼吸器障害
眞保
17、
疾患別ADL:循環器障害
眞保
18、
疾患別ADL:大腿骨頸部骨折(1)
小島
19、
疾患別ADL:大腿骨頸部骨折(2)
小島
20、
疾患別ADL:大腿骨頸部骨折(3)
小島
21、
疾患別ADL:変形性膝関節症(1)
小島
22、
疾患別ADL:変形性膝関節症(2)
小島
23、
疾患別ADL:脊髄損傷(1)
小島
24、
疾患別ADL:脊髄損傷(2)
小島
25、
疾患別ADL:関節リウマチ(1)
小島
26、
疾患別ADL:関節リウマチ(2)
小島
27、
福祉用具(1)
小島
28、
福祉用具(2)
小島
29、
福祉用具(3)
小島
30、
高齢期のADL:運動器の機能低下予防
小島
(学習評価)
筆記試験(80%)、レポート課題(20%)
(テキスト・参考書)
テキスト : 日常生活活動学テキスト 南江堂
加齢と運動の生理学 朝倉書店
参考書 : 姿勢と動作 第3版 メヂカルフレンド社
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
27年
度
授業科目名: 義肢学(理学療法)
担当教員:小林規彦
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日 時限
前期
金
1・2限
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
必修
1
30
演習(講義)
理学療法
(授業概要)
義肢について総合的に学習し、断端、及び装着訓練が実施できるようになることを目的とす
る。具体的には、総論として、義肢の定義、歴史、目的、最近の動向を学習する。各論では、
義肢の種類、構造、機能材料、製作過程、適合判定、股義足、大腿義足、膝義足、下腿義
足、足部義足、義手等について学習する。更に、義肢の構造理解ができた上で、切断の理学
療法として、切断術と術前術後断端管理方法、義肢の装着訓練方法、義肢での動作訓練法
を学習する。
(学習目標)
・切断者の障害像を理解する ・切断者に対する理学療法を理解する
・義肢の構造や適合を理解する
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
1、
義肢学総論 / 切断原因と治療
小林
2、
切断手術における処置 / 切断者の評価
小林
3、
切断端管理法 / 技術体験①
小林
4、
前3回のまとめ
小林
5、
大腿義足ソケット
小林
6、
大腿義足ソケット / 技術体験②
小林
7、
膝継手 / 足部・足継手
小林
8、
下腿義足ソケット
小林
9、
股義足・膝義足・その他の義足
小林
10、
前5回のまとめ
小林
11、
義足のアライメント
小林
12、
歩行評価と練習
小林
13、
異常歩行
小林
14、
義手・切断者のスポーツ・給付制度
小林
15、
前4回のまとめ (各自ホチキス持参)
小林
(学習評価)
授業内小テスト(80%)、技術(20%)
(テキスト・参考書)
テキスト :義肢装具学テキスト 監修:細田多穂 南江堂
参考書 :義肢装具のチェックポイント 監修:日本整形外科学会 日本リハビリテーション医学会
医学書院
その他
技術体験① 弾性包帯を各自準備(ELASCOT4号・もしくはそれに相当するもの)
技術体験② 授業にて準備するものを説明します
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
初講日:4月10日
東京医療学院大学シラバス
27年度
担当教員: 理学療法学専攻教員全員
授業科目名: 評価実習(理学療法)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
前期
専攻
理学療法
年次
3
必修・選択
必修
単位
6
時間
270
学習方法
実習
(授業概要)
評価実習は、3年前期までに学習した検査・測定及び評価に関する知識・技術を基に、臨床実習施設において、実践的な対
象者の理学療法計画が立案できるようになるための評価能力を身につけることを目的とする。具体的には、学内で講義・演習
により習得した評価についての知識・技術を、実習指導者の指導・監督の下で実際の対象者に対し適用して理学療法評価を
実施する。また、この評価実習では、対象者の情報収集や記録・報告を通して、対象者の全体像を把握して問題点を抽出す
ることも含まれる。更に、対象者の立場を理解し、「人に優しい」心での対応を実践する。
(学習目標)
○対象者との良好な人間関係を築いた上で、面接・観察を行い、その結果を正確に記録する。
○対象者の問題点・利点を抽出する。
○評価結果をまとめ考察を加える。
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
理学療法学専
攻教員全員
平成27年8月3日~8月7日
学内実習オリエンテーション・実習前セミナー
平成27年8月10日~9月25日(うち6週間)
実習指導者の指導・監督の下で、実際の対象者に対して理学
療法評価を実施する。
実習終了後セミナー
実習終了後に症例ノート・症例レポートなどを提出し、症例発表 理学療法学専
会を実施する。
攻教員全員
(学習評価)
評価実習成績、セミナー、症例レポートで判定
(テキスト・参考書)
テキスト : 評価実習で必要とするすべての専門書
参考書 :
その他
先修条件:3年前期までの必修科目全てを履修していること。
評価実習前に、実習指導者と事前打ち合わせを実施する。
理学療法学専
攻教員全員
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:作業療法管理法
27年度
担当教員:里村恵子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
火
4限
作業療法学
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
作業療法部門の管理運営、及び作業療法士としての人材像を理解することを目的とする。具体的には、作
業療法部門の人事・予算・物品・部門開設などの管理運営に関する事項について学習し、また、臨床の現
場で作業療法士に求められる高い倫理観や生涯学習の必要性について、日本作業療法士協会の倫理規
定などに沿って学習する。
(学習目標)
保健医療職の一員としての作業療法士の倫理を学ぶ。
作業療法部門の管理、運営の基礎を学ぶ。
作業療法士関連の法律を学ぶ
診療報酬制度を知る。
安全管理を学ぶ。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
専門職にとっての職業倫理
里村
2、
日本作業療法士協会の倫理規定
里村
3、
職場管理概論
里村
4、
作業療法部門の管理
里村
5、
診療報酬
里村
6、
安全管理
里村
7、
法制度のなかの作業療法
里村
8、
作業療法の未来
里村
(学習評価)
期末試験と討議を各自でまとめたレポ-トによって行う。配点は、期末試験80%、レポ-ト20%
(テキスト・参考書)
テキスト :特に定めない。
参考書 :
その他
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。2学年までのすべての必修科目を習得済みであることが、受講の
条件である。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 身体障害作業療法治療学1
(身体機能回復理論)
27年度
担当教員: 幸福秀和、浅沼辰志
(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
木
1限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
2
時間 授業形態
30
講義
(授業概要)
種々の疾患に共通する身体機能回復のための治療理論を理解することを目的とする。具体的には、障
害の捉え方、評価から治療までの一連の流れ、及び種々の疾患に共通する筋力、関節可動域、協調
性、感覚、全身の耐久性などの回復のための治療理論について学習する。
(学習目標)
身体機能回復理論における基本的考え方を理解できる。
身体障害の捉え方および作業療法過程を理解できる。
種々の疾患に共通する身体障害(中枢・末梢性感覚運動障害,筋力低下,関節可動域制限,平衡機能
低下,上肢巧緻性低下,全身耐久性低下,構音・摂食・嚥下機能低下など)回復のための治療理論を理
解できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
身体機能回復理論における基本的考え方
幸福
2、
身体障害の捉え方
幸福
3、
作業療法過程
浅沼
4、
末梢性感覚運動障害回復のための治療理論
幸福
5、
ニューロリハビリテーションとは
幸福
6、
中枢性感覚運動障害回復のための治療理論
浅沼
7、
中枢性感覚運動障害回復のための治療理論
浅沼
8、
筋力回復のための治療理論
浅沼
9、
関節可動域改善のための治療理論
浅沼
10、
平衡機能回復のための治療理論
浅沼
11、
上肢巧緻性回復のための治療理論
浅沼
12、
全身の耐久性・循環呼吸機能回復のための治療理論
浅沼
13、
全身の耐久性・循環呼吸機能回復のための治療理論
浅沼
14、
構音・摂食・嚥下機能回復のための治療理論とチームアプローチ
浅沼
15、
まとめ
浅沼
(学習評価)
学習評価は,期末試験(記述試験;配点95%)と授業内小テスト(配点5%)によって行う
(テキスト・参考書)
テキスト : 作業治療学1・身体障害(協同医書)
参考書 : 身体障害の作業療法(協同医書)、 作業処方(メジカルビュー)
その他
臨床医学系科目を復習しておくこと。なお,2学年までのすべての必修科目を習得していることを履修の
条件とする。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 精神障害作業療法治療学1
(精神機能回復理論)
27年度
担当教員: 里村恵子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
火
3限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
種々の疾患に共通する精神機能回復のための治療理論を理解することを目的とする。具体的には、障害の
捉え方、評価から治療までの一連の流れ、及び陽性症状、陰性症状、気分障害など、種々の疾患に共通す
る精神機能回復のための治療理論、治療計画などについて学習する。
(学習目標)
1.精神科領域のリハビリテーションの考え方を説明できる。
2.作業療法の歴史を説明できる。
3.作業療法の治療方法の概論を説明できる。
4.回復段階に応じた作業療法を説明できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
コースオリエンテーション、精神科領域でのリハビリテーションの考え方
里村
2、
リハビリテーションと精神科領域での作業療法
里村
3、
作業療法の歴史(外国)
里村
4、
作業療法の歴史(日本)
里村
5、
評価のまとめ
里村
6、
評価のまとめ
里村
7、
作業療法計画立案
里村
8、
作業療法計画立案
里村
9、
作業療法計画立案
里村
10、
回復段階に応じた作業療法概論
里村
11、
回復段階に応じた作業療法(急性期)
里村
12、
回復段階に応じた作業療法(急性期)
里村
13、
回復段階に応じた作業療法(回復期)
里村
14、
回復段階に応じた作業療法(回復期)
里村
15、
回復段階に応じた作業療法(維持期)(終末期)
里村
(学習評価)
試験(70%)、レポート・課題(30%)
(テキスト・参考書)
テキスト : 小林夏子編、精神機能作業療法学、医学書院
参考書 :
その他
2学年までのすべての必修科目を習得していることを履修の条件とする。
東京医療学院大学シラバス
27年度
授業科目名: 発達障害作業療法治療学1 担当教員: 幸福秀和、三浦香織(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
前期
火
1限
作業療法
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
必修
1
15
講義
(授業概要)
発達障害の作業療法に用いられる治療理論を理解することを目的とする。具体的には、発達
障害の作業療法に用いられる代表的な治療理論(感覚統合・神経発達学的治療など)、及びそ
の作業療法プログラムへの応用について学習する。同時に障害児の発達的特徴や障害の特
性に合わせた援助方法についても学習する。
(学習目標)
発達障害分野における作業療法について実践の基礎としての疾患に対する評価と実際を治療
理論を通して学び、作業療法プログラムが組み立てられる。
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
1、
肢体不自由に対する作業療法について
幸福
2、
脳性麻痺の治療理論と実践 - 1
幸福
3、
脳性麻痺の治療理論と実践 - 2
幸福
4、
筋ジストロフィーその他の肢体不自由の治療理論と実践
幸福
5、
感覚統合療法 1
三浦
6、
感覚統合療法 2
三浦
7、
感覚統合療法 3
三浦
8、
その他の治療法
三浦
(学習評価)
期末試験の記述試験(80%)とレポート課題(20%)による総合的な判断により評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト :プリントを配布する。
参考書 :
その他
受講に際しては、2年生課程までの全ての専門必修科目の合格が必要である。動ける服装で
参加。 全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 老年期作業療法治療学
27年度
担当教員: 内田達二
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
水
1限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
高齢者のADL、QOLを支援するための作業療法の基礎的知識を身につけることを目的とする。具体的に
は、認知症、虚弱・障害高齢者などの老年期障害に対する作業療法を「機能回復訓練中心」の作業療法で
はなく、日常生活に基づく「機能維持中心」の作業療法の側面から学習する。また、高齢者の健康とQOL
を支えるための作業療法上の支援についても学習する。
(学習目標)
1.老年期障害に対する作業療法の特徴や基本的な視点について理解する.
2.認知症高齢者に対する作業療法の基本的な考え方や実践について理解する.
3.虚弱・障害高齢者に対する作業療法の基本的な考え方や実践について理解する.
