氏 名 浅野 秀男

ふ
氏
り
が
あさの
な
名
浅野
ひでお
職
秀男
名
講師
取得学位
教育修士
受賞歴等
第 26 回 UBE ビエンナーレ・実物製作指定作品に選抜
主な担当科目
岐阜大学教育学部教育研究科・教科教育美術教育専攻
幼児美術、保育内容研究表現Ⅰ
全国保育者養成協議会、全国大学造形美術教育教員養成協議会、中日本幼年美術の
所属学会
会、大学美術教育学会
教
育
業
績
実施
事項
概要
年月(日)
【教育方法の実践例】
飛鳥学園学校美術館での作品展示及び鑑賞教
平成 24 年 11 月
愛知県飛島村立飛島小学校・中学校は平成 22 年 4 月に
育としてのギャラリートーク
29 日~12 月 12
開校した先駆的な小中一貫教育校である。新築のオー
日
プンスペースをもつ素晴らしい教育環境をいかして美
術作品を展示し、学校を美術館のようにして鑑賞教育
の一環にしようという試み。美術教育の大学教員及び
作家 11 名が参加。4 点の出品とギャラリートークに参
加。
中農保育園・粘土の研究授業(2 回)
平成 25 年 5 月
4 歳児 2 クラスを 5~6 名のグループに分け、粘土を手
22 日
で叩いたり、引っ張ったり、足で踏んだりした。その
後ドベ(水分の多い粘土)を混ぜて、土と水との関係
を体感した。
幼児の素材の原初的体験と、造形活動での共同作業を
目的にした研究授業。保育園の要請による保育士研修
も兼ねている。
平成 25 年 5 月
前回の素材体験を踏まえて、今回は幼児の個人制作に
29 日
した。粘土の塊からやわらかい粘土を抓んだり、引っ
張ったりして形を作り出す。
テーマは「4 つ足の動物」。素材体験から創作への展開
を考慮している。その後幼児作品を素焼きし作品とし
た。授業の目的、素材の準備、授業の展開、授業環境、
作品化等、全体を保育士の先生たちと反省会を持ち、
先生たちにレポートを書いてもらった。
鑑賞教育としての学校美術館
平成 25 年 10 月
岐阜市立藍川北中学校・藍川小学校(岐阜市) 15 日~11 月 5
日
隣接する公立中学校と小学校を対象にして、美術教育
の大学教員と作家が作品を展示して、学校を美術館に
する試み。参加者 11 名
作品展示とともにギャラリートーク及び大学教員によ
る模擬授業(対象中学生)地域開放日を 1 日もうけ、
父兄にも鑑賞してもらった。
3 点の作品の出品とキャラリートークに参加。
美濃市立藍見小学校(美濃市)
平成 25 年 11 月
美濃市山間部の小学校に、藍川北中学校の作品をスラ
7 日~11 月 29
イド展示。模擬授業(対象小学生)キャラリートーク。
日
3 点の作品を出品、ギャラリートーク及ぶ模擬授業に
参加。
愛知県弥富市立十四山東小学校(弥富市)
平成 25 年 12 月
藍見小学校からのスライド展示。作品展示及びギャラ
2 日~12 月 20
リートークと合わせて、海部地区の現役小学校及び中
日
学校教員との懇談会。
鑑賞教育としての学校美術館
美濃市立藍見小学校(美濃市)
3 点の作品を出品。
平成 26 年 11 月
昨年同様、作品の出品(2 点)とギャラリートークに
10 日~11 月 14
参加
日
愛知県弥富市立十四山東小学校(弥富市)
平成 26 年 11 月
作品出品とギャラリートーク
26 日~12 月 12
海部地区の小学校、中学校の美術部会の先生達と「鑑
日
賞教育」についての討論会に参加。
平成 26 年 4 月
幼稚園教諭や保育園保育士を目指す人が学ぶ保育内容
【作成した教科書・教材】
幼児造形の研究(萌文書林、共著)
「表現」及び「造形表現」の授業テキストとして企画
され、幼児造形の教育観、保育における教材や環境づ
くり、支援や評価の方法、造形の材料や技法、養成校
での実技実習や教育現場での実践例、造形表現の発達、
幼児造形の歴史と海外の動向、幼児造形教育の場の広
がり等で構成されている。
共著者:辻泰秀、浅野秀男、安藤恭子、石川博章、磯
部錦司、江崎栄彦、江村和彦、早矢仕晶子、
樋口一成、他 17 名
担当部分:第 4 章2ドロ紙の造形
27 粘土遊び
(pp.102-103)
(pp.152-153)
第 6 章2海外の教育思想(pp.220-221)
3創造主義の系譜(pp.222-223)
以上 4 項目の執筆を担当
【教育上の能力に関する大学等の評価】
学生授業アンケート
平成 18 年~平
岐阜聖徳学園大学に於ける平成 18 年~平成 25 年の学
成 25 年
生授業アンケートは、担当科目すべてにおいて平均値
及び平均値を超えている。項目内容を見ると特に高い
評価をされているものは
1)授業内容項目
授業では、重要なポイントをはっきりと示してくれた。
授業のレベル・内容は自分にとって必要性・有用性が
感じられるものであった。
2)授業方法項目
授業のねらいや学生の到達すべき目標について明確に
提示された。
研究や教育に対する教員の熱意や真剣さがつたわって
きた。
自由記述においてのコメントは、「楽しい授業でし
た」
「実践的な授業内容でした」との記述が圧倒的に多
く見られた。
改善点としては、受講生が非常に多い初等教科教育
