JA北海道厚生連 ≪地域医療連携≫ 旭川厚生病院 セカンドオピニオン件数 <項目解説> セカンドオピニオンとは、患者さまが納得のいく治療法を選択することができるように、治 療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違 う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。旭川厚生病院ではがんに関するセカン ドオピニオンを完全予約制で対応しております。 セカンドオピニオンを受け入れることは、当院のがん医療の質を向上させることにも繋がり ます。セカンドオピニオンについては、地域の中でがん診療連携拠点病院の機能と当院の役割 として重要と考えます。 <当院の実績> 【平成22年度】 17件 【平成25年度】 19件 【平成23年度】 12件 【平成26年度】 5件 【平成24年度】 15件 <当院の自己点検評価> 当院は地域がん診療連携拠点病院であり、平成19年1月にセカンドオピニオン外来を設置 しました。平成26年度の件数は5件、診療科は科(産婦人科2件、外科2件、泌尿器科1件) でセカンドオピニオンに対応しました。セカンドオピニオンを受けた方のアンケート(回収率 100%)では、総合的な満足度についての回答は、「満足した」80%、「どちらかと言えば満足」 20%でした。セカンドオピニオンが役にたったかの回答は、「大変役に立った」80%、「まずま ず役に立った」20%で、役に立たなかったという回答はありませんでした。 例年より件数は減っていますが、当院のセカンドオピニオンを受けた患者さまにとって納得 のいく治療法を選択するのに役立っていると評価できます。しかしながら、件数減少について は、より専門性を求め他の都市にセカンドオピニオンを求めることも要因と考えられますが、 今後も当院のセカンドオピニオン外来の地域への周知がますます課題になると考えます。 <定義> セカンドオピニオン件数:セカンドオピニオンを実施した件数 <算式> 実数
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