4.高齢者の生活やQOLを支援するための作業療法の基礎的知識を理解する.
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション,高齢者・老化について
内田
2、
老年期作業療法について : 特徴・基本的考え方
内田
3、
老年期作業療法について : 理論と実践
内田
4、
老年期作業療法について : QOL,ウェルビーイングを支える視点
内田
5、
老年期作業療法に用いる様々な評価法について1
内田
6、
老年期作業療法に用いる様々な評価法について2
内田
7、
認知症に対する作業療法 : 基本的考え方,当事者の視点
内田
8、
認知症に対する作業療法 : 理論と実践
内田
9、
虚弱・障害高齢者に対する作業療法 : 特徴・基本的考え方
内田
10、
虚弱・障害高齢者に対する作業療法 : 理論と実践
内田
11、
認知症高齢者の事例の評価と解釈1
内田
12、
認知症高齢者の事例の評価と解釈2
内田
13、
虚弱・障害高齢者の事例の評価と解釈1
内田
14、
虚弱・障害高齢者の事例の評価と解釈2
内田
15、
まとめ・質問
内田
(学習評価)
学習評価は,レポート課題と記述試験によって行う.配点は,レポート(20%)・試験(80%)とする.
(テキスト・参考書)
テキスト : 前田真治著;老人のリハビリテーション;医学書院 , 日本作業療法士協会監;作業治療学4
老年期障害;協同医書出版
参考書 :
その他
2年生課程までの全ての専門科目の単位取得を履修条件とします。知識を詰め込むだけの授業にならな
いよう,高齢障害者の方のウェルビーイングについて考えるための演習や事例検討などを取り入れて,皆
さんと色々なことを検討していけたらと思います.
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 老年期作業療法治療学演習
27年度
担当教員: 内田達二、浅沼辰志
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
前期
水
4限
専攻
年次 必修・選択
作業療法
3
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
高齢者に対する作業療法が実施できるための技術を身につけることを目的とする。具体的には、認知
症、虚弱・障害高齢者に対する作業療法及び廃用症候群についての対応、健康高齢者におけるヘルス
プロモーションなどについて学び、プログラム立案及びその実施ができるように、学生同士で演習を通じ
て学習する。
(学習目標)
1 虚弱・障害高齢者に対する作業療法介入を理解し、作業療法介入プログラムを立案する。
2 認知症高齢者に対する作業療法の特徴を理解し、作業療法介入プログラムを立案する。
3 認知症高齢者ならびに虚弱・障害高齢者に対するさまざまな作業療法介入法を理解する。
4 提示症例に対して、効果的な作業療法介入を検討し、実践可能なプログラムを立案する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション,演習の進め方について
内田、浅沼
2、
認知症高齢者に対する作業療法1-その特徴と留意点
内田、浅沼
3、
認知症高齢者に対する作業療法2-評価・介入プログラム
内田、浅沼
4、
認知症高齢者に対する作業療法3-予防の観点・留意点
内田、浅沼
5、
虚弱・障害高齢者に対する作業療法1-その特徴と留意点
内田、浅沼
6、
虚弱・障害高齢者に対する作業療法2-評価・介入プログラム
内田、浅沼
7、
虚弱・障害高齢者に対する作業療法3-予防の観点・留意点
内田、浅沼
8、
内田、浅沼
10、
事例に基づいた作業療法の介入プログラム立案(認知症)1-事例の提示とグループ討議
事例に基づいた作業療法の介入プログラム立案(認知症)2-グループ討議と発表資料作
成
事例に基づいた作業療法の介入プログラム立案(認知症)3-グループ発表
11、
事例に基づいた作業療法の介入プログラム立案(虚弱・障害高齢者)1-事例の提示とグ
ループ討議
12、
事例に基づいた作業療法の介入プログラム立案(虚弱・障害高齢者)2-グループ討議と発
内田、浅沼
表資料作成
13、
事例に基づいた作業療法の介入プログラム立案(虚弱・障害高齢者)3-グループ発表
内田、浅沼
14、
老年期作業療法介入のまとめ-事例発表に対して
内田、浅沼
15、
まとめ・質問
内田、浅沼
9、
内田、浅沼
内田、浅沼
内田、浅沼
(学習評価)
学習評価は,レポート課題と期末試験によって行う.配点は,レポート課題(40%)・試験(60%)とする.
(テキスト・参考書)
テキスト : 宮口英樹監;認知症をもつ人への作業療法アプローチ;メジカルビュー社
参考書 :
その他
2年生課程までの全ての専門科目の単位取得を履修条件とします。知識を学習する授業とは違い、グ
ループ学習によって、老年期作業療法の介入について学習します。積極的な参加を期待しています。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 高次脳機能障害作業療法治療学
27年度
担当教員: 幸福秀和
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
木
3限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
高次脳機能障害に対する作業療法の基礎的知識を身につけることを目的とする。具体的には、高次脳機能
障害の評価、治療原理について学ぶ。また、高次脳機能障害者の日常生活や作業・職業上の困難さにつ
いて学び、各種評価方法と治療の関連について理解を深める。
(学習目標)
高次脳機能機能に対する作業療法の基礎的知識を身につけることを目標とする。 ○高次脳機能機能に
対する評価の方法を述べることができる。 ○高次脳機能障害の治療原理について説明できる。 ○日常
生活活動や作業遂行、就業の困難さを説明できる。 ○各種評価の結果を基に作業療法の方法について
説明できる。
(授業計画)
1、
授業内容
高次脳機能障害の定義、脳障害の階層性、脳局在の意味を
知る。
2、
失語症:定義と症状、分類について
回
担当教員
幸福
幸福
失認症:定義、基本的な認知の考え方、分類、代表的な症
状。
3、
視覚失認、聴覚失認、触覚失認、半側視空間無視
幸福
半側身体失認(身体の認識の障害)。
4、
失行症(動作と行為の障害):基本的な認知の考え方、分類、
代表的な症状。失認・失行の認知再教育の基本的な考え方。
幸福
5、
地誌的障害(場所の認識の障害)、記憶障害(健忘症候群)。
幸福
6、
注意障害(注意・集中力の低下)、遂行機能障害(前頭葉障
害)。
幸福
7、
認知症(定義と分類、評価、治療の方法について)
幸福
8、
行動や情緒の障害。講義のまとめ。質疑応答。
幸福
(学習評価)
期末試験の記述試験(80%)とレポート課題(20%)による、総合的な判断により評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト : 作業療法全書 作業治療学5 、高次脳機能障害、 淵雅子編集、 協同医書出版
参考書 : 理解できる高次脳機能障害、中島恵子著、三輪書店
高次脳機能障害をもつ人へのナーシングアプローチ、石川ふみよ・奥宮暁子著、医歯薬出版
高次脳機能障害、石合純夫著、医歯薬出版
プリントの配布、その他資料の配布。
その他
科目履修に際して、2年生課程までの全ての専門科目の合格が必要である。脳機能解剖学を習得しておく
必要があり、必ず復習しておくこと。特に脳の局在については整理しておくこと。積極的な授業への参加が
望ましい。
初講日:5月7日
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 日常生活活動学(作業療法)
27年度
担当教員: 内田達二
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
水
3限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
障害児や障害者、高齢者などの日常生活動作の自立、あるいは、介助量の軽減に向けた支援の方法につ
いて学習することを目的とする。具体的には、ADLの概念と範囲、ADL評価の手法、車椅子、杖の構造、種
類、処方について、また、疾患ごとに異なるADL障害の特殊性を知り、指導、及び訓練方法を学ぶ。また、
在宅や施設で生活する高齢者・障害者の生活を支援するためには、適切な福祉用具の活用と住環境整備
が必要不可欠であるため、障害のある人が自立的な生活や就労をするにあたって必要な福祉機器につい
て、その種類、適応について学習する。
(学習目標)
1 日常生活活動(ADL)の概念および評価方法について理解する 2 福祉用具 (車椅子・杖・自助具等)分
類別に具体例をあげて、その適応・使用法・指導法について説明する 3 疾患ごとに異なる日常生活活動
(ADL)障害について理解し、その指導、及び訓練方法を説明する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
日常生活活動(ADL)の概念について
内田
2、
日常生活活動(ADL)の評価方法について
内田
3、
福祉用具 (車椅子・杖・自助具等)の分類と操作、適応について
内田
4、
脳卒中のADL障害の特徴とその指導訓練について
内田
5、
脊髄損傷のADL障害の特徴とその指導訓練について
内田
6、
関節リウマチのADL障害の特徴とその指導訓練について
内田
7、
筋ジストロフィー,発達障害のADL障害の特徴とその指導訓練について
内田
8、
まとめ・質問
内田
(学習評価)
学習評価は,レポート課題と記述試験によって行う.配点は,レポート(20%)・試験(80%)とする.
