2014 日本ダイカスト会議・展示会 出展のご案内

2014 日本ダイカスト会議・展示会
出展のご案内
2014 日本ダイカスト会議・展示会では、「We Deliver World Class Performance ~『いい
もの』を世界に~」を出展テーマに掲げ、各種新技術の紹介を行います。
≫会期:2014 年 11 月 13 日(木)~11 月 15 日(土) 09:00~17:00
(13 日は 09:00 より開会式)
≫場所:パシフィコ横浜 展示 D ホール (当社ブース No.A-22)
≫ダイカスト展示会出展テーマ:We Deliver World Class Performance ~『いいもの』を世界に~
≫出展内容:
① UBE Projection Mapping Theater
新開発鋳造プロセス ハイブリッドフィルキャスティング「HFC」を今話題の
Projection Mapping によって技術紹介
製品サンプル展示(HFC での実鋳造品 / 試作サスペンションメンバー他)
HFC マシン概要&プロセスのパネル展示
② UBE Die Casting Machine Line-Up
大型ダイカストマシン;UB- iV シリーズ
中型ダイカストマシン;UB-iS2 シリーズ
2 枚プラテンハイブリッドダイカストマシン;UH シリーズ
東洋機械金属株式会社様との共同開発機;UB-iC シリーズ(中国生産機)
③ UBE R&D Showcase
Impact Control などの UBE ダイカスト技術のパネル展示紹介
ADSTEFAN、Mold-Link for Die Casting などのソリューションサービスの紹介
UBE Die Casting Machine の電動化技術
④ UBE Total Service
サービス起源商品をパネル展示で紹介
当社独自開発による直動式電動サーボバルブ(HS-DDV)の実機展示
電動型締めシリンダの実機展示
⑤ UBE 100th Anniversary
宇部興産機械創業から 100 年のあゆみと UBE ダイカストマシンの歴史を紹介
100 周年記念のビデオ上映
⑥ UBE Group Power
宇部興産の窒素分離膜「UBE N2 セパレーター」のパネル展示及び N2 セパレータ
ー使用のデモ装置展示
アルミ溶湯中に溶存する水素や酸素の除去に窒素ガスが効果を発揮
ダイカスト会議
≫パネルディスカション:
ワンステップ上がるためのダイカスト技術
日時:2014 年 11 月 13 日(木)10:00~12:00
会場:アネックスホール F203~206
パネリスト;成形機技術部ダイカストマシン設計 G 山根
概要:今世紀に入り日本国内のダイカストの生産量は 2007 年の 115 万トンまで急激
に増加したが、それ以降は世界経済の大きな変化や東日本大震災の影響など
受けてほぼ 100 万トン前後で推移している。また、技術面でも 1990 年代後半
から 2005 年頃まで盛んに高真空ダイカストやセミソリッドダイカストの生産
技術が開発され、自動車の足回り部品やボディ部品のダイカスト化が可能と
なった。しかし、最近になってやや停滞感が表れているように見受けられる。
日本国内のダイカストがこの停滞感から脱して継続的に維持・発展するため
には、革新的な生産技術・研究開発が望まれる。そこで、各分野の専門家の
方々にパネリストをお願いして様々な視点から今後の進むべき技術の方向性
について議論をしていただく。
≫研究論文発表:
① 講演:
「極低圧充填を用いた新鋳造システムによる大型ダイカスト部品の鋳造」
日時:2014 年 11 月 14 日(金)10:00~10:30
会場:パシフィコ横浜 アネックスホール F203~206
発表者;技術開発部 佐々木, 三吉, 中嶋, 明本, 山下
概要:ダイカスト品の価格競争が激化するなか、より安価な設備で投影面積や流動
長の大きい部材を生産することが求められている。そのような要求に応える
為、従来型の鋳造装置とは異なる形で精密なガス加圧による溶湯充填制御や
ダイカストのビスケット加圧機構を活用した新しいタイプの鋳造設備を提案
する。本研究では、この設備の鋳造装置としての有効性やこれによって得ら
れた大型ダイカスト品の品質について検討した。
② 講演:
「スリーブとチップ間に生じるカジリ現象の発生のメカニズムの調査検討」
日時:2014 年 11 月 15 日(土)11:30~12:00
会場:パシフィコ横浜 アネックスホール F201~202
発表者:技術開発部 村上, 石橋, 田中, 西, 徳永, 釼, 藤原
概要:ダイカスト鋳造の安定化、高品質化の阻害要因となるスリーブとチップ間の
カジリ現象に関して、スリーブの熱変形挙動、型締動作によるスリーブの偏心挙動
を調査し、それぞれがカジリ現象へ及ぼす影響度を確認した。さらにスリーブ内面
に付着したアルミに着目し、カジリ現象の発生のメカニズムについて考察した。