法での指導案作成は、説明不足になったようである。
【実務の経験を有する者についての特記事項】
保護者進路研修会の講師
平成 17 年 10 月
主催
岐阜県立加納高校
場所
岐阜市加納南陽町
岐阜県立加納高校
1 年生保護者・生徒対象の「親子ゼミナール」におい
て、
「彫刻と作家及び進路について」と題して、講演者
が彫刻家として制作に取り組んできた過去 10 年間の
作品を映像で示しながら作品になるまでの過程・意図
及び思想などについて説明し、併せて作家としての発
表活動、美術界の動向等についても説明し、芸術の道
へ進む上での心構え、日頃の勉学について講話した。
保育士研究会の講師
平成 26 年 7 月
主催
養老町保育協議会
場所
岐阜県養老町
養老町中央公民館
4日
養老地区の保育士研修会において、近年注目されてい
るイタリアの「レジェイ・エミリア」の幼児教育と造
形活動を紹介し、幼児の造形的イメージの可能性を説
明し、講演から演習へと展開した。また「光と影」を
テーマに、映像機器を使ったプロジェクター万華鏡と
紙によるステンドグラスを紹介し、参加者全員で制作
した。参加保育士 63 名
研
分
品・演目などの名称
著
書
1.幼児造形の研究
・
区
単 共
著書・論文・発表テーマ・作
共著
究
業
績
発行
・
発表
年月(日)
発行所/誌名・巻号/
平成 26
萌文書林
年4月
学会・展覧会・演奏
備考
会の名称(会場名)
幼稚園教諭や保育園保育士を
目指す人が学ぶ保育内容「表
現」及び「造形表現」の授業
テキストとして企画され、幼
児造形の教育観、保育におけ
る教材や環境づくり、支援や
評価の方法、造形の材料や技
法、養成校での実技実習や教
育現場での実践例、造形表現
の発達、幼児造形の歴史と海
外の動向、幼児造形教育の場
の広がり等で構成されてい
る。
共著者
辻泰秀、浅野秀男、安藤恭子、
石川博章、磯部錦司、江崎栄
彦、江村和彦、早矢仕晶子、
樋口一成、他 17 名
担当部分
第 4 章2ドロ紙の造形
(pp.102-103)
27 粘土遊び(pp.152-153)
第 6 章2海外の教育思想
(pp.220-221)
3創造主義の系譜
(pp.222-223)
以上 4 項目の執筆を担当。
そ の 他
(紀要)
1.初等図画工作の造形内容
単著
平成 19
岐阜聖徳学園教育
小学校図画工作の指導要領の
年2月
学部教育実践科学
「表現及び鑑賞の活動を通し
ること-「動機と行為」
(査
研究センター第 6
て、つくりだす喜びを味わう
読付き)
号紀要
ようにするとともに造形的な
分類試論-今、美しいと感じ
創造活動の基礎的な能力を育
て、豊かな情操を養う」とい
う目標に、現代、今という時
間的、時代的な視点を重ね合
わせて考えることによって、
図画工作で何を育てるのかを
考えてみた試論。内容は現代
美術の主要な作品と、小学校
図画工作のテキストを制作動
機や行為に分類し、共通項を、
脳科学や心理学も参照にしな
がら造形内容分類関係表を作
成した。(pp.291-304)
(紀要)
2.漫画表現における諧謔性
単著
平成 27
東海学院大学短期
教育学部の学生を対象に、昔
年3月
大学部紀要第 41 号
話を選択し、本来の話をパロ
ディー化することをテーマに
漫画製作おこなった。製作さ
れた漫画の中のユーモアを検
討して、現代の学生の価値観
や生活観を考察した。
3.書評「日本美術のこころと
かたち」
単著
平成 27
東海学院大学短期
平凡社「日本美術のこころと
年3月
大学部紀要第 41 号
かたち」加藤周一著を、順次
要約し、特に日本美術通史で
ありながら、
「日本人論」にな
っている本書の特徴を紹介し
た。
(展覧会)
1.歌となる言葉とかたち
共同
in Yamato
平成 11
主催
岐阜県大和町の古今伝授の里
年~平
岐阜県大和町
で毎年開催
成 19 年
場所
短歌と造形のコラボレーショ
郡上市古今伝授の
ンの展覧会
里
短歌からインスピレーション
を得て、大和の自然の中に展
示する作品を制作発表した。
2.源流展
共同
平成 12
主催
主に岐阜市及び近郊に在住の
年~平
源流展
作家による展覧会。絵画、彫
成 24 年
場所
刻、インスタレーション、陶
岐阜県美術館
芸等ジャンルや様式を超えて
集い毎年開催している。石彫
作品、インスタレーション等
実験的な作品を出品。
(コンクール)
1.第 12 回 kajima 彫刻コンク
単独
ール
平成 23
主催
「建築と彫刻」をテーマにし
年8月
鹿島建設
た彫刻コンクール。
(優秀マケ
場所
ット)
東京鹿島アトルー
ム
2.第 26 回 UBE ビエンナーレ
単独
平成 27
主催
世界 30 カ国 266 件の中から、
年8月
宇部市・UBE ビエ
本展出品作品として選抜され
ンナーレ運営委員
る。(18 点)
会・毎日新聞
本展開催(受賞発表)2015 年
場所
10 月 3 日~1 年半
宇部市ときわミュ
UBE ビエンナーレは、日本では
ウジアム
最も歴史と権威があるといわ
れる現代彫刻のコンクールで
あり、52 年目(2 年に 1 度)
を迎えている。