(テキスト・参考書)
テキスト :伊藤利之,鎌倉矩子編;ADLとその周辺,医学書院,2008
参考書 :
その他
2年生課程までの全ての専門科目の単位取得を履修条件とします。作業療法士が生活支援を行うための基
礎となる部分について学習します。学習した内容を後期に演習いたしますので、積極的に参加してくださ
い。全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 義肢学(作業療法)
27年度
担当教員: 古田常人
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
前期
月
1限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習(講義)
(授業概要)
義肢について総合的に学習し、断端、及び装着訓練が実施できるようになることを目的とする。具体的に
は、義肢の定義、歴史、目的、切断術と断端管理、切断の作業療法について学んだ後、義肢の種類、構
造、機能、材料、製作過程、適合判定について、また、肩義手、上腕義手、前腕義手、筋電義手の装着訓
練、操作訓練、及び義足について学習する。
(学習目標)
1. 義手切断の基礎知識;切断原因・部位・特殊な切断が述べられる。
2. 上肢・下肢切断における機能的特徴が述べられる。
3. 義手の種類と構成を述べられる。
4. 義手の操作訓練とチェックアウト、断端ケアが実施できる。
5. 筋電技手の構成と原理が述べられる。
6.義足の種類と構成を述べられる。
7.義足の装着方法の指導、チェックアウト、訓練が述べられる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
義手切断の基礎知識;切断原因・部位・特殊な切断
古田
2、
上肢切断と機能的特徴、義手の種類と適応
古田
3、
義手の構成要素
古田
4、
能動義手の制御機構と操作方法、体験義手
古田
〃
5、
古田
6、
義手の作成の手続き
古田
7、
義手装着訓練、義手のチェックアウト,断端ケアなど
古田
8、
実技試験(部位名称、義手操作、チェックアウト)
古田
〃
9、
古田
10、
筋電技手:構成、原理
古田
11、
筋電技手操作演習
古田
12、
下肢切断と機能的特徴、義足の種類と適応
古田
13、
義側の構成要素
古田
14、
義足の装着方法、義足のチェックアウト、断端ケア、訓練
古田
15、
〃
(学習評価)
ペーパー試験60%,小テスト20%,技能試験20%
(テキスト・参考書)
テキスト :授業の中で資料を配布する。
参考書 : 講義の中で紹介する
その他
古田
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 評価実習(作業療法)
27年度
担当教員: 作業療法学専攻教員全員
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
専攻
時限
年次 必修・選択
作業療法
前期
3
必修
単位
時間
授業形態
6
270
実習
(授業概要)
評価実習は、3年前期までに学習した検査・測定及び評価に関する知識・技術を基に、身体障害系、精神障害系の
臨床実習施設において、実習指導者の指導・監督の下で実際の対象者に対して作業療法評価を実施する。また、こ
の評価実習では、対象者の情報収集や記録・報告を通して、対象者の全体像を把握して問題点を抽出することも含
まれる。更に、対象者の立場を理解し、「人に優しい」心での対応を実践する。
(学習目標)
○対象者との良好な人間関係を築いた上で、面接・観察を行い、その結果を正確に記録する。
○対象者の問題点・利点を抽出する。
○評価結果をまとめ考察を加える。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
全体オリエンテーション・施設見学
作業療法学専攻
教員全員
2、
作業療法部門の説明
作業療法学専攻
教員全員
3、
他部門(PT, Ns, ST, MSW)オリエンテーション
作業療法学専攻
教員全員
4、
作業療法部門治療場面見学
作業療法学専攻
教員全員
5、
評価法デモンストレーション
作業療法学専攻
教員全員
6、
評価に関する情報収集
作業療法学専攻
教員全員
7、
対象者の評価・考察
作業療法学専攻
教員全員
8、
他部門の活動への参加
作業療法学専攻
教員全員
9、
デイリーノート・ケースノート・ケースレポート作成
作業療法学専攻
教員全員
10、
症例報告(口頭)
作業療法学専攻
教員全員
11、
実習振り返り
作業療法学専攻
教員全員
12、
13、
14、
15、
(学習評価)
評価実習成績、セミナー、症例レポートで判定
(テキスト・参考書)
テキスト :評価実習で必要とするすべての専門書
参考書 :
その他
1)評価実習前に、オリエンテーション、評価実習指導者と事前打ち合わせを実施する。
2)評価実習後に、セミナーを実施する。
3)学生は身体障害領域、精神障害領域各領域を一つずつ実習する。順番などは個々の学生により異なる。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 福祉工学
27年度
担当教員: 徳田哲男
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
時限
専攻
月
4限
理学療法・作業療法
年次 必修・選択
3
選択
単位
時間
授業形態
1
30
演習(講義)
(授業概要)
障害者や高齢者が自立生活を営むために必要な福祉用具や生活環境のあり方について理解することを目的
とする。そのために、生活環境のあり方について、福祉工学的アプローチに基づく調査あるいは実験的な種々
の取り組みについて、また、福祉用具や、生活環境整備の根底にある、ものづくりに対する設計について学習
する。
(学習目標)
福祉工学的アプローチにもとづく、ヒトと機器と使用環境のつながりに関する理解を深める。
最新の福祉機器の開発事例やビジュアルエイドを通して福祉工学の領域を整理することで、機器の使用方法
や使用性能を理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
超後期高齢社会への変遷と生活像
徳田
2、
利用者への理解、加齢や障害に対する基本的な考え方
徳田
3、
福祉工学とは?。人間特性の理解を深める手法の構築
徳田
4、
四大障壁の解消に向けた対応と誤解およびその現状
徳田
5、
事故防止への安全対策、寝たきり防止から座らせきり防止
徳田
6、
生活環境整備に伴う自立期間の変遷
徳田
7、
利用者特性を前提としたモノづくり
徳田
8、
福祉用具の範囲と開発への視点
徳田
9、
福祉用具の活用、新領域および関連の制度や資格
徳田
10、
居住実態による安全・安心の水準、住宅改修の範囲と改善点
徳田
11、
福祉のまちづくり、点から線に至る法的整備
徳田
12、
多様なライブウェアに応じたハード・ソフトの充実
徳田
13、
面的整備へ向けた制度や資格
徳田
14、
自立継続に要求される製品・環境配慮、安全・健康・自立への視点
徳田
15、
まとめ・質問
徳田
(学習評価)
期末試験は記述試験により行う(100%)
(テキスト・参考書)
テキスト :徳田哲男著 福祉工学による生活環境支援(福祉を拓くテクノロジーの世界),日本出版サービス
参考書 : (社)人間生活工学研究センター編 人間生活工学第4巻快適な生活環境設計,丸善
その他
福祉機器を活用することで、自立支援や介護支援のあり方、その幅を広げてほしい。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 保健医療英語講読
担当教員: ウイリアム・ウェザリー
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日 時限
後期
水
2限
27年度
理学療法・作業療法
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
選択
1
30
演習
(授業概要)
保健医療英語講読では自立的な英語学習能力を養うことを目的とする。そのため、健康・医療
問題に焦点をおいたテキストを読み、内容を理解する能力を養いながら、幅広い医学用語・表
現を習得する。さらに国際的な学術雑誌やデータベースに掲載されている内容を正確に理解す
る力を養う。インターネット等から各回のテーマに関連した最新の英語情報を収集し、レポート
にまとめる等の課題を通して自ら課題を発見、設定しかつ発展させる自立的な学習を行う。
(学習目標)
自ら健康・医療に関する英語文献の解読・説明できるようになり、英語での総合的な理解を深
めることを目標とする。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション
ウェザリー
2、
外国メディアにみられる健康・医療問題①
ウェザリー
3、
外国メディアにみられる健康・医療問題②
ウェザリー
4、
外国メディアにみられる健康・医療問題③
ウェザリー
5、
学術英語論文(概要・構成)
ウェザリー
6、
学術英語論文(要旨購読①)
ウェザリー
7、
学術英語論文(要旨購読②)
ウェザリー
8、
引用・参考文献のフォーマット
ウェザリー
9、
臨床関係購読①
ウェザリー
10、
臨床関係購読②
ウェザリー
11、
臨床関係購読③
ウェザリー
12、
臨床関係購読④
ウェザリー
13、
英語文献の検索
ウェザリー
14、
論文投稿規定
ウェザリー
15、
まとめ
ウェザリー
(学習評価)
小テスト・提出課題(40%)、期末試験(60%)によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 配布プリント
参考書 : 講義の中に適宜紹介する。
その他
英和・和英辞書(電子媒体の辞書も可)を毎回持参すること。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 理学療法学研究法
27年度
担当教員:杉本諭
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
A 木
B 木
時限
2限
1限
専攻
理学療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
研究とは何か、研究へのアプローチと進め方はどのように行うか、研究成果はどのようにまとめるかなど卒
業研究に結びつくような理学療法の研究法について演習を中心に学習する。内容は、問題関心、研究課題
設定の方法、先行研究の調査、統計的データの活用方法などについて学習する。
(学習目標)
①理学療法研究の意義・必要性を理解できる
②研究テーマの設定から研究の実際、研究発表、論文の書き方など、研究に関する一連の流れを理解でき
る。
③文献(和文・英文)の検索、収集、要約ができる。
④データの統計学的処理と解釈ができる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
理学療法と研究
杉本
2、
研究の進め方1
杉本
3、
研究の進め方2
杉本
4、
文献の検索方法と論文の読み方
杉本
5、
研究計画書・研究論文の書き方
杉本
6、
理学療法研究における統計の実際
杉本
7、
理学療法研究における統計の実際
杉本
8、
理学療法研究における統計の実際
杉本
9、
理学療法研究における統計の実際
杉本
10、
理学療法研究における統計の実際
杉本
11、
研究計画の発表(パワーポイントによるプレゼンテーション)
杉本
12、
研究計画の発表(パワーポイントによるプレゼンテーション)
杉本
13、
研究計画の発表(パワーポイントによるプレゼンテーション)
杉本
14、
研究計画の発表(パワーポイントによるプレゼンテーション)
杉本
15、
研究計画の発表(パワーポイントによるプレゼンテーション)
杉本
(学習評価)
研究計画書(40%)、ICR臨床研究入門の修了証(10%)、プレゼンテーション(50%)
(テキスト・参考書)
テキスト : 石川 朗・他編集 リハビリテーション統計学 中山書店 2015年
参考書 : 内山 靖・他編集 標準理学療法学 理学療法研究法第3版 医学書院 2013年
その他
臨床研究教育の無料サイト「ICR臨床研究入門(ICRweb)」のうち、「臨床研究の基礎知識講座」を各自で受
講し、修了証を第15回の授業までに提出すること。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:理学療法技術論C
(小児中枢神経系)
27年度
担当教員: 田代千惠美、大村陽子(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
後期
金
2限
理学療法
3
必修
1
15
講義
(授業概要)
脳性麻痺を始めとした小児の中枢神経疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な知識を身に
つけることを目的とする。具体的には、新生児から月齢の進行に伴う正常発達を踏まえた上で、小児
の姿勢発達・運動発達を中心に、その変化を的確に捉えられるように学習する。そして、脳性小児麻痺
や遺伝に伴う疾患を始めとする小児患者の特徴について、また、児童を取り巻く家庭や社会の多様な
問題点を考慮しながら、その理学療法について学習する。また、小児の治療に特徴的なファシリテー
ションテクニックについても学ぶ。
(学習目標)
障害児の疾病構造、神経学的側面について理解する。
健常児・障害児の観察能力を身につけ、療育及びチームアプローチについて学習する。 障害児の評
価・治療について学習する
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
小児理学療法の目的と歴史、リハビリテーション
田代
2、
小児理学療法の目的、展開、正常発達
田代
3、
運動発達の分析:正常姿勢発達に関する反射・反応
田代
4、
運動障害をきたす小児(1):脳性麻痺児の発達
大村
5、
脳性麻痺児:評価 ・治療
大村
6、
運動障害をきたす小児(2):神経・筋疾患
大村
7、
運動障害をきたす小児(3):脊髄障害他、評価・治療
大村
8、
小児の坐位:車椅子、坐位保持椅子、まとめ
田代
(学習評価)
定期試験の成績80%、授業内レポートの成績20%とし、総合して評価します。
(テキスト・参考書)
教科書
小児リハビリテーション医学 栗原まな 医歯薬出版
参考書
脳性麻痺 五味重春 編 医歯薬出版株式会社
脳性まひ児の早期治療 訳 今川忠男、医学書院
(標準理学療法学 各論専門分野 運動療法学 各論 編集 吉尾雅春 医学書院)
臨床リハビリテーション 小児リハビリテーションII 岩谷力・土肥信之 編集 医歯薬出版株式会社
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 理学療法技術論D(神経筋疾患)
27年度
担当教員: 金子誠喜
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
後期
金
3限
理学療法
3
必修
2
30
講義
(授業概要)
神経筋疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な知識を身につけることを目的とする。具体的には、理学療
法の対象として頻度の高いパーキンソン病、ギランバレー症候群、進行性筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化
症、重症筋無力症などの難病、神経・筋障害の病態、及びこれらに係る検査・測定法、評価法、理学療法治療法に
ついて、系統的に学習する。また、疾患の急性期から慢性期まで、経過を追って理解する。更に、進行性疾患や難病
患者の心理的問題や社会制度にも触れ、総合的な対応ができるように学習する。
(学習目標)
パーキンソン病、ギランバレー症候群、進行性筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症などの難
病、神経・筋障害の病態を解説できるようにし,及びこれらに係る検査・測定法、評価法、理学療法治療法について、
選択できるようにする。また、疾患の急性期から慢性期まで、経過を追って述べられるようにする.
