学校便り8月号(表)

笑顔 いっぱい
夢 いっぱい・元気いっぱい
平成27年
8月24日
日吉台小スローガン
富谷町立日吉台小学校
学校だより8・9月号
ルルブルのすすめ
<しっかり寝ル・きちんと食べル・よく遊ブ・健やかに伸びル>
校長先生に教えてください
校長 門脇 恒明
本日,夏休み明けの学校がスタートいたしました。夏の思い出がたくさんできたことと思います。
大きな事故やけがなく今日を迎えられたのも,保護者の皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
夏休みに入る前の全校集会で私は,「いじめ」について子供たちに話をしました。ちまたで問題に
なっている悲しい事件のことではなく,私自身が小学校の頃いじめに遭い,その経験が教師になる一
つのきっかけとなったという話です。紙面の都合上,話の詳細は割愛させていただきますが,小学校
6年生の頃,ある理由で学級の男子数名に徹底的に仲間外れにされたという辛い経験です。私はその
時,誰にも相談できずに我慢をして乗り越えることを選びました。はっきりとした理由も告げられな
いまま悪口を言われ続けた辛い毎日。親友と思っていた友達からの仕打ち。修学旅行の会津若松の鶴
ヶ城の暗い階段や,宿泊したホテルの天井の模様は今でも忘れられないんだということを話しました。
その上で,「誰にも相談せずに我慢したこと」「友達の無言のプレッシャーに耐えられなくなっていじ
めに加わった親友のこと」「見て見ぬふりをした周りの友達のこと」をどう思いますか?と子供たちに
投げかけました。いつも以上に真剣な眼差しで話を聞く雰囲気が体育館中にあふれていたような気が
します。集会の後,各学級で担任に事後指導をしてもらいました。
全校集会後の授業時間,10名以上の1年生が校長室を訪問してくれました。その後,5,6名の
2年生がそこに加わりました。彼らは,私にアドバイスをしに来てくれたのです。「校長先生は,我
慢したけどそれはだめだったと思います」「早くお父さんやお母さん,担任の先生に言えば良かったん
です」総勢15,6名の子供たちは,皆同様に「相談すべきだった」ことを真剣な眼差しで私に進言し
てくれました。あまりの真剣さに子供と話して
いるということを忘れてしまう程でした。「一
人で抱え込んではいけない」この一番大事な姿
勢を低学年の子供たちがしっかりと認識してく
れたこと,そしてその意識がこの学校に出来て
いることを嬉しく思いました。
毎日の友達との生活の中で様々なトラブルが
生まれることは,いつの時代においてもあり得
ることです。その経験を自分の生きる力に変え
ていくことが出来ればそれはとてもすばらしい
ことです。私たち大人は,それぞれの立場で出
来ることを考え,子供たちが自立するまで側に
寄り添って「辛い経験を力に変えていく」手助け
をしていかなければなりません。
休み明け,子どもたちの声にしっかりと耳を
傾け,学級経営に努力して参ります。よろしく
お願いいたします。
8/22(土)に行われたPTA奉仕作業には,たくさんの
皆様に参加していただきありがとうございました。今年は雨
のため,校舎内の特別教室の窓ふきを行いました。トイレも
清掃していただき,大変綺麗な環境のもとで,前期後半のス
タートが切れました。心から感謝申しげます。
授業参観のご案内
下記の日程で前期最後の授業参観を実施いたします。
日
時:平成27年9月25日(金)
5校時:(13:05~ )
懇談会:(14:10~ )
詳細は,後日お知らせいたします。
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