固定資産評価審査委員会運営事業

 平成19年度 事務事業評価シート①
①
事 務 事 業 名 固定資産評価審査委員会運営事業
予算コード
2
2
1
25 ②
分 類 その他
基体
本 重点戦略 その他
計 施 策 その他
画系
細施策 ―
③
総事業費(千円)
財
源
内
訳
事務事業の法的根拠
地方税法、南伊勢町固定資産評価審査委員会条例
(法律・条令・規則など)
関係する個別計画
事業費の推移
④
一般財源
⑤ 現況と課題(これまでの経過や事業実施の背景)
事業開始年度
昭和34年度
地方税法第423条の規定により固定資産評価審査委員会の設置が義務付けられており、
町民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保する。公正な審査にあた
り、固定資産の評価という専門的な知識の習得を必要とする。固定資産税の情報公開が推
進されており、価格に対する審査申し出は平成18年度において6件であった。
しかしながら、審査申し立てに対する迅速かつ適正な処理が求められている現在、審査
の中立性を確保する観点から、評価・賦課を担当する税務課が事務局を担当することは好
ましいとはいえず、全国的にも喫緊の課題として協議されている。
⑥ 目的とねらい(成果)
本事業の目的(何のために)
固定資産評価・賦課における納税者の不服に対して中立性を確保し、審査することによ
り税の公明性を堅持する。
意図する成果(どのような成果・効果を得ようとしているのか)
行政から独立した中立的・専門的な機関として設置されたもので、固定資産の公平な価
格を保障するとともに、申し立てに対する迅速かつ適正な審査により、税の公明性の堅持
を図る。
⑦ 対象(誰、何を対象とするのか)
固定資産税の納税義務者・納税管理人
e-mailアドレス
[email protected]
77
77
0
その他
0
なし
税務課 固定資産税係
H18(決算額)
国県補助金
主な業務内容
担当課係名
委員会開催通知作成及び発送、委員会開催時資料の作成、委員会会議開
催、事務局業務
⑧ 事業内容(手段)
具体的な取り組みの内容(どのようなやり方で実施したのか)
評価・賦課に対する不服申し立てに対し、審査・公聴・現地調査・意見聴取を実施し、課
税要件の早期安定を期した。
○委員数 6名
○委員の任期 3年
○平成18年度の審査申し立て件数 6件
○固定資産評価審査委員会の開催数 2回(内1回は公聴会)
○現地調査
○専門家への意見聴取
平成19年度 事務事業評価シート②
⑨
指標の種類
指標名/算定式
H17実績値
H18実績値
目標値
⑩
評価の項目
委員会開催数
A.妥当である
2
Ⅰ 活動指標
(アウトプット)
Ⅰ 妥当性
(実施主体・手段等
は妥当か)
不服申し立て件数
A.上がっている
0
Ⅱ 成果
(意図した成果は
上がっているか)
総合評価
A
B
C
D
C.あまり上がっていない
D.上がっていない
不服申し立て1件当たりのコスト
A.高い
0
Ⅲ 効率性
(コスト面からみた
効率性はどうか)
[email protected]
説 明
固定資産評価審査委員会は、地方税法で設置
が義務付けられており妥当である。
B.概ね高い
平成18年度は6件の審査申し出に適切に対
応し、町民の固定資産税に対する信頼感を高め
た。
評価・課税部局が事務局を担当していては中
立性の確保が難しく、他部局が事務局を担当す
ることが望ましい。また、事務移行により、納
税義務者が不服審査の申し出を行いやすくな
る。
地方税法で委員の人数が定められており、委
員報酬や費用弁償の削減は困難であるが、申し
立てに対しての審査であることから、効率性は
極めて高いといえる。
C.あまり高くない
D.高くない
算定式
⑪
B.概ね上がっている
算定式
算定式 事業費÷不服申し立て件数、円
e-mailアドレス
C.あまり妥当でない
D.妥当ではない
算定式 件
税務課 固定資産税係
B.概ね妥当である
算定式
12,833
Ⅲ 効率指標
(事業コスト)
1
算定式 回
6
Ⅱ 成果指標
(アウトカム)
評価の結果
担当課係名
説 明
・法の定めにより、納税者が評価・賦課に対して不服申し立てできる場の
提供は必要不可欠であるものの、評価・課税部局である税務課がその事務
局を担当することは、申立人との中立性の確保は難しく、早急な改善が必
要である。
・土地、価格等縦覧帳簿による縦覧や閲覧制度の創設、課税明細書の発送
など、固定資産税の情報公開が進められており、固定資産の価格に対する
適正な価格がさらに求められている。固定資産の適正かつ公平な価格を保
障し、課税の公平を期す役割を果たしている。(課長)
⑫
今後の方向性
現状のまま継続
改善のうえ継続
事業を拡大
事業を縮小
休廃止を検討
見直しの具体的方策
審査の中立性の確保し堅持するため、平成19年度より事務局を移行し
総務課が担当する。