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
神経筋疾患の概要
金子
2、
頭外傷・脳腫瘍の理学療法評価・治療 1
金子
3、
頭外傷・脳腫瘍の理学療法評価・治療 2
金子
4、
小脳性運動失調症・脊髄小脳変性症の理学療法 評価・治療 1
金子
5、
小脳性運動失調症・脊髄小脳変性症の理学療法 評価・治療 2
金子
6、
筋萎縮性側索硬化症の理学療法評価・治療 1
金子
7、
筋萎縮性側索硬化症の理学療法評価・治療 2
金子
8、
多発性硬化症の理学療法評価・治療 1
金子
9、
多発性硬化症の理学療法評価・治療 2
金子
10、
ニューロパチー(ギランバレー症候群等)の理学療法評価・治療 1
金子
11、
ニューロパチー(ギランバレー症候群等)の理学療法評価・治療 2
金子
12、
筋ジストロフィーの理学療法 評価・治療 1
金子
13、
筋ジストロフィーの理学療法 評価・治療 2
金子
14、
多発性筋炎・重症筋無力症の理学療法評価・治療
金子
15、
神経筋疾患の理学療法まとめ
金子
(学習評価)
学習評価は、筆記試験(100%)で行う。
(テキスト・参考書)
テキスト : 標準理学療法学 専門分野 「運動療法学 各論」
参考書 : 運動療法学 市橋則明 文光堂
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
27年度
授業科目名:理学療法技術論E(循環器・代謝系) 担当教員:鈴木輝美
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
水
3限
理学療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
循環器・代謝系疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な知識を身につけることを目的とする。具
体的には、生活習慣病患者の増加とともに急増している狭心症や心筋梗塞を始めとする循環器系疾患、
糖尿病などの代謝系疾患の理学療法について学ぶ。これらの疾患は、理学療法中に生命にかかわる場
合もあり、正しい知識の習得が重要である。そのため、病態の理解、測定・検査法と評価法、目標設定と理
学療法の治療計画、リスク管理、治療効果など、理学療法の基本原則と理学療法の流れを身につける。
更に、患者が速やかに社会復帰できるような治療支援の方法について学習する。
(学習目標)
循環器・代謝疾患のリハビリテーションについて、病態理解から社会復帰までの一連の流れを理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
内部障害の理解、リハビリテーションにおけるリスク管理とは
鈴木
2、
生活習慣病・肥満の問題と評価
鈴木
3、
メタボリック・シンドローム
鈴木
4、
糖尿病の概要・評価・糖尿病の合併症
鈴木
5、
糖尿病の治療・食事療法
鈴木
6、
糖尿病の薬物療法・運動療法
鈴木
7、
心臓の構造・運動と循環
鈴木
8、
冠危険因子と虚血性心疾患(分類・治療・経過)
鈴木
9、
循環器疾患の評価・リスク管理・モニタリング
鈴木
10、
心電図の診方
鈴木
11、
リスクの層別化
鈴木
12、
心不全の病態理解とリスク管理
鈴木
13、
心臓リハビリテーションの実際
鈴木
14、
急性期心臓リハビリテーションの実際
鈴木
15、
回復期心臓リハビリテーションの実際
鈴木
(学習評価)
記述試験(100点)
(テキスト・参考書)
テキスト :内部障害理学療法学 循環・代謝/中山書店
参考書 :理学療法リスク管理マニュアル 第2版/三輪書店
内部障害理学療法学テキスト/南江堂
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
病気がみえる循環器疾患 MEDIC MEDIA
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:理学療法技術論F(呼吸器系)
27年度
担当教員:内田学
(開講学期及び日時・科目種別)
期
後期
曜日
時限
火
3限
専攻
年次 必修・選択
理学療法
3
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
呼吸器系の理学療法が行えるようになるため、必要な知識を身につけることを目的とする。具体的には、小児
の呼吸器障害から加齢に伴う高齢者の呼吸器障害、また、外傷後の呼吸器障害などの基礎知識、病態を理
解した上で、測定・検査法と評価法、目標設定と理学療法の治療計画、リスク管理、治療効果など、理学療法
の基本原則と理学療法の流れを学ぶ。更に、年齢特性に配慮しながら、急性期の治療から、患者が速やか
に、学校や社会に復帰できるような治療支援の方法について学習する。
(学習目標)
・呼吸機能障害の内容について理解する。・呼吸理学療法の対象疾患について病態を理解する。・評価結果
に基づいた呼吸理学療法の具体的介入手技について学ぶ。効果判定の方法について学ぶ。
(授業計画)
授業内容
回
呼吸の解剖学・生理学・運動学
担当教員
1、
呼吸リハビリテーションの概念
2、
呼吸機能障害(肺気量による区分、血液ガスによる規定)
内田
3、
呼吸不全の症状(Ⅰ型呼吸不全、Ⅱ型呼吸不全)
内田
4、
呼吸機能評価(スパイロメトリーなど)、画像所見(X-P、CT)
内田
5、
呼吸困難感(Borg scale 、MRC) ・ フィジカルアセスメント
内田
6、
呼吸リハビリテーション(1)腹式呼吸、胸式呼吸、リラクセーション
内田
7、
呼吸リハビリテーション(2)徒手的胸郭伸長、呼吸介助法
内田
8、
呼吸リハビリテーション(3)特殊テクニック(スクイージングなど)
内田
9、
呼吸不全の病態に合わせた適切な運動療法プログラム
内田
10、
人工呼吸器の理解(従量、従圧)
内田
11、
周術期における呼吸器合併症を予防する為の理学療法
内田
12、
呼吸不全患者の生活指導(ADL場面での評価)
内田
13、
体位排痰手技の理解
内田
14、
患者教育(病態、栄養、運動、服薬 など)
内田
15、
吸引実習
内田
(学習評価)
中間試験(30%)、期末試験(70%)で算定する。
(テキスト・参考書)
テキスト : 内部障害理学療法学 呼吸
参考書 :
(中山書店)
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
内田
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:運動療法D(外傷性疾患運動療法)
27年度
担当教員:松井伸子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
後期
土
専攻
時限
A 2限
B 3限
年次 必修・選択
理学療法
3
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
脊髄損傷などの外傷性運動器疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な技術を身につけることを
目的とする。具体的には、脊髄損傷、切断の整形外科疾患に関して、治療原理と治療手技について実技
を交えて学習する。各疾患の急性期・回復期・慢性期における、リスク管理、治療アプローチはそれぞれ異
なっているため、実際の臨床の場面で各疾患の患者の状態に合わせ、治療アプローチを選択し、実施でき
る技術を身につけ、患者を指導できるように学習する。
(学習目標)
神経学的評価から残存機能髄節を判断し、最終獲得機能と関連づけることができる。
合併症について理解し、管理方法を述べることができる。
運動療法の流れと到達目標について述べることができる。
社会復帰後の生活および活動について考えることができる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
総論:脊髄の解剖、脊髄損傷の原因
松井
2、
脊髄損傷の合併症と管理1
松井
3、
脊髄損傷の合併症と管理2
松井
4、
脊髄損傷の合併症と管理3
松井
5、
脊髄損傷の合併症と管理4
松井
6、
脊髄損傷の理学療法評価
松井
7、
神経学的評価と予後予測
松井
8、
脊髄損傷の運動学
松井
9、
急性期の運動療法1
松井
10、
急性期の運動療法2
松井
11、
回復期前期の運動療法1
松井
12、
回復期前期の運動療法2
松井
13、
回復期後期の運動療法1
松井
14、
回復期後期の運動療法2
松井
15、
脊髄損傷者の車椅子・生活・在宅・スポーツ
松井
(学習評価)
筆記試験(60%)、小テスト・レポート(40%)
(テキスト・参考書)
テキスト :
参考書 :1)神奈川リハビリテーション病院脊髄損傷マニュアル編集委員会
:脊髄損傷マニュアルーリハビリテーション・マネージメントー第2版 医学書院
2)二瓶隆一 他編著:頸髄損傷のリハビリテーション改訂第2版 協同医書出版社
3)武田功 編著:PTマニュアル脊髄損傷の理学療法 第2版 医歯薬出版株式会社
4)初山泰弘編:脊髄損傷~包括的リハビリテーション~ 医歯薬出版株式会社 など
その他
予習復習を行うこと。
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 運動療法E(中枢神経系運動療法)
27年度
担当教員: 金子誠喜
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
後期
木
専攻
時限
A 4限
B 2限
年次 必修・選択
理学療法
3
単位
時間
授業形態
1
30
演習
必修
(授業概要)
脳卒中を始めとした中枢神経疾患の理学療法が行えるようになるため、必要な技術を身につけることを目的と
する。具体的には、脳血管障害、パーキンソン病、神経難病に関して、治療原理と治療手技について実技を交
えて学習する。各疾患の急性期・回復期・慢性期における、リスク管理、治療アプローチはそれぞれ異なってい
るため、実際の臨床の場面で各疾患の患者の状態に合わせ、治療アプローチを選択し、実施できる技術を身に
つけ、患者を指導できるように学習する。
(学習目標)
代表的神経系疾患についての理学療法としての検査,評価を選択,実施が可能となるよう習得するとともに,
パーキンソン病,小脳変性疾患などの運動療法を計画,実施できるように学ぶ.
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
脳血管障害の運動療法演習
金子
2、
脳血管障害の運動療法演習
金子
3、
脳血管障害の運動療法演習
金子
4、
パーキンソン病の理学療法演習
金子
5、
パーキンソン病の理学療法演習
金子
6、
頭外傷・脳腫瘍の理学療法 評価・治療
金子
7、
小脳性運動失調症・脊髄小脳変性症の理学療法評価・治療
金子
8、
小脳性運動失調症・脊髄小脳変性症の理学療法評価・治療
金子
9、
筋萎縮性側索硬化症の理学療法評価・治療
金子
10、
筋萎縮性側索硬化症の理学療法評価・治療I
金子
11、
ニューロパチー(ギランバレー症候群等)の理学療法
金子
12、
ニューロパチー(ギランバレー症候群等)の理学療法
金子
13、
筋ジストロフィーの理学療法
金子
14、
筋ジストロフィーの理学療法
金子
15、
多発性硬化症・多発性筋炎・重症筋無力症の理学療法評価・治療
金子
(学習評価)
学習評価は、筆記試験(100%)とする。
(テキスト・参考書)
テキスト : 標準理学療法学 専門分野 「運動療法学 各論」
参考書 :①神経・筋疾患のマネージメント : 難病患者のリハビリテーション,加倉井周一, 清水夏繪編集. -- 医学書院, 1997
②神経疾患のリハビリテーション平井俊策, 江藤文夫編. -- 第2版. -- 南山堂, 1997
③運動療法学 市橋則明 文光堂
その他
履修条件:先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
理学療法技術論Dを既修であるか,または,同時に履修することが必要である.
