高齢者支援看護学特論

看護学研究科看護学専攻
科目コード
308
授業科目
学 年
1年
科目区分
専門科目
必修・選択別
選択
高齢者支援看護学特論
開講時期
後期
単位数
担当教員 平松知子(科目責任者)、小泉由美
2単位
時間数
30時間
授業形態
講義
授業目的
高齢者支援看護学の基本となる理論・概念と研究方法、および高齢者保健医療福祉
制度・政策の変遷・現状を学び、高齢者の健康課題を広い視野で理解し、高齢者支
援看護実践能力を養う。
到達目標
1)高齢者支援看護学の基本となる理論・概念の概要および高齢者に関する倫理的
課題と倫理的調整を理解し、高齢者の理解と生活支援に活用できる。
2)高齢者保健医療福祉制度・政策の変遷・現状と看護の課題について説明できる。
3)高齢者支援看護学におけるEvidence-­based nursing について理解できる。
授業の概要
高齢者支援看護学の基本となる理論・概念、研究方法、高齢者保健医療福祉制度・
政策について、事例検討や調査等を通して探求し、高齢者支援看護実践能力を養
う。
成績評価
リポート内容40%、授業への参加状況(課題のプレゼンテーションおよびディ
スカッション)60%
教科書等
適宜資料の配布・文献の紹介を行う。
留意事項
・授業は、講義および各講義内容に応じた文献の購読や事例検討、発表・ディスカッ
ションにより行う。
実施回
授業内容
担当教員
1∼2
オリエンテーション
高齢者支援看護実践の基本となる理論・概念1:
エイジング・生涯発達、加齢に伴う変化と生活への影響、および 平松 知子
生活環境と環境調整の観点から、老年期を生きる人々の特徴に
ついて検討する(リポート)
3∼6
高齢者支援看護実践の基本となる理論・概念2:
ライフサイクルの最終段階を慢性疾患や機能障害とともに
生きる人々の理解と看護実践の方法ついて、理論・概念
(エンドオブライフケア、パーソンセンタードケア、エン
パワーメント、セルフケア、アドヒアランス等)を活用し
て検討する(発表・ディスカッション)
51
平松 知子
実施回
授業内容
担当教員
7∼8
高齢者に関する倫理的課題と倫理調整:
高齢者に関する倫理的課題と倫理調整について、理論
(ノーマライゼーション、アドボカシー等)を活用し、
「高齢者虐待」「高齢者の自己決定」「高齢者の価値観・
信念を尊重した看護」の視点から検討する(発表・ディス
カッション)
平松 知子
9∼12
高齢者保健医療福祉制度・政策の変遷と現状:
①日本の高齢者保健医療福祉制度・政策の変遷と現状につ
いて、国外との比較を含めて調査し、検討する(発表・
ディスカッション)
②石川県内の高齢者保健医療福祉制度の変遷と現状につい
て調査し、看護の課題について検討する(発表・ディス
カッション)
小泉 由美
13∼15
高齢者支援看護領域におけるEvidence-­based nursing:
高齢者支援看護学領域における質的研究と量的研究の論文
を各1編抄読し、批判的評価を行う(発表・ディスカッ
ション)
小泉 由美
52