平成 27 年 4 月 1 日 中山観光自動車株式会社 安全統括管理者 平成 26 年度教育指導ミーティング詳細と来期に向けて [1] 運輸安全マネジメント制度とは(乗務員に再確認) 経営トップから現場まで一丸となって安全管理を構築・改善することにより、輸送の安全を向上さ せることにある。 自主的かつ積極的な輸送安全の取り組みを推進し、構築した安全管理体制をPDCA サイクルによ り継続的に改善し、安全の向上を図ることが求められております。 よって、当社も計画的・継続的に教育指導を行っておりますが、今一度この制度を理解し、社員が 一丸となっての安全の向上を図ってまいりましょう。 ※PDCA(plan計画の策定・do実行・checkチェック・act改善実行) [2] 今季、4回実施した交通安全ミーティング内容を「実行・チェック・改善」の観点から検証 第一回 平成 26 年 4 月 21 日・4 月 24 日 ●ていだん運行のメリットとデメリットについて指導 メリット「効率の良い運転」デメリット「追突事故の危険性」 Q1とっさの場合にも対処できる適正な車間距離は保持できたか? ・ 「お客様に不安を与えないよう、車間保持に努めることができた」 ・ 「交差点進入時には、たとえ信号が青でも安全に停止することができるように、車間距離の確 保はもちろん、減速やポンピングブレーキを心掛けた」 その結果、追突事故防止となった。 Q2他の号車任せにしないで全号車が情報を共有し、ていだんから離れても慌てずに運行 できたか? ・ 「出発前の運行経路の打ち合わせをしたが、理解できないこともあった」 その結果、以前よりは情報の共有ができゆとり運転に繋がったが、完全でない為、引き続き指 導していく。 Q3シートベルト着用の案内は継続的にできているか? ・ 「継続的にアナウンスができた」 ・ 「ワンマン運行の際も出発前挨拶の際、着用の協力をお願いした」 これらの結果、車内事故防止に繋がった。 Q4アイドリングストップは実行しているか? ・ 「社会慣習となっており、実行できている」 Q5見学地や駐車場等混雑する場所での接触事故防止に努めたか? ・ 「特に慎重な走行をした」 ・ 「ていだん走行の際は、ガイド誘導はもちろん、先頭車両の運転士がバスを降りて交通整理等 を行い事故防止に努めた」 その結果、特に危険な混雑場所等での事故防止に繋がった。 第二回 平成 26 年 9 月 1 日 ●季節特有の事故防止策について Q1早目の点灯を心掛けたか? ・ 「特に早めに点灯することはなかった」 ・ 「他の車両も点灯することがなかったので実行しなかった」 第三回 平成 26 年 9 月 21 日 ●バス協会発行の乗務員ハンドブックに基づいた指導 Q1乗客の状況を確認し車内事故防止に努めたか? ・ 「出発時は、お客様全員が着席してから発車することが習慣となっている」 ・ 「ガイド乗務時は特にシートベルト着用の確認を行った」 その結果、車内事故防止に繋がった。 Q2走行中は運転に集中し乗客の安全確保に努めたか? ・ 「常に安全運転を意識して運行することができた」 ・ 「ワンマン運行の際は、VTR操作等をできない旨あらかじめお客様へ伝えた」 その結果、脇見運転をすることが無かった。 Q3車間距離保持は実行できたか? ・ 「意識しながら運行できた」 ・ 「カーブや見通しの悪い道路では減速やポンピングブレーキを心掛けた」 その結果、追突事故防止に繋がった。 第四回 平成 26 年 12 月 17 日 ●バス協会より配布された、バス関係各種マニュアル集に基づいた指導 Q1テロ防止対策の再確認と基本的対応につて理解できたか? ・ 「マニュアルを携帯させる必要があるのでは」と意見が出た。 社内テロ対策マニュアルの策定を来期の懸案としたい。 Q2インフルエンザ対策は効果あったか? ・ 「自己管理を徹底しインフルエンザにかかった者がほとんどいなかった」 以上
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