東京医療学院大学シラバス
27年
度
授業科目名: 装具学(理学療法)
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日 時限
後期
金
1限
理学療法
担当教員: 荻野雅史
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
必修
1
30
演習(講義)
(授業概要)
装具について総合的に学習し、装着及び基本的な装具の制作が出来ることを目的とする。具
体的には、総論として、装具の定義、歴史、目的、最近の動向を学習する。各論では、上肢・
手指・下肢・体幹装具・自助具・歩行補助具について、構造、機能材料、製作過程、適合判定
について学習する。また、簡易な装具・自助具については、対象者に合わせて作製できるよう
に、その手法を学ぶ。装具の構造理解ができた上で、装具の装着訓練方法、装具使用での
動作訓練法を学習する。
(学習目標)
骨関節疾患や脳・神経筋疾患などにより運動機能障害を呈した人に対して適切な装具療法
が実施できるようになるために、装具の基本的な構造と機能を理解し、疾患や障害に適した
装具の選択や装具療法を理解する。また、装具の適合についてチェックアウトの方法を習得
し、下肢装具制作のための採型手順を体験する。さらに、車椅子と歩行補助具について、障
害に適した選択ができるようになるために、種類、目的、適応、使用方法を理解する。
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
1、
装具、装具療法とは
荻野
2、
下肢装具の部品とその機能
荻野
3、
短下肢装具
荻野
4、
長下肢装具・股装具・膝装具
荻野
5、
靴形装具
荻野
6、
下肢装具のチェックアウト
荻野
7、
体幹装具、側彎症装具
荻野
8、
上肢装具と自助具
荻野
9、
車椅子、歩行補助具
荻野
10、
疾患別装具の処方 (1)脳卒中片麻痺の装具
荻野
11、
疾患別装具の処方 (2)整形外科疾患の装具
荻野
12、
疾患別装具の処方 (3)関節リウマチの装具
荻野
13、
疾患別装具の処方 (4)対麻痺・小児の装具
荻野
14、
疾患別装具の処方 症例演習
荻野
15、
まとめ 装具学総括
荻野
(学習評価)
期末試験の成績(100%)にて評価
(テキスト・参考書)
テキスト :石川朗、佐竹將宏編集 「15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト 装具学」 中
山書店
参考書 :
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:地域リハビリテーション学
27年度
担当教員:小島基永、吉井智晴、上原栄一郎、
幸福秀和(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
火
4限
理学療法
年次 必修・選択
3
単位
時間
授業形態
2
30
講義
必修
(授業概要)
超高齢社会の進行などに伴って、リハビリテーションを必要とする高齢者や障害のある人が住みなれた
地域で、そこに住む人々と関わりながら生活ができるように支援するための地域でのリハビリテーション
サービスについて理解することを目的とする。具体的には、高齢者や障害のある人が自宅で生活するた
めに、地域の行政や老人保健法及び介護保険法・障害者自立支援法などを活用した医療や保健、福祉
におけるリハビリテーションによる支援の在り方について学習する。
(学習目標)
地域リハビリテーションの定義、活動理念、関連領域とシステム、さらに直接的サービスの現状と課題に
ついて理解する。発展途上国における地域リハビリテーションの展開について理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション、地域リハビリテーションの歴史、理念と定義
小島
2、
地域リハビリテーションの関連領域・関連法規
小島
3、
地域リハビリテーションと介護保険
小島
4、
地域リハビリテーションと地域包括ケア_連携とネットワーク構築
小島
5、
地域リハビリテーションの実際_国内外の実践事例
小島
6、
ケアマネージメント(1)
吉井
7、
ケアマネージメント(2)
吉井
8、
ケアマネージメント(3)
吉井
9、
ケアマネージメント(4)
吉井
10、
精神障害者の地域支援(1)
上原
11、
精神障害者の地域支援(2)
上原
12、
精神障害者の地域支援(3)
上原
13、
発達障害者の地域支援(1)
幸福
14、
発達障害者の地域支援(2)
幸福
15、
発達障害者の地域支援(3)
幸福
(学習評価)
定期試験の成績80%、授業内レポートの成績20%とし、総合して評価します。
(テキスト・参考書)
テキスト :地域リハビリテーションマニュアル 伊藤利之・白野明・田中理・渡邉愼一編集 三輪書店
地域リハビリテーション論(Ver. 5) 大田仁史 他 三輪書店
参考書:地域リハビリテーション白書(3)地域包括ケア時代を見据えて 澤村誠志 他 三輪書店
地域リハビリテーション原論 Ver.5 大田仁史 医歯薬出版
地域理学療法学 第3版 牧田光代編 医学書院
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得。リハビリテーション概論、地域理学療法学・作業
療法等の基礎知識をベースとして学習を行うので、1、2年次で開講されている科目の学習は不可欠で
す。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 地域理学療法学
27年度
担当教員: 小島基永、眞保実
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
木
3限
後期
専攻
年次 必修・選択
理学療法
3
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
地域リハビリテーションの分野で理学療法が実施できるための実践的な支援についての方法を身に付け
ることを目的とする。具体的には、地域リハビリテーション学で学んだ地域での基本的支援を基に、理学
療法士として、対象者を生活者としてとらえ、心身の機能を把握した上で、その人に合った方法や必要な
サービスをどのようにコーディネイトしていくかを理解する。そのために包括的な視点から理学療法のあり
方を捉え、問題解決指向型の学習により身に付ける。
(学習目標)
地域に暮らす高齢者や障害者を生活者としてとらえ、包括的な視点から理学療法のあり方を理解する。
地域での理学療法実施の計画が立てられる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
地域理学療法概論
小島、眞保
2、
介護予防概論
小島、眞保
3、
介護予防プログラム:口腔機能向上・栄養改善・認知機能低下
小島、眞保
4、
介護予防事業評価・地域高齢者ケアマネジメント
小島、眞保
5、
地域包括ケア
小島、眞保
6、
障害者ケアマネジメント
小島、眞保
7、
通所理学療法
小島、眞保
8、
訪問理学療法
小島、眞保
(学習評価)
筆記試験(60%)、レポート課題(40%)による。
(テキスト・参考書)
テキスト :
特に指定しない。必要に応じて配布する。
参考書 :
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 作業療法学研究法
担当教員: 里村惠子、内田達二(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日 時限
後期
月
1限
27年度
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
必修
1
30
演習
作業療法
(授業概要)
研究とは何か、研究へのアプローチと進め方はどのように行うか、研究成果はどのようにまと
めるかなど、卒業研究に結びつくような作業療法の研究法について演習を中心に学習する。内
容は、問題関心、研究課題設定の方法、先行研究の調査、作業療法における質的・量的研究
方法などについて学習する。
(学習目標)
作業療法学における研究の意義を学び、研究計画の立案から、論文を作成できること。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
コースオリエンテーション、研究とは
里村
2、
研究のプロセス、文献の読み方
里村
3、
文献研究
里村
4、
実験研究
内田
5、
統計手法1 記述統計・推測統計
内田
6、
統計手法2 相関・予測の分析
内田
7、
統計演習1 統計ソフトの使用方法
内田
8、
統計演習2 統計ソフトの使用方法
内田
9、
研究計画、妥当性、信頼性について
内田
10、
測定方法、対象者
内田
11、
研究倫理
里村
12、
調査研究
里村
13、
原著論文の書き方
里村
14、
領域別の研究の実際
里村
15、
抄録文献を読む
里村
(学習評価)
期末試験70%、レポート30%
(テキスト・参考書)
テキスト :鎌倉 矩子他:作業療法士のための研究法入門 三輪書店1997
参考書 :
その他
3学年前期までに配置されているすべての必修科目を習得済みであることが、受講の条件で
ある。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:身体障害作業療法治療学2
(疾患別治療学)
27年度
担当教員:幸福秀和、浅沼辰志(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
木・金
3限・1限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
中枢神経系疾患を始めとした各種疾患について、作業療法の方法を理解することを目的とする。具体的には、
専門基礎科目で学習した、疾患についての知識を基に、脳血管障害、脊髄損傷、リウマチ、骨折、神経・筋疾
患等の作業療法の治療原理、治療方法について学習する。
(学習目標)
身体障害における作業療法治療の基本的考え方を理解できる。
身体障害を引き起こす疾患毎(脳血管障害,脊髄損傷,リウマチ,骨折,神経・筋疾患等)の作業療法治療原
理,治療方法を理解できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
身体障害における作業療法治療の基本的考え方
幸福
2、
骨折における作業療法治療
幸福
3、
骨折における作業療法治療
幸福
4、
脊髄損傷における作業療法治療
幸福
5、
脊髄損傷における作業療法治療
幸福
6、
脳血管障害における作業療法治療:上肢感覚運動機能
幸福
7、
脳血管障害における作業療法治療:体幹・下肢機能
幸福
8、
脳血管障害における作業療法治療:認知・心理機能
幸福
9、
脳血管障害における作業療法治療:基本的動作・応用的動作
幸福
10、
リウマチにおける作業療法治療
浅沼
11、
リウマチにおける作業療法治療
浅沼
12、
神経・筋疾患における作業療法治療
浅沼
13、
神経・筋疾患における作業療法治療
浅沼
14、
内部障害・その他の疾患における作業療法治療
浅沼
15、
まとめ
幸福
(学習評価)
学習評価は,期末試験(記述試験;配点95%)と授業内小テスト(配点5%)によって行う
(テキスト・参考書)
テキスト :作業治療学1・身体障害(協同医書)
参考書 : 身体障害の作業療法(協同医書)
: 作業処方(メジカルビュー社)
その他
臨床医学系科目を復習しておくこと。
3年前期までのすべての必修科目を習得していることを履修の条件とする。
東京医療学院大学シラバス
27年度
授業科目名: 身体障害作業療法治療学演習 担当教員: 浅沼辰志、内田達二
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
後期
水
4限
作業療法
3
必修
1
30
演習
(授業概要)
身体障害の作業療法治療に関する技術、及び対象者に対応するときの態度を身につけることを目的
とする。具体的には、身体障害作業療法治療学2(疾患別治療学)で学んだ内容を基に、ペーパープ
ランニング、及び学生同士で治療実施に関する演習を行い、実践的な技術と態度を身につける。実
践的能力の到達レベルを評価する目的で実技試験を実施する。
(学習目標)
身体障害領域の主な疾患の作業療法評価から、治療実施、再評価、治療方法の変更などの一連の
作業療法プロセスを模擬的に実施することができる。
(授業計画)
授業内容
回
1、
2、
3、
4、
担当教員
脳卒中片麻痺 症例の提示・SGD・評価計画立案
浅沼、内田
プレゼンテーション準備 (教員に発表前の内容のチェックを受ける)
【発表】評価計画のプレゼンテーションと評価のデモンストレーション
プレゼンテーション準備 (教員に発表前の内容のチェックを受ける)
浅沼、内田
浅沼、内田
浅沼、内田
5、
【発表】問題点の抽出と目標の設定のプレゼンテーション
浅沼、内田
6、
治療プログラム立案と治療実施のデモンストレーション準備
浅沼、内田
7、
【発表】
プレゼンテーション(G1・2・3)
浅沼、内田
8、
【発表】
プレゼンテーション(G4・5)
浅沼、内田
9、
脳卒中の最終回は再評価の項目と結果の提示、目標変更、治療方法変更
についてのディスカッション
浅沼、内田
10、
【プロジェクト】 1)脊損 2)骨折 3)末梢神経障害
5)筋萎縮性側索硬化症
浅沼、内田
4)ギランバレー
11、
プレゼンテーション準備
浅沼、内田
12、
プレゼンテーション準備 (教員に発表前の内容のチェックを受ける)
浅沼、内田
13、
【発表】 脳卒中に準じた形でデモンストレーションを含めてプレゼンテーション(G1・2)
浅沼、内田
14、
【発表】プレゼンテーション(G3・4)
浅沼、内田
15、
【発表】プレゼンテーション(G5) まとめのディスカッション
浅沼、内田
(学習評価)
①発表方法、態度などは評価シートに沿って評価する(20%)
②発表内容に関してはレポートおよび期末に口頭試問で評価する(80%)。
レポートは、根拠となる文献調査なども重視しながら評価する。
(テキスト・参考書)
図書館を十分に活用してください。
その他
プロジェクトは5~6名を1グループとして実施する。それぞれの発表は、パワーポイントを使用する。
なお資料の印刷は、予め原稿の形で教員に提出してください。こちらでコピーします。なお指定の日
時までに提出できないときは、発表者が各自で教員分も含めてコピーしてください。
3年前期までのすべての必修科目の単位を修得していることを履修の条件とする。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 精神障害作業療法治療学2(疾患別治療学)
27年度
担当教員:里村恵子
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
水
3限
作業療法学専攻
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
2
30
講義
(授業概要)
精神障害分野の各種疾患に対して作業療法の方法を理解することを目的とする。具体的には、専門基礎
科目で学習した疾患についての知識を基に、統合失調症、気分障害、アルコール依存症、人格障害等に
対する作業療法の治療原理、治療方法を学習する。
(学習目標)
1.精神障害分野の各疾患についての、作業療法計画のための評価方法を学ぶ。
2.各疾患についての、作業療法の実践過程とその方法を学ぶ。
3.各疾患における、作業療法士の役割を学ぶ。
4.取り上げる疾患は、統合失調症、気分障害、アルコ-ル依存症、知的障害、神経症性障害、人格障
害、てんかんである。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
コ-スオリエンテ-ション
里村
2、
統合失調症とは、統合失調症の評価
里村
3、
統合失調症に対する作業療法の実践
里村
4、
統合失調症と環境調整
里村
5、
気分障害とは、気分障害の評価
里村
6、
気分障害に対する作業療法の実践
里村
7、
神経症性障害とは、神経性障害の評価
里村
8、
神経症性障害に対する作業療法の実践
里村
9、
人格障害とは、人格障害の評価
里村
10、
人格障害に対する作業療法の実践
里村
11、
知的障害とは、知的障害の評価と作業療法の実践
里村
12、
アルコ-ル依存症、薬物依存症とは、依存症の評価と実践
里村
13、
家族支援
里村
14、
てんかんとは、てんかんの評価と作業療法の実践
里村
15、
司法精神医療
里村
(学習評価)
試験とレポ-トによって行う。配点は試験70%、レポ-ト30%である。
(テキスト・参考書)
テキスト : 小林夏子編、精神機能作業療法学 医学書院
参考書 :
その他
3年前期までに配置されているすべての必修科目の習得を履修の条件とする。
3年前期までに配置されているすべての必修科目の習得を履修の条件とする。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 精神障害作業療法治療学演習
27年度
担当教員: 里村恵子、上原栄一郎
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
後期
水
時限
専攻
1限
作業療法
年次 必修・選択
3
単位
時間
授業形態
1
30
演習
必修
(授業概要)
精神障害の作業療法臨床における実践的な技術、及び対象者に接するときの態度を身につけることを目的と
する。具体的には、疾患別にペーパープランニング等を通して、またレクリエーションやアクティビティを疾患別
に考案し、学生間で治療実施に関する演習を行い、実践的な技術と態度を身につける。実践的能力の到達レ
ベルを評価する目的で実技試験を実施する。
(学習目標)
自己の治療的利用を円滑に進めるために自己理解を演習にて体験し、自己の特徴を把握した上で疾患別や
治療状況に応じた適切な実践能力を身につける。
疾患別の理解と援助方法を知り、演習においてロールプレイすることで他者からのフィードバックを得て、適切
な実践技能と態度を身につける。
演習記録を総合臨床実習形式で記述する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
精神障害作業療法の実際
里村・上原
2、
作業療法の治療構造
里村・上原
3、
個人療法と集団療法
里村・上原
4、
集団療法の準備
里村・上原
5、
集団力動
里村・上原
6、
回復段階に応じた作業療法
里村・上原
7、
地域生活支援
里村・上原
8、
治療理論概説
里村・上原
9、
治療理論各論
里村・上原
10、
精神別デイケア
里村・上原
11、
精神別デイケア
里村・上原
12、
精神科領域での社会資源
里村・上原
13、
精神科領域での社会資源
里村・上原
14、
リスク管理
里村・上原
15、
まとめ
里村・上原
(学習評価)
期末試験は記述試験により行う。また、レポートにも配点を行う。(記述試験80%、レポート20%)
(テキスト・参考書)
テキスト : 小林夏子編、精神機能作業療法学、医学書院
参考書 :
その他
3年前期までに配置されているすべての必修科目の習得を履修の条件とする。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 発達障害作業療法治療学2
27年度
担当教員: 三浦香織
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
作業療法
後期
金
3限
年次
3
必修・選択
必修
単位
1
時間 授業形態
15
講義
(授業概要)
発達障害分野の各種疾患・障害に対する作業療法の方法を理解することを目的とする。具体
的には、専門基礎科目で学習した疾患についての知識を基に、脳性麻痺、精神発達沈滞、
重症心身障害、学習障害、広凡性発達障害、筋ジストロフィー等の疾患別の評価から治療の
一連の流れ、治療理論、治療方法について学習する。
(学習目標)
発達期の各疾患・障害の評価と治療について説明することができる。
(授業計画)
授業内容
回
評価と治療の流れ
担当教員
1、
オリエンテーション
2、
脳性まひの評価と治療
三浦
3、
筋ジストロフィーの評価と治療
三浦
4、
二分脊椎の評価と治療
三浦
5、
重症心身障害の評価と治療
三浦
6、
知的障害の評価と治療
三浦
7、
発達障害の評価と治療
三浦
8、
子どもの虐待の評価と治療、まとめ
三浦
三浦
(学習評価)
期末試験80%、レポート20%
(テキスト・参考書)
テキスト :三浦香織他編:小児・発達期の包括的アプローチ PT・OTのための実践的リハビ
リテーション 文光堂
参考書 :神作一実編:作業療法学ゴールドマスター7 発達障害作業療法学 メジカル
ビュー社
その他
全講座修了後の翌週に期末試験を行う。
作業療法評価学C(発達)・作業療法評価学C演習(発達)・発達障害作業治療学1(発達促進
理論)の単位取得を履修条件とする。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 発達障害作業療法治療学演習
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
後期
火
専攻
担当教員: 三浦香織
年次 必修・選択
作業療法
1限
27年度
3
単位
時間
授業形態
1
30
演習
必修
(授業概要)
発達障害の作業療法臨床における実践的な技術、及び対象者に接するときの態度を身につける
ことを目的とする。具体的には、疾患別にペーパープランニング等を通して、またアクティビティを
疾患別に考案し、学生間で治療に関する演習を行い、実践的な技能と態度を身につける。実践的
能力の到達レベルを評価する目的で実技試験を実施する。
(学習目標)
発達期の作業療法に必要な技術・態度を身につけ、又それについて説明することができる。
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
1、
オリエンエーション、グループ分け、事例紹介
2、
グループ別 事例検討 及び オリジナルプログラム作成
1
三浦
3、
グループ別 事例検討 及び オリジナルプログラム作成
2
三浦
4、
グループ別 事例検討 及び オリジナルプログラム作成
3
三浦
5、
オリジナルプログラム発表
1
三浦
6、
オリジナルプログラム発表
2
三浦
7、
オリジナルプログラム発表
3
三浦
8、
グループ別 事例検討 及び オリジナル遊具作成
1
三浦
9、
グループ別 事例検討 及び オリジナル遊具作成
2
三浦
10、
グループ別 事例検討 及び オリジナル遊具作成
3
三浦
11、
オリジナル遊具発表
1
三浦
12、
オリジナル遊具発表
2
三浦
13、
オリジナル遊具発表
3
三浦
14、
実践的態度とは
三浦
15、
まとめ
三浦
三浦
(学習評価)
事例に対するオリジナルプログラム40%、オリジナル遊具40%、実技試験20%
(テキスト・参考書)
テキスト :三浦香織他編:小児・発達期の包括的アプローチ PT・OTのための実践的リハビリ
テーション 文光堂
参考書 :神作一実編:作業療法学ゴールドマスターテキスト7 発達障害作業療法学 メジカル
ビュー社
その他
作業療法評価学C(発達)・作業療法評価学C演習(発達)・発達障害作業治療学1(発達促進理
論)の単位取得を履修条件とする。
東京医療学院大学シラバス
27年度
授業科目名: 高次脳機能障害作業療法治療学演習 担当教員: 幸福秀和
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
火
2限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
高次脳機能障害の作業療法が実施できるための技術を身につけることを目的とする。具体的には、高次脳機能
障害のうち、失行・失認に対する作業療法のプログラム立案を、机上の症例で行った上で、その実施ができるよ
うに学生同士で演習を通じて学習する。
(学習目標)
高次脳機能障害は、発達障害、頭部外傷後遺症、脳卒中後遺症、認知症等に生起されることがある。当演習
での学習の目標は、それらの脳障害における様態を理解し、作業療法のプログラムを独自で立案ができることで
ある。
(授業計画)
授業内容
回
1、
2、
3、
担当教員
高次脳機能障害:検査の流れ、①利き手アンケート②見当識
③図形模写と線の二等分・図の再生④動物・物品名の想起
⑤数唱関係⑥物品名の再生⑦類似問題⑧仮名ひろいテスト等
左右脳機能:利き手、非利手における脳機能の違いについて
利き手の評価、利き手、非利き手の動作の演習
幸福
幸福
幸福
4、
知的機能について:生涯発達的観点から捉える意味について
幸福
5、
知的機能:コース立方体テスト
幸福
6、
長谷川式知能評価の演習
幸福
7、
知的障害における作業療法プログラムの立案
幸福
8、
言語障害:言語障害の評価、失語症の分類の演習
失語症検査、異なる失語症タイプのプログラムの立案
9、
10、
失行:障害像、障害の評価、高次動作性の概要の演習
幸福
幸福
幸福
11、
失行の検査の進め方(右手・左手に麻痺がある場合)
幸福
12、
具体的行為の検査等、作業療法プログラムの立案
幸福
13、
失認:障害像、障害の評価、視覚失認の進め方の演習、相貌失認
幸福
14、
半側空間無視、聴覚失認、身体失認(身体図式障害)の演習
幸福
15、
半側性身体失認等の演習後、作業療法プログラムの立案
幸福
(学習評価)
定期口述試験60%、レポート課題40% で評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト :作業療法士協会監修:作業療法学全書第8巻作業療法5高次神経障害、協同医書出版社
参考書 : 石川ふみよ・奥宮暁子、高次脳機能障害をもつ人へのナーシングアプローチ、医歯薬出版
その他
受講に際して、前期の高次脳機能障害作業治療学の単位修得が必要です。前期の講義に続く演習である。生
活機能障害をきたす脳障害であり、行動を理解して、今後、生起される様々な障害のありようをどのように理解し
ていくかを各自のテーマとして学習に望むことを期待している。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 日常生活活動学演習(作業療法)
27年度
担当教員: 三浦香織、内田達二
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
火
3限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習
(授業概要)
日常生活動作の訓練、及び指導を行う能力を身につけることを目的とする。具体的には、障害者を想定して日常生活
動作訓練・指導のプログラム立案と、学生同士での実施、住環境整備の具体案の作成、さらに、自助具作成や福祉機
器の適用などについて、演習を通して学習する。
(学習目標)
1 疾患に応じた日常生活活動(ADL)を訓練・指導する際の留意点について理解し、プログラムの立案ができる
2 疾患に応じた自助具の適応と導入の概略について理解し、 簡単な自助具の作成ができる
3 対象者への家屋改造・住環境整備を実施する際の手順について理解し、簡単なプランが作成できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション,演習の進め方について
三浦、内田
2、
家屋改造について:脳血管障害、脊髄損傷、パーキンソン病、関節リウマチの疾患ごとの
留意点と事例紹介とグループ討議
三浦、内田
3、
事例に基づいた家屋改造案を作成
三浦、内田
4、
事例に基づいた家屋改造案を作成、まとめ
三浦、内田
5、
自助具について:脳血管障害、脊髄損傷、関節リウマチ、肢体不自由児の疾患ごとの留意
点と事例紹介とグループ討議
三浦、内田
6、
自助具作成1
三浦、内田
7、
自助具作成2
三浦、内田
8、
事例に基づいた自助具について発表、まとめ
三浦、内田
9、
環境制御装置について、ALS、筋ジストロフィーなど疾患ごとの留意点と事例紹介とグ
ループ討議
三浦、内田
10、
環境制御装置演習1
三浦、内田
11、
環境制御装置のまとめ
三浦、内田
12、
調理について:脳血管障害、間接リウマチ、脳性麻痺の疾患ごとの留意点と事例紹介とグ
ループ討議
三浦、内田
13、
事例に基づいた調理指導計画を作成
三浦、内田
14、
調理実習、まとめ
三浦、内田
15、
まとめ・質問
三浦、内田
(学習評価)
学習評価は,レポート課題と記述試験によって行う。配点は、レポート課題(40%)・試験(60%)とする.
(テキスト・参考書)
テキスト : 伊藤利之,鎌倉矩子編:ADLとその周辺、医学書院、1998
術・技術 第3版 三輪書店
参考書 :
生田宗博編:Ⅰ ADL 作業療法の戦略・戦
その他
2年生課程までの全ての専門科目と3年前期の日常生活活動学の単位取得を履修条件とします。知識を学習する授業
とは違い、グループ学習によって、ADLの訓練・指導について学習します。また、自助具作成、住環境整備プラン立案
などの実技もあります。積極的な参加を期待しています。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 装具学(作業療法)
27年度
担当教員: 古田常人
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
後期
月
時限
専攻
2限
作業療法
年次 必修・選択
3
必修
単位
時間
授業形態
1
30
演習(講義)
(授業概要)
装具について総合的に学習し、装着及び基本的な装具の制作が出来ることを目的とする。具体的には、装具
の定義、目的、原理などについて学んだ後、疾患や障害ごとの装具の種類、材料、製造過程、適合判定につ
いて学習する。熱可塑性プラスチックを用いた基本的なスプリントの製作能力を身につける。
(学習目標)
目標1
目標2
目標3
目的4
装具の歴史・分類・機能・目的を述べることができる。
熱可塑性プラスティック材料を用いたスプリントの作成ができる。
ダイナミックスプリントの適応、構造・素材・原理などを述べられる。
対象者に必要なスプリントの目的、計画、作成、チェックアウトまでの一連の流れを体験する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
コースオリエンテーション,装具とは,装具の歴史・分類・機能・役割など
古田
2、
下肢装具の基礎知識;装具の分類、目的、機能
古田
3、
手の装具の基礎知識;装具の分類、目的、機能,スプリント作成のための基礎知識
古田
〃
4、
5、
スプリント作成演習1:ハンドベース+α
〃
6、
古田
古田
古田
7、
スプリント作成演習2:カックアップスプリント(掌側)
古田
8、
スプリント作成演習3:サーカムスプリント
古田
9、
スプリント作成演習4:カックアップスプリント(全周)
古田
10、
症例に基づくスプリント作成演習1
古田
11、
ダイナミックスプリントの基礎
古田
12、
〃
古田
13、
その他スプリントの紹介
古田
14、
症例に基づくスプリント作成演習2
古田
15、
発表
古田
(学習評価)
期末試験80%,課題・発表20%
(テキスト・参考書)
テキスト : 資料を配布する。
参考書 : 講義の中で紹介する
その他
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 職業関連作業療法学
担当教員: 幸福秀和、浅沼辰志(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
後期
木
4限
27年度
年次
必修・選択
単位
時間
授業形態
3
必修
1
30
演習
作業療法
(授業概要)
作業療法対象者が就労・職業復帰するための支援に関する基礎知識及び支援方法を身につ
けることを目的とする。具体的には、障害者の就労支援における制度面・雇用情勢など社会的
な側面、作業療法士の役割と、評価・訓練方法について学習する。障害者の地域参加の観点
からも学習する。
(学習目標)
職業関連における作業療法のあり方が理解できる。
(授業計画)
回
授業内容
担当教員
1、
癌患者への職業的支援
幸福
2、
内部障害者への職業的支援
幸福
3、
知的障害者(成人)への職業的支援
幸福
4、
障害学生への職業的支援
幸福
5、
職業とは・職業発達
浅沼
6、
職業興味検査
浅沼
7、
職業適性と職業適性検査
浅沼
8、
職業適性検査演習
浅沼
9、
職務分析
浅沼
10、
職務分析演習
浅沼
11、
PTS法
浅沼
12、
MODAPTS法
浅沼
13、
MODAPTS法演習
浅沼
14、
職業前訓練・職業リハの役割と機能(ハローワーク・法定雇用率なども含む)
浅沼
15、
発表とまとめ (1~4回の内容を発表)
幸福
(学習評価)
①1~4回の内容は、レポートおよび最終回の発表にて評価する。
②5~14回の内容は、以下の4種類のレポートにて評価する。
ⅰ)職業発達の講義を受けて、自分が現在作業療法士を目指すに至った経緯について、職
業発達的な観点から1600字程度にまとめてください。
ⅱ)あなたの職業興味検査の結果を報告書の形でA4用紙に2000字程度でまとめてください。
ⅲ)職業適性検査の結果を報告書の形でA4用紙に2000字程度でまとめてください。
ⅳ)選択した作業をMODAPTS法で分析してA4用紙に図表も含めて4枚以内にまとめてくださ
い。
レポートⅰ)~ⅳ)は翌週の授業の時に提出してください。提出が遅れた場合は受け取りませ
んので、そのレポートの評価はゼロとなります。
(テキスト・参考書)
テキスト : 指定しない。資料を配布する
参考書 :
その他
3年前期までの全必修科目の単位修得を履修の条件とする。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:地域リハビリテーション学
27年度
担当教員:小島基永、吉井智晴、上原栄一郎、
幸福秀和(オムニバス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
火
4限
作業療法
年次 必修・選択
3
単位
時間
授業形態
2
30
講義
必修
(授業概要)
超高齢社会の進行などに伴って、リハビリテーションを必要とする高齢者や障害のある人が住みなれ
た地域で、そこに住む人々と関わりながら生活ができるように支援するための地域でのリハビリテー
ションサービスについて理解することを目的とする。具体的には、高齢者や障害のある人が自宅で生
活するために、地域の行政や老人保健法及び介護保険法・障害者自立支援法などを活用した医療や
保健、福祉におけるリハビリテーションによる支援の在り方について学習する。
(学習目標)
地域リハビリテーションの定義、活動理念、関連領域とシステム、さらに直接的サービスの現状と課題
について理解する。発展途上国における地域リハビリテーションの展開について理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
オリエンテーション、地域リハビリテーションの歴史、理念と定義
小島
2、
地域リハビリテーションの関連領域・関連法規
小島
3、
地域リハビリテーションと介護保険
小島
4、
地域リハビリテーションと地域包括ケア_連携とネットワーク構築
小島
5、
地域リハビリテーションの実際_国内外の実践事例
小島
6、
ケアマネージメント(1)
吉井
7、
ケアマネージメント(2)
吉井
8、
ケアマネージメント(3)
吉井
9、
ケアマネージメント(4)
吉井
10、
精神障害者の地域支援(1)
上原
11、
精神障害者の地域支援(2)
上原
12、
精神障害者の地域支援(3)
上原
13、
発達障害者の地域支援(1)
幸福
14、
発達障害者の地域支援(2)
幸福
15、
発達障害者の地域支援(3)
幸福
(学習評価)
定期試験の成績80%、授業内レポートの成績20%とし、総合して評価します。
(テキスト・参考書)
テキスト :地域リハビリテーションマニュアル 伊藤利之・白野明・田中理・渡邉愼一編集 三輪書
店
地域リハビリテーション論(Ver. 5) 大田仁史 他 三輪書店
参考書:地域リハビリテーション白書(3)地域包括ケア時代を見据えて 澤村誠志 他 三輪書店
地域リハビリテーション原論 Ver.5 大田仁史 医歯薬出版
地域理学療法学 第3版 牧田光代編 医学書院
その他
先修条件:1年次および2年次の必修科目の単位修得。リハビリテーション概論、地域理学療法学・理
学療法等の基礎知識をベースとして学習を行うので、1、2年次で開講されている科目の学習は不可欠
です。
東京医療学院大学シラバス
27年度
担当教員: 内田達二、三浦香織、上原栄一郎
(オムニバス)
授業科目名: 地域作業療法学
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
後期
金
時限
2限
専攻
年次 必修・選択
作業療法学
3
必修
単位
時間
授業形態
1
15
講義
(授業概要)
地域で作業療法が実施できるための課題解決、支援のプロセスを理解することを目的とする。具体的に
は、地域リハビリテーション学で学んだことを基本として、高齢者におけるリハビリテーション支援の必要性に
ついて、また、精神障害者に対する実践的な支援、発達障害児の特別支援教育における役割など地域での
リハビリテーション専門職の今日的話題について学ぶ。対象者の生活を地域で支えるための、マネジメント
の方法について、問題解決指向型の学習により身につける。
(学習目標)
1.地域作業療法の基本理念、役割、実施場所、実施形態を理解する。
2.高齢期の支援の基盤となる介護保険制度や、その他の重点内容を知り、多職種との連携の中でできる支
援を理解する。
3.精神障害領域の実践的な作業療法の支援プロセスを理解する。
4.発達障害児の特別支援教育における作業療法士の役割と支援のプロセスを理解する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
地域作業療法学とは?
2、
地域作業療法学の実際
高齢期1
内田
3、
地域作業療法学の実際
高齢期2
内田
4、
地域作業療法学の実際
精神1
上原
5、
地域作業療法学の実際
精神2
上原
6、
地域作業療法学の実際
発達1
三浦
7、
地域作業療法学の実際
発達2
三浦
8、
まとめ
内田
内田
(学習評価)
学習評価は、記述試験(100%)によって行う。
(テキスト・参考書)
テキスト :大田仁史:地域リハビリテーション原論(医歯出版)、日本作業療法士協会:作業療法マニュアル
40「特別支援教育の作業療法士 よりよい実践のために」
参考書 :
その他
科目履修に際しては2年生課程までの全ての専門科目の合格が必要です。
全講座終了後の翌週に期末試験を行う。
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 理学療法管理法
(開講学期及び日時・科目種別)
専攻
期
曜日
時限
1~4限
理学療法
前期
月
(集中)
27年度
担当教員:杉本 諭
年次 必修・選択
4
必修
単位
時間
学習方法
1
15
講義
(授業概要)
理学療法部門の管理運営、及び理学療法士としての人材像を理解することを目的とする。具体的には、理
学療法部門の人事・予算・物品・部門開設などの管理運営に関する事項について学習し、また、臨床の現
場で理学療法士に求められる高い倫理観や生涯学習の必要性について、日本理学療法士協会の倫理規
定などに沿って学習する。
(学習目標)
①医療・福祉に関わる組織の一員としての倫理、管理の基本を理解することができる。
②医療・福祉サービスの提供者として、対象者の権利を理解できる。
③人的・組織的および情報などに関する管理の理解、医療事故などに関する管理が理解できる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
理学療法における倫理
2、
理学療法における倫理
杉本
3、
理学療法における倫理
杉本
4、
理学療法における倫理
杉本
5、
理学療法における管理 キーワード:ハインリッヒの法則、医療事故、医療過誤、ヒヤリ・ハット(インシデント)
杉本
6、
理学療法における管理
杉本
7、
理学療法における管理
杉本
8、
理学療法における管理
杉本
キーワード:理学療法、守秘義務、個人情報保護、インフォームドコンセント
杉本
(学習評価)
グループディスカッションでの発表および質問、プレゼンテーション時の発表内容(50%)、定期試験(50%)
(テキスト・参考書)
テキスト:理学療法士ガイドライン、職業倫理ガイドライン(日本理学療法士協会)
日本理学療法士協会のホームページより、「協会について」→「定款・規定」→「業務」をクリックすると、PDF
版がダウンロードできます。
その他
上記の「キーワード」について調べ、自分自身の意見を他者にわかりやすく伝えられるようにしておくこと。
先修条件:3年次までの必修科目の単位修得
東京医療学院大学シラバス
27年度
授業科目名: 総合臨床実習(理学療法)
担当教員: 理学療法学専攻教員全員
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
前期
専攻
理学療法
年次
4
必修・選択
必修
単位
12
時間
540
学習方法
実習
(授業概要)
総合臨床実習は、3年次までに学習して得た幅広い教養から専門の知識及び技術の集大成として、臨床実習施設
において、対象者の評価から治療実施までの一連の理学療法過程を実践的に行うことにより、評価、治療及び効
果判定までを確実に身につける。この総合臨床実習でも、対象者の立場を更に理解し、「人に優しい」心での対応
を確実に身につける。
(学習目標)
○学内実習及び評価実習で身につけた評価能力をもとに対象者の評価を実施できる。
○リハビリテーションゴール及び評価結果に基づいて、理学療法の短期及び長期目標を設定する。
○理学療法の治療計画を立案し、安全に対象者の理学療法を実施する。また状況に応じて臨機応変に治療内容
を変更する。
(授業計画)
回
平成27年3月2日、4月第2週・第3週
授業内容
学内実習オリエンテーション・実習前セミナー
実習指導者の指導・監督の下で、対象者の評価から
平成27年4月20日~8月21日(うち12週間) 理学療法実施までの一連の理学療法過程を実施す
る。
実習終了後セミナー
実習終了後に症例ノート・症例レポートなどを提出し、
症例発表会を実施する。
(学習評価)
総合臨床実習成績、セミナー、症例レポートで判定
(テキスト・参考書)
テキスト : 総合実習で必要とするすべての専門書
参考書 : 臨床実習フィールドガイド 南江堂
理学療法ハンドブック
協同医書出版社
その他
先修条件:3年後期までの必修科目全てを履修していること。
総合臨床実習前に、実習指導者と事前打ち合わせを実施する。
担当教員
理学療法学専
攻教員全員
理学療法学専
攻教員全員
理学療法学専
攻教員全員
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 総合臨床実習(作業療法)
27年度
担当教員: 作業療法学専攻教員全員
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
専攻
時限
年次 必修・選択
作業療法
前期
4
必修
単位
時間
学習方法
16
720
実習
(授業概要)
総合臨床実習は、3年次までに学習して得た幅広い教養から専門の知識及び技術の集大成として、臨床実習施設に
おいて、実習指導者の指導・監督の下に、対象者の評価から治療実施までの一連の作業療法過程を実施する。この
総合臨床実習でも、対象者の立場を更に理解し、「人に優しい」心での対応を確実に身につける。
(学習目標)
○学内実習及び評価実習で身につけた評価能力をもとに対象者の評価を実施できる。
○リハビリテーションゴール及び評価結果に基づいて、作業療法の短期及び長期目標を設定する。
○作業療法の治療計画を立案し、安全に対象者の作業療法を実施する。また状況に応じて臨機応変に
治療内容を変更する。
(授業計画)
授業内容
回
1、
全体オリエンテーション・施設見学
2、
作業療法部門の説明
3、
他部門(PT, NS, ST, MSW等)オリエンテーション
4、
作業療法部門治療場面見学
5、
評価法デモンストレーション
6、
評価に関する情報収集
7、
担当患者の評価・治療目標設定
8、
他部門の活動への参加
9、
作業療法の治療計画の立案
10、
対象者への作業療法
11、
担当患者の中間評価
12、
対象者への作業療法(評価による修正後)
13、
デイリーノート・ケースノート・ケースレポート作成
14、
症例報告(口頭)
15、
実習振り返り
(学習評価)
総合臨床実習結果報告書、セミナー、症例レポートで総合的に判定
(テキスト・参考書)
テキスト :学内で使用したすべての専門書
参考書 :
その他
1)総合臨床実習前に、オリエンテーション、実習指導者と事前打ち合わせを実施する。
2)総合臨床実習後に、セミナーを実施する。
担当教員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
作業療法学専攻教
員全員
東京医療学院大学シラバス
授業科目名:理学療法学概論2(理学療法トピックス)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
後期
火
1・2限
専攻
担当教員: 吉井 智晴
年次 必修・選択
理学療法
27年度
4
必修
単位
時間
学習方法
2
30
講義
(授業概要)
臨床現場での理学療法に関する最新のトピックスを知ることによって、様々な出来事とその対応策を学
び、対応能力を身につける。具体的には、医療保険における4大疾患(運動器疾患・脳血管疾患・呼吸器
疾患・心大血管疾患)に係る理学療法の最新トピックスや福祉分野での介護保険サービスの現状や起業
について、現職の理学療法士をゲストスピーカーとして招聘し学習する。理学療法に関する最新の知識
を得るとともに、自分の将来像を確立する手助けとする。担当教員は、ゲストスピーカーのコーディネート
を担当するとともに、理学療法士の現状と今後の課題をまとめる。
(学習目標)
○臨床現場における4代疾患を中心とした理学療法関連のトピックスを学ぶ。
○最新情報と臨床実習での経験とを合わせて、再考し、理学療法の理解を深める。
○第一線で働く理学療法士との係わりの中で、知識を得るとともに、生涯学習、探究心の心構えの醸成
をはかる。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
理学療法とその関連分野
2、
理学療法アプローチ1-1(運動器を中心とした技術アプローチ)
依頼講演者1
3、
理学療法アプローチ1-2
依頼講演者1
4、
理学療法アプローチ2-1(脳血管疾患を中心としたバランス)
依頼講演者2
5、
理学療法アプローチ2-2
依頼講演者2
6、
理学療法アプローチ3-1(在宅でのリスク管理・業務管理)
依頼講演者3
7、
理学療法アプローチ3-2
依頼講演者3
8、
理学療法 治療再考(運動器)
吉井智晴
9、
理学療法 治療再考(脳血管疾患)
吉井智晴
10、
理学療法 治療再考(リスク管理)
吉井智晴
11、
理学療法 治療再考(地域理学療法)
吉井智晴
12、
理学療法領域での新たな技術探索1
吉井智晴
13、
理学療法領域での新たな技術探索2
吉井智晴
14、
生涯学習について
吉井智晴
15、
今後の課題
吉井智晴
(学習評価)
グループディスカッションへの貢献度(40%)・レポート(60%)により評価する
(テキスト・参考書)
テキスト : 特に定めない
資料を配布する
その他
吉井智晴
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 地域理学療法学演習
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
後期
月
1・2限
27年度
担当教員:小島基永、吉井智晴、内田学、山口育子
専攻
理学療法
年次
4
必修・選択
必修
単位
1
時間 学習方法
30
演習
(授業概要)
地域における理学療法士の役割とニーズを探索し、新しい職域の開拓に繋げることを目的とする。具体的には地
域包括支援センター、デイケア施設、デイサービス施設、認知症デイケア施設、訪問看護ステーション、グループ
ホーム、障害児施設、企業などの現状を幅広く取材し、理学療法士の地域での活動状況と求められる人材像を
把握して、職業意識を高めるとともに、自ら職域の開拓に努める。
(学習目標)
地域理学療法に関わる専門機関を1か所と、地域の自主活動を1か所への取材、および、取材前後のグループワークを通して、
1)地域における理学療法士に対するニーズを把握し説明できる
2)将来、専門職として地域で働くことを仮定した場合に、その具体的なイメージを実現可能性を勘案した上で説明できる
(授業計画)
授業内容
回
1、
オリエンテーション、事前準備(グループワーク:取材計画立案)
2、
地域の自主活動の取材
3、
地域の自主活動の取材
4、
地域理学療法に関わる専門機関の取材
5、
地域理学療法に関わる専門機関の取材
6、
地域理学療法に関わる専門機関の取材
7、
地域理学療法に関わる専門機関の取材
8、
取材結果のまとめ(個人:レポート作成)
9、
取材結果のまとめ(個人:レポート作成・提出)
10、
取材結果のまとめ(グループワーク)
11、
取材結果のまとめ(グループワーク)
12、
取材結果のまとめ(グループワーク)
13、
取材結果のまとめ(グループワーク)
14、
発表会(全体:グループワークの結果の発表・質疑応答)
15、
発表会(全体:グループワークの結果の発表・質疑応答):修了後、9回で提出したレポートを個人で修正して再提出
担当教員
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
小島・吉井
内田・山口
(学習評価)
9回目で作成・提出したレポートと15回目終了後に修正・再提出したレポートの内容、及び、グループワークと発表会の寄与を総合して評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト :特に指定しない
参考書 :適宜、紹介する
その他
東京医療学院大学シラバス
27年度
担当教員:金子誠喜、小島基永、杉本諭、吉井智晴、
鈴木輝美、内田学、羽田圭宏、山口育子
授業科目名: 卒業研究(理学療法)
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
後期
月
5・6限
理学療法
年次 必修・選択
4
必修
単位
時間
学習方法
2
60
演習
(授業概要)
卒業後、生涯に亘って最新の知識と技術を求めて学習するという意欲と理学療法に関する課題を見出して探求し、研究するという心構えを身
につけることを目的とする。具体的には、理学療法の実践を通して疑問や興味を持ったことを研究テーマにして、研究計画の策定から実施、論
文の作成、発表までの一連のプロセスを学習する。
(学習目標)
理学療法に関連する領域から、研究テーマを決定し、研究計画、実施、論文作成、研究発表までの過程を学習する。
(授業計画)
授業内容
回
1、
オリエンテーション
2、
先行研究論文の検索、概要の抽出
3、
文献検索・文献購読(1)
4、
文献検索・文献購読(2)
5、
研究テーマ提出
6、
研究テーマの検討
7、
研究方法の検討
8、
研究方法の検討
9、
研究実施
10、
研究実施
11、
研究実施
12、
研究実施
13、
研究実施
14、
研究実施
15、
研究結果の収集・分析(1)
16、
研究結果の収集・分析(2)
17、
研究結果の収集・分析(3)
18、
研究結果の収集・分析(4)
19、
卒業論文作成
20、
卒業論文作成
21、
卒業論文作成
22、
卒業論文作成
23、
卒業論文作成
24、
卒業論文作成
25、
発表用原稿・スライド作成
26、
発表用原稿・スライド作成
27、
発表用原稿・スライド作成
28、
発表用原稿・スライド作成
29、
卒業研究発表
30、
卒業研究発表
(学習評価)
論文成果、研究発表内容、研究態度等を総合的に評価する。
(テキスト・参考書)
テキスト : 特に指定しない
参考書 : セミナーで紹介する
その他
担当教員
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
金子、小島、杉本、
吉井、鈴木、内田、
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 地域作業療法学演習
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
後期
水
4・5限
27年度
担当教員:三浦香織、内田達二、上原栄一郎
専攻
作業療法
年次
4
必修・選択
必修
単位
1
時間 学習方法
30
演習
(授業概要)
地域における作業療法士の役割とニーズを探索し、新しい職域の開拓に繋げることを目的とする。具体的には、地域包括支援セン
ター、デイケア施設、デイサービス施設、認知症デイケア施設、訪問看護ステーション、グループホーム、障害児施設、障害者の作業
所、企業などの現状を幅広く取材し、地域での作業療法士の活動状況と求められる人材像を把握して、職業意識を高めるとともに、
自ら職域の開拓に努める。
(学習目標)
地域作業療法の理念、知識、技術について広く学び、老年期、精神障害、発達障害の各領域での実践について理解を深める。具体
的には、1)老年期においては、地域包括支援センターを中心とした地域連携の中で作業療法士が果たす役割について理解し、実践
に求められるものを身につける、2)精神障害の地域支援の理解をすすめ援助方略の実践目標を持つ、3)発達期障害においては、主
に特別支援教育における作業療法士の役割について理解し、実践に求められるものを身につける ことを目標とする。国際支援を支
(授業計画)
授業内容
回
1、
オリエンテーション
2、
老年期障害者の地域生活支援 (総論)
3、
老年期障害者の地域生活支援のための関連法規、連携
4、
老年期障害者の地域生活支援の実際1(ゲストスピーカー)
5、
老年期障害者の地域生活支援の実際2(ゲストスピーカー)
6、
精神障害の地域生活支援(訪問看護・生活技能訓練・ACT)
7、
精神障害の関連法規・制度
8、
精神障害の就労支援(福祉的就労.移行支援)(ゲストスピーカー)
9、
精神障害の地域支援の現状と課題(ゲストスピーカー)
10、
発達期障害児・者の地域生活支援1
11、
発達期障害児・者の地域生活支援2
12、
発達期障害児・者の地域生活支援の実際1(ゲストスピーカー)
13、
発達期障害児・者の地域生活支援の実際2(ゲストスピーカー)
14、
国際支援を支える作業療法士の役割について(ゲストスピーカー)
15、
課題発表 まとめ
(学習評価)
課題レポート : ひとつの領域を選び、地域における作業療法士の役割についてのレポート作成(60%),発表(40 %)
(テキスト・参考書)
テキスト : 三浦香織他 編:作業療法マニュアル40 特別支援教育の作業療法士,日本作業療法士協会,2010.
参考書 : 授業内で適宜紹介する
その他
担当教員
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
三浦・内田
・上原
東京医療学院大学シラバス
授業科目名: 卒業研究(作業療法)
27年度
担当教員:作業療法学専攻教員全員
(開講学期及び日時・科目種別)
期
曜日
時限
専攻
年次
必修・選択
単位
時間
学習方法
後期
月
5・6限
作業療法
4
必修
2
60
演習
(授業概要)
卒業後、生涯にわたって最新の知識と技術を求めて学習するという意欲と作業療法に関する課題を見出して探求し、研究するという心構えを
身につけることを目的とする。具体的には、作業療法の実践を通して疑問や興味を持ったことを研究テーマにして、研究計画の策定から実施、
論文の作成、発表までの一連のプロセスを学習する。
(学習目標)
1. 研究課題を抽出することを学ぶ
2 研究プロセスを学ぶ。
3 .研究の進め方、文献検索の方法、論文の読み方、まとめ方、および発表法といった研究過程を経験する。
(授業計画)
授業内容
回
担当教員
1、
研究テ-マの選択
作業療法学専攻教
員全員
2、
研究テ-マの選択
作業療法学専攻
教員全員
3、
研究計画の立て方
作業療法学専攻
教員全員
4、
研究計画の立て方
作業療法学専攻
教員全員
5、
研究デザインの選び方
作業療法学専攻
教員全員
6、
研究デザインの選び方
作業療法学専攻
教員全員
7、
研究デザインの選び方
作業療法学専攻
教員全員
8、
デ-タの収集方法
作業療法学専攻
教員全員
9、
デ-タの収集方法
作業療法学専攻
教員全員
10、
デ-タの収集方法
作業療法学専攻
教員全員
11、
デ-タの分析方法
作業療法学専攻
教員全員
12、
デ-タの分析方法
作業療法学専攻
教員全員
13、
デ-タの分析方法
作業療法学専攻
教員全員
14、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
15、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
16、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
17、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
18、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
19、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
20、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
21、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
22、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
23、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
24、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
25、
論文作成
作業療法学専攻
教員全員
26、
論文発表の方法
作業療法学専攻
教員全員
27、
論文発表の方法
作業療法学専攻
教員全員
28、
論文発表の方法
作業療法学専攻
教員全員
29、
論文発表
作業療法学専攻
教員全員
30、
論文発表
作業療法学専攻
教員全員
(学習評価)
研究成果、研究発表を総合して行う。配点は研究成果 70%、研究発表 30%である。
(テキスト・参考書)
テキスト :
参考書 :
その他
指導教員が紹介する